新サクラ大戦 レビュー。 『新サクラ大戦』海外レビュー・評価・メタスコア

サクラ大戦シリーズ最新作「新サクラ大戦」試遊レビュー、シリーズおなじみの会話アドベンチャー&華やかで爽快なアクションが楽しめる

新サクラ大戦 レビュー

(2019. 20 「クリア済みの内容」から「トロコン済みの内容」に更新) 始めに 「新」をクリア及びトロフィーコンプした筆者が、感想・評価・レビュー等をまとめたいと思います。 ネタバレは無しです。 ゲームについて 発売日:2019年12月12日 機種:4 ジャンル:ドラマチック3Dアクションアド 販売元: 開発元: 本ゲームは、かの有名な 「シリーズ」の続編となります。 前作の「V」から 約14年経ってからの新作ということで、大いに注目されています。 本ゲームの概要等については、をご覧ください。 (なげやり) 感想 感想は一言 「演出はいいけど、ゲームとしては微妙」です。 体験版プレイ時の感想と似ております。 体験版の感想はです。 序盤プレイ時の感想はです。 今回、このような感想を持った理由を各項目ごとに説明します。 ストーリー 物凄く分かりやすく あらすじをまとめます。 降魔と呼ばれる ヤバイ奴らから が世界を救った前作から 10年後の世界 が本作の舞台です。 これまでは、華撃団は世界で1つ()のみでしたが、本作では世界中に設置されており、その腕を競い合う世界大会まで開催されるようになりました。 そんな中、降魔が再びやって来てしまいました。 かつて世界を救った10年前ののメンバーはそこにおらず、 大きく弱体化しております。 予算もなく、優秀な人材もいない、世界でも 最弱と言われるほどです。 そんなところに主人公が隊長として赴任し、 なんとか立て直そうと仲間達と共に頑張ります。 といった感じですが、最終的なストーリーの感想としては 「突っ込みどころが多すぎる」というところに落ち着きました。 ネタバレになるので、詳細については伏せますが、• 話の繋がり方が明らかにおかしい部分が数カ所ある• 有耶無耶になったまま解決されない部分が多数ある• キャターの心情が理解できない部分が多数ある という風な出来になっております。 スタッフロールが流れた時、頭を抱えたレベルです。 一方で、 演出は良いです。 ムービーやアニメは、素晴らしいBGMも相まって壮観です。 胸に何か熱いものが込み上げて来るレベルでした。 ただ、悪い言い方をすれば、 「演出でごまかしている」とも言えるでしょう。 降魔が街を襲う 仲間達と成長する物語 だが、突っ込みどころが多すぎた 演出はカッコいい ゲームシステム等 本編は、 アドパートと バトルパートを交互に繰り替えすゲームです。 アドパートでは、 ストーリー及びサブイベントをこなしたり、 個性あふれるキャター達との触れ合いが楽しめます。 バトルパートでは、これまでのシリーズで採用されてきたターン性バトルとは異なり、 3Dアクションバトルが楽しめます。 それぞれのパートの感想は次のとおりです。 アドパート <良い部分>• 会話の内容にユーモアがあって面白い• BGM <悪い部分>• フルボイスじゃない• 声が当てられていない部分でも口をパクパクさせているので違和感が凄い• マップを確認し、目的地に向かうだけの単調なおつかいゲー• キャラデザがなので慣れるまでに時間がかかる バトルパート <良い部分>• グラフィックが綺麗• モーションが綺麗• 必殺技等の演出が熱い• BGM <悪い部分>• 基本連打ゲー• アスレチックが鬱陶しい(落下してもペナルティがないので意味がない)• ジャスト回避(一定時間スローになる)が強すぎる• 成長要素がない• カスタマイズ要素がない• 敵の種類が少ない• ロックオンできない 見て分かるとおり、 会話や演出の部分は楽しめましたが、その他の ゲーム部分が致命的に良くなかったです。 「これ、ゲームでやる意味あったかね」という一言に尽きます。 収集要素としては、「ブロマイド」というものがあります。 サブイベントやフィールド上から集める形ですが、かなりの数が用意されているみたいなので、集め甲斐があるかもしれません。 要素としては、「こいこいモード」があり、各キャラと対戦できます。 ストーリーとは全く関係がないので、暇つぶしには最適かもしれません。 会話等にはユーモアがあって面白い マップを確認して目的地に向かうだけのアドパート 主にボタンを連打するだけのバトルパート 攻略難度 難しくありません。 バトルパートも適当にやっておけばゲームオーバーになることはないでしょう。 トロコン難度(2019. 