コロナ ウイルス 死ぬ のか。 新型コロナ、生きるか死ぬか 結果からみる致死率18%超の衝撃(飯塚真紀子)

新型コロナウイルスは、いかに感染し、そして重症化するのか? そのメカニズムが研究で明らかになってきた

コロナ ウイルス 死ぬ のか

これまで世界中の感染者からの報告により、かぜに典型的な症状や肺炎のほか、下痢、嗅覚・味覚障害、腎障害があることが明らかになってきた。 では、これらの症状はどういったメカニズムによって引き起こされるのだろうか。 世界各国の調査によると、性別や年齢層によって感染しやすさが異なり、ウイルス感染の重症度や死亡率に非常に偏りがあることがわかってきた。 関連記事: 新型コロナウイルス感染症「」が最初に報告されて以来、専門家や市民科学者からは1,800を超える数の論文(査読前のプレプリントを含む)が発表されてきた。 ここでは、COVID-19の症状やその仕組みに関する研究論文を抜粋して、明らかになりつつあるメカニズムを紹介しよう。 1)どうやって感染するのか? わたしたちの体の中の細胞には、新型コロナウイルスが、効率よく侵入できる分子的な仕組みがある。 ウイルスはまず、表面にある突起状のスパイクたんぱく質を、宿主細胞のACE2受容体にぴったりと結合させる。 すると、細胞膜にあるたんぱく質の分解酵素「TMPRSS2」や「FURIN」が、ウイルスのスパイクたんぱく質を適切な位置で切断し、ウイルスと細胞の融合を助ける。 COVID-19の患者のなかでも高血圧の人が重症化しやすい理由のひとつに、ACE2が血圧を調節するために重要な受容体であることが挙げられている。 ウイルスが先に侵入してしまうと、その役目を果たせなくなるのだ。 またTMPRSS2は男性ホルモンであるアンドロゲンの受容体でもあり、その発現量は男性に重症化する患者が多い原因となっている可能性も疑われている。 ACE2の発現量は、年齢、性別、ライフスタイルによって変わるという。 細胞表面にあるACE2受容体は年齢とともに増加し、一般的に女性よりも男性のほうがその密度が高い傾向があると。 「これは単なる傾向にすぎませんが、新型コロナウイルスの感染者が女性より男性に多い理由を説明することができます」と、ドイツのハイデルベルクにある胸部クリニックの。 また、ACE2の発現量は、やによっても上昇することがわかっている。 心疾患、高血圧、慢性閉塞性肺疾患などの持病もちの人々も、という。 2)体のどの組織に感染するのか? 疑問となるのは、これらがわれわれの体の「どこ」で発現しているかだろう。 結論から言うと、新型コロナウイルスは、基本的にACE2とTMPRSS2(またはFURIN の両方が発現している組織の上皮細胞に感染する傾向にある。 COVID-19の患者の多くに症状が現れる気管支や肺は、これら2つの受容体が発現している組織の主な例である。 ACE2とTMPRSS2の遺伝子発現は、組織細胞の種類によって異なっており、それには個人差や性差もある。 ACE2の発現は、肺、心臓、小腸、腎臓、精巣、肝臓の、特に組織表面で上皮を形成する上皮細胞で。 実際にによると、比較的軽症で済んだ患者の多くが最初に感じた症状として「下痢」を挙げている。 206人の軽症患者のうち、19. 4パーセントは下痢が最初の症状で、全体の57パーセントに消化器系の症状があった。 それらは平均して5. 4日続いたという。 またによると、新型コロナウイルス感染症の患者204人のうち、腹痛、下痢、嘔吐など、18. 6パーセントの患者が消化器官に関する症状を経験していた。 消化器症状のあった患者では、症状のない患者に比べて肝酵素値が高く、単球数が少なく、プロトロンビン時間(血液の凝固異常)が長かったことが報告されている。 ・鼻:嗅覚・味覚異常(軽症) 新型コロナウイルス感染症の初期症状、特に40歳以下の人々には嗅覚異常と味覚異常が。 韓国では30パーセント、ドイツでは67パーセント(3人中2人)というかなりの割合のCOVID-19患者が、嗅覚・味覚障害を報告している。 ポイントは、鼻詰まりの症状ではなくても、においや味覚が薄れたりまったく感じられなくなったりすることだ。 嗅覚・味覚異常の患者は男性よりも女性にやや多く、COVID-19の症状自体も比較的軽症で済むことが。 によると、嗅覚や味覚の喪失の多くは軽度ではなく、まったく感じられなくなる深刻なものだとしている。 しかし回復率は高く、感染後2~4週間以内に嗅覚と味覚が回復することが報告されている。 カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究では新型コロナウイルスの陽性と診断された人たちは、陰性と診断された人々よりも嗅覚・味覚異常を報告する可能性が10倍以上だと。 このことから、嗅覚・味覚異常は新型コロナウイルスの陽性診断において信頼性の高い予測因子であることが。 においを脳に伝える嗅細胞には、ACE2とTMPRSS2遺伝子は発現していない。 このため嗅覚・味覚異常のメカニズムは、これまでは不明だった。 