マグマ 大使 モル。 應蘭芳『渚の歓喜(エクスタシー)』/1968年 シングル

マグマ大使

マグマ 大使 モル

マグマ大使 マグマ大使 ピープロ制作による作品で、「ウルトラマン」にさかのぼる僅か18日前に放映開始されたフルカラーの巨大ヒーロー作品だった。 ウルトラマンが「銀の巨人」ならマグマ大使は「金の巨人」である。 一話完結ではなく数話に渡って話が展開するため、かなり奥深いドラマ展開が特徴。 主人公は一般人の子どもだが、その勇気を見いだされてヒーローであるマグマ大使と共に戦うことになる。 事件の最初はマモルとガムの二人で対応し、対処しきれなくなったらマグマとモルを呼び出すのが黄金パターンとなる。 主な登場人物 マグマ大使 (声)金内吉男。 俳優・声優・ナレーターと様々。 アースによって作り出された地球の守護者。 ロケットに変形出来るロケット人間である。 基本の身長は六メートルだが、時に応じ更なる巨大化も可能。 純粋に地球と人間の双方を守る心を持ち、平和を脅かすゴアの出現によって封印が解かれて目覚めた。 村上マモル (役)江木俊夫。 幼年期は子役として活躍し、青年期はアイドルグループ『フォーリーブス』のメンバーとなった。 新聞社の父をもつ少年。 たまたま最初のゴアの侵略に気がついたため、マグマ大使につきあわされることとなり、アースによって地球の代表として選ばれた。 ガム (役)二宮秀樹。 演じたのは中学校を卒業するまでの子役まで。 17話〜20話の4話のみ吉田次昭。 マモルとふれあったマグマ大使の、息子がほしいという願いにより、マモルをモデルに作られたロケット生物。 トリコロールのロケットに変形する。 ちなみにこの名前はスポンサーがロッテだからだとも言われている。 モル (役)應蘭芳。 役者兼歌手。 吹き替えなしでのアクションも得意として、日本初のアクション女優とも言われる。 マグマ大使の妻。 銀色のロケットに変身する。 マモルが笛を二回吹くとやってくるが、それ以外にもガムがやんちゃしすぎたりすると、それを叱るためにやってくることがある。 村上厚 (役)岡田眞澄。 ファンファンの愛称を持つ日系ハーフ俳優。 特撮出演は本作のほか、「とんねるずのみなさんのおかげです」のコーナー「仮面ノリダー」での敵首領ファンファン大佐を演じた。 マモルの父。 NPI通信社の記者で、次々スクープをものにするため信頼が篤い。 そのためか自分から積極的に首を突っ込むことでゴアと関わることが多くなる。 村上友子 (役)八代万智子。 本作の後で出演した「プレイガール」五代万智子役として有名となる。 マモルの母。 いつもマモルと厚のことを心配しているが、9話でゴアに誘拐されてしまい、長く人質とされてしまう。 アース (役)清水元。 ヴェテラン俳優。 特撮のレギュラー出演は本作のみ。 地球の創造主。 ゴアの侵略に際してマグマ一家を作る。 超絶した力を持つが、全能ではなく、特に物理的な攻撃には弱い。 その正体はオリンポス星から派遣された宇宙人。 すべてが終わった後、命を失って魂がオリンポスへと向かう。 ゴア ゴアゴンゴン (声)大平透。 声の出演では特撮ではおなじみだが、これが初出演作。 実はゴアの中に入っていたのも本人である。 オープニングで本人曰く「地球の征服者」。 これまで数多くの星を征服しており、美しい地球を無傷で手に入れようとしている。 意外に礼儀正しかったり、征服した星の子ども達を円盤で養ってたりとか、意外な優しい部分もある。 二本の角を持つ恐竜型の怪獣ゴアゴンゴンに変身出来る。 これがゴアの本当の最後の切り札で、実はゴア本人の正体だった。 絶対零度の光線を吐く。 ただし不死の力は無くなってしまい、この形態でのみ殺せる。 話数 タイトル コメント DVD 第1話 わたしがゴアだ 脚本:若林藤吾 監督:加戸 敏 平和な世界地球に突如凶悪なインベーダー、ゴアが攻撃を仕掛ける。 その予告のためゴアは手下を使い、新聞記者村上の家に予告電話をかける。 その電話を取った村上マモルは、謎の人物が予告したとおり、ゴアと出会う。 だがマモルの言う事を誰も信じてはくれず… 大恐竜 登場。 ゴアによって原始時代に飛ばされた村上一家が見た恐竜で、名前は不明。 ゴアが自らの力を見せつけるため、円盤から攻撃して殺されてしまった。 冒頭から普通のこどもの家に世界を滅ぼすという電話がかかるという変な展開から始まる。 本当に単に偶然によって主人公に選ばれたという設定が面白い。 強いて言うなら笛を上手に吹けるというくらいかな? 特撮とアニメの融合が本作の売りだが、1話目からそれが存分に活かされていて、とても見所が多いのだが、一方、物語の展開が少々のんびりしている感じで、マグマ大使の登場も最後にちょっとだけで、しかも最初はマモルを傷つける存在として登場。 第一話目だけだと、顔はともかく、ゴアの方が優しげだったりする。 尚、本作に登場する少年の一人は、後に声優として大成する古谷徹。 <マモルは家が突然中生代に移動しても楽しそうだ。 細かいところにこだわらないこどもなんだね。 大人物になるか、もしくはすぐ死にそうだけど。 マグマ大使が変身したロケットは時々色が変わるんだが、それは意味があるのか?> BOX 第2話 宇宙怪獣モグネス襲来す 脚本:高久 進 監督:土屋啓之助 マモルの前に現れた巨人はロケットに姿を変えて飛び立った。 しがみついたマモルに巨人マグマ大使は自分の基地を案内する。 そこでマモルは創造神アースと出会い、アースから地球侵略を始めたゴアの事を告げられる。 一方、村上を使った地球征服宣言が失敗したことを知ったゴアは怪獣による地球侵略を始める。 敵は モグネス。 ゴアが呼び寄せた四本脚の怪獣。 アリクイのような姿だと言われているが、どっちかというと山椒魚っぽい。 前回でゴアとマグマのどちらが善人なのかが分からなかったが、ここでマグマの方が地球を守る存在だと言われ、それを信じることになる。 言葉だけで説得されてしまうとは、素直な少年だが、あれだけ疑っていたのに、あんまりにも簡単に信じてしまったようだ。 創造神アースの力は、あっという間に生物を作り上げてしまう。 マモルを好ましいと言ったマグマのために、息子のガムを作った。 <初めて見た人にくってかかるマモル少年は随分と短気なようだ。 アースを老人だと思って汲みやすいと思ったのだろうか? カメラのことやその複写の方法まで知ってるアース。 流石創造神だが、随分世慣れた神だこと。 アースに「地球を守る力を見せろ」と言われたマグマ大使はビームでゴアの写真を粉砕する。 これって地球を守る力なんだろうか? ゴアが村上に白羽の矢を立てたのは、自分自身の恐ろしさを記事にしてもらうためだったが、日本の一介の新聞記者が書いた記事くらいで世界が震撼するか? ガムはマモルのコピーのはずだが、ガムは随分小さいぞ。 前回マグマ大使が変形したロケットの色が変わっていたが、それはガムの姿だった…生まれてないガムが既に登場していたことになる。 > 第3話 ガム! モグネスを倒せ 脚本:高久 進 監督:土屋啓之助 怪獣モグネスにより静岡地方は大打撃を受けてしまう。 そしてそのモグネスを操っていると宣言するゴアはテレビ放映で日本国民に自分を帝王であると認め、絶対服従を命令する。 敵は モグネス。 村上厚の乗った新幹線を転覆させ、その後は地下に潜ったり地上に出たり。 前哨戦としてモグネスとガムが戦い、最後に満を持してマグマが登場するという話。 戦いは控えめのため、その分人間ドラマの方に重点を置いているのが特徴。 ここでガムを家族に紹介しているが、極限状態なので、すぐに両親はそれを受け入れたようだ。 尚、モグネスによって破壊された新幹線に乗っていたマモルの父厚は生き残っていた。 どうやらひとりだけ助かったようだが、なんとも悪運が強いキャラではある。 <電波をジャックし、自らテレビに出演するゴア。 村上家にちょっかいなんか出さずに最初からこうすれば良かったのに。 しかし、この手のキャラは登場時必ず先に高笑いしながら姿を現すよな。 いかにも悪人っぽくて良いが。 事故現場に向かうマモルと母友子。 大事故が起こっているくせに道(国道一号線と思われる)はがらがらに空いている。 日本は平和だ。 ガムの変身ギミックが出てくるが、ロケットの羽根が畳まれたら、すぐに人間型になってる。 ギミックになってないけど。 空から見ると、モグネスの足跡がある。 足形が等間隔に配置されてるのはともかくとして、尻尾の跡が全くないのが気になる。 ガムがモグネスに攻撃する際、マモルは「チューインガムみたいにぐしゃっとやっちゃおう」と言うが、ガムは「そんな言い方をしないで」と言っている。 ここにガムが出てくるのは当然スポンサーへの配慮だろう。 > 第4話 危機一発! 脚本:高久 進 監督:土屋啓之助 救援信号を聞きつけて現れたマグマ大使はモグネスと戦うが、とどめを刺さずに地中に逃がしてしまう。 実はモグネスの体内には水爆が内蔵されており、これを爆発させてしまうと日本は滅んでしまうと言う。 それこそがゴアの目的である事を悟ったマグマはアースに教えを請うが… 敵は モグネス。 その身体には液体水爆が詰まっている。 モグネスとの戦いの終わり。 ゴアの最初の侵略作戦は失敗した。 そしてゴアは地球にマグマ大使というのがいることを知ったということになる。 前回の戦いで身体がボロボロになってしまったガムはアースの元で修理中。 マモルの笛にも反応しなかったことで、ちょっと感情のすれ違いが起きているが、すぐに仲直り。 ロケット状態のガムとそれに乗るマモルの姿を見たゴアは一言「儂はこどもとは戦わない」。 なかなか良い奴だな。 でも威力は落としたものの、撃ち落としてはいるけど。 <なんとモグネスは液体水爆を使えるというとんでもない怪獣だった。 それにしては威力が弱い上に、至近距離にいたマモル達はなんともないが。 ゴアの宇宙船には通信装置があるが、スピーカーがゴアの顔をしてる。 えらく鬱陶しい気がする。 ゴアの侵略に対抗するため軍事パレードをするシーンがあるが、まさかこれ日本国内って設定じゃないよね? 東京タワー上空でゴアの宇宙船に撃ち落とされたガムとマモルはそこら辺の立木に引っかかって命が助かった…助かる高さか?> 第5話 怪獣バドラ誕生す 脚本:山浦弘靖 監督:中尾 守 モグネスを無力化したマグマ大使はゴアに向かって宣戦布告する。 作戦失敗により一度は引いたゴアだが、次なる作戦で本格的に地球侵略を開始するのだった。 手始めにマグマ大使を解析するため、バドラを差し向ける。 敵は バドラ。 最初円盤状生物として現れたが、実はそれは卵。 それを捕獲したところ、孵化して鳥のような姿の怪獣となった。 村上家がファミリー旅行してる時に怪獣が現れるという話。 えらくほのぼのしてるかと思ったのだが、特ダネを前に、家族を放って危険に向かうパパ厚の姿がある。 この当時のモーレツ社員の鏡だな。 ゴーゴーバーのドライブインが登場。 実にこの当時の雰囲気を伝えている。 <マグマ大使は東京タワー上空でゴアと会話していたはずなのだが、次の瞬間には何故か海岸で語り合っている。 何故こんなところに移動する理由がある? どうもマモルの父村上厚は新幹線ととことん相性が悪いらしい。 新幹線に乗っている間にモグネスに襲われただけで無く、バドラを目撃してる。 金色の円盤のことを「怪獣の卵だ」というマモル。 確かに当たっているけど、凄まじい直感力の持ち主だ。 特ダネのためにはスカイダイビングも厭わない厚パパ。 岡田眞澄万能過ぎだろ。 しかしパラシュートが木に引っかかって動けなくなると言うドジっぷりもあり。 何してんの? 怪獣の卵の輸送方法は、木箱にそのまま入れてトラックで移送する。 訳が分からないものだから、移送はどんな方法でも良いってか?> 第6話 マグマ大使対バドラ 脚本:山浦弘靖 監督:中尾 守 卵から怪獣バドラが孵化して東京上空を遊弋する。 マモルはマグマ大使を呼び、バドラと戦ってくれるようお願いする。 一方、マモルはガムと共にバドラの元へと向かうのだが、その前に現れたのは、なんとゴアの宇宙船だった。 敵は バドラ。 東京上空でマグマ大使を待ち受ける。 バドラ編の第二話。 バドラを使ってマグマ大使の能力を知ろうとするゴアに、まんまとその作戦に乗ってしまうマグマ大使という構造。 一方、やんちゃなガムとマモルが勝手に出撃してしまって捕まってしまったというのもある。 こんな余計な事をすることが物語にちゃんとメリハリを付けている。 それでゴアに説得されそうになったりもしてる。 意外にゴアってこどもに対しては礼儀正しく、それでマモルはなんとなく騙されてしまった。 1話目と同じパターンだな。 <マモル少年のことを何でも知ってるマグマ大使。 それは良いけど、「マモル君、どんな用だね?」「大至急バドラを倒してほしいんだ」「よし」の下りは猿芝居っぽいぞ。 マグマ大使とバドラの空中戦は、基本的にどちらも動いてないために全く見応えが無いな。 アニメーションを使って動きを演出しようとしてるのは分かるのだが、今ひとつそれが有効に用いられてない感じだ。 宇宙人の子ども達が大挙して現れるが、変な服装をした普通の子供にしか見えない訳で。 なんとなくゴアの言う事を信じてしまうマモル。 前にも同じ事があったが、何でもかんでも信じ易すぎるな。 一方、ゴアを信じられないガムだが、マグマ大使の秘密を何でもかんでもべらべらと喋ってしまう。 どっちもどっちだな。 マモルの背後でボール遊びをしている宇宙人の子ども達。 遊んでいるようだが、全員無表情なのがとてもシュールだ。 > 第7話 危うしマグマ大使 脚本:山浦弘靖 監督:中尾 守 ガムを解析することでマグマ大使の弱点を知ったバドラはそのエネルギーを奪うことでマグマ大使を動けなくさせてしまった。 そして原子力発電所を破壊しようと発電所に向かうバドラ。 一方ゴアの宇宙船の中で、なんとかゴアの弱点を見つけようとするマモルだが… 敵は バドラ。 バドラ編第3話。 ガムとマモルのお陰であっという間にマグマ大使の弱点が知られてしまった。 その危機を救ったのは妻のモル。 ちゃんとバドラを攻撃して、原発を守ってもいる。 ちゃんと役に立ってるね。 それでマモルの代わりのように、今度は父の厚がゴアに捕らえられてしまう。 なんでこの家族はゴアに関わりが多いんだろう?何らかの秘密のつながりがあるのかな? ゴアに言わせれば、地球は美しいため、征服は出来るだけ破壊を伴いたくないとのこと。 なんだかんだで良い奴なんだよね。 この人って。 <バドラの使命とはマグマ大使の能力分析だったはず。 で、それが出来て何をするかというと、マグマを破壊するわけで無く、原発に向かうという訳の分からない行動をしている。 結果エネルギー補給するだけでちゃんとマグマ大使は復帰してしまう。 エネルギーが無くなったと言う事で動けなくなってしまったマグマだけど、モルが「エネルギー補給に行かなきゃ」と言われた途端起き上がってロケットに変形してる。 本当にエネルギー切れだったの?ここでモルが少しだけエネルギー分け与えたって描写が必要だった気もする。 ガムをすくうため人間モドキが持っている銃を使用するマモル。 得体の知れないものをそんな簡単に使って良いのだろうか?それに少なくとも命あるものを撃って、良心は痛まないか?> 第8話 バドラの最後 脚本:山浦弘靖 監督:中尾 守 木田記者はガムに爆弾入りの花を持たせる。 アースの機転で間一髪基地は無事だったが、ガムはチクルを疑っていた。 一方チクルのことを悪く言いたくないマモルと対立することに。 敵はバドラ。 バドラ編の最終話。 マグマは最後にちょっと戦うだけで、メインの戦いはガムが担っている。 今回もガムとマモルが喧嘩して仲直りして。 という過程を経ていて、友情を育んでいる真っ最中と言った感じ。 その分戦いがあっけないほどに簡単で、なんか消化不良なんだが。 <ゴアのスパイがいる事を喝破しつつも、うつろな目をして棒読みしている木田を疑わないガムの性格もなんだな。 チクルが怪しいって先入観がそうさせたか? 前回のマモルと言い、今回の厚と言い、ゴアの宇宙船はあんまりにも隙だらけ。 こんなに簡単に脱走できて良いのか?> 第9話 謎の空飛ぶ円盤 脚本:高久 進 梅樹しげる 監督:土屋啓之助 夏の夜。 花火をしていたマモル達は空から火の玉のようなものが落下してくるのを発見する。 落下地点は奥多摩とのことで、厚はすぐさま調査へと向かった。 一方プラネタリウムに星を見に行ったマモルと母友子だが、画面にゴアが映し出され、友子が拉致されてしまう。 敵は 音波怪獣フレニックス。 今回はラストでちょっと顔を出しただけ。 新章突入。 まずはマモルの父厚と同僚の記者リズが危険なところに踏み込んでしまい、リズが捕まってしまうという流れ。 同時にマモルの母も又捕まって、二人ともうつろな目をして再登場する。 結果として人間モドキが変装してることが分かる。 笛の音でマグマ大使がやってくることを知ったゴアが授けた作戦とは、一切の音を消すというもの。 確かに効果的かもしれないが、すげえ豪快且つ無駄の多い作戦だ。 <プラネタリウムの帰り道で拉致されてしまう友子。 プラネタリウムのところでマモルとはぐれ、一人で帰っているのだが、普通そこで我が子を待たないか? 「宇宙人を撮影したら大スクープ」というリズだが、これまで散々姿を現してるんだけど。 円盤が動かないと見ると、そのまま近くで撮影するリズ。 厚からは「危険だ」と言われたばかりなのに。 「好奇心は猫を殺す」の格言にあるとおり、捕まってしまったわけだが。 キャトルミューティレーションされなくて良かったね。 ルゴースの報告をテレビ電話のようなもので聞くゴア。 