旧 犬鳴 トンネル と は。 犬鳴峠

映画『犬鳴村』ネタバレあらすじと感想。撮影に実在の最強心霊スポットを使用した“逃げられない存在”とは

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この峠は昭和24年11月3日に県道福丸箱崎線として開通、それを利用して昭和25年8月10日より直方福岡間に国鉄バスが運行されだ 新犬鳴トンネル 黄色 と旧犬鳴トンネル 赤色 しました。 この旧道は道幅も狭く急なカーブの連続で、産業の発達交通量の増加に対応できず、昭和50年新犬鳴トンネルの開通に伴い、その歴史を閉じました。 即ち軍用道路としての犬鳴トンネルです。 当然軍用道路ですから地元にはすべて内密で行われた様です。 この道の開 旧犬鳴トンネル(若宮側) 若宮町誌から 削については昨年発行された若宮町史にはまったくふれられていません。 この点を地元の様々な人々に聞き取り調査した結果次の様な事が判明しました。 軍用道路なのですべては地元に内密で行われたということ。 また山の中の作業なので誰もその建設作業の過程を知らないままでした。 作業には宮田の建設会社があたり、作業員として韓国の人々が従事していた、という事。 韓国の人々の飯場小屋は現在の犬鳴ダムの下、清水の滝に行く途中の段々になった所にあったという事です。 この飯場小屋の有った所はその段々のまま杉等が植えられています。 この韓国の人々が強制連行による人々で有ったかどうかはわかりませんでした。 又一部はっきりと欧米人とわかる戦争捕虜の人々が宮田の捕虜収容所(捕虜で宮田の石炭採掘にあたる人々を収容していた)より建設作業にやってきた、との事です。 この目の色の違う欧米人は測量等の技術をもっていた為にここで建設作業にあたったという事でした。 トンネルまでの道は現在も一部県道として使用されており、また一部は旧道としてそのまま残されています。 これらの道の工事はダイナマイト以外機械らしい機械が脇田の方より持ち込まなかった為大変な重労働であった様です。 このトンネルの左側の底部に水路が掘られています。 この水路へはトンネル入り口より300メートルほど開拓の方に行った峠川の中より取水され送水されていました。 この取水口は現在も川の中にコンクリートの一部を見る事ができます。 この水路は流域・分水嶺を越え福岡側に送られていました。 この送水(盗水?)は昭和33年頃問題になり、若宮側の関係者により破壊されました。 問題はこの送水が何故行われたのかと言うことです。 水は農民にとっては命の次に大事なものです。 水争いは犬鳴川流域でも例外では有りませんでした。 水争いで命を落とした農民が若宮にもいます。 山田川水利組合は裁判をしてその水利権を確認獲得し、現在も厳しい目で犬鳴川及び山田川の管理にあたっています。 山田川の水利権確認裁判は明治時代の事です。 釜底の堤拡張工事は戦前の事です。 農地条件の関係で若宮の山の中等に堤を造り下流の先輩の農民にたいし取水を認めてもらうかわりに米を払ってまでして水を手にしたのです。 それ程大切な水を何故久山側にとられたのでしょうか。 久山側にとっては大きな堤を持たず、人口の増加に対して打つ手も見つからず、やむを得ず犬鳴山中の水に手をだしたと思われます。 この取水部分の上流は福岡市の護国神社林で有るという事。 軍部との取引で工事機械や材料・工事人夫を出す等の条件取引で、ただし片勾配で若宮側の水を久山側に送る事を黙認する事を条件に工事はすすめれれたと推測されます。 久山川の取り付け道路及びトンネル部分全体を久山側が行う。 若宮側のトンネルまでの取り付け部分を若宮側でおこなう。 久山側では努力に見合う水を手にすることが出来る。 かくして軍用道路犬鳴線は久山側への送水路とともに昭和24年完成し、稲作期間中送水されました。 ---- 昭和33年若宮側の人々が気付くまで。 水は農民は勿論の事人間にとってかけがいのないものです。 同じ過ちを繰り返さない様に山の中を歩き、森林の様子を観察し、家庭排水・工場排水等に注意したいものです。 これらの峠は江戸時代博多の燃料すなわち炭を年間1万5千俵も若宮より運ぶ峠であり、又博多や玄界灘で生産される衣類や魚等を運ぶ峠でもありました。 この峠を通る関係で、現在も脇田地区は久山との姻戚関係が強く、山口は福間古賀等との関係が深いといわれています。 勿論これらの峠は昭和24年ごろまで徒歩で往来されていました。 せいぜい馬や牛で越えるしかありませんでした。 その峠は現在も当時の姿そのままで存在しています。 すなわちやっと人がすれ違える程度の幅でけっこう急な所もあります。 この道では当然大量な荷物を素早く運ぶことは出来ませんでした。 明治より宮田で本格的に生産されだした石炭は、鉄道の直方経由で北九州や 阪神又は福岡方面に運び出されていました。 九州大学等の学生が植生調査に毎年やって来ます。 ボーイスカウトの子どもたちも毎年やって来ます。 また渓流登りに筑豊各地から沢山の人々がやってきます。 勿論、ヤマメ釣りの人々もやって来ています。 清流には「自生わさび」も育っています。 こんな山紫水明の地を大切にしたいと思います。

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犬鳴村の正体とは!?旧犬鳴トンネルに行ってきた!