しかし、新たな報告では、嗅細胞の周りにある嗅覚上皮の支持細胞や幹細胞は、鼻呼吸器上皮の細胞と同様に、これらの遺伝子の両方を発現していることがわかった。 は新型コロナウイルスへの感染が嗅覚・味覚異常を引き起こすメカニズムを示すものである。 別の調査では、COVID-19の患者にの多くに腎機能障害がみられ、そのうちごく一部に急性腎障害が発生した。 この研究からはCOVID-19の重症死亡患者と、蛋白尿、血尿、血中尿素窒素、血清クレアチニン、尿酸、Dダイマーの上昇が有意に関連することが。 このことから、腎機能障害のマーカーは院内死亡リスクと関連するため、患者の腎機能のモニタリングは十分な注意が必要であることが示唆されている。 4)重症化する患者の特徴は? 新型コロナウイルスの感染が広がるにつれ、高リスク者を特定するためのマーカーの開発が急がれている。 最初の震源地となった中国、そしていまのところ世界で最も死亡率の高いイタリア(12. 97パーセント、ジョンズ・ホプキンズ大学調べ)で明らかになっている重症化の傾向は、男性、高齢者、持病もち(高血圧、心疾患、糖尿病、ぜんそくなど)だった。 ・若者を含む肥満の人たち ところが、英国と米国での感染が広まっていくうちに、比較的若い患者の重症化も報告されるようになってきた。 両国の医師たちによると、集中治療室(ICU)に運ばれる患者はたいてい肥満の男性だという。 これまでの研究では、肥満は糖尿病、高血圧、心疾患などの病気を併発しやすいことがわかっている。 を見ると、中国は6. 2パーセント、イタリアは19. 9パーセント、英国は27. 8パーセント、米国は36. 2パーセントとなっている。 ちなみに日本の肥満率は4. 3パーセントである。 英国の大学の調べによると、73パーセントの(集中治療室に運ばれた)重症化患者は男性で、73. 4パーセントが肥満だったと。 また「人工呼吸器を付けている50歳未満の患者の90パーセントは肥満」だという。 この性差とBMI(体格指数)は特筆すべきものだ。 「このウイルスは恐ろしいもので、若者、特に肥満の若者を襲う可能性があります。 太りすぎの人は本当に注意する必要があります」と、フランスの免疫学者。 「肥満の問題がよく知られている米国が心配です。 おそらく肥満のせいで最も大きな問題を抱えることになるでしょうから」 反対に世界的な傾向として、持病をもたない65歳以下の人々は、男女ともに感染しても死亡リスクは非常に小さいことが。 ・男性 ACE2とTMPRSS2の遺伝子発現レヴェルと重症化の関連についてイタリアで実施された調査では、イタリア人集団においてACE2の発現量は、性別差や重症化と明確な関連はみられなかったという。 ところが男性ホルモンであるアンドロゲンの受容体でもあるTMPRSS2の発現量とその遺伝子変異は、COVID-19の重症化に寄与していたと。 これは男性に重症化患者が多い理由のひとつになる可能性がある。 なお、アンドロゲンは、男女ともに筋肉や骨、血管、脳、生殖器などに幅広く作用する。 ・子どもは症状が軽い 中国での報告と同じように、米国でも18歳以下の子どもは新型コロナウイルス感染症において、大人よりもはるかに軽症であることが報告されている。 子どもたちの症状は軽いだけでなく、実際にCOVID-19であると診断される可能性も低い。 によると、18歳未満の子どもたちは米国の人口の22パーセントを占めるにもかかわらず、COVID-19の患者はわずか1. 7パーセントだった。 「強調したいのは、この病気にかかっている子どもたちのなかには、無症状で非常に軽い症状のある子どもたちが大勢いるということです」と、ニューヨーク州グローバルヘルスのディレクターである。 「この年齢層の死亡リスクは高くないのは確かです。 それを人々に知ってほしいのです」 しかし、子どもや若者でも重症になるケースがないわけではない。 その場合、ぜんそく、心臓病、免疫力の低下(例えば、がん治療など)といった基礎疾患のある患者がほとんどだという。 「基礎疾患のない健康な子どもの重症化は、おそらくほかの子どもたちよりもウイルスに対する過剰な炎症反応がかかわっている可能性があります。 そのような遺伝的素因をもちあわせているのかもしれません」と、ニューヨーク州ハイドパークのコーエン医療センターで小児感染症を専門とするローリー・ルービン博士は推測する。 実際、サイトカインストームとして知られる危険な免疫過剰反応が、かつて多くのSARS患者の死を引き起こした。 これは若いCOVID-19患者の死亡例にも関与していると考えられている。 5)免疫システムの暴走「サイトカインストーム」は、なぜ起きる? COVID-19の発症から治癒には、奇妙なパターンがある。 まず患者は最初の1週間ほど、かぜの症状、ひどい人ならインフルエンザのような症状を経験する。 そしてだいたい7日目には、これらの患者は少しだけ症状がマシになったと感じるようだ。 ところが、軽症と重症化の明暗が分かれるのが7~10日目である。 軽症の患者はそのまま快方に向かうが、重症化する患者は少しだけ気分がよくなったあと、突然悪化する。 サイトカインストームが起きるのだ。 