どこにカメラがあったんだろうね? 友子が人間モドキであると知ったのはテープレコーダーを触った時にびりっと感じなかったからだとか。 オープンリールのテープレコーダーってそういうものだったか?記憶ではそんなことは無かったが。 村上家には猟銃が剥き出しで置いてあって、マモルがそれを構えてるシーンがある。 まるでアメリカのドラマだ。 > 第10話 音波怪獣フレニックス 脚本:高久 進 梅樹しげる 監督:土屋啓之助 音波怪獣フレニックスの放つ超音波により世界中で音が消えてしまった。 そのために互いに不審を覚える人々は戦争を始めてしまう。 敵は フレニックス。 音波を使って世界中の音を消し去ってしまった。 フレックス編の第2話。 友子を失った村上家の苦悩と、世界各地で戦争が起こっているのを、なんとか究明しようとするアースの二面で物語は展開。 音を無くしただけで戦争を始める人間達。 人間はそもそも不信感の塊だから、ちょっとでもきっかけがあればすぐに争うからだという。 でもこれってすごく重要なことだな。 <フレックスの音波攻撃によって戦争を始めてしまった人間達を見て、「私の作戦通りだ」と嘯くゴア。 確かにフレックスを呼んだのはゴアだけど、その目的はマモルの笛を封印するためだけだったんじゃないの? 妻がさらわれたという厚の主張に全く耳を貸さない警察。 村上家がどれだけ重要人物なのかはこれまでの展開で分かっていたと思うが。 所轄の警察に飛び込んだのがまずかったか? マグマ大使がフレックスを攻撃すると世界中に音が戻る。 でもそれまでにも普通に喋ってたけど? 新聞記者のリズを追いかけることに決めた厚とマモル。 前回あんなに危険だ危険だ言っておいて、自分が危険な場所に行くのは平気らしい。 それに音が戻ったんだからガム呼べば良かったのに。 黒ずくめの人間モドキだが、足にはちゃんと地球製のスニーカーらしきものを履いている。 人間モドキの自己紹介に対し「がんもどき?」と聞き返すガム。 随分マニアックなことを知ってるんだな。 人間モドキは成り代わった人間を殺してしまえと言うのだが、わざわざ「翌朝」と言っているところがなんか優しい。 これって「助けてくれ」と言ってるようなもんだ。 > 第11話 人間モドキを倒せ 脚本:高久 進 梅樹しげる 監督:土屋啓之助 各国の航空機や船舶を次々に撃墜するフレックスにより、大国同士のいがみ合いが激化していった。 このままでは世界戦争が始まってしまうと危機感を募らせる村上厚とマモルだが、そんな二人を人間モドキが付け狙う。 敵は フレニックス。 今回は人間モドキの恐ろしさがまざまざと示されている。 人間に置き換わってしまうと、本人は抜け殻になってしまうという。 描写的にも『ボディ・スナッチャー』そのものなので、ホラーっぽさ満点。 そこから逃れるために暗闇の中でがんばるマモルや厚は、確かにホラーっぽい。 一方、そんなマモルを助けるために活躍するのはガムとモル。 流石に人間モドキ程度ではモルに二人に太刀打ちできないので、途端にヒーロー活劇っぽくなっていく。 良いバランスだ。 <フレックスは音波を遮断するだけで無く、船舶や航空機を次々に落としている。 ゴアの所には別働隊とかないのか? 電波を食らうフレックスの描写は、モールス信号で撃ち出された「SOS」と書いたアニメーションをぱくぱく食べるというもの。 分かりやすいけど、なんだかシュールな描写だ。 「ママが、ママが燃されてしまう」と言ってるマモル。 一応「燃す」とは方言なんだけどな。 > 第12話 怪獣フレニックス最後の日 脚本:高久 進 梅樹しげる 監督:土屋啓之助 フレニックスの音波攻撃でマグマ大使は弱ってしまう。 だがフレニックスがため込んだ音波も激しく消費してしまい、エネルギー補給が必要になってしまう。 一方母友子を探すマモルとガムは、人間モドキの跡をつけ、焼却場所へと向かっていた。 敵は フレニックス。 フレニックス編の最終回。 前半部分はマモルとガム、厚とモルの捜査と戦いが、クライマックスにマグマとフレニックスの戦いと、全編戦いって訳では無い。 更にマグマ大使とフレニックスの戦いもアースが作った電波吸収装置のお陰であっけなく終わってしまった。 随分引っ張っただけに拍子抜けではある。 ただ、他の人間モドキと異なり、ルゴース2号に化けられたマモルの母友子の肉体は地球上にはないのだとか。 話は終わっても、まだ続く。 <フレニックスは音波を食べ、それをエネルギーにしているそうだが、音波ってどこにでもある波動だからそれを蓄えるってのは無理がある。 宇宙生物は特種な生態をしてるんだな。 粛正されることを恐れる人間モドキの姿があるが、ほぼ知性が無い存在じゃ無かったかな?> 第13話 最後の遊星人 脚本:高久 進 監督:土屋啓之助 高度な知的生物がいるというパル遊星が地球に近づいてきた。 だがそこに送り込まれた怪獣アロンによって都市が破壊され、パル星人達は滅亡の危機を迎えていた。 一人王によって脱出亭に乗せられた王女は地球へ向かう。 敵は アロン。 ゴアがパル遊星を滅ぼすために呼び出した怪獣で、パル遊星を滅ぼした後地球にやってくる。 新章開始。 母友子がいなくなって寂しい思いをしているマモルだが、残された家族が又してもゴアと関わってしまう。 偶然にしては、関わる確率が高すぎないか? 今回は早くもマグマ大使が登場し、アロンと直接戦っている。 決着は付いてないけど、こんな早くからマグマ大使が戦う展開は珍しい。 厚の実家に来てる村上親子だが、厚は相当良いところの出身らしく、執事が「お坊ちゃま」と言っていたりする。 それが嫌味に見えないのが岡田眞澄の人徳か。 富士山が噴火してる。 特撮の世界では富士は活火山なんだよな。 <地球と同等の文明を持つパル遊星だが、そんなでっかい天体が地球に近づいたら両方の星が壊れないだろうか? マモルのもとにリーザを連れてきたガムは「砂漠に落ちていた」と言っているが、よくピンポイントでそんなの連れてきたな。 他にいくらでも困ってる人はいそうなのに。 富士山を噴火させ、地下から現れる怪獣アロン。 宇宙生物なんだが、どうやって地球に飛来したんだ? アロンを見たマモルは「前世紀の恐竜そっくりだよ」と言ってるけど、世紀程度の問題なのか?それとも言った台詞は「全盛期」なのかな?> 第14話 ドクロ島 脚本:高久 進 監督:土屋啓之助 アロンによって富士山が噴火してしまい、政府はその対応に追われるが、なんとその中で、地震研究家が富士山の噴火はマグマ大使によるものだと主張する。 敵はアロン。 科学者に化けた人間モドキによる混乱が描かれる話。 人間に攻撃されたことで、人類に対して不信感を持つマグマ大使の姿がある。 アースに諭されて再び人間の味方に戻る 物語が長いために出来る物語展開だが、今回のゴアの作戦だが、怪獣を出現させておいて、本当の目的としては社会の混乱を狙うと言うのが説得力ある。 そして後半、ドクロ島を発見したマモルとガムが、そこで人間モドキの街に迷い込んでしまう。 うつろな目をした人間がぼんやりと歩き回るだけの街で、かなり怖い描写になってる。 「ウルトラセブン」43話っぽくもある。 <前回ラストでアロンとマグマは戦っていたのだが、その後どうなったんだ?いつの間にかマグマは帰ってしまってるけど。 地震科学者によればマグマ大使が富士山の噴火を起こしたと言うが、その根拠は名前に「マグマ」が入っているからだとか…正気の沙汰とは思えない発言だ。 先にアロンが登場しているのだが、それは無かった事になってるんだろうか? その岩崎教授の命令でマグマ大使のロケットに向かってミサイルが発射される。 この世界には迎撃用ミサイルが簡単に撃てるらしい。 そもそも日本にミサイルって、無理のある設定のような? 「岩崎博士は人間モドキなんです」と主張すが、軽くあしらわれてしまう厚。 10話と全く同じ構図になってるが、二度目なんだからもっと巧く立ち回る方法がありそうなもんだ。 岩崎博士に化けたルゴース星人を何とかするのは自分だと、拳銃を持ち出す厚。 なんと物騒なものを持ってる人だ。 降下しているエレベーターが、途中から上昇してる。 構造上無理なんじゃないか? リーザがさらわれ、マモルとガムが向かったのは孤島。 それを見た途端マモルは「ドクロ島だ」と言っているが、何でそんな事が分かるんだ? 人間モドキを管理している人間らしいのがいるけど、人間モドキ以外にもゴアの手下はいるってこと? マモルが落とした笛を拾った人間モドキは三回も笛を吹いてる。 なんという間の抜けた行いを。 さっきまで人間モドキの大群をあっという間に蹴散らしていたガムがすぐに人間モドキに拘束されてしまってる。 ガムの強さには随分ムラがあるな。 > 第15話 怪獣アロンを撃て 脚本:高久 進 監督:土屋啓之助 マグマ大使と戦うゴアは近世から呼び寄せた流星群を落下させて攻撃する。 一方、人間モドキに囲まれてしまったマモルとガムだが… 敵はアロン。 人間モドキの島ドクロ島は破壊出来たが、日本各地の火山の噴火は続いており、更に怪獣アロンが闊歩する。 そして政府要人の多くは人間モドキに置き換えられている…この状況ではほぼ日本は終わってる気はする。 その中で必死に出来る事を探し、アロンと戦うマグマと、それをサポートする面々の努力が描かれる話になる。 <ゴアと戦うマグマ大使は「いくぞ」と言いつつロケットに変身して空中からビームで攻撃を加えている。 一番効率が良い攻撃なのは分かるけど、なんだか妙に卑怯に思えてしまうんだよな。 マグマ大使の全長は6メートルだと思ったが、アロンと戦っている時は家とかと対比すると15メートルくらいになってる。 アロンに太陽エネルギーの補給を防ぐため、太陽光線を遮断してしまうアース。 凄い能力だが、これやったら地球は滅びないか? ドクロ島で、リーザが目撃したという人間モドキ工場を探すマモルら一行。 モルとガムがいるので、空から探せば一発という気もするんだが、敢えてモルはそれを止めている。 理由は分からない。 そもそも基地がばれた時点でドクロ島は放棄すべきなんだが、なんでゴアは基地を放置してたんだ?> 第16話 地球最後の日 脚本:高久 進 監督:土屋啓之助 ついに北極と南極の氷が溶け始め、大津波が世界中を襲い始める。 その状況を憂えたアースはマグマにアロンはとりあえず放置し、地球の冷却化を命じる。 一方、父から託された時計のことを思い出すリーザだが… 敵は アロン。 僅か10メートル程度の大きさだが、地中のマグマ層を刺激することで地球全体を温暖化させるほどの能力を持っている。 アロン編最終話。 今回のゴアの作戦は本当に地球滅亡一歩手前まで行ったのだが、最後の仕上げでアロンを地上に出してしまったために失敗してしまう。 実際あのままアロンを放置していたら本当に地球は滅亡していた。 アロンを倒すためにはパル遊星の科学力の力を使うしか無かったが、そのためにパル遊星最後の生き残りリーザの犠牲があったという、悲しい話でもある。 ちょっとリーザが普通の人間過ぎたのが問題な気もするが。 アロンを止める方法をマグマが提案したが、それは自らの肉体を高温にしてそのままゴアの宇宙船を直接攻撃すること。 確かにこれは一番効率良いが、今回に限ってのことでは無い。 <ゴアの宇宙船を直接攻撃するマグマ大使。 そんな事が出来るなら「最初からやれ」…とは言っちゃいけないのか? 結局ゴアの宇宙船を攻撃はしたが、アロンが弱ったことを知ったらすぐに戻ってしまった。 そのまま攻撃してたらゴア毎倒せてないか?> 第17話 ガレオン地球を攻撃せよ 脚本:西田一夫 監督:土屋啓之助 部下ガレオンの進言で人間モドキ製造作戦を命じるゴア。 その作戦発動と共に、地上にいる人間は次々に皮膚を青くさせて意識を失ってしまう。 奇病の発生に、政府はその対策に追われるのだが、それを知ったマモルはこれがゴアによる作戦ではないかと推測し、ガムを呼び寄せるのだが… 敵は ガレオン。 ゴアの配下の宇宙人で、人間を人間モドキに変えてしまう作戦を開始する。 正体は巨大な四本足怪獣。 新しいゴアの作戦で、人間を人間モドキにしてしまおうという作戦が展開する。 フレニックス編では人間を人間モドキに置き換える作戦だったが、人間を人間モドキに変えられるんだったら、こっちの方が手っ取り早いよな。 マモルの親友なる子が登場。 マモルが荒唐無稽なことばかり言うので喧嘩になってしまう。 更にマモルはガムとも喧嘩してしまって、今回マモルは良いところなし。 ガムの役者が変わったが、何でもこの時ガム役の二宮秀樹が『大魔神』に出演中だったためとか。 そう言えば今回全くマグマ大使が出てこなかったな。 <皮膚病に罹った女性を見舞い、医師の診断を勝手に聞いて、病院まで送ってやる厚。 とても一介の新聞記者のやることとは思えない。 京一の姉悦子はマモルに正体を見破られたことを知り、ゴアに教えを請うのだが、その際ゴアは「こういう時に人間モドキが採る方法は決まっている」と言っている。 やってることはマモルを眠らせてゴアの元に連れて行くと言う事だが、それが人間モドキのすることなのかな?殺した方が簡単そうだが。 ガレオンの宇宙船がやってくるが、火を吹いたところが焦げてるようだが? 病気の原因究明のために事件現場に向かった厚を追うマモル。 ゴア絡みで一刻を争うこういう時こそガムにお願いするべきだと思うんだが、何故か車で追いかけてる。 > 第18話 生き人形の怪 脚本:西田一夫 監督:土屋啓之助 ガムの助けを借りて厚の車に追いついたマモルは間一髪ガレオンに襲われる厚とリズを助け出すことが出来た。 マグマ大使が関わってきたことから、作戦の危機を感じたゴアはもう一体の怪獣ドロックスを投入するのだが… 敵は ガレオン。 そして ドロックス。 触れたものを溶かしてしまう能力を持ち、その体液は強力な溶解液。 前回ラストで現れたガレオンに続き、もう一体の怪獣が現れ、それとガムが戦うと言う話。 前回全く現れなかったマグマ大使が今回は登場。 <モッズ病院には宇宙船が隠されており、屋根が大きく開いて宇宙船が離発着する。 今までよくばれなかったな。 道を防いでいるガレオンに直前まで気づかず、正面衝突してしまう厚。 危機意識低すぎる。 ガレオンの作戦遂行にこだわるゴアだが、配下の人間モドキは暴力的になったガレオンが「結構いけそうじゃないですか」とか言っている。 知性がないくせに口答えするのか。 ドロックスの知能は0.3だそうだ。 そのレベルでちゃんと言葉が喋れるのか? 笛の音を聞き、マモルが呼んでいる事に気づいたマグマ大使だが、その時はマモル達が映っている映像を観ている。 危機が分かってるんだから、呼ばれる前に行っても良いかと思うんだが。 人間モドキにさせられた人間は抜け殻になってしまう。 最初は普通にマネキンだったが、後で普通の人間が横になってる。 ところで人間モドキってのは人間の身体の方を奪うんじゃ無いのか?> 第19話 バランゴ作戦 脚本:山浦弘靖 監督:土屋啓之助 青血病が大流行しており、この特効薬であるバランゴを探すため飛行機に乗った村上親子。 だがその飛行機は既に人間モドキによって支配されており、マモルが眠らされ、飛行機は無人になってしまう。 敵は ガレオン と ドロックス。 舞台は一気に海外に(日本国内のようにも見えるが)。 そこで卑劣な罠を仕掛けるゴアに、なんとか対抗する村上親子とガムの姿が描かれる話。 幾たびも危機を乗り越えるガムがなかなか凜々しいが、なんでも一人でやってしまうガムに、ちょっと嫉妬心を覚えているマモルの姿もある。 それにしてもゴアは村上親子に執着しすぎだ。 <マモルが眠らされてしまい、出来る事は一人で飛行機を運転することだと判断した厚。 だけどマモルの服の中には笛があるので、それを取り出して吹けば良かったのでは?…と思ったら、最終的にはそうしてた。 気づくのが遅かっただけか。 しかし飛行機のプロペラが停止してから笛を吹いたのに、落ちる遙か前にガムが到着している。 本当に一瞬で世界中どこにでも到達できるんだな。 罠を仕掛けた人間モドキを探そうというガムに対し、「無駄だ」と言う厚。 でも今までの経緯から、人間モドキは知性が無いからすぐに見つかる気がするけど。 島は危険がいっぱい。 毒蜂とか毒蜘蛛とかに襲われるシーンがある。 どこぞの探検隊はこれが元ネタか? 呼ばれてもいないのにマグマが現れ、厚に東京に帰るように言う。 何故厚が東京にいなければならないのか、その理由が分からない。 今回ガレオンが山を一またぎにして現れている。 なんだかどんどん大きくなってないか?> 第20話 死斗・二大怪獣! 脚本:山浦弘靖 監督:土屋啓之助 バランゴを探すマモルの前に現れるドロックス。 だがマモルと仲違いをしたガムは逃げてしまった。 そんなガムにアースは一度人間になるよう助言する。 敵は ガレオン と ドロックス。 ガレオンとドロックスという二大怪獣との戦いの完結編。 二体の怪獣が現れたところで仲間割れを誘発し、漁夫の利を得て一気に倒してしまうと言う話になってる。 人間になってしまったガムが痛みや怖さという感情を知るという話。 前回の話を観る限り、悪いのは一方的にマモルの方に思えるんだが、アースの考えは別らしい。 結果的に大団円を迎えるので、これはこれで良しだが。 ドロックスを倒すきっかけを作ったのはマモルでは無くマリアだったというのも面白いオチである。 武器ではなく怪獣を宥める音楽こそが有効というのが面白いところ。 ドロックスの知能指数が低すぎるのが問題だとか。 群がる人間モドキをブーメラン片手にばっさばっさと斬り伏せるザンパが異様に格好良い。 普通のおっさんにしか見えないのにねえ。 ギャップ萌え? <町に行って太助を探すというガム。 