ハウル の 動く 城 おばあちゃん。 『ハウルの動く城』あらすじネタバレ解説 ! 原作との違いやソフィーにかけられた謎を考察

ハウルの動く城でソフィーが若返る(元に戻る)理由は?なぜ若くなるか考察

ハウル の 動く 城 おばあちゃん

本日8月10日、『ハウルの動く城』が金曜ロードShow!で放送されます。 本作は国内外の権威ある賞を受賞し、日本では興行収入196億円を超えるという特大ヒットを記録しました。 しかしながら、作品評価そのものは宮崎駿監督作の中でも突出して賛否両論を呼んでおり、「モヤモヤする」「良くわからなかった」という声もよく聞きます。 ここでは、『ハウルの動く城』のモヤモヤをちょっとだけでも解消できるかもしれない、さらに作品を奥深く読み解くことができるポイントを紹介すると共に、「なぜこのような内容になっているのか」ということも解説します。 まだ観たことがないという方は、鑑賞後に読むことをオススメします。 1:なぜソフィーは時々もとの若い姿に戻るのか? 本作で最も多くの方が気になるであろうことは「荒地の魔女に呪いをかけられて90歳の老婆になったはずのソフィーが、なぜか時々もとの18歳の姿に戻っている」ということでしょう。 結論から言えば、ソフィーが時々若返るのは「ソフィーの精神状態、または自己評価がそのまま年齢に反映されているから」で間違いありません。 ソフィーが元の若々しい姿に戻った最もわかりやすいシーンは、ハウルの身代わりとして魔法使いのサリマンに会いに来た時のことです。 ハウルの意思も顧みずに王国(戦争)の為にその力を使おうとしているサリマンに対して「ハウルは来ません。 魔王にもなりません。 悪魔とのことは、きっと自分で何とかします。 私はそう信じます!」とソフィーが高らかに宣言すると、その髪の色も含めて彼女は元の姿に戻っていました。 その後に戦争の火種がソフィーたちの眼前に迫ってからは、ずっと(ハウルのことを心から想っている)ソフィーは元の姿に戻っていますしね。 最もわかりやすいのは、ハウルに花が咲き乱れる美しい草原に招待してもらった時のこと。 草原に降り立った時にソフィーは若い姿に戻っていましたが、「私きれいでもないし、掃除くらいしか出来ないから」と言った途端に老婆の姿に変わったうえ、「年寄りのいいとこは無くすものが少ないことね」と自虐的な物言いをしていました。 また、ソフィーは若いときの自分の容姿にも、そもそも自信を持っていませんでした。 姉を心配する妹のソフィーに対して「大丈夫よハウルは美人しか狙わないもの」と返していますし、「美しくなきゃ意味がない」と絶望したハウルに対して「私なんて美しかったことなんて一度もないわ」と叫ぶのですから(その直後に外に出て涙を流しているソフィーは少しだけ若返っているようにも見えました)。 ソフィーのそうした自己評価の低さこそが、荒地の魔女の老いてしまう(見た目がもっと醜くなる)呪いにかかってしまった理由なのかもしれません。 大切なのは、気の持ちようなのでしょう。

次の

ハウルの動く城

ハウル の 動く 城 おばあちゃん

ハウルの動く城 Howl's Moving Castle 監督 脚本 宮崎駿 原作 『』 製作 出演者 音楽 主題歌 倍賞千恵子「」 撮影 奥井敦 編集 制作会社 製作会社 「ハウルの動く城」製作委員会 配給 公開 2004年11月20日 2005年6月10日 上映時間 119分 製作国 言語 製作費 24億円 興行収入 196億円 『 ハウルの動く城』(ハウルのうごくしろ)は、制作のの長編。 監督は。 を筆頭に 系でに公開された。 の作家の『 』(原題: Howl's Moving Castle)を原作とし、呪いで老婆にされた少女ソフィーと魔法使いハウルの奇妙な共同生活が、宮崎監督により「戦火の恋」を柱として脚色され描かれている。 物語前半は比較的原作に準じているが、後半は原作には無かった戦争が付け加えられるなど全く違った展開になっている。 原作者のジョーンズは「ハウルの性格を変えないように」とだけ注文をつけ、映画の感想を「とても素晴らしかった」「宮崎は私が執筆したときと同じ精神で映画を作った」と語っている。 