妊娠中頭痛。 妊娠と片頭痛治療薬(こばやし小児科・脳神経外科クリニック)

妊婦の頭痛の原因は?対処法はこれ

妊娠中頭痛

妊娠中のホルモンバランスの変化によって血管が拡張し頭痛が起きることがあります。 妊娠によって黄体ホルモン(プロゲステロン)分泌量が増加します。 この黄体ホルモンが、自律神経に働きかけて、末梢血管を拡張させます。 結果、脳内血管が拡張し、周りの神経が刺激を受けます。 その刺激により生じる炎症物質が、さらに血管を拡張することで頭痛が起きます。 片頭痛のよう、 脈を打つようにズキズキ痛むことが多いようです。 片側のことが多いですが、両側痛む場合もあります。 注意すべき頭痛については、一番下の「病院に行くべき頭痛」をご覧ください。 つわり中の頭痛の「4つの対策」 つわり中の基本的な頭痛対策として、4つの対策を紹介します。 適度に運動やストレッチをする ずっと同じ姿勢のまま過ごさないように、適度な運動を行いましょう。 体内の血流を改善しましょう。 おすすめは散歩です。 ストレスを溜めないようにする ストレスが頭痛の原因になることもあります。 リラックスできる時間をとるようにしましょう。 水分補給をする 少量でいいのでこまめに水分を摂取しましょう。 つわりによる嘔吐がある場合、体内の水分が不足して頭痛が起きていることがあるためです。 妊娠中は、肩こりにより発生しやすい「 緊張型頭痛」が起こる場合が多いです。 妊娠による体型の変化(乳房が重くなる等)で肩が張る、おなかを守るために体のバランスが崩れて腰痛を起こし、その影響が肩まで拡がる等により頭痛を起こすと考えられています。 無理なくストレッチを行う、首から肩にかけて蒸しタオル等で温める等がおすすめの対処法です。 病院を受診するべき3つの頭痛 1. 妊娠高血圧症候群の疑いがある場合 頭痛だけでなく、 血圧の上昇が確認できた場合は速やかに産婦人科を受診してください。 妊娠高血圧症候群が疑われる血圧の数値は、収縮期血圧140mmHg以上または、拡張期血圧90mmHg以上とされています。 脳卒中の疑いがある場合 突然、 今まで経験したことがないような強烈な頭痛が起きた場合は、くも膜下出血の可能性があるので、すぐ病院や救急車を呼んでください。 また、頭痛にくわえて、意識障害等が生じている場合も早急に救急車を呼んでください。 症状が一時的なもので、その後改善しても、念のため病院を受診してください。 子癇(けいれん発作) 妊娠高血圧症候群の方が発症しやすい脳血管障害の一つで、 けいれん発作ともいわれています。 血圧上昇または、頭痛、頭が重い感じ、興奮した状態になる等の症状が現れた後に、全身けいれんや意識喪失等が起こる可能性があるので、そのような症状がある場合はすぐに病院に行く、または救急車を呼んでください。

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【医療監修】妊娠初期の頭痛、めまいや吐き気を伴うときは薬を飲んでもよい?頭痛の種類と対処法 [ママリ]