前回橋が落ちていたはずだから、普通の人間では戻れないと思うけど。 ガムの帰還を待っているマモルは「もうこれ以上待てないよ」とか言っている。 あれだけの距離を車で移動してここに来てるんだけど、それを徒歩で帰るガムをどれだけの時間待ってるんだ? ドロックスの気を引くため、ザンパは木を削ってブーメランを作っている。 なかなか機転が利くけど、ブーメランはオーストラリア原産だよな。 マグマ大使は日本でガレオンが暴れてるからという理由で日本に帰っていたのだが、何故かガレオンはこの島に現れていた。 どういうことだ?ガレオンはが二体いないと矛盾するぞ。 > 第21話 細菌を追え! 脚本:梅樹しげる 監督:土屋啓之助 人間モドキ撃退細菌兵器GG9Hが開発中だった。 それに危機感を覚えたゴアはスペクターを派遣し、研究施設のある大阪宇宙科学研究所を襲う。 敵は ストップゴン。 無数の岩の塊が合体して登場した二足歩行恐竜型の怪獣。 バラバラになってもすぐに復活する。 人間モドキは植物から出来たもので、植物に関してはゴアはどうすることも出来ないと言う事実が発覚。 そのため、人間モドキを倒すためには人類の英知に頼るしか無いという三段論法。 人類が開発した薬品を巡っての丁々発止のやりとりが展開するが、一方で健気に怪獣に立ち向かうガムの勇姿もあり。 <スペクターが持つ武器は全部地球のものに見えるんだが、超兵器とかはないのかな? いつの間にか厚はゴア担当にされてしまった。 デスクによれば、忙しいから手がさけないそうだが、人類の危機よりも社会面が大切か。 ゴアが発明したのは動物のみで植物は作ってないそうだ。 どうやって動物は繁殖したんだろう? 人目を欺くために障害者の振りをするスペクター達だが、ぶら下げている看板はどれもいわゆる差別語。 今では絶対放映できない。 > 第22話 あの宇宙ロケットを停めろ!! 脚本:梅樹しげる 監督:土屋啓之助 ストップゴンの元にやってきたマグマ大使は次々に攻撃を加え、一度はストップゴンを破壊するのだが、何度でも蘇るストップゴンを攻めあぐね、アースにその教えを請うため帰還する。 一方細菌兵器の開発者新倉博士が狙われている事を知った厚は、さらわれた新倉博士の行方を追うが… 敵は ストップゴン。 本来ストップゴンとマグマの戦いがメインとなはずなのだが、戦い自体の時間はほんの僅か。 どれだけ破壊しても復活するストップゴンの弱点を突き止めるのが本話の肝。 それはバラバラになった身体のどこかにある心臓に当たるコアを抜き取ることだとか。 それで細菌を巡ってスペクターと村上親子のやりとりがメイン。 お互いに罠を掛け合ってる内に終わってしまった感じ。 <ストップゴンの前にロケット状態でやってきたマグマ大使だが、縮尺がおかしく、マグマ大使がストップゴンの足下くらいの大きさに見えてしまう。 前回ストップゴンの光線でガムは身動きが取れなくなってしまったが、同じ光線を浴びてもマグマ大使は平気。 その理由が何にも語られてない。 病院で寝ている厚は普通にタバコ吸ってた。 時代かな?でもこの時代でも病人はたばこ吸えないはずだぞ。 大怪我を負っているはずの厚が普通に歩いてるけど、もの凄い回復力だ。 人類だけを選択的に殺す細菌を用いるゴア。 何も知らさずに黙って使っていたら地球はもうゴアのものになってるけど。 > 第23話 怒る怪獣ストップゴン 脚本:内山順一朗 監督:土屋啓之助 スペクターの罠にはまり、全人類を滅ぼす細菌が打ち上げられてしまった。 すぐさまマモルはマグマ大使を呼ぶが、ストップゴンの制止光線を受け、マグマは動けなくなってしまった。 刻一刻と人類滅亡が近づくのだが… 敵はストップゴン。 人類の危機をなんとか回避したものの、またまた危機が続くという話。 人間モドキと較べ、知能や行動力があるスペクターとマモルの丁々発止のやりとりがメインとなる。 地球規模の陰謀の中でマモルとガムに何が出来るのか?と言う事をちゃんと考えて見所を作る脚本は上手いが、その分特撮アクションが控えめ。 いつものことか。 <前話ではストップゴンの制止光線を受けても平気だったマグマ大使が、今回は本当に制止してる。 空中でとまってるけど、普通は落下しない? 人類を死滅させるチチラ菌を積んだロケットは空中で破壊されてるんだが、細菌はそこから降ってこないんだろうか? 人間モドキの群れが空から降ってくるのを目撃するマモルとガム。 さっきまで新聞社にいたはずだけど、君たち一体どこにいるの? 後ろから車に尾行されていたことを厚に告げる木田記者。 その後、普通にその車に追い抜かれたところで、逆尾行を開始する。 自分たちが気づかれてないと考える理由が分からない。 新倉博士の靴の中にGG9Hがあるそうだが、その靴はダイヤモンドの100倍の硬度があるのだとか。 ぶち上げたね。 最後に再びマモルに呼ばれて出動しようとするマグマ大使に、「その身体で大丈夫か?」と気遣うアース。 ところでマグマ大使ってそんなダメージ受けてたっけ?> 第24話 地球人反撃せよ 脚本:内山順一朗 監督:土屋啓之助 GGH9を取り返したガムとマモル。 だがそこに現れたストップゴンに捕まってしまう。 なんとかマグマ大使に助けられたものの、既にゴアによるチチラ菌散布は始まっており、人類の危機が迫っていた。 敵は ストップゴン。 ストップゴン編のラスト。 ゴアの放つチチラ菌の散布が先か、人間モドキを殺すGGH9の散布が先かということから始まり、ガイ宇宙から来たストップゴンの脅威で地球が滅びかけるという、たたみかけるような危機が展開。 太陽系のことならアースもコントロール出来るが、外宇宙のものはアースにもどうにもならないのだとか。 最終的に人類の知恵とマグマ大使の力によって地球の危機は回避される。 <ガムのロケットを手に持って振り回すストップゴン。 対比からするとストップゴンは20メートル以上ないとおかしいんだが、マグマ大使と同じ大きさで戦っている。 実際には6メートルくらい? 重傷を負っていたはずの厚が現れ、普通にマモルをねぎらっているが、重傷を負った当日だよね? ストップゴンは宇宙の彼方にあるエクスターからエネルギー補給を受けているという。 光線が届くには何年かかるんだ? 研究所の危機にガムやマモルも銃を持って戦う。 子どもにここまでやらせるか。 地球の最後に際し、「念仏でも唱えろ」と言っているゴア。 随分日本人に配慮した台詞だ。 最後のGGH9は無事打ち上げられたが、これで又人間モドキが出てきたら笑えるな。 > 第25話 悪魔からのクリスマスプレゼント 脚本:高久 進 監督:船床定男 クリスマス前にサンタさんが街角でプレゼントを配っていた。 マモルもそのプレゼントを受け取るのだが、そこにはゴアからのメッセージが入っており、クリスマスまでに怪獣ダコーダによって地球は破壊されるだろうと語っていた。 敵は ダコーダ。 空中を飛ぶ触手を持つ怪獣で、マモル曰く「タコの化け物」。 重力を操って、どんなものでも引き寄せてしまう。 そしてミクロ人間。 ダコーダが落とした小さなサイズの真っ黒な人間型宇宙人で、人間に取り憑いて凶暴化させてしまう。 今回のゴアの作戦は巨大な怪獣を囮にして、人間を変えてしまおうというもの。 空中にダコーダが出ている間にミクロ人間が人間に取り憑くという話になってる。 珍しくゴアが地上に現れ、モルと戦っているが、この組み合わせは珍しいな。 今回は結構豪勢に力が入っており、実写にかぶせるアニメーションが多用されている。 <サンタさんが「開けてびっくり玉手箱」と言っているが、随分日本人に配慮した台詞だな。 怪獣ダコーダの出現に真っ先にマグマ大使を呼ぶマモル。 いつもはガムが最初なのに…と思ったらガムも一緒に付いてきていた。 都合良いな。 ミクロ人間を発見したマモルとガムは容赦なく踏みつぶしてる。 どっちが怪獣なんだろう?と思えるような描写。 この当時のことだが、平気で「狂ってる人間」とかいう言葉が出ていたりする。 ミクロ人間を操るのはサルタンという怪人だが、バイキンをイメージさせる角とか付けてる真っ黒いタイツ姿。 ほぼ変態というか… ガムが持ってきた武器を自慢げに見せるマモルを、「うらやましいな」とか言っている厚。 親としてそれで良いのか? ミクロ人間の罠によって冷凍にされてしまうガム。 ちょっと指で押しただけでぐらぐら揺れてるので、重さも随分軽くなってるようだ。 発泡スチロールくらいの軽さかな? ガムがさらわれて大変なのに、いきなり教会のミサに参加してるマモル。 他にすることあるんじゃないの? ところで人間モドキが次々に地上に現れてるように見えるんだが、前回のGGH9はどうなったんだ?> 第26話 冷凍作戦完了すト 脚本:高久 進 監督:船床定男 ゴアに捕らえられていたはずのマモルの母友子が戻ってきたが、一方ガムを奪われてしまったモルは気が気でなかった。 そんな折、木田記者の乗った飛行機が怪獣ダコーダに捕らえられてしまう。 敵は ダコーダ。 さらわれてしまったガムを巡る話になるのだが、マモルの父厚が突然退場し、これまで厚の腰巾着だった木田記者も何故か急に頼りがいのある人物に早変わりしてる。 マグマ大使は地球の平和を守る方を優先し、ガムを探さないと宣言。 その使命はマモルに託されることになった。 木田記者と共に探ったはいいが、あっという間に捕まってしまった。 前回のラストで友子が帰ってきていたが、その代わりのように今度は厚が海外出張してる。 演出上の理由が見つからないが、ひょっとして岡田眞澄が出られなくなったのか?どうやら友子も洗脳を受けてるのでもなさそうだし。 やはり人間モドキは絶滅していたらしいが、では前回登場した人間モドキそっくりな敵はなんだ? <前回いかにもゴアの罠っぽい帰り方をした友子だが、別段そんなこともないようだ。 何のための拉致だったんだろう? マグマ大使は零下300度で凍るそうだ。 物理的に考えるなら零下273. 15度が下限なので、物理法則を超えた未知の領域だな。 凍ったガムを回頭するために熱戦ピストルを使うマモル。 これ本当に大丈夫だったのか?ガムが破壊される可能性の方が高かったと思うぞ。 助かったガムに、自分たちの安全よりもスクープの方が大切だという木田。 ガムの力で格子を殴ったらすぐに出せそうだけど、なんでまず自分たちの安全を確保しない?> 第27話 裏切り者サルタンを殺せ 脚本:高久 進 監督:船床定男 牢に閉じ込められた木田記者とマモルは戻ってきたガムによって助けられた。 作戦失敗によって叱責を受けるミクロ人間の指導者サルタンだったが、起こったサルタンはゴアを無視して地球に向かう。 敵は ダコーダ。 そして ブラックジャイアント。 ダコーダが吐いた黒煙の中から現れたヘドロの塊のような怪獣。 敵の内紛を描く。 今や戦隊ものとかでは定番だが、この当時に敵同士がいがみ合うという展開は極めて珍しかったと思う。 しかも裏切った敵が人類の味方をする?と、なかなかドラマを考えているようだ。 <新聞社でマモルのことを聞かれたガムは「死にかかってるんです」と答えてる。 その事実は知らなかったんじゃないか? 前にガムは一瞬にして冷凍にされてしまったが、マモルはゆっくりと冷凍化されている。 その差はなんだろう? マモルの家に助けを求めるサルタン。 何で家が分かった?それより何で今さっき殺そうとしたマモルの所に来る? 家の前に現れたサルタンを門松でぶん殴ろうとするマモル。 正月だねえ。 家族団らんの中に紛れ込むバイキンマンみたいなサルタンの姿はなんかの冗談にも見える。 空港から黒服の人間たちが降り立つシーンは、あきらかに 『ローマの休日』 だよな。 木田記者の乗っている車を追うミクロ人間たち。 機関銃ぶっ放してるけど、全く当たらないのは何で? ブラックジャイアントはジェット機を手づかみにして投げつけてる。 それが例えば小型ジェット機だとしても、サイズ的にはブラックジャイアントの身長は50メートル以上はないとおかしいのだが、6メートルのマグマ大使と同じ大きさになってる。 ひょっとしてマグマ大使は大きさを変えられる?> 第28話 怪獣ダコーダの最期 脚本:高久 進 監督:船床定男 ミクロ人間の集合体であるブラックジャイアントに攻撃できないマグマ大使。 だがマグマが羽田に足止めを食っている間に、着々と侵略計画は進められていた。 敵は ブラックジャイアント。 実はミクロ人間の集合体で、破壊すると多量のミクロ人間に分裂してしまう。 そしてダコーダ。 ダコーダ編が完結。 サルタンの尽力によってミクロ作戦は失敗に終わったが、ゴアを裏切って人類に味方をしたサルタンはあっけなく殺されてしまい、やや寂しい終わり方になった。 ここまで引っ張ったダコーダもミサイル一発で破壊されてしまったし。 今回も木田記者は大活躍で、ミクロ人間程度が相手だと圧倒的に強かった。 ついこの前まで厚の後ろで震えていたのにねえ。 <ミクロ人間の研究所から冷凍液を持ち出していたガム。 その容器には感じで「冷凍液」と書いてあるのだが、随分日本慣れした宇宙人だな。 ミクロ人間は冷凍液に弱いと聞いたマグマはすぐにブラックジャイアントに攻撃をかける。 それが嘘だとは思ってない訳ね。 > 第29話 マグマ大使と自由の女神 脚本:石堂淑朗 監督:船床定男 ニューヨークに出張中の厚は、ゴアの宇宙船がニューヨークを遅い自由の女神とエンパイアステートビルを破壊するのを見た。 すぐさまマモルを通してマグマ大使に宇宙船退治を依頼するのだが、宇宙船はあっけなく逃げ去ってしまった。 そんな折、箱根の温泉にやってきたマモルと木田記者だが、ここでは不思議な事件が起こっていた。 敵は テラバーデン。 箱根でザムザ原子を温泉に注入していた四本足の怪獣。 日本とニューヨークを舞台にゴアの洗脳計画を描くことになる。 新章開始。 ニューヨークに行ってしまった厚を尻目に大活躍する木田記者。 最初に事件に遭遇したり活劇したり。 今回はマモルやガムよりも活躍してるよ。 <オープニングで自由の女神やエンパイアステートビルが破壊されるシーンがあるが、これはあり得ないことと言う前提で作られているのだろう。 40年以上も経って本当に起こるとは… 家族旅行の中にちゃっかり木田記者がいる。 一体この人村上家にとってどんな存在なんだろう? 「私は攻撃されない限り動けない」と言っているマグマ大使だが、さっきまで戦ってなかったか?しかも一方的に。 地球にない元素には最初からザムザ原子と名前がついてるし、マグマ大使もその名称を知っていた。 おかしくないか?> 第30話 怪獣テラバーデン対スクランブル 脚本:石堂淑朗 監督:船床定男 箱根温泉にザムザ原子を注入していたのは宇宙怪獣テラバーデンだった。 それを目撃したマモル達は一度東京に戻り、テラバーデンへの攻撃を要請する。 敵は テラバーデン。 マグマの中を移動して富士山を活火山化させることが本当の目的だった。 高熱のエネルギーならなんでも吸収してしまう。 今回のゴアの作戦は人間を洗脳することと同時にマグマの流れを変えて富士山を爆発させるという両面作戦。 最初にニューヨークで円盤を出したのは陽動だとか。 結構手の込んだ作戦だったようだ。 人間をザムザ人間にするには箱根の温泉水を飲ませれば済むため、あっけなく東京の人々が洗脳されていくのが面白い。 電波を受けている人間があらぬ方向を見ながら「ゴア様ゴア様」と言ってるのは、たちの悪い新興宗教みたいだが、それが本作で描きたかったことかもしれない。 <ニューヨークに現れた円盤は偽物だったという。 じゃ自由の女神やエンパイアステートビルを破壊したのは偽物の円盤だったのか? インターナショナルスクランブルなる新組織が登場。 インターナショナルと言っている割には本部は東京だし、構成員も日本人の顔した者ばかり。 ゴアが狙ってるのが日本だからそれで良いのか? アースによれば、テラバーデンはゴアに騙されてやってきたのだそうだが、地球専門の神様なのに何故それが分かる? テラバーデンが出たことで箱根は壊滅状態の気がするが、普通に観光客もいるし、伊豆箱根鉄道も通常運行しているようだ。 日本って凄い。 前回、ザムザ人間となった人のことを警告し、それなりに受け入れられてたみたいだが、今回になったらあっけなく無かった事にされてた。 木田記者って信用ないの?> 第31話 ゴアの魔手から地球を守れ! 脚本:石堂淑朗 監督:船床定男 テラバーデンはゴアに利用されているだけであると知ったマグマ大使は、テラバーデンを痛めつけるだけにとどめ、しばらく活動停止に追い込む。 その間にアースは新しい電磁波を作ろうとする。 一方、捕らえられてしまった木田記者は、 敵は テラバーデン。 前半は木田記者を助けるために奮闘するマモルとガムの活躍。 後半はザムザ人間とインターナショナルスクランブルの戦いとなる。 相変わらず見所は多く、ツッコミどころも多い素晴らしい出来。 <ザムザ元素の入った水を飲むまいと頑張ってる木田。 でも気絶してる間に口に流し込んでおけば済むだけの話ではないかな。 ゴアの言葉を聞きたいというマモルとガムの言葉に喜ぶ神川博士。 アンナ特徴的なガムが目の前にいるのにそれに気づかない? 東京中にザムザ人間がいて、それが集結してるが、10人くらい。 既に数百人はいないとおかしいのだが。 アースから電磁波銃を託されるマグマ大使。 どう見ても撃てるサイズに見えないけど。 ザムザ人間とインターナショナルスクランブルとの戦いに割って入ったガムは電子銃を使って次々とザムザ人間を正気に戻す。 それは良いんだけど、ここまでの撃ち合いで誰一人死んでない訳か。 ザムザ人間が役に立たないと分かったゴアはザムザ人間たちを次々に殺すのだが、何故かその実家に送り届けるというサービスまでしている。 