20更新) 難度自体はそれほど高くはありませんが、それなりの時間を要し、ゲームの出来自体も微妙なため、相当な根気が必要となります。 最も時間がかかったのは、 「いくさちゃん」というストーリー上のバトルパートを各キャターでプレイできるモードにおいて、 「全てのミッションで最高評価を取得する」というトロフィーでした。 最高評価を取得すること自体は簡単ですが、 とにかく時間がかかります。 また、操作キャラが異なるとはいえ、 同じステージを何度もプレイする必要があるため、根気が必要となります。 次に、 各キャラのエンディングトロフィーもそれなりの時間を要します。 普通にプレイしていればストーリーを5周する必要がありますが、 分岐点のオートセーブデータをバックアップしておけば大幅に短縮ができます。 大幅に短縮できると言っても、分岐点からエンディングまで1時間程度、5キャラで同じことを繰り返さなければならないので、 気の短い方は頭がおかしくなる危険性があります。 「こいこい」については、 ルールを理解していない場合は、無理ゲーと言っても過言ではないので、まずは ルールを覚えるところから始めるべきでしょう。 なお、筆者は得意だったので、ほぼストレートで終わりました。 「ブロマイドの全種類制覇」については、 2周目以降にマップに隠しブロマイドの表示が追加されるので、2周目で狙うことをお勧めします。 「いくさちゃん」は相当な根気が必要 「こいこい」はルールを把握してれば簡単 店で購入できるブロマイドの他、フィールド上に落ちているもの、サブイベントでもらえるものがある ボリューム プラチナトロフィーを目指すならそれなりの時間と作業を要します。 効率よく進められたら筆者よりも早く終わらせることができるでしょう。 筆者のクリアタイム(ミッション):10時間程度 筆者のトロコンタイム:35時間程度 まとめ 1億点満点とした場合、このゲームは 65,565,999点 です。 (クリア時) と凡ゲーの間です。 体験版の時点で怪しかったです。 序盤プレイ時は 「会話の面白さ」で持ち直しましたが、やはり 駄目でした。 pusipusi.

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PS4『新サクラ大戦』クリア後感想レビュー|アニメ×ギャルゲ×ロボアクション

新サクラ大戦 レビュー

今回レビューするのは、セガさんのPS4ゲーム『新サクラ大戦』です。 今回、約15年ぶりの新作となったわけですが、キャラデザが『ああっ女神さまっ』の藤島康介さんから、『BLEACH』の久保帯人さんに変わったことが話題となりました。 賛否では否の方が圧倒的に多かったのですが、実際にプレイしてどうだったのか…。 サブタイトルでお分かりだと思いますが、結論を先に書くと酷いできでした。 主に戦闘パート、話数の少なさ、打ち切りのような終わり方で不満が爆発しています。 全話レビューやプレイ日記を書いたあとは、個別に総評的レビューを書くことはまずないのですが、今回は思いのたけを書きまくります。 それでは早速レビューを書いていきたいと思います。 太正桜に浪漫の嵐• 『新サクラ大戦』は太正二十九年の帝都・東京を舞台に、悪と戦う「帝国華撃団」の活躍を描く、ドラマチック3Dアクションアドベンチャーです。 主人公率いる「帝国華撃団・花組」が、帝都に現れた降魔や世界の各都市に誕生した華撃団と激突。 「アドベンチャー」と「バトル」を繰り返し、ヒロインたちとの絆を育みながらストーリーを進めます。 アドベンチャーパートでは、3Dグラフィックで描かれる大帝国劇場や銀座の街を自由に探索して、さまざまなイベントや隊員たちとのコミュニケーションを楽しめます。 長所と短所• 実際にプレイしてみると、キャラデザの違和感は全くと言って良いほど問題ありませんでした。 ものの10分で慣れてしまいました。 何故かと言うと、今回はほとんどのシーンを3Dモデルの箱庭で、その中を3Dのキャラが動くからです。 3Dでキャラを作ると、どうも作者の個性は良くも悪くも薄れるようです。 3Dではない2Dの紙芝居になる場面もあるのですが、そうすると久保帯人さんの味が色濃く分かりました。 勿論、私もできるなら旧作の藤島康介さんがキャラデザだった方が良かったと思いますが、発売前の心配は完全に消えました。 ただ、これは3Dだったからであって、旧作のように2Dの紙芝居だったら全く意見は違ったと思います。 2Dになると馬面、男顔になっていました。 前述したように、基本的には3Dなのですが、突然2Dの紙芝居になるところがあります。 この辺りは少し手抜きを感じます。 この他にもちょくちょく手抜きを感じるところがあったので、それも追って説明していきます。 …が、これは6話までです。 そして戦闘パート以外でのことです。 残念ながらかなり条件を付けないと「楽しめるよ」とは書けません。 6話まではアニメにありがちな各キャラ紹介エピソードで、1話に1人ずつ丁寧に使い、「お、サクラ大戦らしいな、面白いな」と思いました。 6話まではね…。 それだけにこのような話をもう2,3話入れて欲しかったところ。 制作側もサクラ大戦のアドベンチャーパートはこうあるべきというマニュアルのか、テンプレは理解し、きちんとそのように作れていたので、7話以降の急展開が残念で仕方がありません。 私もここが不安だった1人です。 しかし、こちらもキャラデザと同じく、10分もやればすぐに慣れてしまいました。 これまでのサクラ大戦は2Dのいわゆる紙芝居で、アニメ絵が1つのイベントで数枚表示されていくタイプでした。 さすがにこれは今だと時代遅れだと思います。 特に良かったのは絵が一切崩れないこと。 2Dだと作画崩壊と言われるように、シーンによって絵が崩れたり、造形がおかしかったりする場合があるのですが、3Dだとそれが一切ありません。 どの角度から見ても全く同じクオリティの絵なので安心してイベントを見ていられました。 箱庭であることは確かに無駄な移動時間が掛かってしまうのですが、『その世界にいる感覚』をリアルにプレイヤーが感じられることはメリットです。 帝劇を走り回ることにより、その世界を自分が探索している感じが伝わりやすいです。 それどころか、おそらく声が付くのは全体の2~3割程度です。 ゲームはセリフの量が膨大になり、大変だという話は良く聞くのですが、ここは是非とも頑張って欲しかった…。 3Dの箱庭で3Dのキャラが動くので、何気ない会話でもキャラが動くのでリアルです。 しかし、せっかくそんなにリアルなキャラがそこで動いているのに、声が出ない無言だと違和感がありますし寂しいです。 これがドラクエのように全部声が出ませんとのスタイルなら割り切れるのですが、声が出るときと出ないときがあるので気になってしまいます。 「この重要なイベントで声が出ないのか」、「これは大して重要でもないのに声が出るのか」など思ってしまいます。 実際、どのような基準で声が出るのか出ないのかはよく分かりませんでした。 こちらはキャラデザが変更したこととは異なり、旧作からずっと田中公平さんが作曲を担当しています。 アニソン界では超有名なのですが、とにかく今作も音楽が素晴らしいです。 まずサクラ大戦の音楽が特異なのは、いくつもの本来合わないミスマッチを融合させていることが挙げられます。 絶対に抑えておかなければならないことは下記の3つです。 アニソンであること• 太正時代の雰囲気を出すこと• ミュージカル、舞台音楽であること それぞれ単独の要素だけで曲を作るのならわかります。 それぞれ別個のジャンルですからね。 しかし、この3つの要素を全て同じ曲内で表現しなければサクラ大戦ではありません。 本来合わない具材で美味しい料理を作ってしまった感じ。 アニソンは比較的新しいジャンルですが、そこに太正時代の古さも入れなければ駄目。 更に舞台でやるミュージカルの色も入れなければ駄目。 こんな難しい要求で曲を作ってしまうことにビックリします。 今回もこのサクラ大戦独特の新しくもあり懐かしさを感じる曲は健在で、ゲキテイのアレンジバージョンも素晴らしかったです。 また、各キャラにはテーマ曲があり、そのキャラと会話しているときにBGMとして流れるのですが、これがまたピッタリです。 まず真っ先に文句を言いたいのは戦闘パートが三国無双系になったこと。 旧作ではターン制の戦略SLGでした。 各キャラをプレイヤーがコマのように扱い、マス目を進んでいって敵に隣接させて攻撃。 敵を囲んで攻撃すると攻撃力が上がったり、合体技が使えたり。 または、地形効果で上から攻撃すると攻撃力が上がったり。 今回は完全にできの悪い三国無双です。 ただボタン連打するだけで良いので、戦略性もなにもありません。 脳死状態で死んだ目をしながらひたすらボタン連打していました。 とてつもなくつまらなかったです。 それどころか苦痛でストレスしか感じませんでした。 これっぽっちも面白くありません。 制作側はこれが面白いと思ったのでしょうか。 テストで自分たちも散々プレイしたはず。 それでこの戦闘が面白いと本当に思いましたか? 更に不満はあります。 基本的に出撃は自分の分身である隊長神山と、そのエピソードでフィーチャーされたキャラ、もしくは自分で選んだキャラのみです。 つまり、戦闘は2人だけで行います。 華劇団のメンバーは5人います。 自分の神山と合わせて6人です。 残り4人は戦闘に参加しません。 