妊娠 中絶。 妊娠・中絶

妊娠中絶

妊娠 中絶

中絶手術を受けるには、原則として本人(あなた)とパートナー(子供の父親)の同意書(署名・捺印)が必要です。 なんらかの理由でパートナーの意志確認ができない場合(死亡、不明など)には、本人の同意だけでもかまいません。 中絶手術の当日には、必要書類のほか、生理用ショーツとナプキンを用意します。 入院の用意(パジャマ、洗面用具など)が必要なこともあります。 麻酔をかけたときに嘔吐することがあるため、手術の前10時間ぐらいから水をふくめて飲食はいっさいできません。 また診察のさまたげになるので、化粧やアクセサリーもしてはいけません。 服装はスカートなど、脱ぎ着のしやすいものにします。 不明の点は、病院に確認してください。 子宮口をあらかじめ開いた上で、キュレットというスプーン状の器具や鉗子で胎児と胎盤を除去、または吸引する方法です。 通常は10分から15分程度の手術で済み、痛みや出血も少ないので、体調などに問題がなければその日のうちに帰宅できます。 個人差はありますが、からだに負担がかかるため、通常は数日の入院が必要です。 また中絶後は役所に死産届を提出し、胎児の埋葬許可証をもらう必要があります。 また掻爬や吸引は手探りでおこなうため、胎盤の一部が残ったりまれにですが子宮を傷つけることも起こりえます。 子宮や卵管が感染症などで炎症を起こすと、不妊症や子宮外妊娠の原因となることがあります。 さらに子宮口を人工的に広げるため、流産や早産をしやすくなることもあります。 妊娠中期の中絶では、子宮収縮剤の影響で子宮破裂を起こすこともあります。 以上のようなケースは少数ですが、リスクとして知っておいてください。 また妊娠を知ってから中絶を選択するまでの期間に、パートナーとの気持ちの行き違いなどなら、男性不信におちいる女性もいます。 こうした心の負担を積み重ねないためにも、妊娠を望まない場合には避妊をしっかりおこない、中絶をくり返さないようにしましょう。