なんだか良い奴にも思えてしまう。 ザムザ人間と戦い、東京に戻り、更に厚の帰国という長時間が経過しているのに、その間ずっとマグマ大使とテラバーデンは戦っていたらしい。 とんでもない長丁場の戦いだ。 ガムは父を助けに行こうとか考えなかったんだろうか?> 第32話 大涌谷の決闘 脚本:石堂淑朗 監督:船床定男 どれだけ戦っても不思議な力がわき出すテラバーデンの力に戸惑うマグマ大使。 テラバーデンの細胞を調べたアースは、テラバーデンが今しも滅びようとしているグレゴール星座から力を受けていることを知り… 敵は テラバーデン。 テラバーデン編の最終話。 今回に関してはテラバーデンとの戦いがメインとなる。 故郷が消え去ろうとしているため、生き残るためにゴアの言葉に乗ったのだとか。 <「あのような力のある怪獣は初めてだ」というマグマ大使。 マグマ自身生まれたのはそんなに過去じゃないので、どんな怪獣と戦っても初めてづくしだとは思う。 木田との会話で「昔から侵略者が勝った試しはない」と言う厚。 力強い言葉だが、それは裏返せば、侵略者が勝った場合、それは侵略ではなく正義の戦いになるということでもある。 ゴアを騙すためにモルはそこら中を飛んで攪乱する。 それでゴアの宇宙船もそれについて行くのだが、基本的にゴアって全部目視だな。 レーダーとか付いてないのか? 宇宙の調停者としてオリンポスのゼウスというが突然登場する。 とんでもない設定のようにも思うのだが、それよりなんでギリシア風の格好なんだ? それでゼウスの言うところによれば、テラバーデンの故郷グレゴール星が地球を侵略するのは間違いなのだが、その理由は古い星が新しい星を侵略することはしてはいけないのだとか。 宇宙の調和って、そういうものなの?すげえ差別に見える。 厚は、自分がマグマ大使をニューヨークに呼んでしまったために日本は危機に陥ったとか言ってるけど、実際にニューヨークが攻撃されたんだから、その論理は変すぎる。 滅びる星の人間はどこか別次元に行くという解釈っぽくもあるが。 前にテラバーデンはゴアに騙されて連れてこられた可哀想な怪獣みたいな言い方をしていたが、結構あっさりと倒しちゃうのね。 もっと早く倒していたらこんなに苦労しなくても良かったんだけど。 > 第33話 恐怖の怪虫ピドラ 脚本:内山順一朗 監督:船床定男 菊池 明 これまでゴアにやられっぱなしだった人類は、その科学力を結集してゴアの宇宙船を探るレーダー装置を開発する。 そしえついにミサイルによってゴアの円盤は破壊された。 だがアースはゴアは死んでいないと忠告する。 敵は ピドラ。 無数の宇宙テントウムシが合体して現れる巨大昆虫型宇宙生物。 人類の科学力によって敵が倒されるというのは新しい展開ではあるが、パターンとして人類の力では敵に通用しないというのが通常。 今回もそれで余計ゴアを怒らせてしまう。 今回は前哨戦と言った感じで、出てきた怪獣と戦うのは基本的にガム。 ちゃんと見所を作りつつ、やっぱり敵わないという下りに持って行くのは定番だが安定感がある。 ピドラはかつて隕石に乗ってやってきたことがあったのだとか。 この世界では宇宙に生物がいると言うのが前提条件になっていたか。 ゴアはめったなことでは死なないとのこと。 実は無数の命を持つため、何度倒そうともすぐに復活してしまうとのこと。 <円盤を破壊した時点でゴアが死んだと思うのは構わないけど、円盤が一つとは限らないし、そもそも死体を確認できない以上、死んだとするのは早計では? 今回に限った訳ではないのだが、ピドラの大きさはどう見ても20メートルくらいはあるんだが、いざ戦ってみると6メートルという設定のマグマ大使と同じくらいの大きさになる。 ひょっとしてマグマ大使って大きさが自在なのか?> 第34話 迫る魔の手 宇宙植物ネスギラス 脚本:内山順一朗 監督:船床定男 菊池 明 改めて地球侵略を宣言したゴアは宇宙船に電波吸収を施し、地球のレーダーではその存在をキャッチできなくさせてしまう。 そして地上に降り立った怪獣ピドラは攻撃隊をことごとく撃退してしまい、人類はマグマ大使に頼らざるを得なく名手しまう。 敵は ピドラ。 そして宇宙植物の ネスギラス。 ビドルが住んでいる森から生じた植物怪獣。 珍しくモルが活躍する話で、ピドラの動力源を探るために森に潜入し、立ち回りを演じている。 ただ、あっけなく植物怪獣に拘束されてしまってマグマに助けられることに鳴るんだけど。 一方、人類は再びゴアの円盤を探知しようと躍起になっているが、そうはさせまいとゴア自身が邪魔をしに来るという、緊張感があるんだか無いんだか分からない物語展開となってる。 <あっけなくピドラにやられてしまうインターナショナルスクランブルの武器。 「儂の力を思い知ったか」と勝ち誇るゴアだが、勝ったのはゴアではなくピドラだが。 大急ぎで来日すると言ってるけど、リード博士は貨物船でやってきている。 偽装にしてもちょっといい加減すぎ。 乗船名簿を見てリード博士が乗っていないことを確認するゴア。 日本語読めるんだ。 リード博士暗殺計画が失敗したゴアは、なんと自らリードに化けて防衛隊を油断させている。 本人が出るとは人手不足なの? マグマはモルを助けるため、基地から出るとマモルの笛が聞こえなくなると言う。 マグマ自身に受信機は搭載してないのか。 > 第35話 危うしマグマ基地 脚本:内山順一朗 監督:船床定男 菊池 明 ピドラの森からモルを助け出したマグマ大使。 ここに住む植物怪獣ネスギラスを根絶しない限りピドラを倒す事が出来ない。 一方、電子工学博士リード博士を迎えるインターナショナルスクランブルだが、それもゴアに知られてしまう。 敵は ピドラ と ネスギラス。 マグマ大使の基地がとうとうゴアにばれてしまい、その襲撃を受けるという話。 そこでアースと戦う事になるが、アースの力ではゴアに太刀打ちできない。 一方では人類によるゴアの宇宙船探査装置の開発となって、どちらもゴア本人が事に当たっていて、なかなか忙しい敵首領だ。 ゴアによる基地侵略。 ネスギラス撃退。 ピドラ襲来。 ゴアの宇宙船探査装置の開発と、非常にたくさんの内容が詰まっているのだが、それだけにまとまりがなさ過ぎるという問題があった。 ツッコミ入れようにもどうにも突っ込みきれない内容でもある。 <マグマ大使に「念仏でも唱えろ」というゴア。 世慣れすぎてるよな。 > 第36話 地球を救え 脚本:内山順一朗 監督:船床定男 菊池 明 火山基地ひやってきたゴアを前に手出しが出来ないアースとモル。 そこにリード博士を救出したマグマ大使が救出に駆けつける。 敵は ピドラ と ネスギラス。 ピドラ編最終話。 マグマの基地への襲撃とかもあったが、あっけなく退散してるし、ピドラも簡単に退治できてしまった。 これだけ引っ張った割にはあっさりした終わり方。 マグマ大使の能力の一つとして高速回転することで竜巻を起こせることが分かった。 それであっけなくあれほど苦労してたネスギラスも根こそぎにされるし、 <ゴアに言わせるとマグマ大使も焼け死んでるとのことだが、あの程度の山火事で死ぬくらいだったら今まで生きちゃいないだろ。 ピドラがガスタンクを破壊し、大気に石油が充満したため東京の火を全部消したというが、それは無理があるよね。 大気中に石油が充満してるというのにマグマ大使を呼べという長官。 爆発するじゃないか…と思ったら、ご丁寧にゴアが説明してくれてた。 東京では火が使えないから凍えるほどになってると言うが、電気は普通に来てるのね。 > 第37話 狂人と水爆・毒ガス怪獣サソギラス登場 脚本:高久 進 監督:船床定男 人類が発明した水爆の威力を見たゴアは、これを奪取して地球に使用しようと考える。 そんな時、3発の水爆を搭載した輸送機をハイジャックして水爆を手に入れた者がいた。 失われた水爆で、人間たちはは疑心暗鬼に陥るが、それはゴアの知るところとなり… 敵は サソギラス。 両手にカニのようなハサミを持った芋虫のような怪獣。 原水爆禁止の国際会議を邪魔するために現れる。 人類の発明した武器によって人類自身が危機に陥るという話。 水爆については散々様々な特撮番組で言及されているが、この恐ろしさを描くのも特撮の大切な使命だ。 自身の欲望のためにゴアと手を組む人間まで現れる。 この辺も含め、人類の愚かさということについて正面から描こうとしている事が分かる。 これまで地球を無傷で手に入れようとしてきたゴアが積極的に水爆を使おうとか、ちょっとこれまでとは矛盾がある。 <アースは秘密基地を移動させたらしいが、マモルに言わせると、基地は火山島でなければならないのだとか。 理由が分からないが。 放送禁止用語の羅列で、何とも不思議な気分にさせられる。 大阪から来ている新幹線にハルヒマンが乗っていると見当を付けた厚だが、この当時でも一時間に数本新幹線は運行していたはず。 なんで一発でその新幹線が分かるんだ? ハルヒマンは女装してやってきたのだが、骨格そのものが違うように見えるぞ。 MM団の基地の中に易々と進入してる厚とマモル。 スパイ顔負けだが、どんだけ警備がいい加減なんだ。 ところで新聞記者の厚がなんで普通にインターナショナルスクランブルの職員以上に働いてるんだろう?> 第38話 さらば!毒ガス怪獣サソギラス 水爆を探せ 脚本:高久 進 監督:船床定男 国際会議を邪魔したサソギラスはゴアの命令でマグマ大使と戦うのを止めて消えた。 一方MM団のアジトを調査するインターナショナルスクランブルの面々だが、そこには罠が仕掛けられていた。 敵は サソギラス。 尻尾から出る毒ガスを吸った人間は無気力になってしまう。 MM団によって奪われた水爆を巡る話になるはずが、今回はむしろ人間を無気力にしてしまう怪獣サソリゲスとの戦いがメイン。 日本の要人たちが次々に無気力にされてしまう。 早くもサソリゲスとの決戦。 ただし元々サソリゲス自身攻撃用の怪獣では無かったため、それもゴアの想定内だった。 本話で水爆の一つは解除したが、まだ二発残っている。 NPI通信ニューヨーク支部から来たジョージ山口。 どこかで見た人かと思ったら、なんと大月ウルフ。 こんなスマートだったんだ。 驚いたよ。 <前回に続き、今回も放送禁止用語連発。 今の時代からすると、良くも悪くも表現はもっと自由だったな。 ミサイルの試射を行うインターナショナルスクランブルの面々。 目の前の崖が爆発してるんだけど、それってミサイルの訓練になってるの? 水爆が近くにあるとガムの持つガイガーカウンターが反応する。 え?放射能漏れ起こしてるの?…っていうより、核融合を起こす水爆の場合、漏れたら終わりなんじゃ無いか? 父を救うために機関銃を乱射するマモル。 相手がばたばた倒れてるけど、殺してるんだよな?その後、同じく機関銃で敵を倒したジョージを非難してるけどね。 しかしなんでMM団が持つ機関銃がトミーガンなんだ?古すぎるぞ。 > 第39話 怪獣グラニア ただ今出現 脚本:高久 進 監督:船床定男 サソギラスは倒れた。 だがゴアは今度は強力な力を持つ宇宙怪獣グラニアを投入してマグマと戦わせる。 一方、マモルまでも無気力ガスを吸い込んでしまい… 敵は グラニア。 地球破壊の為に温存されていた宇宙怪獣。 サソギラスが倒された直後に投入された。 主人公が狂わされてしまうと言うショッキングな話。 マモルの場合無気力になるのでは無く、破壊衝動が激しくなったようだが、一度毒ガスを吸ってしまった人間は麻薬のようにガスを欲しがる。 これって描写がやばすぎないか?でもあったが、中毒症状が出て、ベッドでのたうち回ったりしてる。 こっちの方が描写がやばい。 それでマモルの中毒症状は治まったものの、今度は矢澤隊員の娘が誘拐されて危機に陥る。 なかなか内容が詰まっているな。 とってつけたように矢澤の娘が登場するのがなんだが。 アクション面でも加薬を多量に用い、グラニアは国会議事堂までぶっ壊してる。 なかなか派手だ。 <グラニアが登場した時石油タンクを破壊しながら現れるのだが、そこはロケット基地。 ロケット基地付近にコンビナートっておかしくないか? 水爆の起爆装置を持って逃げるマモル。 その起爆装置ってのがミサイルの頭部そのもの。 笛を吹いてもマグマ大使が来ないと焦るマモル。 でもマモルのいる基地のすぐ隣でマグマは戦ってるから、吹いても意味ないぞ。 新しい敵グラニアは方って置いて、倒れたサソギラスをひたすら踏みつけてるマグマ大使。 とどめを刺してるのかな?ちょっとやってることずれてる気がするけど。 水爆の起爆装置は矢澤隊員が持っている。 私人にそんなもん託すとは、インターナショナルスクランブルってとんでもない組織だな。 マモルの元に毎晩薬を届けていたのはジョージ山口で、それで彼がスパイだと分かるのだが、スパイの割に随分と脇が甘い。 ゴアの宇宙船にはカウントダウン用の表示があるが、書かれている数字は手書きで、しかも普通の算用数字。 宇宙人だよな? 矢澤隊員が死ぬ間際に言った言葉は「水爆を捨てろ」だった。 捨てていいのかよ?> 第40話 いそげ!マグマ大使 くたばれ怪獣グラニア 脚本:高久 進 監督:船床定男 残された水爆は一発。 ゴアはすぐにでもそれを東京に向けて使用するため、MM団に毒ガスを東京に散布する隠密作戦を指令した。 一方、矢澤を失ったインターナショナルスクランブルは怒りに燃え、ゴア探索を強化していた。 敵は グラニア。 サソギラス編の最終回。 ゴアが使用しようとした水爆を阻止するというのが話の骨子だが、サソギラスから抽出した毒ガスの東京散布が最初に行われる。 どっちかというと今回そっちばかりが中心になって、マグマとグラニアの戦いはとってつけたような話になってる。 ラストで実際に発射された水爆ミサイルをロケット形態になったマグマがギリギリで回避するという緊張感のある話になった。 <水爆使用を決意したならすぐに使えば良かったものを、なんで最初に毒ガスを使おうとしたんだ? お前らを全滅してやると高笑いするシュナイダーだが、自分自身も一緒に死ぬ訳だが? 「私には不可能と言う事がないのだ」と宣言するゴア。 今までのことは? ロケットを発射したらお前は焼け死ぬとグラニアを説得するマグマ。 わざわざ「嘘ではない」とまで言っているのだが、実際にミサイルを発射したらちゃんと生きていた。 どうやらマグマが嘘を言ったようで。 ゴアは水爆が当たったら宇宙船はひとたまりもないと言っていたが、実際当たっても破壊はされなかったようだ。 グラニアはマグマのドロップキックを食って倒れたが、この程度で死ぬようには思えないんだが…ロケット発射の反動でで体力がなくなってしまったのかな?> 第41話 幻怪獣バルザスの猛襲 脚本:内山順一朗 監督:船床定男 平和な日本の風景に我慢がならなくなったゴアは怪獣バルザスを繰り出し、平和を壊そうとする。 バルザスは遊園地や動物園など、人の集まる場所を目指して行動するが、神出鬼没なバルザスに翻弄されるインターナショナルスクランブルの面々。 敵は バルザス。 自在に実態と虚像を切り替えることが出来る怪獣。 実はどんな植物にも擬態できるという特徴があった。 新しい怪獣が登場。 最初はマモルとガムが独自にその正体を探るってパターンは確立されてる感じだ。 この話は、単純に人間に対する嫌がらせで怪獣が出現するため、物語事態が結構単純化されてる感じ。 それでまずは神出鬼没の怪獣の正体を暴こうとするのだが、神出鬼没ってのが良くて、姿を見せずに音だけでちゃんと怪獣の存在を匂わせる良い演出になってる。 野沢雅子じゃないか。 なんでだろ? <ツッコミどころではないが、冒頭で二子玉川園の模様が映される。 やっぱりバルザスの身長は少なくとも20メートルはあるよな。 6メートルのマグマとは釣り合わないんだが。 勝ち誇るゴアを「こそ泥」呼ばわりしたところ、地団駄踏んですげえ怒ってた。 随分大人げない敵首領。 > 第42話 マグマ大使とバルザスの激闘 脚本:内山順一朗 監督:船床定男 どんな植物にも姿を変えられるバルザスの神出鬼没の攻撃に劣勢を強いられるマグマ大使。 更にバルザスの体から出た一刺しで人間を殺してしまう有刺花粉が辺りにまき散らされてしまった。 敵は バルザス。 体を自在に変える他、人間を殺してしまう有刺花粉をまき散らす。 前回の話では単純に人間への嫌がらせでバルザスが投入されたように見えたが、人類滅亡のシナリオがそこには隠されていて、結構深い物語になっている。 次々に人間が死んでいくのを黙って見ているしかできないマグマ大使の哀しみという演出。 さらっと流されているけど、実際にこれだけ人間が死ぬ描写があるのはめったにない。 そしてこれまでの敵と較べ、格段に戦いにくいバルザス。 <バルザスの花粉が舞っているのは東京タワーがあるところなので、東京だと思われるが、大阪城を思わせる城も出ている。 前回に続き、遊園地の植物園に身を潜めるバルザス。 随分気に入ったらしいな。 バルザスをあぶり出すインターナショナルスクランブルは完全防備で皮膚は守られてると説明されているが、ガスマスクの横から皮膚が見えてるぞ。 バルザスの首に爆弾を仕掛け、有刺花粉をまき散らす最後の作戦をべらべらとマグマ大使に喋ってしまうゴア。 結局それで首を投げ返されてしまった。 ところでバルザスの顔には多量の有刺花粉が詰まっていたはずなんだが、バルザスの顔が爆発した後、それは一体どうなった?> 第43話 マグネット怪獣ジギラ現わる! 脚本:内山順一朗 監督:船床定男 ことごとく作戦をマグマ大使によって阻止されたゴアは一度地球を離れ、こんどは宇宙中の怪獣を集めて地球に向かわせようとした。 その間に地球に残した怪獣ジギラを送り込む。 敵は マグネット怪獣ジギラ。 