スタジオジブリの宮崎駿監督の長編映画としては『』以来、15年振りとなる他者原作の作品となった。 また、ヒロイン役を演じた声優が主題歌の歌唱を兼任したのは『』でヒロインの1人であるジーナ役を担当した以来である。 あらすじ [ ] 帽子屋の少女ソフィーは、兵隊にからまれていた所を魔法使いのハウルに助けられる。 しかしハウルも、彼をつけ狙う"荒地の魔女"に追われているところだった。 その後ハウルと別れたソフィーはその夜、魔女の呪いで90歳の老婆に姿を変えられてしまう。 帽子屋に居られなくなり、街を出たソフィーは、荒地で不思議なカカシの"カブ"を助け、彼が連れてきたハウルの動く城に出会う。 城の暖炉には火の悪魔カルシファーがいた。 彼はハウルとの契約に縛られてこき使われており、自らの魔力で城を動かしていた。 彼はソフィーに、ハウルとの契約の謎を解いて、自由にしてほしいと頼んでくる。 その後、ソフィーは城の掃除婦になるとハウルに言って、そのまま城に住むことになる。 隣国との戦争が始まると、王に仕える魔法使いのマダム・サリマンがハウルに国への協力を求めてくる。 サリマンはハウルの昔の師匠で、悪魔と取引をしたハウルが彼女の元を去ったことを嘆いていた。 彼女はハウルが協力するならば悪魔と手を切る方法を教え、協力しないならば魔力を奪うという。 悪魔と取引していた荒地の魔女も、サリマンに魔力を奪われてしまう。 ハウルとともにサリマンと面会したソフィーはサリマンの前でハウルを弁護したが、サリマンは国に協力しないハウルを襲い、その後も彼を狙い続ける。 ハウルはサリマンから隠れるため、それまで住んでいた城からソフィーの帽子屋へ魔法で引越しをする。 魔力を奪われて普通の老婆に戻ってしまった荒地の魔女も家族に加わることになる。 しかし町は空襲を受け、ハウルはソフィーを守るためと言い、戦いに行ってしまう。 ソフィーは、彼が戦うのは町に彼女達がいるからだと考え、帽子屋を出て荒地の城に戻り、それからハウルを助けに行こうとする。 その時、荒地の魔女が、彼女が欲しがっていたハウルの心臓をカルシファーが持っていたことに気づく。 彼女はカルシファーに手を触れて火達磨となり、ソフィーは思わず2人に水を掛けてしまう。 するとカルシファーの魔力に支えられていた城は途端に崩壊し、ソフィーはその残骸と共に谷底へ落ちる。 谷底でソフィーは、ドアの残骸の先が別の世界とつながっていることに気づき、その世界で子供時代のハウルを見つける。 ハウルが流星を飲み込み、胸から火に包まれた心臓を取り出すのを見たソフィーは、彼に「きっと行くから未来で待ってて」と叫びながら元の世界に帰る。 この時、いつの間にか彼女の姿は老婆から少女に戻っていた。 元の世界では、悪魔のような姿に変わり果てたハウルが、精気を失った顔で待っていた。 ハウルが自分をずっと待ってくれていたのだと、ソフィーは気づく。 ソフィーが荒地の魔女からハウルの心臓を受け取って彼の胸に戻すと、流星に戻ったカルシファーは自由になって飛び去り、ハウルも精気を取り戻す。 カルシファーの魔力に支えられていた城の残骸が崩れ、乗っていたソフィー達は谷へ落ちそうになるが、突然現れたカカシのカブが身を投げ出して防ぐ。 ソフィーがカブに感謝のキスをすると、カブは人間の姿に変わる。 彼の正体は呪いを掛けられていた隣国の王子で、国に戻って戦争を終らせるという。 その様子を魔法で見ていたサリマンは、このバカげた戦争を終らせようとつぶやく。 自由になったカルシファーも、みんなといたいと言って帰ってきた。 新しくなった城でソフィーとハウルはキスをする。 そしてハウルの動く城は、皆を乗せて青空を飛んでいくのだった。 製作 [ ] には徳間書店の児童書の新刊が毎月送られており、その一冊として送られてきた原作に宮崎が興味を持ったことから企画が始まる。 2000年、監督には所属(当時)のが決まり、脚本・、作画監督・をはじめとする制作チームが結成された。 当初は当時「バロン」と仮称されていた『猫の恩返し』との同時上映が考えられていた。 細田を監督に指名したのは、細田作品を観てその才能に惚れ込んだ宮崎駿だと言われている [ ]。 