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中絶手術が可能な妊娠週数とは

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日本産婦人科学会認定専門医。 千葉県総合周産期母子医療センター勤務。 一人でも多くのママと赤ちゃんを救いたいという想いで日々診療しています。 また、現役の産婦人科専門医として、医療情報をテレビやラジオ、雑誌... やむを得ない事情で中絶を検討している人は、中絶手術がどういうものなのかとても不安を感じていると思います。 妊娠初期のタイミングで受けるかどうかを考えている人も多いと思いますので、今回は妊娠初期の中絶手術について方法や費用、痛み、リスクなどの体への影響についてご説明します。 中絶手術とは? 中絶手術とは、正式には「人工妊娠中絶」と呼び、やむを得ない事情で妊娠の継続が困難になった場合に、医療機関で妊娠を中断する手術を指します。 母体保護法が定める中絶手術を受けられる条件は、下記の2つの場合です。 ・妊娠の継続又は分娩が身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの ・暴行若しくは脅迫によって又は抵抗若しくは拒絶することができない間に姦淫されて妊娠したもの 引用:総務省法令データ提供システム「母体保護法」 そして、中絶手術を受けられる時期は妊娠22週未満(妊娠21週6日まで)と決められています。 この期間を過ぎてからの中絶手術は、いかなる理由でも認められていません。 関連記事 妊娠初期の中絶手術の流れは? 妊娠がわかって間もないタイミングなので、妊娠初期の中絶手術では最初に婦人科で正常妊娠かどうかを診断します。 妊娠していることがわかって中絶手術を受けると決めた後は、中絶の同意書や手術方法について説明を受けます。 同意書は本人と配偶者(パートナー)の同意が必要ですが、パートナーがわからない・亡くなっている場合には本人の同意だけで受けられます。 同意が完了すると、血液検査や心電図検査などを行って体に異常がないかを調べて手術日を決定します。 妊娠初期の中絶手術の方法は?痛みはある? 手術当日は麻酔をかけるため、手術の開始時間などによって異なりますが、前日は21時~0時以降、絶飲絶食です。 手術は最初に子宮口に細い棒を入れて広げ、その後、麻酔をかけてから以下どちらかの方法がとられます。 掻爬法(そうはほう) 特別な器具を使って子宮口を開き、そこから鉗子と呼ばれるトングのような器具と、キューレットと呼ばれるスプーン状の器具を挿入して子宮内のものを除去します。 吸引法 子宮口を開くのは掻爬法と同じで、そこから掃除機のようなものを挿入して子宮内のものを吸い取ります。 妊娠初期の中絶手術は難しいものではなく、麻酔を受けているので、手術自体の痛みは感じません。 しかし、点滴から麻酔薬を投与するときの痛みや、麻酔が切れた後に一時的な腹部の痛みなどをともなうことがあります。 手術自体は10〜15分程度で済み、体調が悪くなるなどの症状が見られなければ日帰りできます。 ただし、手術後数日は安静にした上で薬を飲む必要があり、1週間程度は湯船に入れなくなります。 妊娠初期の中絶手術に費用はどれくらいかかる? 妊娠12週未満までの初期中絶手術は、手術前に行う検査で1~2万円、手術自体で7~15万円ほどかかります。 入院する必要が出た場合には、別途入院費がかかります。 これらの費用は病院によって違うので、事前に確認しておきましょう。 また中絶手術は体だけではなく、心への負担もあります。 人によってはカウンセリングが必要になることもあるので、その場合はさらに費用がかかります。 いずれも保険適用にならない自由診療なので全額自己負担になります。 妊娠初期の中絶の注意点やリスクは? 妊娠初期の中絶手術は比較的簡単にできるとはいっても、稀に合併症が起こります。 子宮内容物をとり残してしまったり、子宮内にできた傷に細菌が感染したりするほか、子宮に穴が開く子宮穿孔(せんこう)や、手術中・手術後に多量の出血が起きることもあります。 妊娠初期の中絶手術は負担が少ないといってもリスクがないわけではありません。 少なくとも手術後1週間は体調の変化に気を配り、手術後に指示された通院は守るようにしましょう。

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妊娠初期の中絶費用は?堕胎の方法や痛み、リスクは?

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妊娠初期(12週未満)の場合と妊娠12 週〜22 週未満の場合では 中絶手術の方法やその後の手続きが大きく違います。 人工妊娠中絶手術は母体保護法が適応される場合で、今回の妊娠を中断しなければならないときに行う手術です。 人工妊娠中絶手術が受けられるのは妊娠22週未満(21週6日)までですが、妊娠初期(12週未満)と、それ以降とでは手術方法が異なります。 妊娠初期(12週未満)には子宮内容除去術として掻爬法(そうは法、内容をかきだす方法)または吸引法(器械で吸い出す方法)が行われます。 子宮口をあらかじめ拡張した上で、ほとんどの場合は静脈麻酔をして、器械的に子宮の内容物を除去する方法です。 通常は10 〜15分程度の手術で済み、痛みや出血も少ないので、体調などに問題がなければその日のうちに帰宅できます。 妊娠12週〜22週未満ではあらかじめ子宮口を開く処置を行なった後、子宮収縮剤で人工的に陣痛を起こし流産させる方法をとります。 個人差はありますが、体に負担がかかるため通常は数日間の入院が必要になります。 妊娠12週以後の中絶手術を受けた場合は役所に死産届を提出し、胎児の埋葬許可証をもらう必要があります。 中絶手術はほとんどの場合、健康保険の適応にはなりません。 妊娠12週以後の中絶手術の場合は手術料だけでなく入院費用もかかるため経済的な負担も大きくなります。 したがって中絶を選択せざるをえない場合は、できるだけ早く決断した方がいろいろな負担が少なくて済みます。 人工妊娠中絶手術を実施できるのは母体保護法により指定された『指定医師』のみですので、母体保護法指定医と標榜している医療機関でこの手術を受けることになります。 海外では妊娠初期の中絶薬を発売している国もありますが、日本では現在認可されていません。 大量出血などの報告もあり、厚生労働省より注意喚起が行われています。 「学校医と養護教諭のための思春期婦人科相談マニュアル」より引用。

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