体中から電磁波を出し、金属を何でも吸い寄せてしまう。 ゴアが地球を離れることになり、その置き土産の怪獣が暴れるという話。 ロケット人間にとっての弱点とは、磁気に弱いと言う事で、それを突かれるという展開となる。 更にマモルの笛がコピーされ、それによってマグマが混乱させられてしまう。 単純ながら効果的な方法でもある。 あとゴアの本拠地はどこにあるのかとマグマとアースが語らうシーンがある。 宇宙のどこにいても飛んでいけるって事か。 ゴアの手下ガベル役は後の戦隊シリーズで敵首領役を次々演じていた石橋雅史。 もうこんな時から悪役として活躍してたんだね。 <マグマ大使は笛の音さえ聞かせられると飛んでいく。 だからその音をコピーすればいつでもマグマ大使を呼び出せるというのが面白いが、これまでそのことを考えてなかったんだね。 ところでテープレコーダーの場合、音を完全にコピーすることは出来ないんだが、それくらい分からないか?…と思ったら、まさにそのことをアースが言っていた。 ゴアの本拠地のカラー写真がNPI通信社に届いた。 どうやって数光年も遠いところから電信で送れる? コバルト爆弾があれば遊星くらい吹っ飛ばせると豪語する海老名長官。 遊星ってどのくらいの大きさ?地球くらいある可能性もあるぞ。 > 第44話 マグマの使命 脚本:内山順一朗 監督:船床定男 ガベルの策略にはまりマモルの元に迎えないマグマ。 だがインターナショナルスクランブルはゴアの母星ゴアラの位置を特定。 マグマにその破壊を依頼していた。 コバルト爆弾を抱えゴアラへと向かうマグマだが… 敵は ジギラ。 磁力を最大限にしてバラバラになったゴアラ遊星を地球に落とそうとする。 宇宙怪獣を大挙して集めようというゴアの作戦はコバルト爆弾によって失敗。 だがゴア自身は不死身なので、母星を失ったゴアは、今度は復讐の為に地球を破壊しようと考え、ゴアラ遊星を地球にぶつけようとする。 そしてジギラだが、マグマ大使は自分の中の体内電池を全放出してジギラを倒す。 壮絶な戦いだが、抱き合ってるだけにしか見えないのがちょっと残念。 <ゴアラ遊星に向かうマグマ大使だが、飛行中のバックは青空。 この遊星ってどこにあるんだろう? 遊星に到達前に撃ち落とされたマグマ大使を見て「マグマが落ちていく」と言う発言があった。 宇宙のどこに落ちるんだ? ゴアは「滅多なことでは死なない」と言っているが、殺す事は可能と言う事を示唆もしている。 宇宙の彼方から遊星を呼ぶほどの磁力を発する怪獣だと、地球そのものにも凄い影響を与えるかと思うんだが、普通にテレビが放映されていたから、電波にも影響がなかったようで。 ジギラが殺されたらゴアラ遊星の軌道が変わったけど、遊星はまっすぐ地球に向かっていたはず。 慣性の法則はどうなる?> 第45話 日光に現れた海坊主の謎 脚本:石堂淑朗 監督:船床定男 菊池 明 日光へと向かう道で巨大なのっぺらぼうの怪獣の目撃情報が相次ぐ。 取材へと向かった村上厚と木田の二人。 だがこの怪獣のことはゴアも知らなかった。 敵は 海坊主。 伸縮自在の灰色ののっぺらぼうの怪獣で、ゴアによるものではない。 呼称は仮称。 車を憎み、日光に来る車を驚かす。 ゴアとは関係なく怪物が出ると言う話で、ゴアもその正体が知らず、その謎を追うという話になる。 未だその怪獣の全貌は見えてこないが、カニ座からの特殊電波と、車を憎みきっている宮司さんの心が結びついて怪獣が出現したかのよう。 なんか「ウルトラマン」のを思い起こさせる。 カニ座の関わる話だとの話か。 <カニ座の異変により、地球にも影響が起こっているとか。 一体何光年離れてると思ってるんだ? 仮にも宮司さんが「この世から人間が死んでしまえば良い。 地球なんかなくなれば良い」とか、とんでもないこと言わせすぎるだろ。 > 第46話 怨霊怪獣海坊主対マグマ大使 脚本:石堂淑朗 監督:船床定男 菊池 明 海坊主対策に奔走するインターナショナルスクランブル。 これが本当にゴアによるものなのか、調査に向かう木田と、それに同行するマモルとガム。 敵は 海坊主。 動物には見えるが、カメラには写らない。 宮司さんの憎しみの心がカニ座の電波を使って怪物を作り上げた。 海坊主を巡る人間とマグマ大使、ゴアの攻防となる。 ただ怪物を出すのは人間への憎しみなので、ゴアと結びつきやすく、その怨念を利用されかける。 そこでマグマ大使は海坊主をどうするのかというと、普通に倒してしまい、老人も死んでしまった。 なんと非情な…と思ったら、悪心だけを消し去ったとのこと。 便利な機能だ。 <海坊主はたかだか車を蹴飛ばすくらいの力しかないが、ゴアによれば、世界を滅ぼすほどの力があるとか。 そんな力あるように思えないけど。 ゴアの手下相手に大立ち回りを演じる木田記者。 なんで近くにガムがいるのに助けを呼ぼうとしないんだろう? ゴアの望みは地球を手に入れることだったはずだが、いつの間にか地球滅亡にシフトしてる。 いろは坂をゆっくりと海坊主と対峙するマモルたち。 なんでこんなゆっくり迫る必要があるんだ?> 第47話 電磁波怪獣カニックス新宿に出現 脚本:石堂淑朗 監督:船床定男 菊池 明 日光の宮司原田五郎は未だカニ座の電波を受ける体質は変わっていなかった。 その心の奥にある孫の太郎への思いを利用し、宇宙怪獣を作り出そうとするゴア。 孫の姿を見せられた原田はついにゴアに屈してしまい… 敵は カニックス。 元は手のひらに収まるほどの小さな宇宙生物。 カニ座の電磁波を受けて巨大怪獣に進化する。 原田の心から出たもののため、車に対して憎しみを持っているようだ。 海坊主が倒れ、宮司さんも心を取り戻したため、もう終わりかと思ったら、再びその宮司さんが登場。 未だにカニ座の電波を受けているので、それを利用されることになったそうな。 因果な爺様だ。 それで誕生したカニックスは、都心に現れている為、ビルとかの造形がちゃんと作られてる。 前2話が安普請だった分、こちらに金をかけたって事か。 <原田の孫太郎の頭には見事な寝癖が。 リアルなのか、セットし忘れたのか。 太郎は延々石を積み続けている。 賽の河原を表現してるのかと思うのだが、ゴアって随分日本に対する造詣深いよな。 原田がゴアに利用されていると言う木田。 まだ怪獣も出ていないのになんでそれが分かるんだ?> 第48話 東照宮の危機・電磁波怪獣カニックス大暴れ 脚本:石堂淑朗 監督:船床定男 菊池 明 大暴れするカニックス。 だがカニックスを倒すことは原田老人を殺すことであるため、マグマは攻撃が出来ないでいた。 敵は カニックス。 人間が作り出してしまった怪獣を相手にいかに戦うかという話。 結果として怪物を作った人間は怪物を消すことは出来たものの、命を失うという事態となる。 その間に原田老人が一般人に責められるシーンがあるが、これは精神的にきつい描写になってる。 このまま暴徒に殺されても仕方なかったような気がするが、それをやったら救いようのない物語になってしまう。 アースによれば、人の命はかけがえのないものである以上、一人の人間を犠牲にすることは出来ないという。 マグマ大使自身は地球を救う為には一人の犠牲は仕方ないと言っているので、アースとマグマの間で意見の相違が起こっている。 マグマ大使とゴアの直接対決も有り。 ちょっとやり合っただけでゴアは高笑いしながら逃げてしまったけど。 <天体望遠鏡で見るとカニ座がきらきら光っている。 電波を盛んに送ってるってことだろうけど、一体電波が地球に届くまでどれだけかかると思う? 原田老人は車に対して激しい憎しみを抱き、それが怪獣を作り出したのだが、実際のカニックスはゴアの命令を聞いているので、いつもの怪獣と違いが無いという問題がある。 新しい怪獣を作る為として原田老人の家に直接出向くゴア。 悪の首領がスカウトまでしてるって、随分安っぽい組織になってしまった。 > 第49話 再生怪獣キンドラ出現 脚本:高久 進 監督:船床定男 地球で開発された太陽系探査用宇宙船アンドロメダ3号の飛行を見たゴアは、それを人類の挑戦と受け取って、地球滅亡作戦を敢行する。 敵は キンドラ。 ゴアがアンドロメダ3号に付着させた菌から発生した怪獣。 体自体が菌で出来ている為、肉体が欠損してもあっというまに再生する。 菌自体は金色に輝いており、発見者はこれを金と勘違いしたが、あらゆる生物を腐らせてしまう。 雉も鳴かずば打たれまいの故事通り、人類が太陽系探査ロケットなんか打ち上げたものだから、ゴアを怒らせてしまうと言う話。 後にで使われるようになったモティーフでもある。 ゴアがやったのは宇宙船に怪獣キンドラの菌を付着させるというもの。 これもで何作か作られたが、その意味ではかなり色々先行した脚本でもある。 キンドラの菌をお宝と勘違いした猟師がそれをポケットに入れて、取り出した時に手が白骨化しているというシーンがあるが、描写としてはきつすぎる。 リアルタイムで観てたら確実にトラウマ化してる。 しかも途中から手自体がぽっきり折れてるし。 今回は蔵王のエコーホテルとのタイアップ作品でもあり。 これも特撮史上初のタイアップなんじゃないかな?ちょっとだけだが蔵王の観光もしてる。 尚、人喰い黴を分析してる科学者は大平透。 ゴアと全く同じ声をしてるため、恐ろしい違和感が… <アンドロメダ3号の飛行を見たゴアは宇宙空間は自分のものであるとして、「侵略者は撃たねばならない」と激高する。 良く言うよ。 アンドロメダ3号を救いに行ったはずのマグマ大使は任務に失敗し、乗員全員を死亡させてしまったが、それに対して誰も何も言ってない。 マグマに何を言っても無駄って事か? 落下したアンドロメダ3号を見た猟師は「宇宙人がいるかもしれないから気をつけろ」と言っているが、そういう問題だろうか? 白骨化してしまった猟師の元へマモルたちを案内する医師。 子どもに見せるにはショック大きすぎない?それよりも伝染病って可能性を一切考えてないのか? 菌が伝染することが分かった際、病院は封鎖されるのだが、厚は「僕は最近研究所でこれを分析してもらいます」とか言って出て行ってしまう。 これじゃ封鎖の意味ないじゃん。 > 第50話 くたばれ!宇宙カビ怪獣キンドラ 脚本:高久 進 監督:船床定男 菌の集合体で、どんな攻撃を受けても再生してしまうキンドラの弱点はジェット気流だと悟るマグマ。 だがキンドラは自らの体を爆発させて姿を消し、地球は再度キンドラのカビの脅威にさらされた。 敵は キンドラ。 宇宙カビを駆逐するカビを投入して倒した。 力任せでは倒せない怪獣をどう倒すかと言う事に集中した話で、こういう知恵を絞る話って良い具合だ。 お陰で今回マグマ大使はほとんど活躍の場が無かったけど。 自分が助かる為には他の人を殺しても構わないという浅ましい考えを持つ人間が出てくるのも作品としては正解。 特撮に登場するのはいい人ばかりなのが多く、こういう描写ってなかなかないからね。 それで取り残された厚とマモルが絶望的な状況で死を覚悟するとか。 今回も博士役で大平透が登場。 博士が落ち着いた声で人々を説得するシーンの直後にゴアの姿を出して叫ばせるのが遊び心に溢れてて良し。 <ジェット気流で攻撃した結果、キンドラは爆発四散した。 それで倒れたとは思わずに逃げたと判断してるのは何でだろう? ガムでさえ溶かされてしまうカビの雲の中に平気で突っ込んでいくガム。 この子の学習能力って? カビに感染したら骨まで溶かされるはずなんだが、患者さんは一般病棟にいるようだし、別段隔離もされてないみたい。 それで良いのか病院? 緑の花が菌をどうやって駆逐するのかと思ったら、ビームを発射してた。 分かりやすいけど、宇宙の植物って凄いな。 > 第51話 宇宙怪獣ゴアゴンゴン襲来す! 脚本:高久 進 監督:船床定男 虎の子のキンドラまでマグマ大使に倒されたゴアは、最後の手段であるゴアゴンゴンを投入する決意を固めていた。 一方、火山島ではアースが不調を訴えていた。 敵は ゴアゴンゴン。 二本の角を持つ恐竜型の怪獣。 ゴアの本当の最後の切り札で、実はゴア本人の正体だった。 いよいよラストバトル。 ゴアは最後の切り札をダシ、地球ではアースがその故郷であるオリンポスへの帰還を前にしていた。 一気に話はラストに向けて収束していく。 <やられた怪獣のビデオを観ることは無駄だというゴアは「そんな事は死んだ子の歳を数えるようなもの」と言っている。 日本通もここまでくると凄いもんだ。 アースが死んだら地球は儂のものだと嘯くゴア。 でもアースが死ぬ前に攻撃するのね。 東京上空に北ゴアの円盤に向かって総攻撃を欠けるインターナショナルスクランブル。 破片とかで東京は壊滅しないか? 怪獣が目の前に迫ってるマンションがまだ避難終わってない。 あらかじめ避難とかさせてないのか…でもこれって見過ごされがちながら大切な部分かも知れない。 > 第52話 宇宙の帝王ゴア対マグマ大使・最後の戦い! 脚本:高久 進 監督:船床定男 絶対零度の光線を吐くゴアゴンゴンによってマグマ大使の右手は凍らされてしまう。 最終技であるジェット気流を用いてなんとかゴアゴンゴンを撃退するものの、今度はゴアはマモルを人質にマグマに降伏を迫る。 敵はゴア。 最終的にはゴアゴンゴンに変身してマグマ大使に決戦を挑んで敗北した。 いよいよ最終回。 ゴアとの最終決戦が描かれる。 30分という短い時間で罠の張り合いが展開する為、戦いは少なめで、最終決戦も割とあっけなく終わった。 アースも死んでしまったため、人類は救われたものの、マグマたちにとっては痛み分けと言ったところ。 最後はマグマたちもオリンポスに行ったアースを追いかけて地球を離れる。 <最終話になってやっとマモルを人質にすることを考えたゴア。 遅すぎる気がするんだが。 マモルの笛は録音さえしておけばマグマ大使を呼べるという話があったが、そのくらいの措置を誰も取ってないのね。 ゴアは強力な電磁波でマグマ大使の機能を狂わせて宇宙を彷徨わせると言っていたが、宇宙どころか普通に空なんだが、これでは落下させるだけで済みそうだ。 最終決戦地はゴアの故郷ゴアラ遊星だが、44話で破壊されているはず。 ゴアは不死身のはずだが、ゴアゴンゴンはあっけなく倒されてしまった。 ゴアゴンゴンになると不死身が消えるのか?確かにそれだったら「変身は最後の手段」というのも分かる。

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マグマ大使最終回

マグマ 大使 モル

は列挙するだけでなく、などを用いてしてください。 記事のにご協力をお願いいたします。 ( 2013年12月) おう らんふぁん 應 蘭芳 本名 応 仲奇 近藤 滋子(旧姓:三瀬) 別名義 応 蘭芳 生年月日 1938-03-09 (82歳) 出生地 ・ ジャンル 、 活動内容 、、など 主な作品 『』 『』 應 蘭芳(おう らんふぁん、(昭和13年) - )は、の、。 旧芸名は 応 蘭芳。 本名は応 仲奇。 日本名は三瀬 滋子(さんのせ しげこ)だったが、1981年に結婚し近藤 滋子になった。 身長160cm、B90cm、W60cm、H90cm(1969年1月時点)。 第一協団( - 1968年) 、(1969年 - ) 、以降の所属事務所は不明。 来歴 [ ] ・・生まれ。 父親は英国籍の中国人で、母親は日本人。 は(応の母がアンジェラの父の妹)。 生後すぐにに移住し、満州国籍となる。 11歳の時に母親と二人でへと引き揚げた。 (昭和32年)、日本国籍がなかったため就職できず、「優勝すると女優になれる」という『カーニバル』のに応募し優勝する。 (昭和33年)、ミスコンテストの結果を受け、の第5期に合格。 同期には・・・・がおり、へ入社。 その後、養成所にも12期生として入所。 同期には・・・・・らがいる。 東映には2年弱、俳優座には3年ほど在籍し 、その後に所属。 (昭和34年)、日本名 三瀬 滋子で映画『』『』『』に出演。 (昭和39年)、青年芸術劇場(青芸)第6回発表劇『袴垂れはどこだ』に出演、当時のパンフレットにも芸名は 三瀬 滋子でクレジットされているが、劇の原作の一つである中国小説の訳者表記部分には本名の 応 仲奇でクレジットされている。 (昭和41年)、『』(、)にモル役で出演。 劇中では特技のも披露している。 (昭和43年)、青芸の解散に伴いへ移籍し、芸名を 應 蘭芳に変える。 同年、『』(制作版)でホステス役を務める。 (昭和44年)、『』(、)に、初代メンバーとして出演。 現在は舞台、芝居を中心に活躍。 又長いキャリアを持つやなどで世界を回った、それらの体験を生かした体験談の講演も多い。 他にテレビ番組・イベント企画等のキャリアも長く、テレビ演出・制作会社(株)コン・エンタープライズを中心に活躍。 人物・エピソード [ ] 高校時代に水泳の高飛び込みで関東大会で優勝したほどの運動神経が抜群に良い少女だった。 に自動車の国際A級ライセンスを取得。 『マグマ大使』出演時には、2000GTで撮影所に通っていて、のついでにレース出場したこともあった。 には、「箱スカ」と呼ばれ現在でも伝説の名車として名高い「」を購入。 また、、の免許も取得。 『マグマ大使』第15話では、日本の女優として恐らく初めて吹き替えなしに水中アクションシーンを演じたが、実際に撃たれたのをすれすれでよけるシーンなどもあり、「後で考えてゾッとした。 」と語っている。 2017年現在はの理事長を務める。 1974年8月11日、山形空港開港10周年の空港まつりのデモンストレーションで、スカイダイビングに参加。 その際、他のダイバーの落下死事故に遭遇した。 出演 [ ] 映画 [ ]• (1959年、)• (1959年、東映)• (1959年、東映)• (1967年、)• (1968年、)• (1968年、)• (1968年、松竹)• (1968年、東映) 他多数 テレビ番組 [ ]• (1964年 - 1965年、)• (1966年 - 1967年、フジテレビ) - モル 役• 第1話(1968年、フジテレビ)• (1968年、)• (1968年 - 1969年、日本テレビ)• (1969年 - 1970年、)• (1970年、TBS) - 第1話• (1989年、フジテレビ)• ・2(2016年、) - 黄倩玉(コウ・セイギョク) 役 他多数 吹き替え [ ]• アルバム [ ]• 『歓喜歌謡完全版』(、/:PCD-7275) 全シングル作品にを担当したLP『ピンク・ムードデラックス 第3集』から当時の全ナレーション、 未発表音源であったの「火遊びのブルース」ライヴ音源に加え2006年新録ナレーション、による「OH! LANGFANG」をとして収録した完全網羅盤。 解説:。 その他の活動 [ ]• プレイガールオフィス・トークショー「プレイガール伝説」(2000年) 脚注 [ ]• : p. 1969年1月16日• : p. 1969年10月16日• , pp. 25、50. 50, 應蘭芳インタビュー• , p. を意識したもの。 参考文献 [ ]• 『マグマ大使パーフェクトブック』()• 『うしおそうじとピープロの時代 スペクトルマンVSライオン丸』()• 『別冊映画秘宝 円谷プロSFドラマ大図鑑』〈洋泉社MOOK〉、2013年10月2日。 この項目は、に関連した です。