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福岡県で最も有名な心霊スポットといえば、なんといっても 「犬鳴峠(いぬなきとうげ)」です。 実際に 人が亡くなった事故や事件が多発しており、福岡どころか、 日本最恐 といっても過言ではありません。 犬鳴峠には、 旧犬鳴トンネルがあります。 ここもまた単体で、心霊スポットとして有名なのですが…… この旧犬鳴トンネルの先には、 日本国憲法が通用しない という伝説の 「犬鳴村」があるというのです。 今回は福岡県の最恐心霊スポット、犬鳴峠と旧犬鳴トンネル、そして犬鳴村伝説と実際に起こった 4つの殺人事件や事故についてまとめて紹介します。 また旧犬鳴トンネルの 場所や行き方も解説しますので、要チェックです。 福岡県の最恐心霊スポット:犬鳴峠の心霊現象 犬鳴峠では、今までに数多くの心霊現象や心霊体験が語られています。 山道の下りにさしかかるとブレーキが効かなくなり、事故を起こしそうになる。 車の計器がおかしな動作を起こし、電子機器類にも異常を引き起こす。 近づいた人間が金縛りにあうなど、体に変調をきたす。 犬鳴峠での心霊体験や本当にあった怖い話はでくわしくまとめています。 ぜひご覧ください。 福岡県の最恐心霊スポット:犬鳴峠と旧犬鳴トンネルの場所と行き方 犬鳴峠とは、福岡県宮若市と福岡県糟屋郡久山町との境(犬鳴山)をまたいで存在している峠のことを指します。 犬鳴峠には現在トンネルが開通しています。 これが 「新犬鳴トンネル」で、県道21号線にあたります。 犬鳴峠の心霊現象は、この新犬鳴トンネルでも起こるといわれています。 しかし本当にヤバいのは、この犬鳴峠にある 旧犬鳴トンネル(正式名称は「犬鳴隧道(いぬなきずいどう)」)です。 新犬鳴トンネルが開通したことで、旧犬鳴トンネルにつながる道が新犬鳴トンネル側に付け替えられたのが1975年のこと。 そのため旧犬鳴トンネル、およびそこに向かう道は 旧道(現在の主要道路ではない道路)となりました。 さらに現在では、旧犬鳴トンネルとそこに向かう旧道は 原則立ち入りが禁止され、廃道になっています。 崩落の危険などのほか、不法投棄や不良のたまり場になってしまっていたからです。 実際に、凄惨な殺人事件も……。 では旧犬鳴トンネルには、どうやって行ったらよいのでしょうか? 久山町側はトンネルには行きやすいのですが、先ほど書いた通り、防犯上の理由で 閉鎖されています。 柵で通行止めになっているほか、防犯カメラも設置され、 不法侵入者は警察に通報されるというむねの看板が立っています。 宮若市側(犬鳴ダム側)の旧道は、開閉式の柵があり車の通行が規制されています。 一見、通行止めに見えるのですが、実は犬鳴山の河原之河内 かわらんこうち から続く登山道がここにつながっているため、 登山者なら登山道として通ることが許可されています。 車で行くなら、 犬鳴ダムの駐車場を利用しましょう。 犬鳴ダムは若宮氏の県道21号沿いにある県営ダムです。 犬鳴ダムから新犬鳴トンネル方面へ徒歩で向かいます。 徒歩15分ほどで、旧犬鳴トンネルに続く、 柵で閉鎖された旧道に着くはずです。 この柵から旧道を進むこと15分、 旧犬鳴トンネルに到着します。 途中には 犬鳴山への登山道がうかがえるほか、 犬鳴隧道の開通碑が目に入るでしょう。 そして開通碑の右側に旧犬鳴トンネルがあるのですが、 現在はコンクリートブロックでふさがれていて、入ることはできません。 ほんの少し隙間が空いているので、中をのぞくことはできます。 また当然、かつては中に入ることができました。 トンネルに入れた当時は、白い車で行くと、車のいたる所に赤い血で染められた手形がついたりしたそうです。 この旧犬鳴トンネルを抜けた先には、 日本の地図から消されてしまった「犬鳴村」が広がっているという伝説があります。 