2001年4月にはシナリオ決定稿が完成し、同年12月13日に東宝は、本作を2003年春に公開すると発表した。 しかし2002年春頃、企画は頓挫し、細田以下スタッフは解散した。 ジブリ側は、制作中止に至った経緯について言葉を濁しているが、細田側からはジブリとの間に制作に関するトラブル(詳細はの項目を参照)があったことが断片的に語られている [ ]。 2002年10月1日、監督を宮崎駿に代えて製作は再スタートする。 細田本人は、この交代劇にショックを受け呆然とし落ち込んでいたが後々「当時の僕は若かったからではないか」と振り返っている [ ]。 ジブリには「ハウルの動く城、細田バージョン」が存在するのではと噂されていたが、ABCラジオ「アシッド映画館」の取材においてインタビュアーから「細田守版、ハウルの動く城が観てみたい」との質問を受けた細田は大笑し「まぁまぁ」と質問を制して話題を切り上げた [ ]。 2002年12月13日、東宝は「04年夏に宮崎の新作『ハウルの動く城』公開」と発表した。 2003年2月1日に作画イン、完成予定は2004年春とされた。 しかし2004年1月7日、東宝は宮崎の絵コンテの未完成や上映時間の増加などを理由として公開延期を発表した。 制作遅延による公開延期は、宮崎にとってはこれが初であった。 2004年6月末までに社内作業は完了し、同年7月30日、東宝は公開を11月20日に決定したと発表した。 当初のタイトルは、宮崎考案の「ハウルの蠢 うご く城」だったが、鈴木敏夫に強引に却下されている。 2004年2月、宣伝活動で「シールを集めてマグカッププレゼント」キャンペーンがで実施された。 『イノセンス・ハウルの動く城マグカッププレゼント』の景品にはそれぞれの映画に登場する犬がプリントされていたが、『ハウルの動く城』のマグカップのヒンは、イメージボード集で確認できる初期の姿の容姿のままだった。 もう片方の『』にも、ジブリは製作協力の形で参加している。 興行成績・評価 [ ] 「」および「」も参照 公開2日目で観客動員数110万人、興行収入14億8000万円と、日本映画としては当時の歴代最高のオープニングとなり、2005年5月1日までに観客1500万人を動員。 興行収入196億円、2004年と2005年の興行成績第1位を記録し、『』に次ぐジブリ史上第2位の記録を樹立した。 日本国内におけるDVDとVHSを合わせたビデオグラム出荷本数は、2007年5月時点で270万本。 その年の第61回においてオゼッラ賞、翌年にはニューヨーク映画批評家協会最優秀アニメーション賞を受賞。 更にアニメーションのアカデミー賞と言われる第33回の長編映画部門作品賞にノミネート されたことに続き、『千と千尋の神隠し』以来となるにもノミネートされる等、海外においても高く評価された。 2008年の英エンパイア誌では、史上最高の映画500本の中に選出されている。 また2011年の英誌 ()の「史上最高のアニメ映画50本」で46位にランクしている。 2006年7月21日の初TV放映時には32. は本作を「男のダークサイドを宮崎駿が初めて描いた。 ストーリーは無茶苦茶だが表現は円熟している」と評しジブリ作品で一番好きと述べている。 久石が手掛けた音楽にはが手掛けた、監督作品『』の音楽の影響がみられ、原作や宮崎自身の作劇に監督の『』の影響が深いと家政学者のが指摘している。 キャッチコピー [ ]• 「 ふたりが暮らした。 」()• 「 この城が動く。 「 生きる楽しさ。 「 愛する歓び。 「 ヒロインは、90歳の少女。 「 恋人は、弱虫の魔法使い。 」 登場メカ [ ] 機械の発達レベルは魔法と混合しているだけあり、かなり偏っている。 しかし主立って高度に発達しているのは蒸気機関である。 動く城 [ ] 魔法使いハウルの住居。 高さはその時々で変化する。 重量は不明。 上部に複数の砲塔、前部に砲塔様の突起があるが、発砲の目撃情報はない。 鳥に似た4本の足で荒地を歩行して移動する。 普段の居場所はほとんど知られておらず、たまに町の近くまで降りて来るのを目撃される程度。 