右 自然 気胸。 緊張性気胸 (きんちょうせいききょう)

嵐・相葉雅紀さんが闘病した肺気胸とは?現在は?

右 自然 気胸

自然気胸について 自然気胸という病気は簡単にいうと肺のパンクです。 肺は風船のようなものです。 眼で見るとちょうどスポンジのような形をしています。 そして肺の表面を胸膜或いは肋膜という薄い膜が覆っています。 気胸というのはこの胸膜に何らかの理由で穴が開いてしまい、そこから吸った空気が胸の中に漏れてしまう病気です。 パンクをしたので肺は縮んでしまいます。 胸膜に穴が開く原因としては胸膜が一部弱くなってできた袋(嚢胞といいます)が挙げられます。 1)病気の重さは? 肺の病気の中ではもっとも軽い病気といえます。 命に関わることは殆どありませんが、きちんと治療をしないとこじれて思わぬ余病を起こすことがあります。 2)病気の原因は? 年齢的には10代後半の若者から高齢者まで幅広く起こり、性別では圧倒的に男性が多い病気です。 病気になる年齢によって少し特徴があります。 10代の患者さんは、やせていて、背が高いことが多く、タバコとは関係ないようです。 一方20代以降の患者さんの殆どはタバコが原因のようです。 タバコを吸うことによって肺の組織が壊れて胸膜がもろくなったところに穴が開いてしまいます。 高齢者の場合は肺気腫の患者さんがほとんどです。 保存的(内科的)治療• 安静療法:静かにして胸の中にたまった空気が自然になくなるのを待つ方法• 穿刺脱気療法:胸に針を刺し胸の中の空気を抜く方法• 持続吸引療法:胸の中に太い管を入れ、連続的にたまった空気を抜けるようにする• 胸膜癒着療法:持続吸引療法を行った上で、胸の中に刺激性の強い薬をいれて、胸膜炎を起こさせ、同時に胸膜を癒着させ穴をふさぐ方法 外科的治療• 胸腔鏡手術:約2cmの傷を3ヵ所つけて胸腔鏡を使って責任病変を切除します。 開胸手術(従来の手術):胸の側面に約10-15cmの傷をつけて行います。 胸腔鏡手術の場合は開胸手術と比べると若干再発率が高いようです。 原因としては肺嚢胞の新生、病変の見落としに加えて肺の癒着が軽度ですむことも挙げられます。 胸腔鏡の普及に伴い見落としは殆どなくなりましたが、未だ肺嚢胞の新生は認めます。 胸腔鏡手術の場合侵襲が少ない分胸膜の癒着なども少なくてすむので生理的には好都合なのですが、逆に癒着がないため気胸を再度起こすこともあります。 当院では5%前後の再発率です。

