バセドウ 病 眼球 突出。 バセドウ病による眼球突出の治療|悪化させないために気をつけること

バセドウ病による眼球突出の治療|悪化させないために気をつけること

バセドウ 病 眼球 突出

病気の特徴 甲状腺は腫大することが多くあります。 甲状腺から過剰に分泌された甲状腺ホルモンによる症状と、バセドウ病眼症などの甲状腺外の症状を特徴とします。 原因 甲状腺を刺激する抗体(TSH受容体抗体)が原因と考えられていますが、本当の原因は分かっていません。 症状 甲状腺の腫大、頻脈、眼球突出の3つの症状がそろえばバセドウ病と言えるのですが、このすべてがそろうとは限りません。 その他、動悸・多汗・体重減少・疲労感・手の震え・息切れなどの症状があります。 診断 典型例は症状だけからも診断がつきますが、病状の程度、確定診断などにはどうしても検査が必要です。 甲状腺ホルモン(FT4)と甲状腺刺激ホルモン TSH の測定 甲状腺機能の把握には、欠かせない血液検査です。 バセドウ病ではFT4が高値、TSHが測定できないくらいに低値になります。 TSH受容体抗体 TRAb の測定 これも採血で簡単に測定できます。 バセドウ病の99%で陽性となります。 その他、甲状腺に対する抗体(抗Tg抗体、抗TPO抗体)も測定します。 超音波検査 この検査も欠かせません。 甲状腺の大きさ、甲状腺内の血流等で病気の状態を判断します。 また、甲状腺の内部に結節(しこり)がないかどうかを検査します。 摂取率検査 診断をより確実に行うために、当院では原則として放射性ヨウ素摂取率、あるいはテクネシウム摂取率の検査をします。 バセドウ病では投与した放射性ヨウ素およびテクネシウムがたくさん甲状腺に集まりますが、無痛性甲状腺炎など甲状腺が破壊されている病気では、ほとんど甲状腺に集まらないのでより確実に区別がつきます。 治療 バセドウ病の治療はまず、血液中の甲状腺ホルモンを低下させ、正常にもどします。 この甲状腺ホルモンを下げることにより、自然に甲状腺機能亢進症状も軽快します。 甲状腺ホルモンの産生を抑える抗甲状腺薬を毎日決められた量内服していれば、徐々に甲状腺ホルモン産出量も下がってきます。 甲状腺機能亢進症状は内服直後に良くなる事はありませんが2週間後くらいから少しずつ良くなりはじめ、普通は1〜2か月もすればかなり良くなります。 この間一番大事なことは副作用に注意することです。 どんな薬もそうですが、抗甲状腺薬にも副作用があります。 特に重要な副作用として、白血球が突然減って体の抵抗力が弱り、40度くらいの高熱や喉の痛みが出ることが稀にあります。 放置していれば白血球は下がったままで大変危険な状態になります。 38度以上の高熱がでれば必ず病院を受診してください。 その他、蕁麻疹などの薬疹や肝障害がありますが、早期に適切な処置をすれば改善します。 そのため、定期的な副作用チェックが必要です。 甲状腺ホルモンの量が正常まで下がって症状が落ち着けば、運動制限も特になく、健康な時と同じような生活が過ごせますが、抗甲状腺薬の内服は欠かせません。 もう完治したと思い薬の内服を中止したり、不規則な内服になりがちですが、ここで油断すると、しばらくして最初の機能亢進症状に逆戻りする事が多いのです。 定期的に検査を行いながら抗甲状腺薬の内服量を調節していきますが、 ご自分の判断で調節しないことが大事です。 甲状腺機能が安定すれば薬の量も減り、通院の間隔も2~3か月に一度くらいでよくなりますが、抗甲状腺薬による治療は2年位かかります。 特に抗甲状腺薬を中止する時期は難しいですが、ここでも担当医と良く相談しながら中止時期を決定することが大事です。 2年間内服しても抗甲状腺薬の中止が出来ない時は、そのまま継続して内服していくか、あるいは別の治療法に変更することがあります。 その治療法の一つに 放射性ヨウ素を使ったアイソトープ療法という治療があります。 この治療は外来で受けるができ、効果も確実で安価な治療です。 毎日内服する抗甲状腺薬とは違い、予約日に1回放射性ヨウ素のカプセルを内服するだけで、一応治療は終了します。 甲状腺の大きさによっては複数回の内服が必要になる事があります。 内服すると放射性ヨウ素が甲状腺に集まり、甲状腺の組織を破壊し、甲状腺が小さくなります。 その結果、甲状腺ホルモンを産生する力が弱まります。 この治療後多くの方は甲状腺機能低下症になります。 その場合は甲状腺ホルモンを甲状腺ホルモン剤で補わなければいけませんが、甲状腺機能低下症の治療に使う甲状腺ホルモン剤には全く副作用はありません。 検査も年に2回でよく、抗甲状腺薬の治療よりはるかに楽になる事が多いです。 バセドウ病に合併する、、、また、、、 などは各ページを参照してください。