戸口のドアには回転式のスイッチ(ノブ)があり、スイッチの色(緑・青・赤・黒)を切り替える事で荒地(緑)、港町(青)、キングズベリー(赤)、戦場(黒)の4か所に出口を変更出来る。 後に、別色(緑・黄色・桃色・黒)に替わり、黄色はソフィーの生まれた街に、桃色はハウルの秘密の庭に通じるようになる。 歩行から照明、調理、入浴にいたるまで、城が消費するエネルギーの全てをカルシファーが供給している。 また、構造材を結合し、城としての形を維持・変更する事もカルシファーに依存している為、カルシファーが城外に出ただけでも瞬く間に崩壊する。 終盤にはソフィーや荒地の魔女によって崩壊するが、エンディングでは空を飛行する動く城として再生され、再登場している。 城のイメージは「動く機織り機」であったため、重そうな音を出すのに苦労したという。 金属音を重視すると耳障りになるという意見があったことから、木の軋む音で重さを表現した。 この音はスタジオに大工を呼び、建材を組み立て、それを擦ったり動かしたり壊したりした色々な音を練り合わせ取り込んだ。 最終的な形になるまで3~4ヵ月かかったとの事である。 「動く城」はオブジェがに現存し、展示されている。 映像は、このオブジェを参考にして作られた。 陸上交通 [ ] 陸上交通はほとんどがを利用したものが多い。 街では、や、現実にはあまり発達しなかった蒸気、蒸気トラム が交通機関として使われている。 尚、登場した蒸気トラムは、実在したに酷似する。 鉄道はが主力と思われるが、映画ではソフィーの住む帽子店裏で貨物列車を牽いているシーンがあるのみで、その他の街では一切出て来ない。 また、も登場しているが、動力車は描かれておらず、何を動力にしているのかは不明である。 荒地の魔女の用いる(こし)も、不審に思われない程度には残存している。 海上交通 [ ] 軍船として鋼鉄製のが複数就役しており、艦隊戦も行われているようである。 一般の船も小型の漁船などが就航しており、やはり蒸気機関で動いている。 航空 [ ] 航空物としてはが広く普及しており、王国・隣国共に数種類の羽ばたき式の飛行軍艦を運用している。 これらは空中での艦隊戦の他に、都市への爆撃などにも使用されている模様。 この他、隣国は巨大な固定翼のも運用している。 これらの飛行軍艦の推進力は、主に艦体各部の可動する小型の羽で賄われており、エンジンはあまり普及していない。 なお、どれも軍用のようで、乗客輸送などは行っていないようである。 また、二人乗りの小型羽ばたき式飛行機械である「フライングカヤック」も登場しているが、こちらも軍用のようで、一般には使用されていない。 ただし、試乗会のような形で一般の人が乗るシーンはあるが、操縦者は全て軍人である。 これらの動力は電動機または内燃機関のように見受けられる。 なお、に相当する飛行機械は登場しておらず、劇中では魔法使いが変身した怪物がそれを担っている。 登場人物 [ ] ハウル Howl 本作の主人公。 「美女の心臓を食べてしまう」と町で噂されている、の美青年。 サリマン曰く、後継者としての期待も掛けられる程に素晴らしい才能を持つ魔法使いだったが、その実態は見栄っ張りで弱虫であるなど精神的に未熟な面が目立っていた。 その為、ジェンキンスやペンドラゴン等の様々な偽名を使い分けては嫌な事から逃げ回る暮らしを送っていたが、ソフィーらとの生活を通じて人間的に成長する。 カルシファーとは、を与える契約で自身の魔力を高めさせ、城に縛り付けて使役すると同時に、生死を共にしてもいる。 が、悪魔との契約の力は使い続けると「元に戻れなくなる」ような危険なものであり、サリマンは魔王になる可能性を指摘している。 花園の隠れ処を残してくれた、同じく魔法使いの叔父がいたらしいが、既に亡くなっている模様。 序盤では金髪だが、ソフィーの掃除による手違いで魔法が解けて黒髪になってしまい当初は落ち込んでいたが、立ち直ってからは気に入ってそのままにしている。 瞳の色は青。 戦場へ飛び立つ際は、人面の黒い巨大なのような魔物へ変じる。 原作では異世界(現実世界における英国)に別に家族を持つが、本作には未登場。 