と、ここで犬鳴村伝説のお話に入る前に、 旧犬鳴トンネルで実際に起こった、凄惨な殺人事件について紹介したいと思います。 この事件を知ったら、トンネルが現在ではブロックでふさがれてしまったのも納得のはず……。 犬鳴峠(旧犬鳴トンネル)で実際に起こった4つの惨殺事件と死亡事故 福岡県の最恐心霊スポット、犬鳴峠の逸話はこれだけでは終わりません。 旧犬鳴トンネルでは、1990年代後半に 凄惨な殺人事件が起こっているのです。 5人の少年が知り合いの人間を拉致、リンチを加えたうえに生きたままガソリンをかけ、焼き殺したといいます。 心霊スポットは基本的に人目につかない場所や、薄暗いところが多いので、同時に総じて 不良やヤンキーのたまり場になりがちです。 人目につきにくいということは、 事件も起こりやすいということ。 実際に2000年1月13日には、犬鳴ダムで 女性の白骨死体が発見されるという事件が起こっています。 詳細は不明とのことで、現在も事件の全貌は明らかになっていません。 そんな事件の被害者の無念が、さらなる心霊現象を呼び起こしているのかもしれません。 そんな犬鳴峠で心霊スポット探検に行った帰りには、必ず 事故に遭うといいます。 たとえば1992年6月28日の、北九州市の自動車事故です。 少年10人が乗った自動車が電柱に激突。 幸い死者はでなかったものの、重傷者が多く有名になりました。 犬鳴峠への心霊スポット探検を行った帰り道での事故でした。 また2001年2月10日、福岡県二丈町福井では、少年ら5人が乗った軽自動車が2トントラックと正面衝突を起こしています。 4人が死亡したとのことですが、生き残った1人によれば、 犬鳴峠に幽霊を見に出かけた先での事故だったようです。 村の入り口には、 「コノ先、日本国憲法通用セズ」と書かれた看板があるそうです。 旧犬鳴トンネルがまだ通じていたころ、見たものがいるといいます。 犬鳴村は 江戸時代からあるといわれます。 一般社会から隔離され、 迫害された人々が寄せ集まって作られた村という説があるからです。 また別の説では、 疫病が流行したときに、その病にかかった患者たちを犬鳴村に無理やり追いやったとも……。 どちらの説にしろ、犬鳴村の人たちは通常社会から完全に隔絶された場所に追いやられ、閉鎖的な村の生活を送らされたのです。 犬鳴村には現在でも、迫害された経験を子々孫々まで受け継いだ人々が住んでおり、外の社会の人間に対する恨みをもっていると伝えられます。 また犬鳴村に行った者が、村の広場に放置された、 白いセダンの残骸を見たという話があります。 この白のセダンのナンバープレートは、 島根のものでした。 かつて、島根県から福岡県の心霊スポットを巡っていたカップルがいました。 犬鳴村の噂を聞いて面白半分で村に入ったところ、 鎌やクワをもった村人たちにセダンから引きずり降ろされ、殺されたという事件があったといいます。 放置された白のセダンは、この事件の被害者のものだったのでしょうか……。 また先に話したように、旧犬鳴トンネルに 白い車で入ると、 赤い血の手形がつくといわれています。 なんとも因縁めいていますね。 今回は福岡県の最恐心霊スポット「犬鳴峠」と、それにまつわる旧犬鳴トンネルや犬鳴村伝説を紹介。 実際に起こった4つの事件や事故、場所や行き方を解説しました。 福岡県には犬鳴峠以外にも、や、、など、本当に怖い心霊スポットがたくさんあります。 どれもオカルトオンラインでまとめていますので、ぜひご覧ください。 現在はまだ、旧犬鳴トンネルを目にすることができます。 しかし唯一の入口も、近い将来には完全に閉鎖されてしまうでしょう。 ホラー好きの方は、今のうちに日本屈指の心霊スポットを訪れてみてはいかがでしょうか。 しかしもちろん、自己責任でお願いします……。

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本当に行ってはいけない場所 福岡・旧犬鳴トンネル

