大動脈 解離 症状。 大動脈剥離の症状と原因は?大動脈解離とはどう違う?

解離性大動脈瘤の症状,原因と治療の病院を探す

大動脈 解離 症状

中高年の方なら、大動脈瘤(りゅう)や大動脈解離(かいり)といった病名を、一度は聞いたことがあるでしょう。 家族や知人に、大動脈瘤が破裂して緊急手術を受けた方がいるかもしれません。 決して珍しい病気ではないのですが、では「大動脈ってどこにあるの?」とか「原因は?」と聞かれて、正確にいえる方は案外少ないのではないでしょうか。 大動脈は、心臓から出て胸部、腹部にいたる、からだの中心を走る最も太い血管のことです。 太さは胸部で直径約3cm、腹部でも約2cmもあります。 その太い血管で動脈硬化が進むと、血管内壁の弾力性が低下し、さまざまな異常が起こりやすくなります。 もろくなった血管内壁に高血圧などの要因が加わり、血管がコブのようにふくらんだ状態になるのが大動脈瘤。 そして血管内壁の一部に亀裂が入り、剥離を起こした状態が大動脈解離です。 どちらも放置すると、あるとき血管が破裂して大出血を起こす、命にかかわる重大な病気です。 それほど危険な病気なのですが、大出血を起こすまでは目立つ自覚症状がないため、なかなか気がつきません。 早期発見のためにも、病気について知っておき、予防を心がけることが大切です。 特に 高圧血は、動脈硬化の原因になるだけでなく、血管がふくらんだり、亀裂が入る要因ともなるので、十分な注意が必要です。 大動脈瘤とは、どんな病気? 大動脈瘤は、できる場所によって胸部大動脈瘤と腹部大動脈瘤に分けられます。 瘤という字はコブを意味しますが、実際には大動脈の一部とは限らず、胸部から腹部にかけて長くふくらむケースもあります。 一般的には、血管の直径が通常の1. 5倍程度になると大動脈瘤と診断され、2倍程度になると手術が必要とされます。 人によっては、健康時には直径2~3cmの大動脈が、7~8cmにもふくれることもあります。 大動脈瘤は急に大きくなるわけでなく、少しずつ拡大していくので、中年期から動脈硬化には注意が必要です。 ただ、大動脈瘤ができても、破裂するまでは血液がふつうに流れています。 そのため、痛みなどの前兆はありません。 しかし、大動脈瘤が破裂して出血を起こすと、胸部の場合には胸や背中に強い痛みを感じ、呼吸困難に陥ることもあります。 腹部の場合には、お腹や腰の付近にやはり強烈な痛みを感じます。 一般に大動脈瘤の破裂による痛みはかなり激しいものですが、高齢者のなかには知覚神経の機能が低下していて、我慢できる程度の痛みしか感じない場合もあります。 また、出血が一時的におさまると、痛みも引きますが、しばらくして大出血を起こすことも多いので、おかしいと思ったときはすぐに病院へ行く必要があります。 これは直接的な前兆とはいえませんが、胸部大動脈瘤の場合、ふくらんだ血管が周囲の器官を圧迫すると、いろいろな症状が出やすくなります。 たとえば、声帯の神経を圧迫するとしわがれ声になったり、気管を圧迫すると呼吸が苦しくなったり、食道を圧迫すると嚥下障害(飲み込みにくい)を起こすなどの例です。 腹部大動脈瘤の場合は、お腹のあたりに触れるとドクンドクンという拍動を感じることがあります。 これはふくらんだ血管の拍動が外にまで伝わるためです。 ただし、太っていて腹部脂肪が多いと、分かりにくい症状です。 胸部や腹部でこうした症状がある場合は、大動脈瘤がかなり大きくなっている可能性が高いので、すぐに受診しましょう。 40歳代まではわずかですが、50歳代から増え始めます。 