また、性格がより一層掴み所が無い者として描かれていた。 ソフィー・ハッター Sophie Hatter 本作のもう一人の主人公。 3姉妹の長女。 18歳。 ハウルにより関わった荒地の魔女の呪いで90歳の老婆 に変えられてしまった事から、呪いを解くヒントを求めて家出し、ハウルの城に掃除婦として居座るようになる。 ハウルの城での暮らしによって、ハウルに対して恋愛感情を抱くようになり、また自分に素直になったことで、後半ではかなり積極的で大胆な性格へと変わっていく。 レティー(後述)と違って地味な容姿の自分に劣等感があり、やや卑屈。 老婆になってからは手足はしわくちゃ、歩けば足腰が痛むようにはなったが、唯一歯だけは丈夫なままである。 序盤の元の姿や、王宮でサリマンに啖呵を切った一瞬は茶色掛かった黒髪だったが、呪われて以降はエンディングまでハウル曰く「星の光に染まっている」ような銀髪。 就寝時にだけ元に戻ったり、感情の起伏によって体の年齢が変わっているが、本人は気付いていない模様。 後ろで一纏めにした髪をで結んでいるが、元の姿時は腰までと長かった髪は、老婆時には大幅に短くなっている。 終盤には三つ編みを魔法の対価として、ソフィーが自らカルシファーに与えてしまった事で 、エンディングでは元の姿に戻り、老婆になった荒地の魔女からハウルの心臓を託され、彼らと共に暮らす選択をした。 髪型もセミロングになっているが、色のみ銀髪になっている。 担当声優は日本語版のみ、元も老婆時も共に(当時63歳)が演じている。 他の英語・フランス語・スペイン語の吹き替え版では、声優は別々に配役されている。 が、本作ではこの設定は目立って描かれてはいない。 また、実は無自覚ながらも言霊の魔法 を扱えるであるという原作設定は鳴りを潜めている為、何故ソフィーがカルシファーを従え、ハウルを救えたのかについては本作ではあまり明確にされていない。 荒地の魔女 50年前に悪魔と契約した事から、王宮を追放された魔女。 黒い毛皮をあしらったドレスに宝石と、身なりこそ裕福な婦人のようだが、に体を押し込んでやっと乗れるという程の肥満体型。 粘液状の黒い人型の使い魔なしでは、何をするのも一苦労という様子。 若さ・美しさに執着して高い魔力を誇るハウルの心臓を狙い、王宮を追放したサリマンを恨んでいる。 中盤では全ての魔力を奪われて実年齢の老婆の姿に戻され 、精神的にも老化してしまう。 その成り行きで動く城に住む事になり、ソフィー達から「おばあちゃん」と呼ばれ介護を受ける。 ただ、ハウルの心臓に執着していることには変わりはなかった。 サリマンから送られた葉巻がきっかけで鋭い洞察力を発揮したり、サリマンの企みを看破するなどかつての片鱗を見せ、恋に悩むソフィーに助言をしたりエンディングでは彼女の想いを受け止めてハウルの心臓を託すなど優しい面が目立つようになり城の住民からも信頼される。 原作では完全な悪役であり、かなりの美人という設定。 カルシファー Calcifer ハウルと契約を交わした、火の悪魔。 それによりハウルの心臓を貰うが、対価としてハウル自身と動く城に魔力を供給しており、常に城のに括られて使役されている。 また、その契約からカルシファーの生死はハウルのものと直結している。 ハウルとの契約内容が他人に見抜かれるまで、その束縛が解かれる事はない為、会って間もないソフィーにもこっそりと謎解きを依頼する。 といってもただ自由になりたかっただけではなく、ハウルのことは友人のように思っており、契約の影響でどんどん危険な状態になりつつあったハウルを心配していたからでもある様子。 水に弱く、おだてに弱いお調子者。 普段は無機物 でも有機物 でも食べるが、燃やすものが無くなると消えてしまう。 悪魔なので、人の体の一部を代償に大きな魔力を生み出す事ができ、終盤ではソフィーのおさげ髪を食べて一気にパワーアップした。 一度は契約を解かれ自由になるが、ソフィーたちが忘れられずエンディングで動く城に戻った。 原作では青い炎という風に描かれている点を除き、本作との違いはほぼない。 マルクル Markl 外見は8〜10歳程度の、ハウルの弟子の少年。 