ブラジル 料理。 フェジョアーダ

ブラジル料理

ブラジル 料理

【目次】• 【地図】 ブラジルは南米最大の国で、大西洋側に面しています。 南米大陸13か国のうち、エクアドルとチリを除くすべての国と接しています。 広大なブラジルは、各地域の地理的特性や住民の起源などが多様で、文化の地域差が大きいのが特徴です。 ブラジルは26州と1連邦直轄区からなる連邦共和制国家ですが、ブラジル地理統計資料院(IGBE)は文化や社会の相違からブラジルを5つ(北、北東、中西、南東、南)に大別しています。 よって、ブラジル料理も、このマクロ5地域に分けて理解していくとよいのです。 北部のローカルな食堂。 大きな肉を串から直接皿に入れる シュハスコ。 (撮影地パカライマ) 英語ガイドブックのブラジル料理の紹介ページは冒頭から「食のコングロマリット」(conglomerate)と書いていました。 コングロマリットとはビジネスでは異種の複数の事業を経営する企業に使われる言葉で、料理の場合は複数の食文化の融合を意味します。 なぜならばブラジルが均一でない。 ブラジル人が均一でない。 よってブラジル料理も均一でない。 そこで上述のように、ブラジル料理を知るために国土をマクロ5地域に分けるとよいのです。 以下その概要を記載します。 【南東部】 日本人によく知られるリオデジャネイロやサンパウロがあり、この地域だけで人口1億人弱すなわちブラジルの人口の半数を占め、5大地域で最も人口が多い地域です。 民族的に最も多様で、白人が6割(イタリア由来の移民が多い)、日本人の最大移住先のサンパウロを含むことから日系人も大勢います。 リオはポルトガル植民地時代の首都であり、ブラジル各地域の料理やポルトガル本土の料理も多く集まりました。 ポルトガル料理の代表的食材である バカリャウ(タラ)を使う料理も豊富です。 真っ黒な フェイジョアーダ(煮豆)に コーヴェ(ケールの炒め物)と(キャッサバ粉を炒ったもの)とオレンジを添えるスタイルはリオで定番となりブラジル各地に広まる国民食にもなりました。 この地域では豚肉も鶏肉もよく食べられます。 フランゴアオモリョパルド(血と野菜で煮た鶏肉)は不気味ですが味は抜群。 イタリア由来の移民が多く、欧州の美食も定着しており、 ピッツァ(ピザ)は日曜夜の伝統食であり、平日であっても夜に食べる料理です。 100万人規模の日系人を擁するこの地域は日本人街も規模が大きく、日系人は スシ(寿司)や トーフ(豆腐)をブラジルの人気食にしました。 【南部】 ここは白人が8割! 南部地域は、東欧、中欧、南欧などの欧州移民の子孫が主体をなし、生活水準や都市化水準が最も高い地域です。 ブラジル帝国時代は現在のウルグアイもブラジル南部の一部でした。 パンパ(草原地帯)が広がるガウショ(牧童)の土地は、ウルグアイやとの共通点です。 ガウショの文化ゆえ牛肉が好まれ、南部の シュハスコ(串刺し焼き肉、シュラスコ)は今やブラジルのどこに行っても人気料理ですし、世界中のブラジル料理店の目玉料理です。 ガウショの文化は エルバマテ(単に マテとも、冷茶のこと)にもみられます。 欧州の文化を強く受け継ぎ、レストランや家庭ではパスタやビールから食事が始まることも多い。 ジョインビレやブルメナウなどほぼドイツ人で構成される街もあり、ソーセージやザワークラウトの料理もよく見られます。 【東北部】 バイア州を最大の州とする東北部は、ポルトガル人が発見したブラジルの最初の土地で、最初の首都サルバドールが置かれました。 過去に数百万人のアフリカ人奴隷が移送され、現在もアフリカ人を祖先に持つ黒人系ブラジル人が多く、奴隷の料理がベースとなって受け継がれています。 主要な3つの調味料は、 レイテデココ(ココナッツミルク)、 ピメントン(唐辛子)、 デンデ(パーム油)で、有名な モケッカ(魚介類の煮込み)にはこの3つが使われています。 一般には肉や魚がよく食べられるほか、この地域独特の郷土料理として、路上を歩くとたくさんの アカラジェ(豆粉揚げスナック)売りに出会います。 なお、ブラジル国外のブラジル料理レストランではバイアの郷土料理がよく提供されます。 それはバイア料理が独特で、見た目も味もエキゾチックだからです。 また、東北部の内陸はブラジルでは珍しい乾燥地帯です。 乾燥地帯の主要食材は カルネセカ(干し肉)や カルネデソル(塩漬け肉)、カボチャなどで、これらも東北部料理の主要食材です。 