本格カレー、ルーがスープのようなサラサラトロトロしたカレーを作りたいです クックパッドでかなり探しましたが 仕上がりがわからず こちらでうかがうことにしました イメージは 理想はハンバーグレストラン「カキヤス」のカレーです また松屋のカレーも ルーがサラサラでかなり好きです しかし 市販のルーを使うと 決まって ルーはドロドロの仕上がりになりますよね…? レトルトや お店で食べるようなサラサラのカレーを作りたいんです 固形ルーでは作れませんか? 業務用スーパーに行けば 業務用のルーが売っていたりしますか? もう何年も カレーの作り方に悩んでいます ちなみに 野菜は フープロで細かくしています。 よろしくお願いいたします。 まあ、最近はカレーに限らずドロンとした料理は流行らなくなってきている。 ルー roux の本来の意味は小麦粉をバターで炒めたもので、汁をドロンとさせる為に使うもの。 市販のルーと呼ばれているものには、必ずこのルーが入っている。 本来の意味でも、一般に思われている意味でも、ルーを使わないで作らなければ軽い食感のカレーにはできない。 禅問答みたいになってしまったけど、結論は簡単でカレー粉を使って作れば良い。 ただ、カレー粉だけでは薄っぺらい味になってしまう。 市販のフォン・ド・ヴォー、オールスパイス、ケチャップ、その他ハーブ、スパイス、バター等などを加えればよいのだけど、自分はカシスジャムをよく加える。 それと、とろみを付けるには汁を煮詰めだけである程度のとろみは出るのだけど、とろみが足りなければ、少量のコーンスターチを使うのが良いと思う。
次のサラサラかトロトロは調理法で変わる 逆に、トロトロになりやすいのは、欧風カレーなんですね。 欧風カレーは調理法的に長時間煮込むというフランス料理っぽい調理法が多いのでトロトロ派になりやすいということです。 なので、「どっちのカレーが傾向的に好きか?」ということが、「トロトロ派」と「サラサラ派」を分けるポイントなのかな。 というふうに思います。 とろみの好みは性別で傾向がある ちなみに、トロトロ派の人は、味が濃いカレーが多いので、男性が多いと思うんですが、サラサラも試して欲しいんですよね。 なんで試して欲しいかと言いますと、 サラサラじゃないと味わえない美味しさみたいなものがあるからなんです。 スリランカでは、手づくりのふわふわのパンをよく食べるんですけれども、それをちぎってサラサラのスープに入れて食べるんですね。 これが、実に美味しいのです。 パンをカレーに浸すと、じゅわーっとスポンジに吸い込まれるように美味しいカレーを吸い込むのですが、トロトロ系のカレーだと入れたときに染み込まないんですよね。 例えば、オニオングラタンスープを思い浮かべてみてください。 あの上に乗っているバゲットにたっぷりスープが染み込んだ感じ。 女性の方だったら分かってもらえると思うのですが、あれがすごいおいしいので、ぜひ食べて試して欲しいです。 私は男性ですが私はサラサラ派ですけどね(笑) どちらのタイプの人も、両方に良さがあると思うので、両方とも試してみてもらえると嬉しいですね。
次のかくいうガイドも子供のころからどれだけ作ったかわからないぐらいカレーを作ってきた。 ジャガイモとにんじんがゴロゴロ入ったとろみのあるカレーから、スパイシーなタイカレー、サラサラのスープ状のカレー、…あげていけばキリがないほどの種類がある。 そのためにも、まずはいろいろなカレーを作ってみて、自分好みの自分に合うカレーを探ってみてはいかがだろうか。 今回は、そんなカレーの中でも非常にポピュラーなインドカレー、それもシンプルなチキンのカレーを作ってみよう。 このカレーでは、市販のカレールーはもちろん、いわゆるカレー粉も使わずに、スパイスを調合して作ることになるのだが、実はスパイスを調合してのカレーはさほど難しいことはない。 スパイスは非常に多くの種類があるが、カレー作りの基本となるスパイスは4種類ほどだ。 そしてもうひとつ大切なのが塩だ。 逆に、スパイスの配合は多少違ってもそんなに味に影響はでないが、塩加減を間違うとあっというまに不味いカレーになってしまうことがある。 少なすぎると何だかうすっぺらい味になるし、多すぎると塩辛くてとても食べられたものではない(僕も以前、塩加減を間違えてどうにも鍋ごと捨てるしかなかったことがあるぐらい…)。 <目次>• 皮と余分な脂肪を取り除き一口大に切る。 切ったモモ肉をボールに入れ、軽く塩をふり、小さじ1のターメリックを振り、もみ混ぜる。 塩とターメリックがなじんだら、ヨーグルトを200cc(まあ適当な分量でいいが)いれてざっくりと全体をまぜ、このまましばらく置いておく。 2.ナベにサラダオイルを多めに注ぐ。 鍋底に2、3mmたまるぐらい。 「ちょっと多すぎるだろ、こりゃ」というぐらいがちょうどいい。 まだ火にはかけない。 3.ここにクローブ(パウダーではないホールのもの)と黒コショウ(ホール)を、それぞれ5、6粒ほどを包丁の刃元などで荒めに割りくだいたものと、クミン(ホール)大さじ1、ベイリーブス1枚、シナモン(ホール)1本をくだいたものを入れる。 ここでナベを弱火にかけ、これらのスパイスがチリチリと音を出し始めるまでオイルに香りを移していく。 パウダー状のスパイスを使うと焦げてしまうので、必ずホールのものをそのままか、多少口当たりが気になる人であれば荒めに砕いて使うようにする。 