外出時や魔法関連の客の相手をする時には、マントを羽織りフードを被ることで長い口髭を生やして顔を変え、小柄な老人に変装する。 ハウルには「」付けで呼び、会話時も。 当初は背伸びをして大人ぶった振る舞いをしていたが、やがてソフィーに懐き、年齢相応の子供っぽさを見せるようになる。 イモと魚が嫌い。 原作ではマイケルという15歳の少年である。 カブ Prince Turnip 頭部にを用いた。 荒野で生け垣に引っ掛かっていた所を救ってくれたソフィーに懐いてついていき、共に動く城の住人となる。 言葉は話せないが、自分の意思でのようにピョンピョンと飛んで動き、何かと助けになる。 正体は、強力な魔法で姿を変えられていた隣国の美しい王子。 ソフィーを庇って壊れてしまうが、お礼のキスによって呪いが解ける。 しかし、ソフィーへ抱いた淡い想いは、ハウルとの仲を思い、心変わりを待つと言い残して戦争終結に向け、国へ帰って行く。 呪いが解けて人間に戻るのは、動画チェック担当のによるアイデアで、当初は監督から却下されていた。 原作にも登場するが、設定がかなり異なる。 サリマン Suliman マダム・サリマンとハウルが呼ぶ、師匠。 魔法学校の校長であり、宮廷に仕える王室付き魔法使いでもある、豊かな銀髪をにした車椅子の老婦人。 聡明で温厚な女性ながら、ハウル以上に強大な魔力を持つ魔女。 また、国王の背後ですべてを操る黒幕的人物でもあるようだが、戦争に完全に賛成している訳ではなく、ヒンからの映像で戦争終結を決意する。 本作のサリマンの人物像は、原作でいうなら未登場のペンステモン婦人に近い。 ハウルの様子を探る為に、王宮から動く城へのソフィーの帰還に便乗するが、ソフィー達にすっかり懐いてしまい、ラストではサリマンから「浮気者」と言われてしまう。 階段も自力では昇れない程の老犬だが、耳を羽ばたかせて空を飛ぶことが出来る。 よく見ると鳥のような足をしている。 サリマンの手元にある水晶玉へ、自身の視界やその周辺の映像を送る事ができ、ハウルとソフィーの仲がハッピーエンドになった事も報せた。 名前通りの鳴き声である「ヒン」は、演じた原田大二郎によれば、のように苦しい咳をイメージしたとのこと。 ヒンのモデルは、監督の遊び心から旧知の仲で犬のことでケンカをしたこともある監督である。 小姓 頭をした金髪の美少年。 同じ容姿の小姓が4人以上存在し、いずれもサリマンに仕えている。 国王 鼻の下に髭をたくわえた、ソフィー達の国の国王。 豪放磊落な人物であり、隣国との戦争には積極的な姿勢を示している。 軍服を着ているが、軍籍の有無は不明。 レティー Lettie 街の中心部に位置するカフェ・チェザーリで働く看板娘で、ソフィーの妹。 お洒落な美人で、街中の男達の。 長女という固定観念から、帽子店を継ぐ事に囚われているソフィーを心配している。 原作によれば、勤め先やマドンナという立ち位置は寧ろ三女・マーサであり、原作通りな点は容姿のみ。 本作でのマーサは、「ハウルに心臓を食べられた女の子」の名として噂話に登るのみで、ソフィーを荒野に送り届けた農夫が言われたという「中折れ谷に末の妹がいる」というセリフの真偽など、その存在自体が不明。 ハニー Fanny レティーによく似た、ソフィーの義母。 帽子店の経営者だが店はソフィーに任せっきりで、いつも出掛けている。 ソフィーの家出後、店を畳んで資産家の男性と再婚する。 閉店後の帽子店が住居として使われているのに気付いて来訪し、ソフィーと再会。 原作では、ソフィーを働き漬けにして自分は遊び歩いているとマーサに悪口を言われていたが、決して愛情のない女性ではない。 第61回・オゼッラ賞• 第37回・観客賞• 平成16年度・優秀賞• 第59回 日本映画ファン賞• 第23回• 日本映画部門 最優秀金賞• マネーメイキング監督賞• 2005・アニメーションオブザイヤー• 監督賞• 声優賞• 音楽賞• 第9回ハリウッド映画祭・ベストアニメーション賞• ・音楽賞• 第10回・アニメ映画賞• 2005年度マウイ映画祭・最優秀映画賞• ・2007年最優秀脚本賞 売上記録 [ ] (日本国内) 内容 記録 補足 興行収入 約196億円 動員 約1500万人 『イメージ交響組曲』 4万枚出荷(2004年発売のCD) 『サウンドトラック』 1. 