【北部】 ブラジル北部は、アメリインディアン(南米大陸先住民)の文化が最も強く残る地域で、先住民の料理が受け継がれています。 ほぼ全域がアマゾン熱帯雨林に属し、アマゾンの淡水魚の代表例として、 ティラピア(和名カワスズメという魚)や ピラーニャ(肉食魚で有名なピラニア)が人気食材です。 その他、海の魚、キャッサバ、ヤムイモ、豆、果物などが食べられます。 カルデイラーダ(魚の煮込み)や パトノトゥクピー(ジャンブーという痺れるハーブとキャッサバの汁を使うアヒル煮)が名物。 ジャカレ(ワニの肉)も食べられています。 【中央西】 地理的特徴はカンポセハード、つまりブラジル高原に広がるサバンナ(アメリカのプレーリーのような土地)です。 大牧場や大農園が広がり、豚も牛も多数飼育され、トウモロコシ、コメ、ケール、キャッサバなど、ブラジル人が好む食材がここでたくさん栽培されています。 河川も多く、 ドラードのような肉質の良い魚や ピンタード(ナマズの一種)、 ピラーニャ(ピラニア)が人気食材です。 この地域では美味しい食材が数多く採れることから料理の味付けはシンプルだそうです。 またセハードの食材では ペキ(チーズ風味というか独特な味の脂肪の多い果実)が好まれ、 アホースコンペキ(ペキの炊き込みご飯)や フランゴコンペキ(鶏肉とペキの炒め煮)として食べられています。 * * * 以上、5つの地域を概観しました。 ブラジルは、と並んで人種差別が少ない国と言われています。 「異なるものとも共存する」ブラジルのお国柄ゆえに各地方の料理は互いに受け入れ合い、更に多くの移民(アラブ人や日本人など)の料理とも混ざり合いました。 そういった料理の集合がパンブラジリアン(Pan-brazilian、ブラジルを広く反映するという意味)となり、それこそが、ブラジル料理なのです。 以下には、主食、肉のおかず、豆のおかずといったように、食材別に各論を記載していく予定です。 スシ(Sushi)・・・寿司• ピッツァ(Pizza)・・・ピザ 【肉のおかず】• カルネセカ(Carne seca)・・・干し肉• カルネデソル(Carne de sol)・・・塩漬け肉• シュハスコ(Churrasco)・・・串刺し焼き肉• パトノトゥクピー(Pato no tucupi)・・・ジャンブーやキャッサバ入りアヒル煮• フランゴアオモリョパルド(Frango ao molho pardo)・・・血と野菜で煮た鶏肉 【魚介のおかず】• カルデイラーダ(Caldeirada)・・・魚の煮込み• ドラード(Dorado)・・・肉質の良い魚• バカリャウ(Bacalhau)・・・タラ• モケッカ(Moqueca)・・・魚介類の煮込み• ピラーニャ(Piranha)・・・肉食魚、ピラニア• ピンタード(Pintado)・・・ナマズの一種 【豆類やイモ類のおかず】• トーフ(Tofu)・・・豆腐• (Farofa)・・・キャッサバ粉を炒ったもの• フェイジョアーダ(Feijoada)・・・煮豆 【野菜のおかず】• コーヴェ(Couve)・・・ケールの炒め物• ペキ(Pequi)・・・独特な味の果実• アホースコンペキ(Arroz com pequi)・・・ペキの炊き込みご飯• フランゴコンペキ(Frango com pequi)・・・鶏肉とペキの炒め煮 【調味料】• レイテデココ(Leite de coco)・・・ココナッツミルク 【飲み物】• 読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。 【 出典URL付記や リンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】 ・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやTwitterにおける情報の小規模な引用や紹介。 【 事後連絡でもよいのでお寄せ下さい(楽しみにしていますので)】 ・学校や大学の宿題や課題で当サイトを活用してくれた児童・生徒・学生さん。 【 ご遠慮ください】 ・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。 ・商用非商用ならびに営利非営利を問わず、個人、団体、企業等の活動や出版等での無断使用。 投稿ナビゲーション.