サイトカインとは、わたしたちの免疫システムが病原体と戦う際に放出されるたんぱく質のことで、細胞が病原体から攻撃を受けるとサイトカインシグナルを出して免疫細胞を呼び出す。 ところが、このサイトカインはときに1カ所で過剰に活性化され、制御できないレヴェルのサイトカインが嵐のように放出されることがあるという。 これを「サイトカインストーム」と呼ぶ。 COVID-19の重症化は、ウイルス自身が原因というわけではない。 自己免疫によるサイトカインストームが肺をはじめとした複数の臓器で炎症を引き起こし、患者自身を死に至らしめると考えられている。 免疫システムの暴走や、酸素不足と広範囲に及ぶ炎症は、腎臓、肝臓、心臓、脳、その他の臓器にもダメージを与えるのだ。 いまのところ、COVID-19は重症化する可能性がSARSよりも低いが、重症化の過程はよく似ているという。 このため持病のない健康な若者が、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)で亡くなる理由は、自身の免疫攻撃によるサイトカインストームの結果で生じることが多いと考えられている。 6)重症化を経験した患者の予後はどうなる? 新型コロナウイルスはまったく新しい病原体であることから、免疫をもつ人がほぼゼロだった。 このためこのウイルスは災害のように、地球上の人間すべてに等しく感染する。 しかし、新型コロナウイルス感染症による重症化や死亡者には、ここでまとめられたような偏りがあることが明らかになってきた。 いまだに不明な点は、重症化によってダメージを受けた臓器はいずれ完全に回復するのか、という点だろう。 若くて健康だった人々も、重度の肺炎に加えてほかの臓器の炎症を経験したあとには、何らかの障害が残らないとも限らない。 window. これまで世界中の感染者からの報告により、かぜに典型的な症状や肺炎のほか、下痢、嗅覚・味覚障害、腎障害があることが明らかになってきた。 では、これらの症状はどういったメカニズムによって引き起こされるのだろうか。 世界各国の調査によると、性別や年齢層によって感染しやすさが異なり、ウイルス感染の重症度や死亡率に非常に偏りがあることがわかってきた。 関連記事: 新型コロナウイルス感染症の死亡率は、なぜ「男性のほうが高い」のか? 見えてきた理由 新型コロナウイルス感染症「 COVID-19」が最初に報告されて以来、専門家や市民科学者からは1,800を超える数の論文(査読前のプレプリントを含む)が発表されてきた。 ここでは、COVID-19の症状やその仕組みに関する研究論文を抜粋して、明らかになりつつあるメカニズムを紹介しよう。 1)どうやって感染するのか? わたしたちの体の中の細胞には、新型コロナウイルスが、効率よく侵入できる分子的な仕組みがある。 ウイルスはまず、表面にある突起状のスパイクたんぱく質を、宿主細胞のACE2受容体にぴったりと結合させる。 すると、細胞膜にあるたんぱく質の分解酵素「TMPRSS2」や「FURIN」が、ウイルスのスパイクたんぱく質を適切な位置で切断し、ウイルスと細胞の融合を助ける。 COVID-19の患者のなかでも高血圧の人が重症化しやすい理由のひとつに、ACE2が血圧を調節するために重要な受容体であることが挙げられている。 ウイルスが先に侵入してしまうと、その役目を果たせなくなるのだ。 またTMPRSS2は男性ホルモンであるアンドロゲンの受容体でもあり、その発現量は男性に重症化する患者が多い原因となっている可能性も疑われている。 ACE2の発現量は、年齢、性別、ライフスタイルによって変わるという。 細胞表面にあるACE2受容体は年齢とともに増加し、一般的に女性よりも男性のほうがその密度が高い傾向があると。 「これは単なる傾向にすぎませんが、新型コロナウイルスの感染者が女性より男性に多い理由を説明することができます」と、ドイツのハイデルベルクにある胸部クリニックの。 また、ACE2の発現量は、やによっても上昇することがわかっている。 心疾患、高血圧、慢性閉塞性肺疾患などの持病もちの人々も、という。 2)体のどの組織に感染するのか? 疑問となるのは、これらがわれわれの体の「どこ」で発現しているかだろう。 結論から言うと、新型コロナウイルスは、基本的にACE2とTMPRSS2(またはFURIN の両方が発現している組織の上皮細胞に感染する傾向にある。 COVID-19の患者の多くに症状が現れる気管支や肺は、これら2つの受容体が発現している組織の主な例である。 ACE2とTMPRSS2の遺伝子発現は、組織細胞の種類によって異なっており、それには個人差や性差もある。 ACE2の発現は、肺、心臓、小腸、腎臓、精巣、肝臓の、特に組織表面で上皮を形成する上皮細胞で。 また「」と呼ばれる遺伝子発現の組織的差異が記録されたデータセットによると、呼吸器系(肺)、消化器系(結腸、小腸など)、循環器系(心臓、動脈など)、泌尿器系(腎臓)、生殖器系(精巣、卵巣)を含む複数の組織にわたって、ACE2が中程度のレヴェルで広く発現していることがわかっている。 