1万枚出荷(2004年発売のCD) 主題歌『世界の約束』 3万枚出荷(2004年発売のシングルCD) VHS・DVD 270万本出荷 2007年5月時点 ビデオ・DVD・テレビ [ ] 2005年に発売。 発売元は。 VHSは1種類。 なお、ビデオ・DVDのテレビは木村拓哉・美輪明宏・の対談形式で11パターンが放送された。 発売当日には系列でその11種類に加えて60秒バージョンのCMが一挙放送された。 2006年7月21日、2008年10月3日、2010年7月16日、2013年1月4日、2015年10月2日 、2018年8月10日、『』でテレビ放送された。 テレビ放送の視聴率 [ ] 回数 放送日時 視聴率 1 2006年 07月21日 32. ハウルの動く城 - (2005年11月16日)• ハウルの動く城 DVD - ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント(2005年11月16日)• ハウルの動く城 特別収録版 DVD - ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント(2005年11月16日)• DVD(宮崎駿監督作品集) - (2014年7月2日発売)• ハウルの動く城 Blu-ray Disc - ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(2011年11月16日)• Blu-ray Disc(宮崎駿監督作品集) - ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン (2014年7月2日発売) 出版• 魔法使いハウルと火の悪魔 ハウルの動く城1 (1997年5月28日)。 徳間文庫で再刊• アダブラと空飛ぶ絨毯 ハウルの動く城2 (1997年8月28日)。 チャーメインと魔法の家 ハウルの動く城3 (2013年5月)。 ハウルの動く城(スタジオジブリ絵コンテ全集14)(2004年11月30日)• [魔法使いハウル]不思議な扉の開き方(2004年12月1日)• ハウルの動く城 ペーパークラフトBOOK (2004年12月15日)• ハウルの動く城 徹底ガイド ハウルとソフィー ふたりの約束(2004年12月20日)• ハウルの動く城(徳間アニメ絵本)(2004年12月31日)• ハウルの動く城(ジス・イズ・アニメーション)(2005年1月1日)• THE ART OF HOWL'S MOVING CASTLE ハウルの動く城(2005年1月1日)• ハウルの動く城(ロマンアルバム)(2005年1月20日)• ハウルの動く城(ジブリの教科書13)(2016年8月)、文藝春秋〈文春ジブリ文庫〉• ハウルの動く城(シネマ・コミック13)(2019年1月)、文藝春秋〈文春ジブリ文庫〉 音楽• イメージ交響組曲 ハウルの動く城 (2004年1月21日)TKCA-72620• ハウルの動く城 サウンドトラック 徳間ジャパンコミュニケーションズ (2004年11月19日)TKCA-72775 関連項目 [ ]• 『』- 三鷹の森ジブリ美術館で公開されている短編アニメーション映画。 とによると、主要キャラクターは本作の登場人物であるという裏設定がある。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• メイン劇場は日比谷スカラ座だったが、舞台挨拶が行われたのはだった。 ただし、宮崎駿監督作品以外のスタジオジブリ長編作品は基本的に他者原作作品である。 唯一の例外は『』で、この作品は監督を務めた高畑勲本人による原作作品である。 初めて城を見たソフィーからはその異様な形から「これでお城なの? 」と言われ、また城内に入ってからは「ただのボロ屋にしか見えない」とも言われた。 蒸気機関で動くのようなもの。 を参照のこと。 ちなみに、登場した機関車は後半の空襲シーンにおいて炎に飲み込まれてしまう。 