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CONTENTS• 映画『犬鳴村』の作品情報 C 2020「犬鳴村」製作委員会 世界的に注目されているJホラーの旗手、清水崇が実在する心霊スポットを題材にした、ホラー映画『犬鳴村』。 早くも世界的に注目されており、買い付けオファーが殺到していると言われています。 主演は、2019年に公開された矢口史靖監督の『ダンスウィズミー』の三吉彩花。 坂東龍汰、大谷凛香、古川毅などの注目俳優や、寺田農、石橋蓮司、高嶋政伸、高島礼子ら実力派俳優が共演しています。 【公開】 2020年公開(日本映画) 【監督・脚本】 清水崇 【脚本】 保坂大輔 【キャスト】 三吉彩花、坂東龍汰、古川毅、宮野陽名、大谷凜香、奥菜恵、須賀貴匡、田中健、寺田農、石橋蓮司、高嶋政伸、高島礼子、梅津陽、笹本旭 【作品概要】 映画『犬鳴村』あらすじ C 2020「犬鳴村」製作委員会 恋人の西田明菜の動画撮影に付き合わされ、日本屈指の心霊スポットと呼ばれる「旧犬鳴村トンネル」に立ち入った、森田悠真。 不気味なトンネル内の空気に触れ、悠真は先に進む事を躊躇しますが、明菜はどんどん先に進んで行きます。 そして、トンネルの出口に置いてある「この先、日本国憲法通用せず」の看板。 それは、この場所が「旧犬鳴村トンネル」の先に存在すると言われる村、「犬鳴村」である事を意味します。 不気味な廃墟が集合した村で、悠真は更に恐怖を感じますが、何も気にしていない様子の明菜は、廃墟の中のトイレを使います。 トイレを使用した明菜は、廃墟の外に出ようとしますが、扉が閉ざされ出る事ができません。 すると、大勢のうめき声のようなものが聞こえ、廃墟の窓から出てきた腕に、顔を掴まれます。 村の中を散策していた悠真は、明菜の悲鳴を聞き、廃墟へ助けに行きますが、廃墟から飛び出した明菜は、取り乱した様子で「旧犬鳴村トンネル」へ走って行きます。 悠真も明菜を追って、「犬鳴村」から逃げ出します。 臨床心理士の森田奏は、遼太郎という少年を担当しています。 遼太郎は「本当のママに怒られる」という、意味不明の発言を繰り返しており、遼太郎が手を振っている方向に、女性の幽霊らしき存在を奏は目撃します。 奏は遼太郎を気味悪く感じ、担当を降りる事を検討していました。 そんな時、兄の悠真から連絡が入り、奏は実家に戻ります。 実家で兄の悠真から「『犬鳴村』に行ってから、明菜の様子がおかしい」と聞かされた奏。 弟で小学生の健太は、自由研究を「犬鳴村」の都市伝説にしており、悠真の話に興味を持ちますが、父親の晃は不快感を示します。 母の彩乃は、晃の事を恐れているようでした。 奏は、悠真の部屋にいる明菜と会います。 明菜は、紙に犬と思われる不気味な模様を描いており、「わんこがねぇやに、ふたしちゃう」と、不気味なわらべ歌を口ずさんでいました。 明菜がトイレに行く為、部屋を出たタイミングで、悠真は奏に「助けてやってほしい」と頼みます。 奏が臨床心理士である事と、幼い頃から見えない存在が見える、特殊な力を持っている事から、悠真は頼りにしていたのです。 そこへ、健太が悠真の部屋に入ってきます。 健太の報告から、明菜が家の外に出た事を聞いた悠真は、明菜を探しますが、近くの鉄塔から明菜は飛び降り、亡くなってしまいます。 C 2020「犬鳴村」製作委員会 明菜の葬式の際、晃は明菜の父親に「森田の血は汚れている」と非難されます。 晃は、老医師の山野辺から、明菜の灰に水分が含まれていた事を聞かされ、何かを悟ったような素振りを見せます。 悠真は、仲間と共に「旧犬鳴村トンネル」へ向かいます。 明菜の恨みを晴らす為、「犬鳴村」を燃やそうとしましたが、「旧犬鳴村トンネル」には前には無かったバリケードがされており、中には入れなくなっていました。 それでも、悠真はバリケードの封鎖されていない部分から「旧犬鳴村トンネル」内に入ります。 