TMPRSS2も肺、腎臓、小腸、精巣などの組織で幅広く発現している。 3)ほかにどんな症状が現れる? ・腸:下痢や嘔吐など(軽症) ACE2とTMPRSS2の小腸での高い遺伝子発現量から、COVID-19は消化器系(下痢など)の症状を促すことが示唆されている。 実際にによると、比較的軽症で済んだ患者の多くが最初に感じた症状として「下痢」を挙げている。 206人の軽症患者のうち、19. 4パーセントは下痢が最初の症状で、全体の57パーセントに消化器系の症状があった。 それらは平均して5. 4日続いたという。 またによると、新型コロナウイルス感染症の患者204人のうち、腹痛、下痢、嘔吐など、18. 6パーセントの患者が消化器官に関する症状を経験していた。 消化器症状のあった患者では、症状のない患者に比べて肝酵素値が高く、単球数が少なく、プロトロンビン時間(血液の凝固異常)が長かったことが報告されている。 ・鼻:嗅覚・味覚異常(軽症) 新型コロナウイルス感染症の初期症状、特に40歳以下の人々には嗅覚異常と味覚異常が。 韓国では30パーセント、ドイツでは67パーセント(3人中2人)というかなりの割合のCOVID-19患者が、嗅覚・味覚障害を報告している。 ポイントは、鼻詰まりの症状ではなくても、においや味覚が薄れたりまったく感じられなくなったりすることだ。 嗅覚・味覚異常の患者は男性よりも女性にやや多く、COVID-19の症状自体も比較的軽症で済むことが。 によると、嗅覚や味覚の喪失の多くは軽度ではなく、まったく感じられなくなる深刻なものだとしている。 しかし回復率は高く、感染後2~4週間以内に嗅覚と味覚が回復することが報告されている。 カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究では新型コロナウイルスの陽性と診断された人たちは、陰性と診断された人々よりも嗅覚・味覚異常を報告する可能性が10倍以上だと。 このことから、嗅覚・味覚異常は新型コロナウイルスの陽性診断において信頼性の高い予測因子であることが。 においを脳に伝える嗅細胞には、ACE2とTMPRSS2遺伝子は発現していない。 このため嗅覚・味覚異常のメカニズムは、これまでは不明だった。 しかし、新たな報告では、嗅細胞の周りにある嗅覚上皮の支持細胞や幹細胞は、鼻呼吸器上皮の細胞と同様に、これらの遺伝子の両方を発現していることがわかった。 は新型コロナウイルスへの感染が嗅覚・味覚異常を引き起こすメカニズムを示すものである。 ・腎臓:腎障害(重症) 腎臓はACE2とTMPRSS2の発現量が多い。 呼吸器系以外で新型コロナウイルスが腎臓などの臓器に直接感染するかどうかは、いまのところ不明である。 しかし、武漢の病院で1月17日から3月3日までに入院していたCOVID-19の患者85名のうち、23名(27. 6パーセント)の患者が急性腎不全を起こしていたことが。 また、そのうち6名の死後の腎臓組織を調べたところ、重度の急性尿細管壊死と感染を示すリンパ球浸潤が認められた。 さらに、腎臓内にはウイルス様粒子が認められ、腎尿細管には核たんぱく質(NP)抗原が蓄積していたことが確認されたという。 別の調査では、COVID-19の患者にの多くに腎機能障害がみられ、そのうちごく一部に急性腎障害が発生した。 この研究からはCOVID-19の重症死亡患者と、蛋白尿、血尿、血中尿素窒素、血清クレアチニン、尿酸、Dダイマーの上昇が有意に関連することが。 このことから、腎機能障害のマーカーは院内死亡リスクと関連するため、患者の腎機能のモニタリングは十分な注意が必要であることが示唆されている。 4)重症化する患者の特徴は? 新型コロナウイルスの感染が広がるにつれ、高リスク者を特定するためのマーカーの開発が急がれている。 最初の震源地となった中国、そしていまのところ世界で最も死亡率の高いイタリア(12. 97パーセント、ジョンズ・ホプキンズ大学調べ)で明らかになっている重症化の傾向は、男性、高齢者、持病もち(高血圧、心疾患、糖尿病、ぜんそくなど)だった。 ・若者を含む肥満の人たち ところが、英国と米国での感染が広まっていくうちに、比較的若い患者の重症化も報告されるようになってきた。 両国の医師たちによると、集中治療室(ICU)に運ばれる患者はたいてい肥満の男性だという。 これまでの研究では、肥満は糖尿病、高血圧、心疾患などの病気を併発しやすいことがわかっている。 を見ると、中国は6. 2パーセント、イタリアは19. 9パーセント、英国は27. 8パーセント、米国は36. 2パーセントとなっている。 ちなみに日本の肥満率は4. 3パーセントである。 英国の大学の調べによると、73パーセントの(集中治療室に運ばれた)重症化患者は男性で、73. 4パーセントが肥満だったと。 また「人工呼吸器を付けている50歳未満の患者の90パーセントは肥満」だという。 この性差とBMI(体格指数)は特筆すべきものだ。 「このウイルスは恐ろしいもので、若者、特に肥満の若者を襲う可能性があります。 太りすぎの人は本当に注意する必要があります」と、フランスの免疫学者。 