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バセドウ病で眼球突出する理由

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Language• 当院について• 外来・検査・入院のご案内• 甲状腺と副甲状腺の病気• 甲状腺疾患の治療• ヨウ素と甲状腺の関係• 診療実績と病院情報の公表• レシピのご紹介• 眼球突出をはじめとした目の症状(甲状腺関連眼症)は、バセドウ病の特徴的な症状です。 眼球突出だけでなく上まぶたがはれる「眼瞼腫張」、まぶたが上がってしまう「眼瞼後退」、物が二重に見える「複視」なども眼症状の一つです。 もちろん、このような症状を認めない方もいます。 頻脈をはじめとした甲状腺ホルモンの過剰による症状 甲状腺ホルモンは体の新陳代謝を高めるホルモンです。 甲状腺ホルモン過剰の状態では新陳代謝が異常に高くなり、多汗、暑がり、食欲亢進、体重減少などの症状が起こります。 また、内臓の働きも活発になり頻脈や便通の異常 軟便、下痢、頻回な便通)も認めます。 他には手足のふるえ、倦怠感などもよく見られる症状です。 精神的ないらつき、不眠、集中力の低下などが原因で大人では仕事の能率の低下、子どもでは成績の低下がみられることもあります。 図1では当院に来院した患者様の治療前の症状を多いものから列挙しました。 図1 バセドウ病の治療前の症状 年代によって異なる症状の現れ バセドウ病では多彩な症状が認められますが、その現れ方は個人差が大きく様々です。 また、図2-1,2-2で示すように様々な年代で現れる症状は違います。 甲状腺のはれは若い方に目立ち高齢者はあまり認めず、体重減少は高齢者に多く、若い方では逆に食欲が亢進して体重が増える方が多いようです。

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眼球突出について

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, Inc. , Kenilworth, N. , U. Aは、米国とカナダ以外の国と地域ではMSDとして知られる、すこやかな世界の実現を目指して努力を続ける、グローバルヘルスケアリーダーです。 病気の新たな治療法や予防法の開発から、助けの必要な人々の支援まで、世界中の人々の健康や福祉の向上に取り組んでいます。 このマニュアルは社会へのサービスとして1899年に創刊されました。 古くからのこの重要な資産は米国、カナダではMerck Manual、その他の国と地域ではMSD Manualとして引き継がれています。 私たちのコミットメントの詳細は、をご覧ください。 必ずお読みください:本マニュアルの執筆者、レビュアー、編集者は、記載されている治療法、薬剤、診療に関する考察が正確であること、また公開時に一般的とされる基準に準拠していることを入念に確認する作業を実施しています。 しかしながら、その後の研究や臨床経験の蓄積による日々の情報変化、専門家の間の一定の見解の相違、個々の臨床における状況の違い、または膨大な文章の作成時における人為的ミスの可能性等により、他の情報源による医学情報と本マニュアルの情報が異なることがあります。 本マニュアルの情報は専門家としての助言を意図したものではなく、医師、薬剤師、その他の医療従事者への相談に代わるものではありません。 ご利用の皆様は、本マニュアルの情報を理由に専門家の医学的な助言を軽視したり、助言の入手を遅らせたりすることがないようご注意ください。 本マニュアルの内容は米国の医療行為や情報を反映しています。 米国以外の国では、臨床ガイドライン、診療基準、専門家の意見が異なる場合もありますので、ご利用の際にはご自身の国の医療情報源も併せて参照されるようお願い致します。 また、英語で提供されているすべての情報が、すべての言語で提供されているとは限りませんので、ご注意ください。

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