6人皆で戦っている感じが全くしません。 とんでもない欠陥システムです。 さらにおかしなことがあります。 華劇団大戦では3vs3で戦うのですが、相手になるそれぞれ華劇団のメンバーで名前があるのでは2人のみです。 もう1人(1体)はどうするかと言えば…『伯林華劇団三号機』のように名前がありません。 モブですらありません。 これは手抜きにも程があります。 世界各国の華劇団…と言っても、上海、倫敦、伯林の3チームだけが話に絡んできますが、それぞれに5人キャラを作るのは厳しかったのでしょう。 それはわかるのですが、それならこのような形式の大戦なんてしないで欲しかったです。 もっと言えば華劇団大戦自体、そこまで無理してやるものだっただろうかと疑問に感じます。 華劇団大戦が物語の大半を占めてしまったため、肝心の降魔と戦う感じが非常に薄いです。 一体、自分たちは何と戦っているのか、誰が敵なのかがぼやけてしまっています。 戦闘パートは根本のシステム、出撃数、相手の名無しキャラなどあらゆる面でおかしいですし手抜きを感じます。 こんな歪なシステムなら、昔ながらのターン制戦略SLGで良かったじゃないですか。 ターン制戦略SLGはもう古いということはわかります。 ただ、他のゲームを見ると進化もしています。 例えば『戦場のヴァルキュリア』。 これは面白いシステムで、戦略SLGにあったマス目を撤廃し自由に動けるようにしました。 さらに、行動力や銃の弾数が残っている限り、2回でも3回でも攻撃できました。 なおかつ攻撃後に移動もできます。 ただ、ターン制とは言っても相手の兵士に無防備に近付くと銃で撃たれます。 三国無双をパクるくらいなら、戦場のヴァルキュリアをパクって欲しかったです。 サクラ大戦はアドベンチャーパートやストーリーがメインであり、戦闘パートはオマケ的立ち位置だったはず。 少なくとも私はそう思っていました。 戦闘パートが難しすぎてストレスが溜まるような作りでは駄目です。 あくまでアドベンチャーパートをメインに楽しめる作りで良いんです。 ところが、今回変に戦闘パートに力を入れ、三国無双の失敗作ができ上がってしまいました。 戦闘パートに関しては1ミリも擁護できません。 なにからなにまで駄目です。 つまらないを通り越して苦痛でした。 新鮮な気持ちで楽しみたいので、初回プレイはネタバレは可能な限り排除し、自分の気持ちのままにプレイします。 全何話で終わるかも知らず、7話最後の予告で『最終話』と言われて「えっ!?」と驚きました。 これまでのサクラ大戦は10話や11話ありました。 ボリューム自体は少なくありません。 普通にプレイすると1話2時間くらい掛かるので、20時間近くは遊べます。 しかし、プレイ時間ではなく、8個のエピソードしかやっていないので、起承転結にかなり無理があります。 初回の導入エピソードで1話。 華劇団メンバー5人を紹介するエピソードを1話ずつで5話。 そして次の7話から最終決戦という構成です。 無茶苦茶です。 各話の内容をまとめると下記のようになります。 1話:導入エピソード• 2話:さくらエピソード• 3話:クラリスエピソード• 4話:あざみエピソード• 5話:初穂エピソード• 6話:アナスタシアエピソード• 7話:最終決戦前編• 8話:最終決戦後編 6話はアナスタシアの人となりを描いたキャラ紹介エピソードなのに、7話から最終決戦が始まってしまいます。 もう無茶苦茶です。 いかに急展開かわかると思います。 本来、アニメでもドラマでもお話の基本として、各キャラの紹介が終わったら、そのチームを描いた話だったり、更にキャラを掘り下げた話を数回やり、そしてラストへ…が普通です。 そうしないと、今回の新サクラ大戦のように話が全く広がりませんし、人間関係もよくわからず深みがなく、それでいて肝心の世界観もわからないからです。 突然『最終決戦です』と宣言されて終わる強引な感じは、漫画で良くある打ち切りとそっくりです。 それまで普通に日常の話をやっていたのに、突然『次回最終回です』と告知されて、ビックリしている間に最終回を無理矢理見せられるあの感じ。 ゲームでこの打ち切り感を覚えたのは初めてかもしれません。 アナスタシアが裏切ってからが急展開過ぎます。 華劇団を裏切って殺されかけ、そこから復活してまた仲間に復帰。 仲間にもまた信頼されるとの話も唐突です。 このペース配分はおかしいです。 せめて裏切りで1話、復帰で1話使わないとなんの感情も湧いてきません。 敵の中ボス的立ち位置である朧の話も全くありませんでした。 これまでのサクラ大戦なら、敵のこのように人格のあるキャラは掘り下げる話があり背景が語られました。 