男女比では、男性が女性の3倍程度になります。 大動脈解離とは、どんな病気? 大動脈解離は、血管のいちばん内側にある内膜に亀裂が入り、そこから血液が一気に流れ込み、次の中膜が裂けて剥離を起こす病気です。 大動脈解離の場合、ほとんどの人が経験したことがないほどの激痛を感じます。 引き裂かれるような痛みとか、バットで殴られたような痛みと表現する人もいるほどです。 しかも、痛みはしばしば胸から背中や肩、そして腹部というように移動します。 それは患部が次第に広がっていくからで、人によっては胸から腹部にかけて、長い解離が生じることもあります。 したがって痛みをこらえていたりすると、どんどん解離が大きくなり、それだけ死亡率も高くなるので、すぐに病院へ行く必要があります。 とくに高血圧の方は解離を起こしやすいので、早くから注意したほうがいいでしょう。 大動脈解離の場合も、前兆といえる症状はほとんどありません。 ただ最初に亀裂が入った内膜の一部がはがれて移動し、ほかの動脈をふさぐことがあります。 するとそこから先が虚血状態になり、心臓発作や腎臓障害、手足の神経障害などさまざまな症状が起こることがあります。 また大動脈解離を起こすと、腕や脚の脈が弱くなり、測れなくなることもあります。 動脈硬化がある人にこうした症状がみられる場合も、早めに受診することが大切です。 内膜に亀裂が入ると、そこから血液が流れ込み、中膜が剥離するだけでなく血管が2本のような状態になってしまうこともあります。 また20歳代までは少数ですが、30歳代、40歳代になると増え始めます。 男女比では、中年期には男性が2~3倍ですが、高齢になるほど差は縮まり、80歳代では女性が逆転します。 治療と予防で知っておきたいこと 大動脈瘤と大動脈解離は、X線検査や超音波検査で見つかることもありますが、CT検査を受けると、患部の正確な場所や大きさなどを判断することができます。 大動脈瘤が発見された場合は、破裂する前に薬(降圧薬など)で治療するか、手術で「人工血管」に換えるかの2つの治療方法があります。 大動脈瘤のある場所や大きさなどによって破裂の危険性が異なり、また治療方法も違うので、医師からよく話を聞くようにしましょう。 破裂前の手術にもリスクはありますが(0. ただし、カテーテル手術を行う病院はまだ多くないので、その点も検討する必要があります。 大動脈解離の場合は、患部そのものへの治療と、さきほど紹介した内膜が破れてほかの動脈をふさぐ危険を防ぐための治療とがあります。 この場合も患部の場所や大きさによって、薬による治療と手術との選択肢があります。 合併症などの危険性もあるので、手術するかどうかは医師とよく相談しましょう。 大動脈解離の場合も、カテーテル手術は可能です。 予防については、 大動脈瘤も大動脈解離も第一の原因は高血圧なので、日常の血圧管理がとても重要です。 血圧が高いと、それだけ血管への負担が大きくなり、大動脈瘤ができやすく、内膜の亀裂も起こりやすいからです。 また、高脂血症や糖尿病などを併発していて、 動脈硬化を起こしやすい人は、血圧を中心にコレステロールや血糖値を含めて、きちんとコントロールすることが予防につながります。 そのためには食事の内容や運動はもちろん、アルコールの飲みすぎや喫煙習慣にも注意が必要です。 すでに動脈硬化の可能性がある人は、医師の指導を受け、生活全般にわたって見直すようにしましょう。 ステントグラフトは大動脈瘤などのある患部で広がって固定され、傷んだ血管の代わりをします。