「肥満の問題がよく知られている米国が心配です。 おそらく肥満のせいで最も大きな問題を抱えることになるでしょうから」 反対に世界的な傾向として、持病をもたない65歳以下の人々は、男女ともに感染しても死亡リスクは非常に小さいことが。 ・男性 ACE2とTMPRSS2の遺伝子発現レヴェルと重症化の関連についてイタリアで実施された調査では、イタリア人集団においてACE2の発現量は、性別差や重症化と明確な関連はみられなかったという。 ところが男性ホルモンであるアンドロゲンの受容体でもあるTMPRSS2の発現量とその遺伝子変異は、COVID-19の重症化に寄与していたと。 これは男性に重症化患者が多い理由のひとつになる可能性がある。 なお、アンドロゲンは、男女ともに筋肉や骨、血管、脳、生殖器などに幅広く作用する。 ・子どもは症状が軽い 中国での報告と同じように、米国でも18歳以下の子どもは新型コロナウイルス感染症において、大人よりもはるかに軽症であることが報告されている。 子どもたちの症状は軽いだけでなく、実際にCOVID-19であると診断される可能性も低い。 によると、18歳未満の子どもたちは米国の人口の22パーセントを占めるにもかかわらず、COVID-19の患者はわずか1. 7パーセントだった。 「強調したいのは、この病気にかかっている子どもたちのなかには、無症状で非常に軽い症状のある子どもたちが大勢いるということです」と、ニューヨーク州グローバルヘルスのディレクターである。 「この年齢層の死亡リスクは高くないのは確かです。 それを人々に知ってほしいのです」 しかし、子どもや若者でも重症になるケースがないわけではない。 その場合、ぜんそく、心臓病、免疫力の低下(例えば、がん治療など)といった基礎疾患のある患者がほとんどだという。 「基礎疾患のない健康な子どもの重症化は、おそらくほかの子どもたちよりもウイルスに対する過剰な炎症反応がかかわっている可能性があります。 そのような遺伝的素因をもちあわせているのかもしれません」と、ニューヨーク州ハイドパークのコーエン医療センターで小児感染症を専門とするローリー・ルービン博士は推測する。 実際、サイトカインストームとして知られる危険な免疫過剰反応が、かつて多くのSARS患者の死を引き起こした。 これは若いCOVID-19患者の死亡例にも関与していると考えられている。 5)免疫システムの暴走「サイトカインストーム」は、なぜ起きる? COVID-19の発症から治癒には、奇妙なパターンがある。 まず患者は最初の1週間ほど、かぜの症状、ひどい人ならインフルエンザのような症状を経験する。 そしてだいたい7日目には、これらの患者は少しだけ症状がマシになったと感じるようだ。 ところが、軽症と重症化の明暗が分かれるのが7~10日目である。 軽症の患者はそのまま快方に向かうが、重症化する患者は少しだけ気分がよくなったあと、突然悪化する。 サイトカインストームが起きるのだ。 サイトカインとは、わたしたちの免疫システムが病原体と戦う際に放出されるたんぱく質のことで、細胞が病原体から攻撃を受けるとサイトカインシグナルを出して免疫細胞を呼び出す。 ところが、このサイトカインはときに1カ所で過剰に活性化され、制御できないレヴェルのサイトカインが嵐のように放出されることがあるという。 これを「サイトカインストーム」と呼ぶ。 COVID-19の重症化は、ウイルス自身が原因というわけではない。 自己免疫によるサイトカインストームが肺をはじめとした複数の臓器で炎症を引き起こし、患者自身を死に至らしめると考えられている。 免疫システムの暴走や、酸素不足と広範囲に及ぶ炎症は、腎臓、肝臓、心臓、脳、その他の臓器にもダメージを与えるのだ。 いまのところ、COVID-19は重症化する可能性がSARSよりも低いが、重症化の過程はよく似ているという。 このため持病のない健康な若者が、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)で亡くなる理由は、自身の免疫攻撃によるサイトカインストームの結果で生じることが多いと考えられている。 6)重症化を経験した患者の予後はどうなる? 新型コロナウイルスはまったく新しい病原体であることから、免疫をもつ人がほぼゼロだった。 このためこのウイルスは災害のように、地球上の人間すべてに等しく感染する。 しかし、新型コロナウイルス感染症による重症化や死亡者には、ここでまとめられたような偏りがあることが明らかになってきた。 いまだに不明な点は、重症化によってダメージを受けた臓器はいずれ完全に回復するのか、という点だろう。 若くて健康だった人々も、重度の肺炎に加えてほかの臓器の炎症を経験したあとには、何らかの障害が残らないとも限らない。 例えば、軽症でも肺をはじめとした臓器に何らかの炎症があったアスリートたちは、100パーセントの持久力や筋力を取り戻すことができるのだろうか。 肺炎で入院した人は、退院後の1年間は、同年齢の対照群と比べて約4倍の心臓病リスクがあり、その後の9年間はそれぞれ約1. 5倍のリスクがあるとの。 COVID-19は、こういった問題の大幅な増加を促す可能性もあるのだ。 【重要】この新型ウイルスは、あなたが何歳であろうと感染する。