悠真の仲間は、尋常ではない悠真の雰囲気に恐れを感じ、その場から逃げ出しました。 そこへ、悠真の車に忍び込んでいた健太が現れ、「旧犬鳴村トンネル」の中に入ろうとします。 「旧犬鳴村トンネル」内では、狂ったような叫び声をあげる悠真がいました。 悠真は健太に気付き、中に入らないよう忠告しますが、健太はバリケードから落下しトンネル内に入ってしまい、不気味な集団に取り囲まれてしまいます。 トンネル内には、悠真と健太の叫び声が響きます。 悠真と健太が行方不明になった事を聞き、奏は両親と悠真の仲間、そして警察と共に「旧犬鳴村トンネル」へ行きます。 「旧犬鳴村トンネル」のバリケードに、健太が持っていたカメラが置いてあった事から、この場所で行方不明になった事を警察は確信します。 ですが、すぐの捜索ができない事が判明した瞬間、彩乃が豹変し警察をひっかき、晃に噛みつきます。 すぐに正気に戻った彩乃を、晃は拒絶します。 悠真と健太が行方不明になり、心配しながらも、奏は臨床心理士の仕事を続けていました。 ある時、遼太郎の父親から、実は遼太郎は実の息子ではなく養子で、実の母親は死産した事を聞かされます。 遼太郎は体調を崩し、緊急搬送され、奏は付きっきりで看病しますが、疲れて眠ってしまいます。 目を覚ました奏は、遼太郎が消えている事に気付きます。 奏は遼太郎を探し、危篤状態で搬送された、山野辺の病室の前で発見します。 病室からは、大勢のうめき声が聞こえていますが、意を決して病室に入った奏に、山野辺はかすれた声で「溺れ死ぬ」と伝えます。 また、悠真の仲間が、午前2時に電話が鳴るという都市伝説が存在する「旧犬鳴村トンネル」近くの電話ボックスで、溺死するという事件が起きます。 奇怪な現象が重なる事から、奏は晃に「森田の血」の真相を聞こうしますが、晃は奏に「俺は、お前たちが怖いんだよ」と言い放ちます。 奏は、「森田の血」の真相を究明する為、祖父の隼人を訪ねます。 亡くなった祖母は、奏同様、見えないはずの存在が見える力を持っていましたが、その祖母は「身寄りは分からず、家の前に捨てられていた子供」と聞かされます。 そして「犬鳴村」は、過去にダムの底に沈んだ村である事も聞かされます。 奏は祖母が眠るお墓を眺めますが、そこへ、奏が幼い頃から見えていた、若い青年の亡霊がいる事に気付きます。 「犬鳴村」が沈んだダムを眺める奏。 そこへ、奏が幼い頃から見えていた青年の亡霊、成宮健司が現れます。 健司は、奏に「見せたいものがある」と、過去に撮影された「犬鳴村」の記録映像を見せられます。 「犬鳴村」は、江戸時代より以前に、迫害された人たちが住む村で、独自の文化が育まれていました。 そこへ、村人にとって良き理解者となる人物が現れますが、それは、電力会社の回し者で、「犬鳴村」を破壊し、ダムの底に沈めた人物です。 また、「犬鳴村」の女性を閉じ込め「あそこの女性は、犬と交配して子孫を残している」と言いふらしていました。 その「犬鳴村」をダムに沈めた人物は、晃の先祖である事に、奏は気付きます。 「犬鳴村」の過去を知った奏は、実家に戻りますが、実家の壁には「殺人者」などの落書きがされていました。 また、綾乃が犬のように豹変しており、晃は一心に綾乃をなだめていました。 「犬鳴村」と対峙する事を決めた奏は、午前に2時に電話が鳴るという電話ボックスに向かい、電話ボックスの受話器を取ります。 その後、「犬鳴トンネル」に向かうと、バリケードが消えており、トンネル内に入れるようになっていました。 そこへ、健司が現れ「自分が案内する」と奏に伝えます。 トンネルの先には、ダムに沈んだはずの「犬鳴村」がありました。 電話ボックスの受話器を取った事で、時空が歪み、過去の時間が流れているのです。 奏は健司に導かれ、悠真と健太が閉じ込められている場所に辿り着きます。 2人を救出するには鍵が必要で、奏は鍵が保管されている小屋に入りますが、そこには村の女性、籠井摩耶がいました。 出産した直後の赤ん坊が近くにおり、健司は奏に、赤ん坊も連れて行くようにお願いをします。 