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大動脈解離の原因にストレスや年齢?症状や前兆についても解説!

大動脈 解離 症状

大動脈解離とは 大動脈は人間の体内で最も太い血管で、内膜、中膜、外膜の三層構造をしており、酸素を多く含んだ動脈血を心臓から全身に送り出す役割をしています。 大動脈は、分布する部位によってさまざまな役割があります。 冠動脈は心臓から出る上行大動脈の付け根から分岐していて、心臓の筋肉に血液を送る役割を担います。 首に向かって延びる上行大動脈は弓部大動脈といい、頭部と両腕に血液を送ります。 そして、弓部大動脈から下肢に向かって伸びる動脈を下行大動脈といい、胸部の臓器や背骨(胸椎)などに血液を送る役割を担います。 また、腹部に分布する腹部大動脈は腹部の臓器や下肢に血液を供給する役割を担います。 このような特徴を持つ大動脈の疾患のひとつである大動脈解離は、 大動脈壁が中膜のレベルで二層に剥離し,動脈走行に沿ってある長さを持ち二腔になった状態です。 大動脈解離を発症すると、大動脈から分かれる重要な動脈が圧迫されて閉塞し、重要臓器に血液が流れない状態が発生します。 大動脈解離になると出てくる症状は? 大動脈解離によってみられる症状は 突然の引き裂くような胸・背部痛であり、多くの人がこの症状を経験します。 大動脈解離は発症からどんどん状態が変わる病気のため、病状が進行するにつれて 手足の血圧差、呼吸困難、ショック、一過性の麻痺、半身麻痺などといった症状がみられます。 しかし一方で、痛みがなく、意識障害、下肢麻痺、微熱、全身倦怠感のみあらわれることもあります。 大動脈解離を発症する前に前兆はある? 大動脈解離は 前兆ともいえる症状はほとんどありません。 毎日血圧測定をして。 ただし、最初に亀裂が入った内膜の一部がはがれて移動し、ほかの動脈をふさぐということもあります。 その場合、そこから先が虚血状態になるので、心臓発作や腎臓障害、手足の神経障害などさまざまな症状が起こることがあり、それが前兆としてとらえられる場合もあります。 大動脈解離になったらどうすればいいの? 大動脈解離は 上行大動脈に解離があるスタンフォードA型と、下行大動脈のみに解離があるスタンフォードB型に分類されます。 スタンフォードA型の場合、ほとんどが緊急手術の対象になります。 一方、 スタンフォードB型の場合は自然予後が良好であるため内科的治療が初期治療として選択されます。 手術は上行大動脈人工血管置換術を、体外循環(人工心肺)を用いて行います。 緊急手術の成功率は、近年増加傾向となっています。 内科的治療は、内服薬で血圧をコントロールして血圧の上昇及び収縮期血圧と拡張期血圧に差が出ることを防ぐほか、運動制限など日常生活でなるべく安静で過ごすように指示されます。 しかし、破裂や臓器虚血などの続発症があり、持続する痛みがある場合は、スタンフォードB型であっても緊急手術の適応となります。 おわりに:大動脈解離の前兆はなし!発症したら救急要請を 大動脈解離は、まれに心臓発作や腎臓障害、手足の神経障害などの前兆がみられますが、基本的には前兆はない場合がほとんどです。 スタンフォードA型の場合は緊急手術をしなければ回復の見込みがないのに対し、スタンフォードB型の場合は内科的治療で改善が見込めるものの、状態によっては緊急手術の対象となります。 そのため、上記の症状がみられたら、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。

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大動脈解離‐見て!わかる!病態生理と看護【花子のまとめノート】