90歳という年齢はソフィーの声をハニーがドア越しに聴いた際の印象として評したものであり、「90歳」という年齢自体に根拠はない。 しかし、街中で素行不良の軍人にナンパされたり、ハウルに「ソフィーは綺麗だよ! 」と評されており、それなりの美人である。 そのシーンの絵コンテには、「ヒロインようやく登場」と書き込みされている。 言葉によって物に魔法を掛け、生命を吹き込む事も出来る• しかしその後もソフィーが次第に若返っていくため、魔力を失う以前にも既に魔法が完璧ではなかったと思われる描写が散見される• 実際、ソフィーの三つ編みがどうなったのかはともかく、契約中のハウルは死人ではないし、その生活に異常は見られない。 卵の殻• 目玉焼きやベーコン 出典 [ ]• スタジオジブリ責任編集『THE ART OF HOWL'S MOVING CASTLE 』徳間書店, 2005, p10,• 叶精二『宮崎駿全書』フィルムアート社, 2006年, p283,• 言葉の扉-鈴木俊夫『ロマンアルバム ハウルの動く城』徳間書店, p96-98• 「2003年陽春公開」• 鈴木敏夫『映画道楽』角川文庫• - (2007年7月1日アーカイブ分)• com 2011年11月7日• com 2012年9月18日. 2013年7月13日閲覧。 ベスト新書. 2005年1月20日. ISBN:9784584120828. NDC分類:778. 舘野仁美『エンピツ戦記』• 、日経ビジネスオンライン、2007年5月21日。 Sponichi Annex 2015年10月5日• 2012年にニコ生で放送された「押井守ブロマガ開始記念! 世界の半分を怒らせる生放送」での発言 ウィキクォートに に関する引用句集があります。 外部リンク [ ]• - 2005年12月26日時点の• (英語)• (英語)• - (2006年7月21日放送分)• - 金曜ロードショー(2008年10月3日放送分)• - 金曜ロードショー(2010年7月16日放送分)• - 金曜ロードSHOW! (2013年1月4日放送分)• - 金曜ロードSHOW! (2015年10月2日放送分)• - (英語)• - (英語).

次の

映画『ハウルの動く城』より 【映画から学ぶ!脳と潜在意識の17の成功法則】

ハウル の 動く 城 おばあちゃん

コスプレは、その再現度の高さがひとつのポイントだ。 でも、ただただ似ていれば良いというわけではない。 やっぱり、愛がなくっちゃ! ということで、今回は美しいだけではなく、見ているだけで温かい気持ちになるコスプレを紹介したい。 それはジブリ作品『ハウルの動く城』のものなのだが ……なんとレイヤーさんは祖母と孫! リアルおばあちゃんが、呪いで老婆になったソフィーを演じるというなんともキュートな作品なのである。 日月さん扮するハウルは、ファンタジックで非現実的な美しさをたたえている。 これだけでも「スゴイなぁ!」と思ってしまうが、日月さんのコスプレが注目されているのには、もうひとつ理由があった!! ハウルの横にいるソフィー……この女性はなんと彼女自身のおばあちゃんだというのだ! ・温かい気持ちになるコスプレ写真 劇中で、ヒロインのソフィーは魔女の呪いによって90才くらいのおばあちゃんにされてしまう。 でも、だからと言って本物のおばあちゃんとコスプレしちゃうなんて! この発想はなかったぜ……! そんな二人が手に手をとる姿は、まさに映画から飛び出してきたよう。 2人の姿を見ていると、穏やかでとても温かい気持ちになってくるのだ。 ・ネットユーザーの声 そんな素敵コスプレ写真は拡散! ネットユーザーから感動の声が寄せられているぞ。 「美しい!! いいね!」 「神クオリティ」 「おばあちゃんの表情が素敵!」 「特殊メイクかと思った! 本物のおばあちゃんなのね」 「すごく絵になってる」 「私もこんな可愛いおばあちゃんになりたいなぁ」 日月さんと一緒に写るおばあちゃんもなんだか嬉しそう。 リアルな世界の2人は恋人同士じゃないけれど、ハウルとソフィーみたいにお互いを信頼しているのが、よーく伝わってくる作品だと言えるだろう。

次の