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新型コロナウイルスの基礎知識。致死率は? 症状は? 子どもが感染したら?【2月21日更新】

コロナ ウイルス 死ぬ のか

写真はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」。 2月3日から横浜沖に停泊、一部の乗客からウイルス陽性反応が認めらている。 Shutterstock 日本でも感染が広がりつつある新型コロナウイルスに関連した感染症。 1月31日には、WHO(世界保健機関)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を発表した。 厚生労働省の資料によると、2月21日15時の段階で日本での感染者数は93人(うち無症状感染者14名)。 うち1人は2月13日に死亡が確認されている。 一方で、すでに症状が回復して退院した人も20人いる。 なお、横浜港に停泊していのクルーズ船では、のべ3011人に新型コロナウイルスの検査を実施し、621人の感染を確認(うち無症状感染者322人)。 また、2月20日にはクルーズ船の感染者2人の死亡が確認された。 一方、中国では2月21日の段階で累積感染者が約7万5千人、死亡者は約2200人。 重症例は前日比で減少を続けており、すでに症状から回復した人も2万人を超えた。 日本国内でも感染の広がりが見られる中、あらためて新型コロナウイルスの感染状況や対策など、WHOや厚生労働省などの情報を元に整理したい。 感染者は4万人超。 1月10日撮影。 中国報道では、感染者は4万5000人に迫っているものの、回復した患者も増え始めており、中国の調査チームによると流行のピークは2月中旬から下旬になるという見解も示された。 2月1日には、フィリピンで新型コロナウイルスに関連する感染症で死者が発生。 中国以外で一連の感染症による死亡者が出た初めてのケースに。 2月4日には、香港で1人が死亡。 中国本土以外での初めての死亡例となった。 それ以降、中国以外での死者は確認されていない(2月11日付けのSituation reports参照)。 一方、 中国以外で計算すると致死率は0. 一般的には感染症の流行初期には重症者から順番に診断されていくため、今後は軽症の感染者が増えていくことが予想される。 それにともない、致死率はさらに下がるとみられる。 こういった非常に凶悪な性質を持つウイルスと比べると、新型コロナウイルスにともなう感染症による致死率は低いと言えそうだ。 これまでの報告では、死亡した人の多くは糖尿病や心臓病など、すでに別の病気を患っている(既往歴のある)高齢者が多かった。 数は少ないながら比較的若い健康な人の死亡例も報告されているため、高齢者以外の人が感染しても大丈夫だとは言い切れないが、少なくとも健康な人が感染してもすぐに生命に危機が及ぶことはなさそうだ。 日本では、特に高齢者の多い老人ホームや病院などで、インフルエンザへの対策と同様の注意が必要だと言えるだろう。 うち3人は無症状でありながら病原体を保有している状態だ。 23人の症状のある感染者のうち、9人はすでに退院。 残り14人のうち、11名は軽〜中等症程度。 残り3人については確認中とされている。 また、2月3日から横浜沖に停泊中のクルーズ船では、 検査を行った乗船者492人中174人から、新型コロナウイルスが検出された(2月12日10時時点)。 さらに、検査を行っていた 検疫官1人が新型コロナウイルスに感染したことも報告されている。 新型コロナウイルスは結局ヒトからヒトにうつるの? 中国国内ではヒトからヒトへの感染による拡大が起きている。 厚生労働省は「ヒトからヒトへの感染による大きな流行は認められていない」と発表しているものの、日本でもヒトからヒトに感染した事例は確認されている。 WHOもすでにヒトからヒトへの感染が起きていることを公式に認めている。 また、WHOによると、咳や熱などの症状が出ている人から感染するケースが大半であるものの、一部では極端な症状が出ていないウイルス保有者からの感染もみられるとしている。 写真は1月22日に分離された新型コロナウイルス。 今、中国で流行しているウイルスは、SARSを引き起こすウイルスに似ているという。 出典:中国国立病原体ライブラリ コロナウイルス自体は、発熱や上気道症状を引き起こす 一般的な風邪の原因ウイルスとして知られている。 人に感染するものは6種類あり、そのうち2種類のコロナウイルスは、中東呼吸器症候群(MERS)や重症急性呼吸器症候群(SARS)の原因とされている。 日本で感染しているウイルスは、今回中国で流行している新型コロナウイルスと遺伝的にほとんど同じ(大きな変異はない)だとされている。 また、2月11日、WHOは今回中国を中心に流行している 新型コロナウイルスにともなう感染症を「COVID-19」と名付けた。 感染対策は何をすれば良いの?