大動脈 解離 症状

2017年11月に声優の鶴ひろみさんが高速道路の運転中に亡くなったニュースを受けて、死因とされる大動脈剥離や大動脈解離という病名が随分と話題になりました。 報道や記事を探してみると、 大動脈剥離(はくり)と大動脈解離(かいり)の両方の病名があり、実際にどちらなのかわかりにくい状況になっています。 大動脈は直径が約2~3cmもある太い血管で、突然裂けることで発症します。 一般的な症状は、背中と胸部の間を激しい痛みが何時間も続くというものです。 短時間で病状が進み、 治療が間に合わなければ臓器不全や破裂、死亡へとつながる怖い病気です。 前兆なく唐突に発症する病気ですので、異変を感じたら救急車を呼ぶ必要があります。 鶴ひろみさんの命を奪った病気は大動脈剥離と大動脈解離のどちらだったのか、その病気はどんな原因で発症し、どんな症状が現れるものなのか。 治療方法や予防方法なども交えてご紹介していきます。 そんな鶴ひろみさんが意識不明の状態で発見された、その後搬送された病院で亡くなったのは2017年11月16日の夜のことです。 まだ57歳という若さだった鶴ひろみさんが発見された場所というのは、首都高速道路状で停車されていた車内でした。 鶴ひろみさんが所属している 事務所の青二プロダクションの公式ホームページでは、11月18日付けにて大動脈解離の為永眠いたしましたと発表されています。 所属事務所が大動脈解離という病名で発表していますので、こちらが正解なのでしょう。 病気の情報を調べてみても、大動脈剥離という言い方はあまり一般的ではなく、医学用語にもないとありました。 ニュース記事によっては大動脈剥離が死因だったと載せているところもあるのですが、恐らく大動脈解離のことだと推測します。 大動脈解離を発症した有名人 鶴ひろみさんの他にも、これまでに大動脈解離を発症した有名人は何人もいます。 治療を受けて回復した方には俳優の石原裕次郎さん、タレントの加藤茶さん、タレントの大木凡人さんなどがいます。 残念ながら他界されている方は今回亡くなられた鶴ひろみさんの他に作家の立松和平さん、ミュージシャンの大瀧詠一さん、俳優の塩屋俊さん、俳優の中嶋しゅうさんなどです。 急性大動脈解離の発症には、前兆といえる兆候が特に見られません。 胸部の強烈な痛みなど普段では考えられないほどの激しい異変が生じたら、 ガマンしないですぐに電話で119番にかけ、救急車を呼びましょう。 発症から死亡までに達する時間が極端に短いのが、大動脈解離の大きな特徴の一つです。 大動脈解離が発生する大動脈とは 大動脈解離が発症する大動脈とは、心臓から体中にたっぷりの酸素が入った動脈血を送り出す血管のことです。 大動脈を通じて、血液はさまざまな臓器に届けられています。 体中にある血管の中で最も太い血管であり、その直径は胸部大動脈が直径約25~30mm、 腹部大動脈は約20~25mmもあるほどです。 大動脈解離とは 大動脈解離は、なんらかの原因からこの大動脈に亀裂が入ることでその部分から血液が入ってしまい、血管の内側を二層に割き、解離してしまう病気です。 3層ある大動脈が裂けると・・・ そもそも大動脈はしっかりとした弾力性と強さを備えており、内膜・中膜・外膜の3層構造から成り立っています。 亀裂が入るのは内膜で、内膜の1つ外側を覆っている中膜に裂け目から血液が流れ出てしまい、大動脈が避けて大動脈解離を発症します。 解離した場所に解離腔もしくは偽腔(ぎくう)呼ばれる血路が発生して、その中に血液が溜まって瘤(こぶ)ができてしまうと 解離性大動脈瘤を発症させます。 外膜の一枚だけですので、破裂するリスクが高い状況といえます。 心臓よりの部位を上行大動脈(じょうこうだいどうみゃく)といいますが、この部分が裂けているかどうかで、命の危険の高さが違ってきます。 上行大動脈が裂けている(解離している)症状はスタンフォードA型、避けていない症状はスタンフォードB型と呼ばれ、この分類のことをスタンフォード分類といいます。 命の危険性があるのは、上行大動脈が解離しているスタンフォードA型です。 血管の破裂や重い合併症を引き起こすケースも少なくありませんので、一刻も早い手術や適切な治療を受けなければなりません。 大動脈解離患者の生存率 大動脈解離を発症したら、生存率はどのくらいなのでしょう。 上記のスタンフォード分類より、上行大動脈が裂けているスタンフォードA型の患者さんは、症状が現れてから1時間以内に1~2%の方が命を落とす可能性があるといわれています。 治療方法には内科療法と外科治療との2種類がありますが、 内科療法だけで治療をした場合、1カ月後は約50%の生存率、外科治療は約80%という報告があります。 この数字からも、大動脈解離だと分かったら、いかに緊急手当てや手術が必要かがわかります。 上行大動脈が裂けていないスタンフォードB型はというと、合併症を発症していなければ内科療法と外科治療のいずれでも、1カ月後に亡くなる確率は10%ほどです。 大動脈解離は高血圧の患者さんが多いので、降圧薬によって血圧を低下させるなど、手術を行わない保存治療が行われます。 大動脈解離の発症原因 血管がもろいこと、さらに血管に高い圧力がかかることが大動脈解離の発症にかかわります。 大動脈解離の発症原因として考えられるのは、主に 高血圧とマルファン症候群の2つです。 高血圧 血管は、血圧が上昇することで圧力がかかります。 圧力は動脈壁を傷つけるのですが、傷ついても修復されます。 ただ、何度も傷つけられるのと修復作業が繰り返されていれば、次第に血管そのものがもろくなっていくので、大動脈解離が発症しやすい状態になってしまいます。 マルファン症候群 マルファン症候群は誰でもなりうる病気ではなく、遺伝性のものです。 難病であり、細胞同士をつなぎ合わせている結合組織の力が低下するため、大動脈解離の発症リスクが高くなると考えられています。 