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気胸とは?肺に穴が開く原因や種類、特徴的な症状について

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特殊な気胸 1.両側気胸 通常の気胸は片側のみ起きますが、気胸の原因となるブラは両側にできていることが多いです。 そのため、まれに両側同時に気胸になる場合があります。 肺の縮み方が高度であれば十分な呼吸ができず命にかかわる状態ですので、早急な治療が必要です。 左右ともに気胸の状態で、矢印で示すように両肺が縮んでいます。 早急に肺を伸ばさないと危険です。 (黄矢印:右肺,白矢印:左肺) 2.血気胸 まれに、気胸に出血を伴うことがあります。 これは、胸の中に癒着しているような部分があって、そこに血管が流入していたところが、気胸の発作で肺が縮む際に千切れてしまうことなどにより起きます。 1000cc以上出血することもあるので、迅速な治療が必要です。 3.緊張性気胸 通常の気胸は、破れたほうの肺は縮みますが、反対側の肺は普通に呼吸ができます。 ところが、まれに破れたほうの胸での空気漏れが大量となり、反対側の肺まで押しつぶしてしまうことがあります。 こうなると残った肺も呼吸ができず、呼吸困難が強い状態になります。 生命の危険もあるため、早急に治療を開始しなければなりません。 左胸部は漏れ出た空気のみになり、左肺は矢印部分で完全に潰れています。 右肺も左から押されて潰れ気味であり、呼吸は困難な状態です。 上記の1-3の病態はいずれも緊急の治療を要します。 また、再発した場合に再び危険な状態になりやすいため、下記の気胸の治療法のうち、再発する可能性がより小さい手術療法を選択することをお勧めしています。 4.月経随伴性気胸 月経周期と関連のある気胸で、子宮内膜症の一つの病態です。 子宮内膜が子宮以外の場所にできることがありますが、それが横隔膜や肺胸膜にできた場合に、月経とともにそれらが脱落し、それによって気胸を起こします。 手術だけでは完治は困難で、ホルモン療法などが行われます。 気胸の治療 気胸の治療としては、肺の縮み方が軽度の場合には、「安静」で様子を見ます。 肺の縮み方が中等度以上の場合には「安静」では治りませんので、局所麻酔をした上で胸に管を入れて中の空気を引っ張り、縮んだ肺を伸ばすようにします(胸腔ドレナージ)。 それでも治らない場合や、再発を繰り返す場合などは手術をお勧めしています。 手術には「胸腔鏡下肺楔状切除(ブラ縫縮術)」と「開胸下肺楔状切除(ブラ縫縮術)」がありますが、若年者に多い「原発性自然気胸」の場合には「胸腔鏡下」で行えることがほとんどです。 この方法はカメラを使って行う方法ですが、胸部には1-2cm程度の傷を3つ付けるのみでできるなど、傷も小さく術後の回復も速いと思われます。 中高齢者に多い「続発性気胸」の場合には、もともとの原因となった肺の病気の程度により、術式が選択されます。 また、肺の手術を行うことが危険と思われるような患者さんの場合には、手術ではなく胸の中に薬を入れて空気の漏れを止める「胸膜癒着療法」が選択されます。 さらに、それでも漏れを止められないような患者さんに対して、当科では気管支にシリコン製の詰めものを入れて空気漏れを止める「気管支鏡下気管支塞栓術」も行っています。 気胸の再発 原発性自然気胸は再発が多い病気です。 保存的治療である「安静」や「胸腔ドレナージ」は最も再発が多く、手術療法はそれよりも少ないですが、それでもある程度の患者さんには再発が起こります。 保存的治療ではブラが残っているので再発するのはある意味当然でもあるのですが、手術でブラを全部切除した例でもしばしば起きます。 最近の研究で、再発の原因の多くは、切除した部分の近くの肺が強い力で引っ張られることにより,新たにブラが発生する(ブラ新生)ためであろうことがわかってきました。 ブラ新生自体を予防することは困難なのですが,当科ではブラ新生を起こしても気胸にならないように,切除部位を特殊な材料でカバーして胸膜を厚くさせる手技を加えることで,気胸を再発しにくくすることを全例に行っています。

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【速報】AKB48 前田彩佳、右自然気胸の為 休養!!

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概要 自然気胸とは? 自然気胸とは肺から漏れた空気が胸腔 きょうくう にたまっている状態のことです。 気胸の中でも、とくに外傷や事故などの原因はなく突然おこるため、「自然気胸」と呼ばれます。 自然気胸は、さらに原因不明のものは「特発性自然気胸」、他の疾患でおこるものは「続発性自然気胸」に分類されます。 胸郭は肋骨があるので、空気が漏れてたまったからといって外側に膨らむことができません。 そのため、肺が空気に押されてしまい、小さくしぼみます。 息を吸っても肺が膨らまず、呼吸がうまくできなくなります。 空気の漏れはある程度になれば止まり、肺がつぶれ続ける事は少ないですが、空気が漏れ続けてしまった場合、胸腔に空気が増えて、周囲の肺や心臓が圧迫します。 その結果、血液の循環にも悪影響が現れ、重症の場合は命の危機にも及ぶ疾患です。 治療方法と治療期間 軽度の場合、外来でも経過観察することができる。 中等度~高度の場合、「胸腔ドレナージ」をおこなう。 胸の中に直径6~7mmのドレーンとよばれる管(直径6~7mm)を入れて、溜まった空気を体の外に出す。 動作をすると肺が休めないため、「安静にすること」も重要である。 手術は全身麻酔でおこなわれる。 原因であるブラを取り除いたり開いた穴を縫合したりする。 近年はほとんど胸腔鏡下でおこなうが、穴を見つけにくい場合は開胸手術となる。 若い人ならば、2~3日で退院できることが多い。 持病などで全身の状態が悪く、麻酔をかけられないなど手術を実施できない患者さんに対し、手術に比べると成功率は劣るが胸膜癒着療法という方法を選択することがある。 これはピシバニールという薬をドレーンから入れて炎症をおこし、気胸の原因となる穴をふさぐ方法である。 近年ではこうした治療法も出てきており、選択肢が増えてきている。

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