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【ブラジル料理を作ろう】簡単おすすめレシピ20選!地球の裏側の味!

ブラジル 料理

ブラジルの5大料理区分 [編集 ] 北部 [編集 ] 、、、、、、の各州が と定義される。 文化的に、アマゾン盆地は魚や、キャッサバ、、といった根菜、加えて椰子の実や熱帯の果物をにするや彼らと人の混血の末裔が多数住んでいる。 この地方の料理は、インディオの影響が濃い。 代表的な料理としてはカルル・ド・パラが挙げられる。 それは干し、、、、、デンデ油(の果肉から採る油)を一緒に入れる料理である。 北東部 [編集 ] 、、、、、、、、の各州が と定義される。 この地域は、おもに放牧が行われている乾燥した内陸部から豊穣な海岸沿いの平地まであり、やが重要な農作物である。 バイーア州では、プランテーションに連れてこられたの影響を受けたアフロ・バイーア料理が有名である。 現地の食材を利用して、アフリカ、インド、ポルトガルの料理を融合させたものである。 有名な料理はヴァタパやであり、どちらもとパームオイルを使用する。 その他の沿岸地域では、アフリカ系からの料理の影響は小さいが、魚や貝、トロピカルフルーツが多く使用される。 乾燥した内陸部では、干し肉、、豆類、、、の粉が使われる。 中西部 [編集 ] 、、の各州とが と定義される。 おもに乾燥したサバンナや草原、そして北部の森に覆われた地域からなっている。 と呼ばれている狩りと釣りの名所は、この中西部にある。 広大な放牧地から供給される牛肉と豚肉、それに魚がメニューの中心であり、大豆や米、トウモロコシ、キャッサバも常食される。 南東部 [編集 ] 、、、の各州は と定義される。 またこの地域はブラジルの工業地帯の中心であり、ブラジル料理といわれて思いつく、有名な料理の発祥地でもある。 ミナスジェライス州では、トウモロコシ、豚肉、豆類、そして地元で作られる柔らかいが主な食材である。 リオとサンパウロでは、の郷土料理であり、豆と肉を煮込んで作るが有名で、水曜日や土曜日の昼食に供される。 また、アロス・イ・フェイジャン(米と豆の料理)も良く食べられている。 伝統的に使われる豆は地域ごとに違いがあり、リオでは黒豆、赤豆と白豆がサンパウロで、そしてミナスジェライスでは、黒豆か赤豆が食べられている。 サンパウロの有名な料理としては、ヴィラド・エ・パウリスタが挙げられる。 これは米とキャッサバ粉をまぶした豆、煮込んだキャベツ、そして豚肉の盛り合わせである。 サンパウロでは、ヨーロッパや北米からの移住者の影響は大きく、料理にも影響を与えている。 大部分はからだが、、やからも多く移住している。 またその他のヨーロッパや中東からの移住者も多い。 この街ではありとあらゆる料理を目にすることが出来る。 南部 [編集 ] 、、の各州は と定義される。 と呼ばれていた人々が、日干しや塩漬けにされた干し肉とと呼ばれる焼肉料理を作り出し、これらは南部の有名な料理である。 ヨーロッパからの移住者が多く、小麦粉を中心とした食生活が定着し、、などの葉野菜、それにをブラジル人の食生活に紹介した。 移住当初はが入手困難だったが、甘みのあるキャッサバを手に入れ、代用品として使うことを覚えた。 市場では、黒豆だけでなく、赤、白、茶、そしてピンク色の豆を売っている。 色々なココナッツが料理には用いられる。 バイーア料理やアフリカ・ブラジル料理で主に使われ、独特の味と鮮やかなオレンジ色を料理に与える。 他の油で代用するのは困難であり、ブラジルからの輸入食材を扱う店で手に入れることが出来る。 干鱈および塩鱈 [編集 ] bacalhau と呼ばれるこの食材は、ポルトガル人によって紹介され、前菜やスープ、メインディッシュや焼き物に使われる。 塩を抜いて使うためには、皮と骨を取り除き、冷たい水に一時間おきに水を取り替えながら、三、四時間つける。 調理する前に、冷水に一晩中に漬ける(鱈と異なり、エビは1時間おきに水を取り替える必要がない)。 尚、漬けた水は、調理する前に捨てる必要がある。 米 ブラジル式) [編集 ] アホス・ブラジレイロ arroz brasileiro と呼ばれるブラジルの米は、タイ米などと同じようにインディカ米であり、細かく刻んだごく少量のを油で軽く炒めた後、鍋に入れて水で煮る。 