絶対ではないのですが、マルファン症候群の患者さんには視力が低い・背骨が曲がっている・手や足の指が長くて細い・高身長などの共通点があるといわれています。 大動脈解離患者さんの症状 大動脈解離では、大動脈が裂けることそのものの症状と、合併症を引き起こすことでの症状の2つがあります。 大動脈が裂けたことによる症状 大動脈が裂けたら、突如として背中や胸部に激痛が走ります。 発症したときが最も強い痛みに襲われますが、腹部にある大動脈まで裂けたときは、痛いポイントが段々と下降していくので、腰やお腹も痛くなります。 実際に裂けている部位は腹部などでも、あまりに激しい痛みなので、症状を感じる部分が首~足にまで広がっていきます。 ただ、 必ずしも激痛があるかというとそうとは限りません。 痛いはずの背中や胸部すら、なんともないという患者さんも中にはいます。 全く痛みがないからといって安心できませんから、少しでも異変を感じたら専門医に相談した方が安心です。 合併症で起きる症状 大動脈が裂ける部位によって、症状も違ってきます。 下肢虚血症状、腎不全、下血や腹痛の腸管虚血症状、麻痺や意識消失による脳虚血症状、大動脈弁閉鎖不全などです。 偽腔や解離腔で血液に新たな道ができてしまうと、厚みが薄くなってしまった外膜から血液が外へと染み出して破裂し、血胸を発症します。 胃潰瘍、狭心症、腹痛、胸痛、血圧の左右差、頭痛、めまいなどの症状が偽腔や解離腔の発生場所によって現れます。 大動脈が破裂して、心膜腔内出血(心タンポナーデ)や出血性ショックが生じることもあります。 主要臓器につながる分枝血管まで裂けてしまった場合、血流障害が生じて それぞれの臓器が虚血壊死を引き起こし、腎不全、脳梗塞、心筋梗塞などの合併症で命を落とす危険性もあります。 普段の生活から予防に取り組もう 大動脈解離の発症リスクが高いタイプの方とは、高血圧ぎみの方です。 血圧が高くならない日常生活を送ることが、大動脈解離の予防につながります。 ストレスを溜め込まない 生きていればストレスはつきものですので、完全にストレスがない生活を送るというのはそもそも無理な話でしょう。 病気のリスクを高めないためには、ストレスを受けないことに焦点を絞るのではなく、過度に溜め込まないことが大切です。 膨大なストレスを溜め込んでしまうと交感神経が刺激を受けるため、血圧がアップします。 趣味に没頭できる時間を作ってストレスを発散させたり、睡眠時間を十分に確保したり、規則正しい生活を意識するなどしていきましょう。 ストレスがあることによって 過食やアルコールの飲み過ぎ、タバコの本数が増えるなどにもつながりますのでいいことはありません。 熱い湯船に入らない 熱い湯船に入ることを好む人も多いのですが、血圧が高くなったり、心臓に負担がかかるなどの影響がでます。 理想的な温度は、ぬるいと思われるかもしれませんが40度くらいです。 寒い季節の温度差に注意 気候が冷え込むと、血圧が高くなる傾向があります。 部屋の室温は暖房器具で暖かくしていても、脱衣所や浴室、トイレなどは人がいないので冷えていることが多く、移動したときに寒暖差が生じやすくなりますので気を付けてください。 外出するときも寒暖差を作らないよう、手袋やマフラー、マスクの着用をおすすめします。 禁煙で血圧低下 喫煙者の方は、それだけで血圧を上昇させています。 ニコチンの影響から血圧がアップし、血管が収縮され、交感神経が刺激されている状態です。 喫煙生活が長期化すると血管の質がもろくなりますので、そのこと自体が大動脈に直接よくないことです。 アルコールは量が大事 アルコールを飲むこと自体は、血圧にも悪いわけではありません。 一時的にではありますが、血圧を下降させる性質もあります。 ただ、継続的に飲酒していると血圧を上昇させてしまいますから、ほどほどの量を心掛けたいものです。 ほどほどの飲酒量とは、ワインなら200mlくらい(2杯)、日本酒なら180mlくらい(1合)、ビールなら500mlくらい(中瓶で1本)が目安です。 塩分の摂り過ぎに注意 よく血圧に塩分はよくないと聞きますが、それはたくさん摂取した場合に血液の中のナトリウム濃度を高めてしまうためです。 塩分の言い方を変えると塩化ナトリウムですので、ナトリウム濃度が高くなってしまって当たり前です。 身体はナトリウム濃度を低下させようとして、血管内に水分を取り込むことで薄めようとします。 すると、全身を巡っている血液の量が増加することになるので、その結果血圧がアップしてしまうという仕組みです。 そうと頭ではわかっていても、味付けがしっかりついていない食事では食べた気がしないですよね。 食べ応えを実感し満足できる食事は、 塩分での味付け以外にも以下の工夫で用意することができます。 食材を購入するときは鮮度の高いものにする• だしを使って、うまみで味を補う• 味を引き立てるために、香味野菜や香辛料、柑橘類や酢の酸味を生かす• 調味料は減塩タイプにする• 醤油やソースなどの卓上調味料は、直接かけるのではなくつけて食べる これらの他にも、以下のことを実践して高血圧対策をしましょう。 インスタント食品や加工食品を食べ過ぎないようにする• ダシや麺類のスープは飲み干さないで残すようにする• 自炊するときは、薄い味付けにする 早めに適切な治療を 大動脈解離は命を奪いかねない怖い病気ですが、 発症しても早めに適切な診断と治療を受けることで生存率を高められることも事実です。 スタンフォードA型、B型のいずれであっても、多くの患者さんは以前から高血圧の傾向を持っており、そのことが大動脈解離の発症につながっている原因だと考えられます。 日頃からできる予防を心がけ、もし不安な異変を感じたときには、早めに医師に相談をしてください。

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