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應蘭芳『渚の歓喜(エクスタシー)』/1968年 シングル

マグマ 大使 モル

ここはどうやら、ゴアの円盤か秘密基地の中のようだ。 モルは仰向けにされ、台に両手両足をX字に縛り付けられていた。 手足を引っ込めなければ ロケットに変身することはできない。 ロケットに変身していない時のモルの身体は、人間の女性と同じだ。 どんなにもがいても、力を入れても、モル自身の力ではどうすることもできない。 逃れるすべはなかった。 気がつくと、ゴアが横に立ってモルを見下ろしていた。 「さて、お前をどうしてやろうかな。 人質としてマグマ大使の奴を呼び出してやるか。 お前を壊すといえば、マグマの奴も抵抗できまい」 モルは自分の失敗を悔やんだ。 自分のせいで、あの誇り高いマグマに危害が及ぶなんて 耐えられない。 だが、ゴアはモルの身体をなめまわすように眺めると、ニヤニヤと笑って言った。 「いや、その前に、もっと面白いことを考えたぞ。 へっへっへっ」 ゴアの青銅色の顔が迫ってきて、モルは思わず顔をそむけた。 「俺は地球人の女が好きなんだ。 地球人の女の身体は俺にぴったりなのさ。 だがロケット人間は初めてだな。 その銀色のタイツの下はどうなっているのかな。 お前も地球人の女のように喜ばせてやるぞ」 (喜ぶ…?何を喜ぶというの、こんな目に合わされた私が。 「身体がぴったり」って、どういうこと?) モルの心を不安がよぎった。 「ロケット人間の女は、どこが感じるんだろうな。 地球人の女と同じかな」 ゴアの太い指が、モルの首筋から、ゆっくりと身体の上をすべっていく。 銀色のぴったりとしたコスチュームに沿って動いてきた指は、モルの豊かな胸のふくらみの頂点で止まり、そこをぐりぐりと押した。 しばらくいじっているうちに、ゴアはにやりと満足そうに笑った。 「うむ、やっぱり地球人の女と同じようだな」 ゴアは、ゆっくりと歩いてモルの両足の間に移動し、銀色のタイツに包まれた太腿の付け根を見下ろした。 「そうすると、ここも同じなんだろうな。 こいつを脱がすのは、後の楽しみにとっておこうか。 俺様のモノを味わう時までな。 へっへっへっへっ」 (モノを味わう…?何のことなの? それより、さっきの感触は何?) モルの中で不安が高まっていた。 さっきのゴアの指の感触が胸の先に残っている。 ゴアの指先にまさぐられた時、胸の先端が敏感になり、硬く尖ってくるのを感じた。 指が離れる時に、もっとそのまま続けてほしいような気持ちが起こりそうになった自分を、モルは信じられなかった。 こんな奴に触られたのに、私は何を考えているのだろう。 (ゴアは私の身体について、私の知らないことを知っている…!私の知らない何かを…。 嫌だわ、何をされるの…) そう。 モルは男女の営みについて、何ひとつ知らなかった。 アースによって生み出された時から、モルの身体はこの姿だった。 熟し切った大人の女性の身体をもちながら、その肌に男の指が触れたことはない。 夫として作られたマグマ大使は巨大なロボットだ。 人間どうしの夫婦生活などあるはずもないし、それを教えてくれる人もいない。 ゴアによって敏感な部分をまさぐられた感覚は、モルが初めて経験するものだったのだ。 「この台はな、俺様のとっておきの玩具なんだ。 お前もすぐに気に入るぞ」 ゴアの傲慢な声が響く。 「こいつらがお前の感じるところを探してくれるからな」 ゴアが大きなレバーを引くと、ウイーンというモーター音のようなものが響いた。 仰向けに拘束されたモルの身体の両側から、何本かの触手のようなものが、蛇のようにくねりながらモルの身体の上に伸びてきた。 「嫌っ、何なの。 やめて」 モルは触手のくねくねとした動きに、本能的な嫌悪感を覚えて顔を背けた。 だが、反対側からも触手は伸びてくる。 モルに逃げ場はなかった。 「さあ、どこから試してやろうか。 その大きくて敏感な乳首からだな」 ゴアがレバーを動かすと、左右から2本づつの触手が、モルの胸元に近付いてきた。 左右2本の触手の先がぱっとはじけると、それは数十本もの細かい触手に分かれた。 それぞれの先がさわさわと震えながら、モルの胸の柔らかなふくらみを覆うように近付いてくる。 無数の蛇に襲われるような眺めに、モルは思わず目をそむけ、身体をよじらせて逃れようとした。 もちろん手足の拘束はびくともしない。 一方の触手に背を向けて避けようとしても、反対側からも迫ってくる。 それぞれの触手の群れが、銀色のコスチュームの上から胸元をとらえた瞬間、モルは、ぞくり、と身体を震わせた。 くすぐったいような触感とともに、ふたつのふくらみが張りをもち、いつもよりも敏感になったような気がした。 そして、ふくらみの先端がぎゅっと硬く尖り、さっきのゴアの指の感触がよみがえってきた。 (いやだ、何なの、これは…変だわ…どうしたの…) モルは身体が熱くなってくるのを感じて、得体の知れない不安感に襲われた。 自分の胸がふくらんでいる理由をアース様に聞いた時、アース様は、それは子供が生まれた時に母乳を与えるためにあるのだ、と教えてくださった。 それを聞いて、すでにガムという子供がいる自分には、もう必要ないものなのだと思っていた。 それなのに、そんな意味のないはずの場所を撫で回されて、私の身体はおかしくなり始めている。 これまで経験したことのない感じに…。 「どうだ、気持ちいいだろう?そのいやらしい身体つきだものな、へへっ」 ゴアの無遠慮な声で、モルは我に返った。 「気持ちいいなんて…そんなことありません。 はやくここから離して」 「ほう、強がってるな。 今にそんな口をきけなくしてやる。 これならどうだ?」 ゴアは新しいレバーを引いた。 双球を撫で回す蛇の群れに加えて、今度は別の2本の触手が、ブーンと唸りを上げながら近付いてきた。 触手の先は棒のように硬くなっていて、先端に奇妙な形のくびれがついていた。 「こいつがお前を喜ばせてくれるぞ」 ゴアがレバーを操作すると、触手はモルの胸の先端の硬くなったところに触れた。 「ああっ…」 モルの身体はびくっと跳ね、口から声が洩れた。 触手は胸の先をぐりぐりと押してくる。 モーターのような微妙な震動が乳首に伝わり、敏感になった乳首から甘い刺激が身体じゅうに広がっていく。 モルの身体はますます熱くなり、息が荒くなっていくのを感じる。 (どうしたの…ただ胸を触られているだけなのに、どうしてこんなふうにおかしくなるの…それに…それに…) 「どうだ、気持ちいいだろう?もっとやってほしいだろう?」 「そんな…そんなことないわ…はあっ…やめてちょうだい…あっ…」 認めたくはなかったが、モルの身体は、胸を撫で回されることを喜んでいた。 先端に震動する棒を押し付けられて、ぐりぐりといじられることを、やめてほしくなどなかった。 ただモルの理性が、このまま続くことを拒んでいた。 (こんな…こんなことをされたら、私はどうなってしまうの…このままおかしくなってしまったら…私にこんな弱点があるなんて、アース様、なぜ教えてくださらなかったのですか!) 「やめてほしいのか?本当にやめてほしいのか?強がっていられるのも今のうちだ。 そのうち泣きながら、もっと続けて、って懇願するようになるぞ。 感じてるじゃないか。 そんなに乳首を大きくして。 いやらしい乳首だな。 熟し切った淫乱女の乳首だぞ。 ほら、その宇宙服の上から、くっきりと見えてるじゃないか」 「いやっ…見ないで…大きくなんかなってないわ…はあっ…やめて…お願い…あんっ…」 乳首が大きくなるのがどういうことなのか、モルにはわからなかった。 ただ、自分の身体の変調がゴアを喜ばせていること、そしてゴアのこの卑劣な仕打ちを、意思を裏切って自分の身体が受け入れていることに、モルは屈辱を感じていた。 この男を喜ばせるような反応などしたくはなかった。 でも、抑えようとしても身体はびくんびくんと跳ね、口からは吐息まじりに声が洩れて止まらなくなっていた。 このまま目を閉じて、敏感になってしまった胸のふくらみを弄ぶ触手の感触に身体をゆだねてしまいたい、という誘惑に、モルは必死で抵抗していた。 「ああっ…あうっ…やめて…お願い、止めて…止めて下さい…ああっ…」 「ふふん、ずいぶん声が小さくなってきたじゃないか。 俺に噛み付きそうだったさっきの勢いはどうしたんだ。 素直になれば、もっと気持ちよくしてやるぞ」 もっと気持ちよく…その言葉はモルの胸の奥に突き刺さった。 今感じている感触でさえ、これまで味わったことのないものだ。 これ以上に気持ちよくなれるなんて…。 (何を考えてるの、ゴアの罠にはまりたいの?逃げださなくちゃダメだわ。 ああ、でも…) モルの頭の中はすっかり混乱していた。 触手はいつしか5本の指のように集まり、男のたくましい手がわしづかみにするようにして、モルの熟し切った乳房をゆっくりと揉んでいた。 と同時に敏感になった乳首には絶えまなく小刻みな震動が押し寄せる。 波のように押し寄せる快感が、モルの頭から思考力を奪いつつあった。 「こんな厚い服の上からじゃあ物足りないだろう。 直接触ってやるからな」 次の触手は1本だった。 先端で小さな円盤が回っている。 どうやら刃物のようだ。 モルは緊張と恐怖に身を固くした。 「動くなよ。 こいつは服だけを切って中身に傷をつけないスグレモノなんだ。 動かなければ怪我はしない。 もっとも、胸を揉まれて気持ちよくて悶えてるんだから、止まってるのも大変だろうけどな」 ゴアの侮蔑的な言葉にモルは屈辱を覚えた。 だが、実際にその通りであることに気付くと、むしろ自分の身体に憎しみを覚えた。 どうしてこんな奴の思いどおりになってしまうのよ。 私はどうしてしまったの! 刃物はモルの喉元に近付くと、身体の中央に沿って、銀色のコスチュームを一直線に切り裂いていき、腰の上で止まった。 誰にも見せたことのないモルの白い肌が、裂け目から露になった。 「下の方は後のお楽しみにとっておこう。 どれ、おおっ、美しい肌だ。 吸い付くようだな。 これはどんな地球の女にも負けないぞ。 マグマ大使のような朴念仁には宝の持ち腐れというものだな」 細かい触手が人の手のようにコスチュームの裂け目にかかり、両側に押し広げた。 モルの柔らかく盛り上がった胸が、ぷるんと晒された。 ゴアの目が好色そうに輝くのを見て、モルはたまらなく恥ずかしくなった。 ロケット人間であるモルに、羞恥心などというものはそなわっていない。 だが、コスチュームの下に隠していた部分がゴアの目にさらされ、ゴアを喜ばせるのが、たまらなく嫌だったのだ。 ゴアは舌舐めずりせんばかりに興奮していた。 無数の触手がふたたびモルの乳房を包み込んだ。 今度は羽毛のように優しく、さわさわと肌を撫で回す。 「ひっ…そんな…はあっ…ダメ、ダメよ…あ、ああっ…お願い…」 さっきまでの刺激とは比較にならない快感がモルの身体に広がる。 「やめて…おかしくなる…ああっ…止めて、止めてください…はあっ…」 「そんなに気持ちがいいかい。 こんな綺麗な肌なら、今度はあれを試してみよう。 きっとお前も気に入るぞ、へっへっへっ」 レバーの操作とともに現れた第4の触手は、ぬめぬめと濡れて光りながら、くねくねと複雑に動いて近づいてきた。 今までのものよりもさらに気持ちが悪い。 しいて例えれば、それは人間の舌を長くしたような代物だった。 「いやっ、やめて、触らないで、ああっ、あああっ、そんな、何なの…」 それが乳首の先に触れて包み込むように動くと、身体中に電気が走ったように感じた。 もうマグマもガムもアース様もみんな頭から消えていた。 自分がゴアに囚われているのも忘れそうだった。 ただ胸の柔らかい膨らみから送り込まれる、とてつもない快感だけが身体を支配しようとしていた。 その時、胸を包み込んでいた無数の細かい触手が、一斉にぶるぶると小刻みな震動を始めた。 「ああっ…ダメ、そんな、ああっ、そんなことされたら、あっ、あっ、やめ て、あああっ、いや、いやあっ、あああっ、許して、お願い、あっ、あっ」 モルは半狂乱になった。 快感が頂点に向かって急速度で駆け上って行く。 ゴアが得意げに笑いながら見下ろしている。 「どうだ、気持ちいいだろう?素直になれよ。 気持ちいいって言えたら、許してやるぞ」 「…そんな…気持ちよくなんか…ああっ、ああ、ああっ、変、変なの、あ、あああああっ、いやああっ、だめええっ」 モルの身体は魚が跳ねるように反り返って硬直した。 頭の中が真っ白になっ た。 足の付け根がかあっと熱くなり、何かがぎゅっと収縮するのを感じた。 モルが初めて絶頂を体験した瞬間だった。 モルの目覚め -2- ページ内で使われている画像は全てイメージ画像です。 短い間、意識を失っていたらしい。 心臓が激しく波打ち、はあはあと息苦しくあえいでいる自分に気付いた時、モルはそこがゴアの基地の中であることも、自分が手足を拘束されていることさえ忘れていた。 モルはただ、今しがた自分の身体に起こった変調に翻弄され、ぐったりと力を失っていた。 このまま眠ってしまいたかった。 意識を奪われるなんて、ゴアにされたことは危険なことに違いない。 何とか隙をみつけて逃げ出さなければ。 モルの理性はそう告げていたが、一方では、そんな考えをとてもつまらないことのように感じる自分がいた。 全身に残る甘い感覚の余韻に比べれば…。 (…どうしたの、今のは何だったの…私はおかしくなってしまった…ただ胸をまさぐられただけなのに…) 「いってしまったようだな。 地球の守護神も形なしだ。 さあ、もっともっと気持ちよくしてやるぞ。 頭がおかしくなるぐらいにな。 そうして、俺様から離れられないようにしてやる。 マグマの奴、いい気味だぜ。 正義の見方気取りでうろうろしてるうちに、女房を俺様に寝とられてるとはな」 マグマ…。 マグマの名を聞くと、モルの心は痛んだ。 あの優しくて力強い、頼もしい夫。 今ごろはきっと私がいなくなったことを知り、心配しているはずだ。 (ごめんなさい、あなた。 早く助けに来て。 私をゴアから救い出して。 早く来てくれないと、わたしは、わたしは、どうなってしまうかわからないの…お願い…わたしを連れ戻して!) 気がつくと、ゴアは足の間に立って、モルを見下ろしていた。 「うおっほっほっほっ、これはいい眺めだ。 お前、ふだんからいやらしい格好をしてたんだな」 (何?何を喜んでいるの?) いやな感じがモルの心を暗くした。 何を言われているのか理解できないが、ゴアが喜んでいること、それが自分を辱める言葉であることはわかる。 「ほら、タイツが股ぐらに食い込んで、お前のびらびらにぴったりと貼り付いてるぞ。 なんていやらしい眺めなんだろうなあ」 「いやっ、見ないで…」 びらびら、というゴアの言い方は下品そのものだ。 そんなふうに形容されてしまう自分の身体が、モルにはどうしようもなく恥ずかしかった。 「お前、いつもそんな格好でうろうろしてるのか。 地球人の男が見たら、みんな興奮するぞ。 あのマモルとかいうガキも、お前のその尻を思い出して、一物をしごいてるかも知れないな」 「そんな…そんなはず、ありません。 マモル君はとてもいい子よ」 「いくらいい子でも、しょせん男さ。 お前のこのいやらしい胸や尻をながめて興奮してるに決まってる。 お前の身体はどんな男も狂わせるスケベな身体なのさ。 これだけぴったりと貼り付いているんだ、タイツの下はさぞ濡れてることだろうな。 お前のいやらしい汁が溢れ出しているはずだ」 ゴアの言葉は、またもモルの心の奥に突き刺さった。 (そんな…そんなことがわかってしまうなんて…) 胸をいじられるたびに下腹部が熱くなってくるのを感じてはいた。 頭が白くなった瞬間、腰の奥で、なにかがぎゅっと収縮し、熱いものが溢れるような感覚があったのも。 意識が戻ってからも、足の付け根のあたりに不自然な湿り気があるのに気付いていた。 そして、そのあたりが妙に敏感になっていることも。 ほんとうは、胸を責められて昂っていくにつれて、腰をよじり、太腿をすりあわせたいという欲求に駆られてもいた。 