妊娠中頭痛

片頭痛を有する20代から30代の女性では、片頭痛治療薬の服用に当たって、妊娠時の対応を考えておく必要があります。 最も問題になるのは、妊娠判明までに、知らずに服用してしまった片頭痛治療薬が、胎児に及ぼす影響(催奇形性)ということになります。 妊娠時期と催奇形性 妊娠中の薬物服用と催奇形性に関しては、妊娠時期との関係が最も重要です。 まず最終月経開始日を1日目として計算して、 28~ 33日目までに服用された薬については、その種類を問わず胎児に対し影響がありません。 それ以降、妊娠7週末までは、主要器官が分化するため、催奇形因子に対し最も敏感な時期に当たります。 この時期にヒト胎児に対し催奇形性のある薬を飲んだ場合が問題になります。 妊娠8週から妊娠15週末までは、主要器官の発生は終了しているものの、顔面や性器の分化が続いている時期で、薬剤の種類によっては問題となります。 妊娠16週以降は器官の分化は完了しているため、催奇形性は問題になりませんが、薬による胎児機能障害 胎児毒性 が問題になります。 FDA アメリカ食品医薬品局 カテゴリー 以前は妊娠中の薬物投与に関する基準として、FDAのカテゴリー分類があり、一定の指標になっていました。 カテゴリー分類は、胎児に対する薬剤のリスクをA~DおよびXに分類するものですが、同じカテゴリーの薬剤でも、そのリスクの質にかなり程度の差があったこともあり、2015年6月30日をもって廃止になりました。 現在は製薬会社各社に、これらの情報を記述式で提示することが義務づけられていますが、情報は不足しており、個々の薬剤のリスクに関しては、専門書や医薬品インタビューフォームから情報を収集して検討する必要があります。 片頭痛治療薬の催奇形性および妊娠中投与の可否• 消炎鎮痛剤については、ヒトでの催奇形性の報告はありません。 妊娠初期から中期にかけては、原則としてどの消炎鎮痛剤でも使用できるとされていますが、添付文書にて妊娠中禁忌とされるのは、インドメタシン・ジクロフェナック・メロキシカムです。 その他の消炎鎮痛剤は、治療の有益性が危険性を上回るときのみ投与可とされ、アセトアミノフェンを除いて妊娠後期は投与しないことが望ましく、妊娠末期は胎児毒性の関係から投与は許容されません。 従って安全性を最優先に考えた場合、第一選択はアセトアミノフェン(ただし抗炎症作用はなく鎮痛作用も弱め)と考えられます。 通常妊娠判明まではナプロキセンなどいつもの消炎鎮痛剤を服用しますが、妊娠判明後はアセトアミノフェンに切り替えるというのが現実的な対応です。 トリプタン系薬剤に関しては、催奇形性や胎児毒性の報告はありません。 いずれのトリプタンも添付文書上、妊娠中投与禁忌ではなく、治療の有益性が危険性を上回るときのみ投与可とされています。 妊娠中のトリプタン投与に関しては、スマトリプタンが最も多くのデータ集積があり、妊娠初期だけでなく、中期・後期も含めて有害事象の報告もないことより、妊娠中にどうしてもトリプタン製剤を投与する必要があるときは、スマトリプタンが最も無難な選択と考えられています。 一方エルゴタミン製剤は子宮収縮作用、胎盤血管収縮作用により妊娠中使用禁忌です。 制吐剤を使用する場合、ドンペリドンは添付文書上妊娠中禁忌(大量投与のラットで催奇形性の報告)なので、妊娠中禁忌ではないメトクロプラミドを使います。 その他月経に伴う片頭痛の緩和に使うこともあるプレドニゾロンは、添付文書上は妊娠中禁忌ではなく、20mg程度までなら胎児への影響は小さいといわれています。 一方妊婦に対する片頭痛の予防治療は勧められていません。 従って予防治療中は避妊することが望ましいと言えます。 ロメリジンは添付文書上妊婦に使用禁忌(大量投与の実験動物で障害の報告)で、ヒトでの催奇形性や障害の報告はありませんが、服用中に万一妊娠した場合は服用を中止します。 アミトリプチリンも妊娠中の服用は回避すべきで、バルプロ酸はヒト胎児での催奇形性や胎内暴露によるIQの低下が示されており、妊娠の可能性がある場合、片頭痛予防を目的とした投与は容認されません。

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【医師監修】なぜ頭痛がするの? 薬は飲んでもいいの? 妊婦さんの頭痛対策

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見出し• 頭痛が起きると本当に辛いですよね。 食欲もなくなってしまうし、家事や日常生活を送ることもできなくなるほど、ひどい頭痛が起きることもあります。 私も妊娠前から 頭痛と 肩こりを抱えていたのですが、中期に入ったころから、さらにひどくなって悩んでいました。 でも、薬や鎮痛剤を使うわけにもいかないし…どうすればいいの?と困っていました。 そんな私と同じ悩みを抱えている妊婦さんも、きっと多いでしょう。 いろいろ対処法はあるものの、頭痛にも種類があるのをご存知ですか? 中には肩こりが原因となる頭痛もあったり、症状も様々です。 種類ごとに対策も違ってくる頭痛。 そこで今回は、 妊娠中に抱えることの多い頭痛や肩こりの原因と対策をご紹介します。 のぼせない程度にゆっくりお風呂に浸かる 肩をマッサージするなど、リラックスする時間を増やすといいですね。 また、妊娠中に頭痛がひどい場合は カフェインを少量摂取することが対策になることがあります。 こちらは偏頭痛がひどい方向けですが、カフェインには血管を収縮させる効果がありますので、血管の拡張が原因で起こる偏頭痛が緩和されるようです。 しかし、妊娠中の頭痛にカフェインが効くとはいっても、一日に何杯もコーヒーや紅茶を飲むことは良くありません。 赤ちゃんの成長に影響が出たり、酸素や栄養を送りづらくなってしまいます。 コーヒーなどカフェインを含む飲み物は、一日1~2杯程度であれば問題はないとされています。 妊娠中の頭痛にカフェイン摂取で対策する場合は、摂取量には充分に注意が必要です。 まとめ 一口に頭痛といっても、起こる原因や症状・対処法が異なるため、間違った対処をしてしまうと、症状がさらにひどくなってしまいます。 整体に行きたいと考える方もいるようですが、かかりつけの医師の許可を得た上で、通常の整体ではなく、マタニティ整体など、 妊婦さんが受けても大丈夫な施術を行っている整骨院を選び、体調と相談しながら受けるようにしましょう。 つらい頭痛を少しでも和らげることができるといいですね。

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