4.分量のたまねぎをスライスし、ナベに投入。 ここからゆっくり時間をかけてたまねぎを炒めていく。 絶対に焦がさないように注意しなければならないが、最初のうちはまだ水分も多いので強火から中火でも大丈夫。 全体に油が回り、水分が飛んでたまねぎが薄茶色に色づいてきたらとても焦げやすくなるので、火は弱火におとし、さらに絶えずまぜて焦げ付かせないようにする。 たまねぎは、出来る限り薄くかつ均一の厚さにスライスするといい。 また炒める際には竹か木(個人的には竹がおすすめ)のヘラを使うとラク。 途中「ほんとにそんな風になるんだろうか?」と不安になってくるが、信じてじっくり炒めつづけよう。 火を強くして早く仕上げたい気持ちにもなるが、焦げやすくなるばかりでいいことはない。 美味しくするのに必要な時間と思って弱火で気長に炒めるのがいい。 条件にもよるが大体30~45分ぐらいで目標とするあめ色のたまねぎができる。 慣れると炒めながらでもできるが、最初はたまねぎが炒めあがってからいったん火をとめてこれらの準備をするのがよい。 6.にんにくとしょうがを、非常に細かいみじん切りにするか、あるいはすりおろすかしたものを炒めたたまねぎに入れ、香りがたち軽く色づくまでこれまた弱火で5分程度炒める。 7.トマトは、火であぶるか湯むきにして皮とヘタをとり、ざっくりと切ったものをナベに投入して引き続き炒める。 ここまでくるとトマトの酸味は消え旨みが生きてくる。 8.いよいよスパイスを投入する。 スパイスは上述のとおり、クミン、コリアンダー、チリ、ターメリック(いずれもパウダー)を同量づつ調合するのが基本となるが、今回はかなり辛いものにしたかったので、 ・クミン、コリアンダー、ターメリックを各大さじ1 ・チリを大さじ1. 5~2 ・上品な香りになるカルダモン(パウダー)を小さじ1 ・黒コショウ(パウダー)を小さじ1 ・塩大さじ1 という調合にしてみた。 このあたりは、適宜気分次第で分量を変えたり別のスパイスを入れてみてもいいが、一番加減が大切な塩だけは、最初ちょっと少なめに入れ、順次味を見ながら少しづつ追加してちょうどいい塩加減にしていく方がいい。 なにせ入れすぎたら元も子もない。 これらスパイスを皿にとりおいてみると、「うーん、なんか本格的…」という気分になること請け合いだ。 これをたまねぎなどを炒めたものに一気に追加する。 9.スパイスを入れると、それまでオイルでじゃぶじゃぶしていたナベの中が突然固形状になる。 どうやらスパイスなどの粉類がオイルを一気にすうためのようだが、最初は「うわっ、なんじゃ!」と驚いてしまう。 とりあえずあわてずにヘラでほぐしつつ軽く炒めると、一気にカレーの香りが立ってくる。 もう気分も胃も何もかもカレー体制にならざるを得ない。 10.ここで下準備をしておいたモモ肉をヨーグルトごとナベに入れざっくりと混ぜ合わせる。 肉がなじんだら、引き続きココナツミルクを200ccほど入れる。 ココナツミルクは缶詰のものを手に入れることができるが、もし手に入らないようならただの水でもよい。 そもそも「ココナツミルクは肉のカレーには合わない」などとモノの本にも書かれていたりもするし好みで加えればよい。 ただココナツミルクを加えたほうがエスニックな風味が増しコクも出るので個人的には入れた方が断然美味しいと思う。 このあたりは味見をしながら、好みに応じて濃度を調整することになる。 11.モモ肉を入れたら、鍋底を焦げつかせないように時々混ぜながら弱火で煮込んでいく。 基本的にモモ肉に火が通ればOKだが、この煮込み時間によってモモ肉のかたさや風味が変わってくるので、このあたりも好みで調整したい。 モノの本にも、「煮すぎればかたくなってしまうので15分ほどで肉に火が通ればOK」とあったり、「数時間も煮込むと、とろけるほど肉が柔らかくなり味もしみこむ」なんていうものもあり、さまざま。 長く煮込む場合は、水分がかなり飛んでしまうので途中少しづつ水を足しながらでもいいし、最初に少し大目に水を加えておいて、最後丁度いい濃さにもっていくのもいいだろう。 12.最後にふたたび味を確認する。 「何かコクがなく頼りない味だな」と思った場合は、塩加減が足りない場合が多い。 塩辛く感じるぎりぎり寸前ぐらいが美味しいので、慣れない内は慎重に味見を繰り返しながら塩加減の調整をする。 さっそく、炊きたてのゴハンを添えてカレーを味わってみよう。 ゴハンは普段よりかために炊いた方がカレーには合う。 またタイ米などのインディカ米(長粒種のコメ)や、バターと塩を加えて炊いたバターライスなどを添えるといっそうエスニックな感じになる。 今回は、基本のインドカレーということで、あえて具材となるような野菜などを入れなかったが、野菜を加えたい場合は、素揚げにしたジャガイモやナス、また小分けにしたさっとゆがいたブロッコリなどを仕上げる10分ほど前にいれるとよいだろう。 この場合、多少野菜から水分が出る場合もあるので塩加減に注意が必要だ。 一度ベーシックなものを体得してしまえば、あとはスパイスや具材など自分好みのものに応用するのも簡単だ。 ネットやレシピ本にも、多くのカレー情報がある。 もしすごいアイデアやノウハウが見つかったら、ぜひガイド宛てにご連絡ください。 【関連記事】•
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