ワクチンはないの? コロナウイルスの対策として存在する「マスク」。 日本でも売り切れが目立つように。 撮影:三ツ村崇志 コロナウイルスの対策として第一に挙げられるのはまずは 「手洗い」。 次いで、 「咳エチケット(マスク)」。 これは、一般的な風邪やインフルエンザ対策と変わらない。 マスクについては、予防というよりも他者への感染を防ぐ側面が強い。 コロナウイルスは、飛沫感染(つばや咳)や接触感染によってうつる。 手すりやドアノブ、電車のつり革など、さまざまな場所に付着したウイルスが手にうつり、その手で目や口、鼻などの粘膜に触れることで体内に侵入する可能性がある。 そのため、手に付着したウイルスを除去するために手洗いを徹底したり、咳やくしゃみなどによって飛び散る飛沫が口や鼻に入らないようにしたりすることが重要といえる。 現在、ワクチンの開発が進められているものの、によると 完成まで少なくとも1年はかかるとみられており、現時点での対策として考えることはできなさそうだ。 WHOも、 一般的にコロナウイルスは手紙や荷物のような物で長期間生き残ることができないとしている。 では、さまざまな場所(手すりやドアノブなど)に付着したウイルスは、どの程度生きた状態でいられるのか。 WHOの報告では、 ウイルスが物体の表面に付着した状態で生き残れるのは、せいぜい数時間程度だとしている。 そのため、アルコールや消毒液を使って日常的に人がよく触る手すりやドアノブなどを拭くことは、表面に付着したウイルスを殺し、ある程度感染の広がりを抑える効果があると期待される。 一方、到着までに数日かかるような国際郵便なら、ウイルスを心配する必要はなさそうだ。 写真:shutterstock 2009年のインフルエンザ流行時には、妊婦の重症者・死亡者が増加した。 中国では、生後30時間の赤ちゃんが新型コロナウイルスに感染していたことから、母親から「垂直感染」が起きた可能性(胎内や出産時に感染した可能性)が指摘されていた。 少なくとも、現時点では新型コロナウイルスに感染することで妊婦が重症化しやすくなるような例や、胎児に何らかの障害がみられるような事例は報告されていないという。 2月12日には、新型コロナウイルスに感染していた9人の妊婦から生まれた新生児についての報告がなされた。 この報告では、9人の新生児のうち感染者は確認されず、妊娠中に胎児にウイルスが感染する証拠はなかったとしている。 ただし、新生児に対するデータ数が少ない上、そもそも妊婦が肺炎を発症した場合、通常の患者よりも重症化する可能性が高いことが知られているため、引き続き一定の注意は必要だろう。 「新型コロナウイルスに感染した」と思ったらどうすれば? 新型コロナウイルスに限らず、今はインフルエンザや風邪などを引きやすい季節。 厚労省は、咳や発熱などの症状がみられても、新型コロナウイルスへの感染の可能性が疑われる例に当てはまらないような人は、通常通り医療機関を受診しても良いとしている。 一方で、 湖北省から帰国・入国した人や、そういった人と接触した人で咳や発熱などの症状がみられる場合は、 事前に保健所へ連絡したうえで医療機関を受診するよう求めている。 また、病院へ行く際には、他の人への感染を防ぐためにマスクの着用が推奨されている。 新型コロナウイルスに感染したら、治療に抗生物質は有効? 抗生物質は、細菌感染症に対する治療効果はあるものの、ウイルス感染症に対して治療効果はない。 新型コロナウイルスは、文字通りウイルスであるため、抗生物質による予防効果や治療効果はない。 WHOも、「抗生物質を予防または治療の手段として使用しないでください」と強く指摘している。 感染源は結局何? ペットからうつるの? 中国には野生動物を食べる食文化があり、市場では生きたまま管理されている。 また、2012年に流行したMERSでは、サウジアラビアのヒトコブラクダが感染源とされている。 今回の新型コロナウイルスも、何らかの動物からヒトに感染が広がり、これほど大規模な感染になったと考えられている。 しかし、現時点で原因となった動物は特定されていない。 コウモリが候補として挙げられているが、いまだ確証は得られていない。 中国には野生動物を食べる食文化があり、市場では野生動物が生きたまま管理されている。 こういった野生動物との接触によって、最初の感染が起きたのではないかと考えられている。 基本的に野生動物を経由して感染するため、 ペットから感染することはないといえる。 5日(多くは5〜6日)。 そのため、感染者は14日間の健康状態の観察が推奨されている。 一方、2月9日に報告された中国の専門家らの調査結果によると、潜伏期間には0〜24日とかなり幅があることが分かったという(ただし、中央値は3日程度)。 濃厚接触ってどういうこと?(2月17日更新) 感染者と「濃厚接触」した人は、感染リスクが高いとされている。 ここで言う「濃厚接触」とは、必要な感染予防(マスクなど)をせずにウイルスに感染している人と近距離(2メートル程度)で対面で会話したりすることなどを指す。 新型コロナウイルスは、どうやって診断するの?