何故降魔になったのか。 過去に何があったのか。 何故降魔皇に忠誠を誓っているのか…など。 これが物語に深みを出していたのですが、これら敵の掘り下げはゼロでした。 本当にゼロなんです。 とにかくなにからなにまで話を掘り下げていないので、全てが中途半端なまま終わってしまいました。 これら『話の掘り下げ』が6話以降にあるんだろうなと思っていました。 6話まではアドベンチャーパートが面白く、主に戦闘パートにしか不満はありませんでした。 Amazonなどで酷評されているのは言い過ぎで擁護しようと思っていました。 ところが、7話と8話の急展開で私の意見は変わりました。 酷評している方…正しいです。 最後までやってわかりました。 これは駄作です。 6話まで日常のほのぼのした話や、華劇団大戦で天下一武道界のようなものをやっていたのに、突然6話の最後で幻都が出てきて帝都のピンチです!と言われても…。 急すぎて追い詰められている感が全くありませんでした。 もっと降魔がジワジワ来て、押されている様子をじっくり描き、そして最終決戦をやって欲しかったです。 と、すると、やはり8話じゃ絶対的に話数が足りないんです。 そして、なんと言っても放り投げたのが『降魔大戦の封印で一緒に封印された真宮寺サクラ達はどうなったの?』と言うこと。 降魔皇とともに、真宮寺サクラ達のこともこの話の大きな謎であり、そこがどうなるのかもプレイヤーは知りたかったはずなのですが、まさかのなにも触れられずにエンディング。 真宮寺サクラ達の行方はわざと触れず、次回作への伏線というか、物語を作りやすくしたのかなとも思うのですが、今作がこのできでは次回作は厳しいでしょう。 まさかエンディングにまで突っ込むことになるとは思いませんでした。 エンディングでは華劇団がステージで歌っているのですが、そのステージや衣装がまるでアイドルでした。 さらに観客は歌に合わせてペンライトを振って応援って…。 太正時代の雰囲気や世界観が台なしです。 サクラ大戦の華劇団はアイドルでもありません。 舞台やミュージカルの役者なので、アイドルのコンサートにはならないはず。 太正のモダンな空気感や雰囲気もサクラ大戦の魅力だと思うのですが、最後の最後にエンディングでこれをぶち壊されました。 総評 新サクラ大戦は非常に勿体ないできになりました。 駄作と切って捨てるのは簡単なのですが、間違いなく素材は良いはずです。 旧作から受け継がれてきた世界観やお約束の会話。 降魔との戦いなど、面白い要素は引き継がれています。 キャラデザも不安でしたが、3Dにしたら全く違和感がありませんでした。 3Dも逆にこれで良かったと思えるくらいできが良かったです。 女の子も個性豊かで面白いですし可愛かったです。 ところが…いくつかの欠点のマイナスが大きすぎました。 戦闘パート。 急展開の話。 話数の少なさ。 せっかく5点、5点、6点など細かく積み上げてきた歴代サクラ大戦の魅力との加点が、これら大きなマイナスにより、-30点、-40点など、ドカンと評価が一気に下がってしまいました。 できの悪い部分が取り返しが付かないくらい酷いです。 全作をやっている大ファンの私ですら擁護できないくらいのものでした。 おそらくこの評価と売り上げでは続編はないでしょう。 続編があったとしても、戦闘パートが三国双である限り、私はもう2度と買わないと思います。 (懲りずに買う自分も見えますが…) もし続編を作る気があるのなら、戦闘パートはSLGに戻すこと。 これは絶対条件です。 Amazonなどのレビューを見ても、戦闘パートに文句を言っている方がどれだけ多いか…。 あとはきちんと手抜きせずに最低10話は作ること。 8話では全く話が広がりません。 大好きなゲームだっただけにこのできは残念です。 ただ、こうなるだろうなと言うことはある程度覚悟していました。 このように10年ぶり15年ぶりにゲームや映画、漫画を出して良かったなんて記憶はあまりありません。 キャラは皆良いんです。 個性豊かで可愛いです。 正統派ヒロインの天宮さくら。 旧作カンナの立ち位置で男勝りの東雲初穂。 ヨーロッパのお嬢様クラリス。 自称忍者の望月あざみ。 世界的大女優のアナスタシア。 キャラは往年のサクラ大戦のように魅力が一杯です。 彼女たちでせっかく面白そうな話をいくつも作れそうなのにたった8話で終わりです。 サクラ大戦の知名度と人気がある。 魅力的なキャラがいる。 音楽が良い。 アドベンチャーパートも6話までは面白い。 これだけ素材は揃っているのに…。 それなのにたった8話で話の広がりが全くないまま突然の終了。 あまりにも勿体ないできでした。 こんな人にお勧め• サクラ大戦が好きな人 関連リンク.