その部分にも、自分の知らない何かがある。 そこを責められたら、さっきの波よりも、もっと大きな波にさらわれて、自分が自分でなくなってしまう。 そんな予感がモルを怯えさせていた。 それだけは隠さなくてはいけない。 本能的にそう感じていた。 その秘密が、とうにゴアに知れていたとは…。 (知ってるんだわ、ゴアは。 ここを責めればいいということをを…そんな…そんなことをされたら、私はどうなってしまうの…) 「ここの形も、どうやら地球人の女と同じようにできているようだな。 そうすると、お前がいちばん感じるのは、この粒だろう」 ゴアの指先が、モルの足の付け根の一点に触れた。 「ひっ!」 モルの身体はびくん、とのけぞった。 (何?何なの?) その敏感な粒への刺激は、あれほどすごかった胸の先端よりも、はるかに強烈だった。 快感を伝える神経のすべてがその一点に束になっているように、ゴアの指が触れた一瞬の刺激はモルの身体中に広がった。 「わははははっ、お前は本当に感じやすい女だな。 そう焦るな。 「あうっ…いやっ…あ、あああっ、やめて、そんな、そんなとこ、触っちゃダメ…あんっ…」 ゴアの指先が、わずか数センチ動かされるたびに、モルの豊かな肢体は大きくのけぞり、よじり、くねった。 さっきの感触がよみがえり、さらに強まってモルに襲いかかってきた。 モルの身体は未知の快感に蹂躙されようとしていた。 「いい眺めだよ。 ビデオに撮って、お前の亭主のマグマや息子のガムに見せてやったら、なんていうだろうな」 「やめて!…そんな、そんなことしないで…はあっ…今すぐ、今すぐここから離して…ああっ…いや、いやあっ…」 尊敬するマグマや大切なガムに、こんな惨めな姿を見られるなんて…。 モルの頭は羞恥でかあっとなった。 手足を固定され、胸をはだけられ、ゴアの指で思うままに辱められて、そして、そして… 「宿敵の俺の手で大事な女房が気持ちよくなって大きな声を上げているところを見たら、マグマの奴、どんな顔をするだろうな、わっはっはっは」 「いやああっ…」 自分が快感に溺れそうになっていることを、もはやモルは否定できなかった。 ゴアの指先が自分の襞に沿って動くたびに、下腹部の快感は身体中に広がった。 もう何も考えられなかった。 全身が熱くなり、びっしりと汗が噴き出し、心臓はドキドキと高鳴っていた。 いつしかモルの分厚い腰は、ゴアの指の動きを迎えるように、控えめにくねりはじめていた。 「ほう…いやらしい腰づかいだな。 もっと触って欲しいんだろ」 「そんな…そんなことありませんっ…こんなこと、やめて頂戴。 何が目的なの…はあっ…今に、今にマグマが私を…助けに来てくれるわ…お前なんか…お前なんか…ああっ…あああっ」 「ほお、助けに来たマグマがお前の姿を見たらどう思うかな。 だいたい、ほんとうにやめていいのか。 強がってると、泣くことになるぞ」 ゴアは手の動きを止め、モルの身体から離れた。 下腹部が勝手に指を追ってゴアの方に動きそうになる。 モルは屈辱に苛まれた。 その動きがゴアにも知られたであろうと思うと、悔しくて涙があふれてきた。 「ふっふっふ、やっぱりもっと触ってほしいんだろう」 「そんなことないわ」 モルは顔をそむけた。 ゴアが言う通りであることはわかっていたが、せめてもの強がりだった。 「ふっふっふ、心配しなくても、これで終わりはしないさ。 お前を夢中にさせるには、肝心のモノがまだ登場してないからな。 さあ、いよいよお前のいちばん恥ずかしい部分を拝ませてもらうとするか」 再び、あの回転する円盤が登場した。 ゴアが何をするつもりなのかは、もう言わなくても分かっていた。 今度はタイツを切り裂いて、下半身を裸にされるのだ。 モルは襲ってくる自体を予感して、身を縮ませた。 円盤が下腹部に近付く。 モルは思わず目をつぶった。 (あ、ああっ、そんな…) 目をつぶったのは間違いだった。 円盤の微妙な刺激が下腹部に伝わってくる。 目をつぶると、それがはっきりと感じられる。 モルの下腹部は新たな快感にびくっと跳ねた。 「ほらほら、動くと危ないぞ。 ほほう、こんなものにも感じてしまうんだな。 淫乱な年増女は違うな、へっへっ」 これもまたゴアの嘲笑の対象になってしまう。 モルは精神的にもどんどん追い詰められていた。 ゴアは自分の身体を知り尽くしている。 どんなに懸命に隠そうとしても、自分の身体がどう反応しているのか、すべて見透かされている。 この気持ちのよさに抵抗できなくなっていることも。 モルはどうしようもなく無力だった。 感じていることをゴアに指摘されるたびに、モルの自尊心は次々と剥ぎ取られ、抵抗する気力は萎えていった。 このままではゴアの思うままに、知らない快感の底に突き落とされてしまう。 逃れるすべはなかった。 そして、その快感の淵から果てしない海の底に沈んでしまいたいと願っている自分がいることにも、モルは気付いていた。 自分の身体をどうすれば、どれほど気持ちよくなれるのか。 自分でさえ知らず、アース様がまったく教えてくれなかったことを、ゴアは知っている。 このままゴアに責められ続けたら、どこまで気持ちよくなってしまうのだろう。 それは恐るべき誘惑だった。 円盤は、下腹部から太腿に移動し、円を描いて、またもとの位置に戻った。 敏 感な粒とひだひだを中心に、円形に布を切り取ったようだった。 「さあ、ご開帳だ」 モルの手が布にかかり、はがされるのを感じた。 「ぐっしょり濡れて、ひだにへばりついてるな。 食い込んでなかなか離れないぞ」 布がひだから剥がれていく感触さえ、モルには甘美に感じられた。 もうどうし ようもなかった。 ゴアは下腹部に顔を近付けた。 「おお、よく濡れてるな。 いやらしい汁でぐっしょりだ。 いい臭いがするな。 俺はこの臭いが好きなんだ、淫乱なメス犬の臭いがな」 耐えられないような下品な言葉なのに、ゴアにそう言われると、身体がまた熱くなるのをモルは感じていた。 ゴアが自分の足の間に立ち、好色そうに目を輝かせて、自分のいちばん敏感な場所を見つめている。 見られているだけで、モルの身体の奥から、また熱いものが溢れてくる。 ゴアの目線に、ひだのひとつひとつの間をなめまわされているようだった。 「見てるだけで、また汁が溢れてくるぞ。 お前は見られると感じる淫乱だったのか。 これからは、ここを切り取ったタイツをはいて、亭主や子供に見せてやれ。 人間どもにもな」 このまま死んでしまいたい。 消えてなくなってしまいたい。 モルはどうしようもない敗北感にうちのめされていた。 敵に囚われて蹂躙されていることが悔しいのではない。 その敵の前で感じてしまっている自分が、感じていることをすべて見透かされてしまっていることが、どうしようもなく恥ずかしかった。 「さあ、それじゃあ、もっと喜ばせてやるからな」 ゴアがレバーを操作した。 モルを知らなかった世界に突き落とした触手が、再び襲ってきた。 細かい触手の群れが両の乳房を覆い、さらに首筋や脇腹にまで伸びてくる。 「あああっ…だめっ、やめて…お願い…ああっ」 最初の時より激しい快感が襲ってきた。 さっきまでの余韻が残っているようだった。 湿った固まりは、今度は足の付け根に向かった。 2つの軟体動物が2本の足の内側の、タイツを切り取られた素肌にとりついた。 モルは、ぞくり、として両足を閉じようとした。 もちろん、足は自由にならない。 軟体動物はゆっくりとくねり、白い肌の上をすべりながら、足の付け根に近付いていく。 「いやっ…止めて…だめ…」 軟体動物はついに、モルのひだに到着した。 「ひいっ…い、いやああっ…」 ふたつの固まりは、モルのひだの上を這いずるように動いた。 ひだをこすりあわせ、つまみ、ぴちゃぴちゃと音を立てて吸うような動きをするたびに、モルは大きくあえいで、腰を動かした。 (こんな…こんなの…どうして、どうしてこんなに気持ちいいの!何なの、これは…) 「いいだろう?どんな女だって、これには耐えられないのさ。 さあ、とどめを刺してやろうか」 もうひとつの触手、例のブーンと唸る棒がゆっくりとモルの下腹部に近付いていく。 「いや、だめよ、ああっ…そんなとこに…よして、お願い…ああっ、ああっ、」 軟体動物が、ぬるりとモルの敏感な粒を覆うと、モルの口から大きな声が洩れた。 そして、その上に、震動する棒が押し付けられた。 「ああああああっ、だめえええっ、あっ、あっ、あああああっ…」 モルの頭の中は、再び白くなった。 「もういってしまったのか。 本番はこれからだぞ」 ゴアのからかうような声で我に返る。 モルはぼんやりした頭で聞いていた。 (ほんばん?…ほんばんって、何のこと…) 目を開くと、ゴアは下半身をむき出しにしていた。 下腹部から、大きな棒のようなものが突き出していた。 ちょうど、モルをたまらなくさせた震動する棒と同じような形だ。 「こいつをお前の身体にお見舞いしてやるのさ。 この味を覚えたら、もう離れられなくなるからな」 ゴアがレバーを操作すると、モルの足を固定していた台が動いた。 モルの足をさらに広げると同時に、足首を腰に近付け、膝を立てた状態になった。 「よく見ておけ。 これがお前を虜にする俺様の肉棒だ。 これからお前の中に入るからな」 (なかに…はいる…なかって何?) モルがぼんやりした頭で考えるまでもなく、あのひだひだに硬いものが押し付けられた。 そして、それは強い力でモルのひだの間に侵入してきた。 「いや、やめて、何するの、やめてっ…はあっ…あああっ…」 それはモルの身体の中に入ってきた。 本能的に身体を引こうとしたが、すでに熱い汁が溢れだしているモルのひだは、抵抗なくそれを受け入れた。 いちばん敏感な柔らかい肉を押し分けて、あのはしたない汁の源泉に向かって、ずぶずぶと入ってきた。 (いやっ…何なの、何が入ってくるの、怖い…) 身をよじって逃れようとしたものの、ゴアはモルの腰を手で押さえ付けて許さなかった。 身体のなかの肉襞をかきわけられる感触、身体の中がいっぱいになる感触。 まさに未知のものだった。 「はっはっはっ、熱くて、ぐちょぐちょに濡れて、俺様のモノにからみついてくるぞ。 最高だな、お前のひだひだは最高だ」 ゴアが身体を揺らすと、肉の棒はモルの中の肉の壁をえぐるように出て行き、また肉をかきわけて入ってくる。 それが何度も何度も繰り返される。 肉棒が出入りするたびに、ぬぷっ、ぬぷっとモルのひだは音を立てた。 「ああっ、ああっ、あああっ、ぐうっ、あっ、あああっ」 (こんな…こんなの、知らなかった…どうして、どうしてこんなことをされて、こんなに気持ちがいいの…) ゴアに突かれるたびに、モルの口から喘ぎ声がとめどなく洩れた。 頭が芯からしびれて、ぼおっとしていた。 その目には、もう何も映っていなかった。 ただこの肉棒が与えてくれる快感に身を委ね、流されてしまいたかった。 敗北の悔しさよりも、開放感があった。 「どうした、もう抵抗しないのか。 俺が嫌いじゃなかったのか」 「ああっ…きらいよ…あんたなんか…ああっ…あんたなんか…きらいなの…あああっ」 「そうか、嫌いか。 じゃあこれで終わりだ」 モルの中からいきなり肉棒が引き抜かれた。 「いやああっ!」 モルは思わず大きな声をあげてしまった。 棒を手放すまいとして、下腹部が空しく浮いた。 ゴアの得意げな顔。 「どうした、嫌じゃなかったのか。 俺のことなんか嫌いで、早くマグマに助けてほしいんだろう」 にやにやと笑いながら、ゴアは指でモルのひだをまさぐった。 「…そうよ…はあっ…きらいよ…あっ、あっ…やめ、やめてよ…」 モルは美しい顔を歪ませ、首を左右に振った。 口では拒んでいたが、モルの頭の中は、まったく別のことしか考えていなかった。 (ほしい…ほしい…いれてほしい…あの棒がほしい…こすってほしい…私のなかをこすってほしい…はやく頂戴…) 見透かしたようにゴアの指は、ひだひだの間から汁をすくって敏感な粒にこすりつけた。 「あああっ…そんな…もう、ダメ、ダメ…ああっ…」 「どうした。 欲しいんだろ。 欲しいんならそう言え」 (もう、もうダメ、我慢できない…もうどうなってもいい…あの棒が、あの棒がほしい!) 「欲しいんだろ。 どうなんだ」 (ごめんなさい…マグマ…あなた…モルは、モルは…もうがまんできないの…) 「…ほしいの…」 小さな声でモルは言った。 目尻から涙が流れるのを感じた。 罪悪感よりも快感が欲しかった。 もっと気持ちよくして欲しかった。 ゴアの誘惑に屈してしまった自分を、モルははっきりと感じていた。 「はっはっはっ、ようやく言えたな。 何が欲しいんだ、マグマ大使の奥さん」 ゴアは勝ち誇っていった。 「…ほしいの…あの棒が…あなたの棒を、私のなかにいれてほしいの…」 「棒ってのは、こいつのことか」 ゴアは肉棒をモルのひだにこすりつけて上下に動かした。 モルはたまらなく腰をよじって叫んだ。 もう何もモルを止めることはできなかった。 「おねがい、いじわるしないで、はやくいれて、おねがいよ、いれて!」 「そうか、じゃあ望みをかなえてやろう」 ゴアの肉棒が再び、ひだをかきわけてずぶずぶと入ってきた。 「ああっ、ああっ、そうよ、これなの、あああっ」 モルはもう自分を抑えることができなかった。 ゴアの動きに合わせて、激しく腰を突き上げ、太い肉棒を自分の中に迎え入れた。 もっと気持ちよくしてほしい。 「ああっ、いいっ、いいっ、きもちいいの、こんなのはじめて、ああっ、どうして、どうしてこんなにいいのっ、いいのっ、あああああっ」 「はっはっは、そんなにいいのか。 そおら、これならどうだ」 モルの肉棒がひときわ大きくなったような気がした。 棒はモルの身体の奥を激しく突き上げた。 「ぐうっ、あふっ、ああっ、ああ、ああ、あああああっ、いやあ、だめっ、いいっ、いいっ、ああ、いやああああっ」 モルの身体は反り返って硬直し、びくんびくんと何度も跳ねた。 この日、何度めかの絶頂は、もっとも深く、高い天国だった。 それはゴアに無理矢理与えられたものではなく、モル自らが求めて堕ちていった奈落の底でもあった。 モルの目覚め -3- 声が聞こえてきた。 女性の声だった。 泣いているような、苦しいような、それでいてどこか妖しく、聞いてはいけない秘め事を聞いているような、そんな声だった。 モルは意識を取り戻した。 大きなソファに横になっていた。 目の前にはテーブルがあり、飲み物も用意されていた。 地球人の住居のような部屋だった。 拘束は解かれていた。 モルは立ち上がり、部屋のドアに近寄り、ノブを回した。 開かなかった。 (やっぱり…あれは夢ではなかったのね…) 部屋から出られないことがわかると、モルの脳裏に昨日(かどうかもわからないが)の悪夢が蘇ってきた。 ゴアに蹂躙され、知らなかった感覚を嫌というほど教えられ、気を失ってしまったことを。 自分の躯がどうなってしまったのか。 それは考えたくなかった。 ここから脱出することを考えようとした。 (あっ…) 歩き回っているうちに、モルは自分の着ているものに気づいた。 裸同然の格好だった。 いや、裸の方がましだったかもしれない。 モルの肢体には、ほんの形ばかりの下着がまとわりついていた。 黒く光るエナメルの上下。 ブラジャーはカップの部分がくり抜かれ、モルの白くてやわらかな乳房を絞り出すような紐上のものだった。 そして下半身には、V字型に腰骨の上まで切れ上がったハイレグのショーツ。 それもブラジャーと同様に、もっとも隠さなければならないところを隠すはずの布が、丸く切り取られていた。 何も隠すことはできず、むしろそこを強調するためだけに作られた下着だった。 部屋の壁の一面が大きな鏡になっており、そこにモルの全身が映し出されていた。 白くきめ細かい肌に黒いエナメルの下着が食い込むように着せられ、躯を動かすたびに胸の双つのふくらみがぶるんと揺れた。 濃い茶色の乳輪が見えた。 そして、ショーツに大きく開いた穴の中には、豊かな茂みが隠しようもなく見えていた。 (いやっ…こんな格好では…どうしよう、何か隠すものは…) しかし、部屋の中には布一枚なかった。 逃げたところで、こんなはしたない格好では…。 (こんな姿をマグマやガムには見られたくない…) 誰かに見られることが頭をよぎると、モルの腰から背中にかけて、ぞくりという感触が駆け抜けた。 腰の奥深くに熱い感触が走った。 アースさま、マモルくん、マモルくんのお父様。 なぜか、周囲の男性の顔と視線が次々と目に浮かび、そのたびに躯がかあっと熱くなった。 (…恥ずかしい…かわいいマモルくんに私のこんな姿を…) よく見ると、化粧も施されているようだった。 光る素材のアイライン、ぬめぬめと紅く輝く口紅。 自分が自分でないように見えた。 不意に鏡の中が動きだした。 映像のようだった。 鏡だとおもっていたものは、何かのスクリーンだったようだ。 画面の中には、横たわった女性が映されていた。 銀色の服を着て、手足を大きく拡げて横になって、躯が不規則に動いている。 さっきまでの声が再び聞こえてきた。 (これは…これは…いやあっ…) モルだった。 のたうちまわっている女は、自分だった。 画面は巧みに編集され、さまざまな触手やゴアの指先が与える刺激にモルの躯がどう反応したかを生々しく映し出していた。 いやらしい顔、紅く染まった首筋、硬く尖った乳首、はしたない汁でぬらぬらと濡れた粘膜。 あられもない声。 苦痛に歪んでいた表情から、いつしか抵抗の意志が失われ、与えられる快楽を受け入れていくのがまざまざとわかった。 自分のそんな顔を見せられるのは、たまらなく恥ずかしかった。 触手の動きに合わせて自分の腰がうねうねとうごめくのがはっきりと映し出されると、モルはいたたまれなくなった。 (いやっ…こんな…こんなの、見せないで…) モルはその場に固まって、じっと映像をみつめていた。 身動きできなかった。 画面の中の触手に身体中をなぶりものにされているようだった。 躯じゅうの毛がざわざわと逆立ったような感じがした。 甘い痺れが全身に広がる。 触手の動きに、時おり躯がぴくり、と反応するのが嫌だったが、とめることはできなかった。 (…ああ…どうして…どうしてこんなふうになってしまうの…私の躯はどうしてしまったの…) ゴアの股間にそそり立つモノが大きく映し出された。 顔をそむけようとしてもできなかった。 目はゴアの肉棒に釘付けになって離れなかった。 (あれが…あの棒が…わたしのなかに…) モルの体内にずぶずぶと侵入していく様子が大写しになる。 モルの紅い肉が巻き込まれるように押し込まれていく。 悲鳴のような声。 棒がモルの中に出し入れされるたびに、ぬぷぬぷと湿った音がして、溢れた汁は摩擦で泡のようになっている。 (ああっ…あれが…あれが…) 棒がじっさいにモルの中に入っているようだった。 腰の奥が熱くたぎった。 モルはむずむずと腰をうごめかし、太腿をこすりあわせた。 濡れているのは、さわらなくてもわかっていた。 ほしい。 ゴアの棒がほしい。 モルの太腿の付け根の奥の奥まで、深々と打ち込 んでほしい。 昨日の快楽がよみがえってきた。 たまらなかった。 だしぬけに画像が消えた。 映像も音も消え、部屋は静まり返った。 火をつけられ、燃え出そうとしていたモルだけが置き去りにされた。 スクリーンは再び鏡に戻り、その中に、ひとりの女が映っていた。 顔を赤らめ、息を荒くした、熟し切った女の躯だけが。 「もっと見たいか。 ほしいんだろう。 昨日のことを思い出しただろう?」 ゴアの勝ち誇った声がどこかから響いてきた。 モルは答えられなかった。 「いいことを教えてやろう。 お前がひとつだけ俺の言うことを聞いたら、ここから出してマグマのところに返してやる」 えっ? モルは耳を疑った。 これほど自分を執拗に苦しめながら、解放するとは…。 マグマやガムの顔が浮かんできた。 もう逃げようがないと絶望しかかっていただけに、罠かも知れない、と思ってはみても、希望がわきあがってくるのを抑えるのは難しかった。 平静を装っても、声が震えた。 「…条件って?」 「ひとつだけだ。 簡単なことだ」 モルの心の奥を見透かしたようにゴアはじらす。 「何よ。 言ってごらんなさい」 「昨日、俺が触ったところを、自分の指で触るのさ」 昨日触られたところ…ゴアの指で蹂躙されたところ。 今、下着の穴から剥き出しにさらされているところ。 さっきまでの映像でゴアの剛直な肉棒が突き刺さっていたところ。 「な、なんでそんなことを…」 「理由などどうでもいい。 自分の躯を自分の指で触るだけさ。 簡単だろう?」 「でも…」 モルがためらった理由はただひとつ。 さっきから、触りたくてたまらなかったのだ。 胸のふくらみの先端を、足の付け根の濡れそぼった肉襞を、指でつまんでこねまわしたい気持ちを、必死でこらえていた。 それをゴアから要求されるとは…。 「どうした。 マグマのところに戻りたくないのか?ずっと俺のところにいたいのなら、触らなくてもいいんだぞ」 モルの直感は、それが罠であることを告げていた。 絶対に自分が拒否できない条件を出して、要求をのませようとしている。 そんな気がした。 しかし、モルに選択の余地がないことも明らかだった。 ゴアがその気になれば、またモルを縛って弄ぶことは容易だ。 昨日のように…。 (自分の指なら昨日みたいなことにはならないわ…ここを出るためよ…言いなりになったふりをして油断させなくては…) モルは自分に言い聞かせて、強い口調で答えた。 「わかりました。 どこを触ればいいの?」 「よおし、そうこなくちゃな。 俺はそういうきりッとした女が好きなんだ。 正義の味方らしくていいぞ」 ゴアのからかうような口調がカンに障ったが、モルは無視して問いかけた。 質問することで主導権を取り戻そうとしているようだった。 「どこを触るの?」 「まず、両手で胸をわしづかみにするんだ」 モルは両手を胸の膨らみにかぶせた。 先端がすでに硬くなっているのが恥ずかしかった。 たっぷりとした柔らかい肉の感触が手のひらに感じられた。 「そうだ、ゆっくりと揉むんだ」 さあっ、と全身に甘い痺れが広がった。 (ダメよ…おかしくなっちゃダメよ…) モルは感覚を抑えることに集中した。 「もっと強く。 指がおっぱいに食い込むように」 ゴアはどこかでモルの姿を見ていた。 あのいやらしい目で私を見ている。 指に力を入れると、甘い痺れも強くなったような気がした。 「そうそう、いい眺めだな。 そのまま、親指と人さし指で乳首をつまんでみろ」 硬くなった乳首は敏感になっていた。 モルは思わず目をまたたかせた。 「そうだ、そして乳首をぐりぐりと動かすんだ」 「…こう?」 自分の息が荒くなっていくのを感じた。 躯の力が抜けていくのをモルはこらえていた。 「どうだ、気持ちよくなってきただろう?」 「そんなことないわ。 こんなことで…」 「そうか、じゃあもっと強く力を入れてみろ。 ごまかしてもダメだぞ、俺にはわかるんだ。 もっと力を入れろ」 「…んっ…」 指先に力を込めて乳首をぎゅっとつまむと、口から小さく声が洩れた。 (ダメよ…我慢するの…逃げるためにゴアをだましているんだから…ううっ…) 「お前のおっぱいは柔らかくてイヤらしいからなあ。 俺ひとりで見るのはもったいないくらいだ。 誰かを呼んでみせてやろうか。 誰に見てほしいんだ、お前は」 「やめて…誰にもみられたくない…こんな…こんな…」 「こんな恥ずかしい格好を見られたら恥ずかしいだろうな。 言ってみろよ、『私のおっぱいを見て頂戴』って」 「そんな…」 言えるはずがなかった。 「触るだけの約束じゃ…」 「お前の姿があんまり色っぽいんでな。 言えないんなら、ここで終わりだ」 「そんな…ひどい…」 「どっちでもいいんだぞ、俺は。 どうする? 言うか、このままここで一生過ごすか、どっちでもお前の好きにするがいい」 屈辱に打ちのめされながら、モルは言った。 「…わかったわ…言います…言えばいいんでしょ…」 「そうだ。 素直でいいぞ。 さあ、言ってみな」 「わたしの…わたしのおっぱいを…見て頂戴。 …これでいいんでしょ…」 恥ずかしい言葉を強要されて口にしながら、躯にじいんと波が広がっていくのをモルは感じていた。 思わず指先に力がこもった。 「はっはっは、いいぞいいぞ」 ゴアは嬉しそうに高笑いした。 「今度は、親指と中指で乳首を摘んで、人さし指で爪を立てるんだ」 何でそんな…。 モルは言われた通りに乳首の上から爪を立てた。 「あっ…」 痛みとともに強い刺激が広がり、足の間がむずむずと熱くなる。 「へっへっへっ、いいんだろう?お前は虐められると感じてしまうんだな。 いやらしい躯なんだ」 「感じてなんかいないわ…こんなことで…」 「そうなのか?もっとぐりぐりと爪を立ててみろよ」 「はあっ…平気よ…こんなことぐらい…」 強がりであることはわかっていた。 爪が乳首に食い込むたびに、肉襞の間から、またあの汁がしたたってくるのをモルは感じていた。 (ダメよ…感じちゃダメ…我慢しなさい…) 「そうか、じゃあ、言ってもらおうか。 『乳首に爪をたてると気持ちがいいんです』ってな。 さあ、言え」 要求はどこまでエスカレートするのか。 深い奈落の淵から滑り落ちはじめたことを、モルは感じていた。 「ちくびに…つめを…つめをたてると…きもちいいんです…」 「はあっはっはっはっ、お前の色っぽい口からそんなイヤらしい言葉が出るのは実に興奮するな」 モルの目尻から涙があふれてきた。 このままどこまでも言いなりになってしまったら…。 それ以上にモルを絶望させていたのは、ゴアの指示で動く自分の指が、確実に自分の躯に火をつけてしまっていることだった。 ゴアに強要された言葉は、モルの本心だったのだ。 (どうして?…痛いのに…痛いのに、どうして気持ちいいの?) 「さあ、じゃあ右足を曲げて、ソファに上げてみろ」 モルは言われるままに片足を上げた。 ショーツの中央の穴の中で、足の付け根の肉襞が開くのを感じた。 閉じていた粘膜が開き、空気にさらされるのを感じた。 「へっへっへっへ、濡れてるじゃないか。 すっかり感じてるんだな。 昨日のことを思い出してたんだろう。 左手で襞を拡げてみろ」 モルはのろのろと指示に従った。 ぬるぬるした襞に触れた瞬間、刺激に顔が歪んだ。 襞の裂け目に指をあてがい、ゆっくりと拡げた。 乱暴に触ると、声が出てしまいそうだった。 「そうだ、じゃあ次はこう言え。 『モルは自分の指でこんなに濡らしてしまいました』」 モルは黙っていた。 自分の名前を言いたくなかった。 「どうした?早く言え」 無駄な抵抗であることはわかっていた。 ゴアは決して許してはくれない。 私が恥ずかしがるのを楽しんでいる。 むしろ、恥ずかしがれば恥ずかしがるほど、ゴアが喜ぶのはわかっていた。 モルは消え入るような声で言った。 「モルは…じぶんの指で…こんなに…あっ…こんなに濡らしてしまいました…」 「そうだ、モルはいやらしい女だな。 お前の汁でソファが汚れては困るからな、汁を指ですくって、襞の上の粒に塗り付けるんだ」 モルは襞の合わせ目に指を這わせた。 ねばねばした汁が溢れていた。 指先ですくいとって、襞の上の粒を探した。 そこはもう硬くなっていた。 「ああああっ…」 粒に指先が触れると、全身に電流が走った。 強烈な快感に声が抑えられなかった。 「どうした、手を止めてはダメだ。 どんどん溢れてくるからな、全部すくいとらなければダメだぞ」 モルは指を動かした。 汁を粒にぬりつけ、指先で転がした。 「はあっ…ああっ…ああっ…」 声が止まらない。 モルは罠に堕ちた自分を感じていた。 いつしか目は固く閉じられ、指先が粒に伝える感触を味わおうとしていた。 「調子が出てきたようだな。 今度は言えるだろう。 『モルのおマメをいじると、とっても気持ちいいんです』。 さあ、言え」 「…モルの…はあっ…おマメを…いじると…あっ…ああっ…とっても…とってもきもちいい…きもちいいいんです…あああっ…」 顔をそむけて泣きながらも、モルはもう言葉を止めることができなかった。 屈辱と羞恥に躯が熱くなっていく。 はしたない言葉を言わされるたびに、理性の鎧を一枚づつ剥がされ、裸にされていくようだった。 モルの心の砦に陥落の時が近 付いていた。 「目を開け。 鏡を見るんだ」 ソファの前は全面の鏡だった。 裸よりも淫らな格好の女が、片手で乳房をもみしだき、もう片方の手で足の付け根をまさぐっていた。 肉襞の開いた内側の鮮やかなピンク色が、汁に光っていた。 指先もぐっしょりと濡れていた。 指の動きに 合わせて、軟体動物のように腰がくねくねと動いていた。 もうモルの躯はモルのものではなかった。 意志の制御を離れ、快楽を求めてうごめく怪物だった。 「いい眺めだぞ。 この姿をお前の大事な男たちに見せてやりたいな。 信じていたモルが、実はこんな淫乱女だったなんて知ったら、みんな一物をおったてて興奮するだろうな」 「いやっ…そんな…みないで…みないでちょうだい…」 そう言いながらも、モルの指は止まらなかった。 モルの目は足の間をまさぐる指をみつめていた。 「誰に見てもらいたいんだ?マグマか?アースか?それとも、マモルはどうだ」 「いやああっ…ダメっ…」 マモルの名前がゴアの口から出た時、モルの躯はかあっと熱くなった。 マモルにだけは見られたくなかった。 純真な少年を汚してしまうような気がした。 そんなモルの反応を、ゴアは見のがさなかった。 「そうか、マモルがいいのか。 じゃあ、こう言うんだ。 『マモルくん、モルのいやらしい躯をみて。 ぐちょぐちょのおまんこをみて頂戴』と」 初めて聞いたその言葉が、モルの肉襞をさしていることは明らかだった。 それだけは言えなかった。 「イヤっ…いえない…ああっ…そんなこと…いえません…ゆるして…はあっ …」 「ダメだ。 言わなければ許さないぞ。 さあ、言うんだ」 「ああっ…マモルくん…モルの…モルのいやらしい躯を……ああっ…いえないわ…ゆるして…」 言葉とは裏腹に、モルの指の動きはどんどん激しくなった。 指先の動きにつれて、ぬちょぬちょと濡れた音が部屋に響いた。 マモルの名を口にすることで、背徳の歓びがモルの躯を貫き、強い力でどこかに連れて行かれそうになる。 「ダメだ。 言うんだ」 「マモルくん…モルの…ぐちょぐちょの…はあっ…お、おまんこを…み…みて」 モルの中で何かがはじけた。 「みて…みてちょうだい…マモルくん…モルの…ああっ…モルのおまんこを…マモルくん、みて、みてっ、ああっ、ああっ、あっ、みて、マモルくん、ああっ、ダメ、ああっ、いく、いく、いっちゃう、ああああっ、マモルくんっ、モルをみて、ああっ、あああああっ、いくうっ、いくうううっ、あああああああっっ」 興奮で頭がおかしくなりそうだった。 ゴアが指一本触れていないのに、言葉と自分の指だけでのぼりつめてしまったとは…。 「よおし、よく言えたな。 ご褒美をやるぞ」 ソファの下から、あの棒の形をした触手がぶうんと音を立てながら出てきて、 ソファにぐったりと横たわったモルの目の前で止まった。 「それを握ってみろ」 モルが棒を握ると、先の固い部分が触手から外れた。 「お前の好きなように使っていいぞ。 それを襞の中に入れるんだ」 放心状態のモルは、ゴアの言葉に何の抵抗もなく従った。 棒は微妙に震動しながら、くねくねと動いていた。 足を開いて先端を襞にあてると、それはぬるっと吸い込まれた。 「ひっ…はあっ、はあああっ…ああっ…いい、きもちいいっ…あああっ」 モルは自分の手で棒を動かし、肉襞の中に出し入れした。 快楽が腰から背中を駆け上がり、頭のてっぺんまで届いた。 波が何度も何度も押し寄せ、モルはさらわれそうになっていた。 「ああっ…ああっ…いい…いいの…きもちいいの…ああ、あああっ…」 モルは夢中になって手を動かし、腰を振った。 もう何も考えられなかった。 ただ快楽をむさぼるだけの一匹の雌と化していた。 「ようやく素直になったようだな。 これで俺も安心してこいつをお前にプレゼントできるというものだ」 気がつくと、ソファの前にゴアが立っていた。 股間から、あの肉棒がそそりたっていた。 モルは発情に燃える目でそれを見ていた。 「ほしいか?」 「ほしい…ほしいの…」 「そうか。 じゃあ、こいつを口でしゃぶってみろ」 モルはためらわずにそれを口に含んだ。 口の中が一杯になり、喉の奥まで届いて息がつまりそうだった。 「舌でしゃぶるんだ」 モルはぴちゃぴちゃと音を立てて肉棒をしゃぶった。 (これがほしい…いれてほしい…あたしのなかに突き刺してほしい…) 頭の中にはそれしかなかった。 「欲しいんだな」 「…ちょうだい…」 「そうか、じゃあ俺の奴隷になるんだ」 「…奴隷って…」 「何でも俺の言う通りにしろ。 マグマのところに帰っても、俺の命令に従うんだ」 「…そんな…」 「それが約束できなければ、こいつはお預けだ」 「いやっ……」 モルがためらうと、ゴアの手はモルの濡れた襞に刺さった棒をゆっくりと動かし、モルの欲情をかきたてた。 「ああっ…だめっ…」 モルが声をあげると、ゴアは素早くそれを引き抜いた。 ぬぷっと音がした。 「いやあっ…ちょうだい…おねがい…やめないで…」 ゴアは抜き出した棒をモルの顔の前に突き付けた。 「お前のおまんこの方が正直だな。 こんなに濡らしているんだ。 もう我慢できまい。 この快楽を忘れられるのか?お前がいうことを聞けば、いつでもこいつをぶちこんでやるぞ」 「ああっ、ちょうだい、はやく…」 「俺の奴隷になると誓えるな」 「…ちかいます…モルは…奴隷になります…」 「『モルはゴア様のためなら何でもする淫乱な雌奴隷です』、だ」 「モルは…モルはゴア様のためなら何でもする…淫乱な雌奴隷ですっ…」 ゴアは満足げに笑った。 「よおし、じゃあ、奴隷は奴隷らしく犯してやるぞ。 床に座ってテーブルに手をつけ」 モルはよろめきながら躯を起こすと、カーペットに膝をついて、低いテーブルに手をついた。 「こっちに尻をつきだすんだ」 いわれるままに腰を突き出した。 後ろからどう見えるかなど、もはやモルの頭の中にはなかった。 「よおし、お前の欲しかったこいつを入れてやるぞ」 モルの肉襞に硬いものがあてがわれると、いきなりずぶっと襞の中に押し込まれた。 「ひいっ…おおうっ、ああ、ああ、あああっ、いいいっ」 激しく動く肉棒がモルの襞の内側を嵐のようにかき乱した。 モルは棒が動くたびに、けだもののように声をあげていた。 あまりの快感に手をついていることもできず、上体はテーブルの上に突っ伏していた。 ゴアの動きに押されて胸の先がざらざらしたテーブルクロスにこすれ、モルは声をあげた。 「ああっ、いいっ、ほしかったの、これがほしかったのおおっ…いいっ、あああっ」 「ほおら、鏡を見てみろ」 白く、たっぷりとした尻の肉の間に、ゴアの太い肉棒が差し込まれるたびに、野太い声をあげて乱れている女がいた。 全身にびっしりと汗をかき、目はうつろに潤み、口からはよだれを流していた。 自分からゴアの動きに合わせて尻を振っ ていた。 はしたない雌犬、快楽の奴隷。 モルはもう、何も考えられなかった。 「ああっ、ああっ、ああああっ、いくっ、いいのおっ、みて、みてちょうだい、モルのはしたない姿をみて…ああっ、いくっ、いくううううっ、あああああっ」 何もいらない、どうなってもいい、この快楽さえあればいい。 薄れていく意識のなかで、モルはそんなことを考えていたような気がした。

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