診断方法は?(2月17日更新) 新型コロナウイルスに感染した場合、初期症状は発熱や喉の痛み、咳など、風邪とあまり変わらない。 そのため、症状だけからは新型コロナウイルスに感染しているかどうかを判断することはできない。 実際にウイルスへの感染の有無を調べるには、インフルエンザの検査と同じように、喉を綿棒でぬぐい、その成分を装置で分析する必要がある。 このときに使用されるのが、PCR法を用いた検査だ。 PCR法では、ウイルスに含まれている特徴的な遺伝子を増やすことで、体内にウイルスが侵入しているかどうかを確認できる。 子どもが感染したらどんな症状があらわれる?(2月17日更新) 子どもへの影響は、現時点では分からないことが多い。 しかし、中国からの報告では、1月30日時点で確定診断のついた9692人の感染者中、生後1か月〜17歳までの子どもの感染者は28人だった。 症状としては、発熱、乾いた咳、倦怠感が多い。 一方、鼻水が出たり鼻の内部が腫れて鼻詰まりになったりといった症状は比較的少ない。 なお、今のところ、子どもが重症化したという報告はない。 もちろん一部では、嘔吐、腹痛や下痢などの消化器症状もみられているというが、ほとんどが1〜2週で回復したという。 小児科学会は、「感染していても無症状である可能性も指摘されていますが、子どもは正確に症状を訴えられない事に注意しなければなりません」と注意を促している。 なお、SARSやMERSといった過去に流行したコロナウイルスを原因とした感染症では、子どもの感染者は比較的軽症であったことが分かっている。 ただし、一部では重症化した例もあるため、十分な注意が必要であることに変わりはない。 世界での感染の広がりは?(2月21日更新) 新型コロナウイルスへの感染は、海外でも少しずつ広がっている。 WHOが発表した2月20日付けのSituation reportsによると、感染が確認されたのは、日本と中国を除くと20か国以上にのぼる。 特に、韓国で104人、シンガポールで84人とアジアでは感染者が多い。 死亡者数も韓国で1人、フィリピンで1人、フランスで1人、イランで2人と、感染者の増加にともない少しずつ確認されている。

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新型コロナ感染症:ウイルスはどれくらい長く物質上にいるのか~残存率低下の条件とは(石田雅彦)

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新型コロナウイルスには熱耐性があるのか? 調査したところ、 新型コロナウイルスには熱耐性はないと思われます。 まず、ウイルスは 「エンベロープウイルス」「ノンエンベロープウイルス」の2種類にわけることができます。 また、によると、一般的に「エンベロープウイルス」には以下の処理が有効であると記載されております。 アルコール消毒• 新型コロナウイルスの死滅条件は? 新型コロナウイルスの死滅条件は正確にはわかっておりませんが、エンベロープウイルスは一般的には以下の条件で死滅します。 加熱(80度、10分間以上)• 塩素系消毒液、70%以上の濃度のアルコールによる消毒 そのため、新型コロナウイルスが付着したと思われるものについては以下のように対処を行えば死滅するものと思われます。 手 石鹸と流水でしっかりと洗い流すことが重要です。 アルコール消毒も有効です。 食器や調理器具 通常通り洗剤を利用して洗います 寝具・シーツ・衣類など布製品 通常通り洗剤を利用して洗濯をしてください。 鼻水や唾液が付着しているものは、水で洗ったあと、塩素系の消毒液に30分以上浸してから選択してください 感染者が頻繁に触ったもの ドアノブや照明のスイッチ、手すり、椅子、テーブル、蛇口、トイレのレバー、便座、フタなどは• 塩素系消毒液に清潔なタオルを浸して拭き取る。 布やペーパータオルに充分に消毒用アルコールを含ませて拭き、自然乾燥させる• 蛇口は石鹸でよく洗ってもよい。 オモチャなどで洗うことが可能なものは、水と洗剤で洗い流す。 洗うことが出来ないものは、布製品・ドアノブなどの消毒を参考にしてください。 新型コロナウイルスに対して熱処理や熱湯消毒は効果あるのか? 上記でも記載しましたが新型コロナウイルスはエンベロープウイルスに分類され、エンベロープウイルスには一般的に 熱処理や熱湯消毒が有効です。 また、塩素系の消毒液やアルコール消毒も有効ですので、こちらも合わせて活用してください。 まとめ 今回は新型コロナウイルスの熱耐性や死滅条件、熱処理や熱湯消毒の有効性について調査してまとめました。 その結果• 新型コロナウイルスはエンベロープウイルスに分類され、エンベロープウイルスは一般的には熱耐性はない• 新型コロナウイルスには熱処理や熱湯消毒が有効である といったことがわかりました。 この記事を読んで、新型コロナウイルスについて正しい情報を学び、新型コロナウイルスの予防に努めましょう。

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