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【感想等】新サクラ大戦【トロコン済み】

新サクラ大戦 レビュー

『新サクラ大戦』をクリアしたのでレビューなど。 タイトルの示すとおり、キャラクターも開発陣も一新した「サクラ大戦」シリーズの完全新作となっています。 かつて旋風を巻き起こした「太正桜に浪漫の嵐」が10数年ぶりに帰ってきたわけです。 かくいうボクもあの頃は大神隊長として降魔と戦っていた身。 新生 「サクラ大戦」に期待せずにはいられません。 果たして『新サクラ大戦』はどのような新生を遂げたのでしょうか。 受け継がれる伝統芸 アドベンチャーパートとバトルパートの2つからなるハイブリッドな作りは変わっていません。 帝国華劇団の隊長として、平時は隊員のご機嫌をうかがいながらキャッキャウフフし、非常時には正義の部隊として悪に鉄槌を下す。 アドベンチャーパートにおける時間制限付きの選択肢も健在。 出撃の前には花見の準備をさせるし、風呂場の前では身体が勝手に動きます。 いつもの「サクラ大戦」ですね。 やったぜ。 帝劇ってこんなに広かったんだ… 『新サクラ大戦』では、すべてアニメ調の3Dグラフィックになりました。 3Dのキャラクターが演技をしながらしゃべり、3Dの帝国劇場内を走り回ることができます。 帝劇ってこんな感じだったのかー!とちょっと感動。 帝劇内は廊下も室内もやや広めに設計されているため、カメラワークにストレスがなく非常に快適。 また、今回は帝劇を出て銀座の街も歩けるようになったので、より太正の世界を感じられるようにもなっています。 いいですね。 よく動いてかわいい、けれども 3Dになったキャラクターもいい感じ。 表情の変化はかなりいいんじゃないでしょうか。 キャラクターの魅力を十分に引き出せているように思います。 ただ、セリフごとに身体を動かすのがオーバーアクションだったり、集合して会話するシーンなどで座らずに突っ立っていたりするのは違和感アリ。 かつてはゲーム的な表現としてなんとも思わなかった部分ですが、キレイなビジュアルになったことで表面化した問題だと思います。 なんとも難儀なことですが、ビジュアルに見合ったアクションが必要になっているんじゃないかなーと。 これは本作に限った問題ではないですけれども。 最注目キャラクターはやはり隊長 個性豊かな花組メンバーもいいですが、シリーズのファンならもっとも気になるのは隊長のキャラクターでしょう。 あの大神一郎に代わるキャラクターが求められるわけですからね。 ハードル高すぎです。 そういう意味では新隊長を務める神山誠十郎は「サクラ大戦」らしいキャラクターでありながらも大神さんともまた違った人物像になっている印象。 かなりよいのでは。 熱血漢であると同時にちょっと変なヤツでもある(プレイヤーの選択次第だけど)ところは共通しているのですが、神山は最初から熱血漢ではないんですよね。 序盤で熱血漢として目覚める過程を描いたことでうまく差別化できているんじゃないかなと。 今度の光武はギュンギュン動かせる バトルパートはアクションになりました。 霊子甲冑あらため霊子戦闘機をグリグリ動かして戦えます。 ロボットアクションによくあるブーストゲージのような制限もなく、ダッシュし放題なので非常に快適。 重めのヒットストップのかかる攻撃で大勢のザコ敵を薙ぎ払うのも爽快です。 ゲージが溜まればカットイン付きのカッコイイ必殺技、条件が揃えば合体技で笑わせてくれる伝統も継承されています。 動かす楽しさはかなり良好です。 あなた超強い設定じゃありませんでしたっけ? 概ね好感触なバトルパートですが、問題は難易度。 あまりにも低すぎます。 ストーリーがメインのゲームだから低めに設定されているのは必ずしも悪いことではないと思うのですが、それにしてもヌルすぎです。 おかげでストーリーの展開と実際のバトルの内容が乖離してしまっています。 これこそが問題です。 強い強いと評判だったライバルたちがちょっと硬いだけのザコ敵になり下がり、隊員たちがまったく歯が立たないと畏れられるボス敵をあっけなく倒せてしまう。 