にんにくの他に、刻んだ、薄切りにした黒を加える料理人もいる。 蓋をしないで煮、沸騰してから様子を見て必要なら水を足してのち、蓋をする。 正しく調理されれば、米はふんわりとして、べたべたしない。 炙ったキャッサバの粉 [編集 ] ファロファ farofa または ファリニャ・デ・マンジオカ farinha de mandioca:単にファリーニャとも と呼ばれるの粉は、バター付きのパン屑に近づくまでバターで軽く炒め、副菜とする。 また、他にゆで卵や干しなどを加えて変化をつけることがある。 Yoki(余喜)という食品会社が、袋入りのを製造している。 トマト tomate (トマテ) [編集 ] を主原料にした各種ソース及びピューレ、それらや生のトマトを利用した肉や野菜の各種煮込み料理に用いられる。 バナナ [編集 ] はブラジルでも生産量が多く、輸出のみならず国内でも消費されている。 かつてはバナナフリッター(揚げバナナ)や焼き芋に近い食感である蒸かしバナナなど主食にもなった調理用品種や、甘い生食用品種がともに多く軽食や副食として現在でも食されている。 フェイジョアーダ・コンプレッタ [編集 ] この節のが望まれています。 ( 2016年9月)• エストロゴノッフィ() - ブラジル風• (Pastel) - ブラジル風揚げ餃子もしくはブラジル風揚げ春巻• (esfiha または esfira) - の一種。 生地は様々な形のものがあり多種多様の具が用いられる。 ブラジルの国民的軽食となっている• ボリーニャ(Bolinha) - ブラジル風• アホス・コン・フェイジャオン(arroz con feijao) - ブラジル風炊き込み飯。 豆を混ぜて炊いたもの。 バイオンとも呼ばれる• フランゴ・コン・キアーボ - チキンとオクラのフライパン煮。 ブラジルの代表的な家庭料理として広く親しまれている。 地域によっては酢や、トマトを使うこともある。 関連項目 [編集 ]• 外部リンク [編集 ]• ボネール島• シント・ユースタティウス島• サバ島• グアドループ• マルティニーク• フランス領ギアナ• アメリカ領ヴァージン諸島• プエルトリコ• アンギラ• イギリス領ヴァージン諸島• ケイマン諸島• サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島• タークス・カイコス諸島• バミューダ諸島• フォークランド諸島• モントセラト• アルバ• キュラソー島• シント・マールテン• グリーンランド• サン・バルテルミー島• サンピエール島・ミクロン島• サン・マルタン 各列内は五十音順。 1 カリブ海地域にも領土を有する。 2 中央アメリカと南アメリカに跨っている。 3 南アメリカにも分類され得る。 アルジェリア ()• チュニジア ()• アルゼンチン ()• アルメニア ()• コロンビア ()• エクアドル ()• グアテマラ ()• ホンジュラス ()• イスラエル ()• ネイティブアメリカン ()• パキスタン ()• シチリア ()• 南アフリカ ()• ウルグアイ ()• ベネズエラ () 歴史的な料理.

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ブラジル料理とは

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カロリー表示について 1人分の摂取カロリーが300Kcal未満のレシピを「低カロリーレシピ」として表示しています。 数値は、あくまで参考値としてご利用ください。 栄養素の値は自動計算処理の改善により更新されることがあります。 塩分表示について 1人分の塩分量が1. 5g未満のレシピを「塩分控えめレシピ」として表示しています。 数値は、あくまで参考値としてご利用ください。 栄養素の値は自動計算処理の改善により更新されることがあります。 1日の目標塩分量(食塩相当量) 男性: 8. 0g未満 女性: 7. カロリー表示、塩分表示の値についてのお問い合わせは、下のご意見ボックスよりお願いいたします。 低カロリーレシピ•

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