奏は赤ん坊も連れて逃げようとしますが、摩耶は赤ん坊と離れる事に納得しておらず暴れ始めます。 健司は「この村はもうすぐダムに沈む、赤ん坊は育てられない」と説得しますが、摩耶は暴れ続けており、奏はその間に赤ん坊を連れて逃げ出し、悠真と健太を連れ出します。 奏達は「旧犬鳴村トンネル」まで、逃げ出しますが、そこへ追いかけて来た摩耶が現れます。 凶暴な犬のように豹変した摩耶が、奏に襲い掛かりますが、健司と悠真が摩耶を止めている間に、奏と健太は逃げ出します。 奏と健太は、辿り着いた民家に赤ん坊を置いた瞬間、時空の歪みが正常に戻り、祖父の家の前で倒れていました。 それから数日後、犬鳴村が沈んでいたダムから、悠真の死体が見つかりますが、その両足には、健司と摩耶と思われる、白骨死体がしがみついていました。 奏は健司と摩耶の白骨を、祖母と同じ墓に入れます。 病院に復帰した奏は、遼太郎の退院を見送ります。 奏の後姿を眺めていた遼太郎は、犬のような歯を見せます。 奏も、犬のような歯を見せながら、病院の廊下を歩いていました。 映画『犬鳴村』感想と評価 C 2020「犬鳴村」製作委員会 福岡県に実際に存在する「旧犬鳴トンネル」と、その先にあると言われている都市伝説「犬鳴村」。 清水崇監督が、この実在する心霊スポットに挑んだ映画『犬鳴村』は、 逃れられない血筋の物語となっています。 インターネットの書き込みサイトなどでは、「犬鳴村」に足を踏み入れた者は戻って来れないと報告されており、「犬鳴村」は恐怖の対象となっています。 ですが、清水監督は、この「犬鳴村」に悲劇的な物語を持たせ、 作品全体を、悲しいホラー作品に仕上げています。 清水監督の代表作「呪怨」シリーズでは、ノンストップの恐怖描写の連続でしたが、 『犬鳴村』では、対照的にジワジワと感じる恐怖となっています。 では 「本作における恐怖の対象とは何か?」という部分ですが、奏達に流れる「森田家の血」というか、 母親の綾乃に流れる血筋であり、決して逃げられない「自身のルーツの物語」です。 「犬鳴村」を扱ったホラーと聞いた時、「犬鳴村」に足を踏み入れた若者達が、次々と恐怖に遭遇する展開を想像していましたが、清水監督は「犬鳴村」を「奏達のルーツ」とする事で、 目を背ける訳にはいかない存在としています。 本作のラストで、奏は犬のような一面を見せていますが、それは自身が「犬鳴村」の出身である事を認め、存在意義を持った事を意味していますが、 この瞬間、傍観者だった観客は、当事者に変わります。 「『犬鳴村』の出身者は、あなたの近くにいるかも」と。 テーマになった「犬鳴村」が、ネットを中心に広がった怪談である事を考えると、実に怪談的な終わり方だと言えます。 他にも、本作では 「怪談的な恐怖演出」に挑戦しており、インターネットの怪談とかでよく出てくる場面を、映像化しています。 特に 明菜が飛び降りた際の「ほらね」の場面は、「怪談的な恐怖演出」が前面に出た部分ですので、そういった恐怖演出の挑戦にも、注目して下さい。 まとめ C 2020「犬鳴村」製作委員会 前述したように、『犬鳴村』の恐怖の対象は「自身の血筋」であり、「犬鳴村」の亡霊が襲ってくるという作品ではありません。 逆に、本作における幽霊は、 生者に助けを求める存在として描かれています。 「呪怨」シリーズで最強の怨霊「伽椰子」を作り出した、 清水監督の、「呪怨」シリーズとは真逆の幽霊への解釈が面白い点です。 作品全体は、重厚な人間ドラマが中心になっており、ノンストップの恐怖を期待した方は、少し拍子抜けするかもしれません。 ですが、安易に「『犬鳴村』での恐怖」を描いたホラーより、逃げられない存在として「犬鳴村」を扱った本作は、 独特の世界観を持つ、完成された悲しい雰囲気のホラー作品となっています。

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