あまりに弱いのでボコボコにしているとなんだか申し訳ない気分になるほど。 神山隊長は「限界を超えろ!」と激励してくれましたが、全編を通じて体力が8割を切るようなことはないため、性能の限界を引き出す機会はありませんでした。 うーん、霊子戦闘機を動かす感触は悪くないんだけどなぁ。 もったいない。 全員揃ってこその花組!と言われますけれども あと「全員揃ってこその花組」みたいなことを何度も言われるんですけれども、バトルパートで全員揃って戦うことってないんですよね。 大抵の戦闘は2機編成、一部の特殊な戦闘では3機での出撃となっています。 だからストーリーの展開で「2手に分かれよう」という選択肢が出てきたとき、迷わず選んじゃったんですよ。 もちろんハズレの選択肢です。 2人じゃ厳しいだろうとかなんとか言われちゃうわけですが、いやいやいつも2機で戦ってんじゃんと思わずにはいられませんでした。 とはいえ、確かに6機も同時に動き回ったら画面がうるさくて視認性に問題が出そうではあります。 だけれども、「全員揃ってこそ」といいつつ揃うことができないのはストーリーと合致しないように感じます。 ムズかしいですね。 帝国華劇団を再建せよ さて、肝心のストーリーといえば、全体としてはそんなに悪くない印象なのですが、首を傾げてしまうような展開もままあり、何とも言い難い感じ。 序盤の展開は、旧作から時間が経過し、どん底に落ちぶれた帝国華劇団の再起を図るため、負ければ解散という崖っぷちから「世界華劇団大戦」なる大会での優勝を目指す、といったもの。 戦車のアニメの影響でも受けたのかな?と思わなくもない。 ともあれ、早々に再起できてしまうため、ちょっと肩透かしを食らうかも。 ストーリーの本筋は花組を軌道に乗せることではなく、新生・花組をかつての花組に負けないような組織にすることのようです。 ただ客が呼べるだけでなく強いだけでもなく、世界中から認められる存在を目指す、というわけですね。 いやぁハードルが高い。 「信頼」を描くためには… 中盤から後半にかけて描かれているのは新たな花組が"本物"の花組として成長を遂げていく物語。 そのために隊員たちと信頼関係を築いていくストーリーはまさに「サクラ大戦」といったところ。 『新サクラ大戦』では、信頼を描くためにプレイヤーにその反対である疑念を抱かせる展開がなかなか巧妙に仕組まれています。 たとえば望月あざみのエピソードがそうです。 忍者である彼女はスパイの疑いをかけられ、そんなわけはないとわかってはいるものの、爺さんから悲しい過去とか実は農夫とか言われてだんだん何が本当なのか怪しくなっていき、しまいにはあざみ本人まで自分を"本物"の忍者かと疑い始める始末。 このあたりの展開はうまいなーと思います。 疑惑を抱かせる要素としては、夜叉の存在も見逃せません。 発売前に公開されたときから「いったい何宮寺さくら君なんだ…」などと言われていましたが、フタを開けてみれば意外や意外、しっかり正体がわからない展開が作られていました。 しょっぱなから天宮さくらが「どう見ても真宮寺さくらさんじゃないですか」とツッコむわけですが、神崎すみれからは「あんなのがさくらさんのはずがない」と真っ向から否定されてしまう。 昔の仲間であるぶん、すみれの言い分に軍配が上がりそうなのですが、じゃあ本人でないなら誰なんだ?という疑問は残ります。 その後も何度か怪しい行動を繰り返しますが、結局、仮面の外れるそのときまで正体はわかりません。 ここもうまいなーと思います。 ちなみに、夜叉役の横山智佐の怪演は必聴。 狂気に満ちた笑い声とかマジで怖いです。 意図はわかるんですよ、意図は こうした上手な展開もあるのですが、首を傾げてしまうような展開もちょいちょいあるのが残念なところ。 特に印象深いのが第1話の展開。 旧式の機体でボロボロになりながらも(実際にはほぼノーダメージですが)孤軍奮闘する天宮さくらのもとに駆けつけた上海華劇団の援軍が、なぜかさくら機に殴りかかってくるんですよ。 意味がわからない。 いや、意図はわかるんですよ。 さくらに「絶対に諦めない」と叫ばせたい意図は。 だからといって敵地の真ん中で傷ついた味方機を一方的にボコボコに殴る意味はわかりません。 あまつさえ「悪く思うな」と言いながらトドメまで刺そうとする始末。 いや悪いでしょ、どう考えても。 ヘイトを稼がせたいのかと思いきや、戦闘後は熱血漢然りといった態度でさわやかに去っていくし、もう頭上に「?」が出っ放しです。 ちなみにこのシーン、さくらの態度に感銘を受けた神山隊長が真の花組隊長として覚醒するアツい場面のはずなんですよね…。 不可解な展開すぎてさっぱり気持ちが乗らなかったですけども。 最初のクライマックスがこれなのはさすがに厳しいと言わざるを得ません。 どうしてこうなった。 それも意図はわかるんですよ、意図は それから神崎すみれの存在。 旧作のキャラクターで唯一登場している彼女の役どころは帝国劇場の支配人。 彼女がこのポジションに収まっているのは納得感が高くて良いですね。 しかし、その仕事ぶりには甚だ疑問が残ります。 序盤、演劇の素人の集まりである花組メンバーがどうやったら上達するのか、という問題に対して、専門家に聞けばいいのでは、という選択肢があらわれます。 なるほどすみれさんに聞けばいいのね、と思うじゃないですか普通。 でもハズレなんですよ、この選択肢。 専門家なんて雇う金がどこにあるのかと一蹴されてしまいます。 え…? あの、すみれさんは…? いや、なんでもないです…ハイ。 わかるんですよ、意図は。 すみれさんの手を借りてしまったらダメなんですよね。 新生・花組は新生・花組の力で成長しなければならないのでしょう。 旧・花組の手柄になるような展開にしては台無しなのはわかります。 とはいえ、手を貸せない理由の描写がもうちょっとあってもよかったんじゃないかなと。 旧作と地続きであることへのジレンマ それでもすみれさんの扱いはまだいいんですよ。 存在していますから。 極めつけは旧作キャラクターたちの扱いです。 大神さんたちが出てきたら新キャラクターを食っちゃうから活躍させるわけにはいかないし、だからといって時代設定を変えるわけにもいかないし、死んだことにするわけにもいかないけど生きていたらこの事態に出てこないわけはないから出てこれる状態にあってもならない。 というわけで非常に難儀な状態であることはわかります。 が、だからといって10年前に全員封印されちゃいましたー!は苦しい。 さすがに苦しい。 しかも、封印を解いたら一緒に封印されている世界を秒で滅ぼす超やべーヤツが出てくるから封印を解くわけにはいかない、なんて言われたら、なるほど封印を解いて新旧華劇団で協力して戦う激アツ展開ね!と思うじゃないですか。 思うじゃないですか…。 あくまで新生・花組の物語だから旧作組を出張らせるわけにはいかないのは理解します。 理解はしますが、だからといってこの設定はあんまりでは…。 すみれさんは待ち続けるのも信頼の形みたいな態度でしたけれども、さすがに10年経っても帰ってこられないってのは助けに行った方がいいと思います。 それに神山隊長は1人の犠牲すら絶対に許さない熱血漢じゃないですか。 この状況を黙ってみている人じゃないでしょう? 秒で世界を滅ぼすやべー奴? ゲージ溜めて必殺技ぶっぱなせばイチコロっしょ。 …ダメ? 新たなる帝国華劇団は過去の栄光を救えるか 最終的に、悪を打ち倒して輝かしい舞台とともに大団円を迎える新生・華劇団に対し、10年前の戦場に取り残されたままの旧・華劇団、という構図は、なんといいますか「サクラ大戦」というシリーズのおかれている現状と符合するように思えてなりません。 完全に新規の『新サクラ大戦』として再誕を果たす一方、旧「サクラ大戦」シリーズは封印され、生きているか死んでいるかもわからない宙ぶらりんのまま。 シュレーディンガーの花組です。 現実では10年以上の月日が流れているわけですが、果たしてこの箱の封印を解く日は訪れるのでしょうか。

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