イサベル 波乱 の スペイン 女王 あらすじ。 映画「女王フアナ」(2001年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

あらすじ

イサベル 波乱 の スペイン 女王 あらすじ

第1話:宮廷 イサベルの異母兄のエンリケ4世が父フアン2世の後継者として王位を継承した。 イサベルは弟アルフォンソや母(ポルトガル王女)とアレバロの城に追いやられていた。 そんな中、エンリケ4世の2人目の妻フアナ王妃が妊娠する。 イサベルたちは母と引き離され、無理やり宮廷へ連れていかれてしまう。 そこでは王妃の監視下におかれ、宮廷の陰謀や敵意を感じながらイサベルとアルフォンソは成長していく。 第2話:政争 フアン2世の臣下、フアン・パチェコと大司教カリーリョによる陰謀で、カスティーリャは分裂してしまう。 エンリケ4世は臣下たちの進言を聞かず、軍事力を用いずに話し合いで解決しようとする。 エンリケ4世はパチェコたちの要求を基本的に同意したが、王位継承者は娘のフアナである点だけは譲らず、臣下の一人が追放されてしまう。 さらにアルフォンソがエンリケ4世から離れ、セゴビアを出ることも要求される。 第3話:報復 カスティーリャ国内は反乱によって混乱し、無秩序な状態になってしまう。 反乱軍を率いるのはペドロ・ヒロンとカリーリョだ。 アルフォンソは新国王として擁立され、勇敢な王として戦場に出ようと従者と戦いの訓練をする。 争いを好まないエンリケ4世は、首謀者であるフアン・パチェコを寝返らせるため、その弟ペドロ・ヒロンとイサベルを結婚させようとする。 イサベルはこの結婚を望まず、神に奇跡を祈っていた。 第4話:姉弟 ペドロの死はエンリケ4世の仕業だと疑うフアン・パチェコは、ますますエンリケ4世との対立関係を悪化させていく。 そして、ついにはオルメドの戦いにまで発展する。 エンリケ4世は多くの人が死ぬのを目の当たりにし、王の義務である勝利宣言をせずに立ち去る。 そのためアルフォンソが勝利宣言をし、反乱軍側が勝利を収める。 敗北したエンリケ4世の妻、フアナ王妃は娘と引き離され、娘はメンドーサの屋敷で育てられることとなる。 第5話:運命 弟のアルフォンソの死後、イサベルは悲しんでいた。 カリーリョは女王として反乱軍を率いるべきだとイサベルに告げる。 そんな中、イサベルは母に弟の死を伝えるためアレバロに向かう。 母は息子の死を知り精神的に不安定になる。 イサベルは弟の従者ゴンサロとの友情に癒しを求めるが、側近のチャコンはあまりよく思わない。 エンリケ4世はイサベルに話し合いの場を設けたいと申し出、イサベルもそれを承知するのだった。 第6話:政略 エンリケ4世と反乱軍の話し合いは一向に進まなかった。 そんな状況の中、フアナ王妃はペドロ・デ・カスティーリャの子を妊娠していた事実が発覚し、エンリケ4世がフアナの父親か疑惑が増す。 イサベルはこの事実を突きつけ、王位継承者権を獲得する。 しかし、それと引き替えに、エンリケ4世がイサベルの結婚相手の決定権を持つようになってしまった。 そしてアラゴン王子フェルナンドとの結婚話が持ち上がるのだった。 第7話:決心 イサベルはアラゴンのフェルナンド王子と結婚すべきだと周りに勧められ困惑する。 側近のカルデナスに命じ、結婚相手を調べさせる。 アラゴン王はフランスとの戦争のために支援が必要であり、この結婚でカステーリャと関係を結びたいと思っていた。 イサベルはフェルナンドに関する報告を受け、彼との結婚を決める。 しかし、2人の祖父が兄弟だったため、この結婚にはローマ教皇の勅書が必要だった。 第8話:対面 フェルナンド王子はカスティーリャへイサベルに会いに行くため、険しい山を越える。 父親のアラゴン王フアン2世は、息子の結婚のためにローマ教皇の元へ出向く。 しかし、イサベルがポルトガル王と結婚する際に勅書を出しているので、また勅書を出すことは出来ないと教皇に言われる。 しかしこれはエンリケ4世が事前に教皇にお金を渡し、妨害をしていたのだった。 その夜、イサベルはついにフェルナンド王子に会う。 第9話:結婚 エンリケ4世は、教皇の勅書なしにイサベルは結婚できないと高をくくっていた。 しかし、カリーリョはイサベルが3歳の時にフェルナンド王子と婚約したときの勅書があると嘘をつく。 一方、イサベルの心をつかもうとするフェルナンド王子だが、なかなかうまくいかない。 イサベルも彼への気持ちが何なのか分からず困惑しながらもしだいに惹かれていく。 そして1469年10月、イサベルとフェルナンド王子は結婚式を挙げる。 第10話:慈母 イサベルとフェルナンド王子の結婚は民衆も貴族も祝福した。 しかし、生活は困窮し、民や臣下たちからも不満の声がでてくる。 そんな中、イサベルは妊娠する。 フェルナンド王子は男の子だったらエンリケ4世の娘と結婚させようとするが、生まれたのは女の子だった。 エンリケ4世は、イサベルがギサント協定を破ったことから、公式な王位継承者を娘のフアナにし、イサベルの継承権を無効にしたのだった。 第11話:兄妹 イサベルはエンリケ4世の勅令のことを知る。 ギサント協定を破ったのは、自分ではないとイサベルは手紙を送る。 一方アラゴンでは、ヒメネスという義賊が現れ、フェルナンドは父のフアン2世にアラゴンに呼び戻される。 イサベルは夫の貞操を信じられないでいた。 3か月後、問題を解決してフェルナンドは帰ってくるが、イサベルはアラゴンには夫の愛人と子供がいるという話を聞いてしまう。 第12話:亀裂 イサベルは夫のことを信用できないでいた。 1471年7月26日、教皇パウルス2世が亡くなり、シクトゥス四世が新しく教皇に選出される。 アラゴン王フアン2世は息子とイサベルの結婚を認める勅書を出してもらうために祝い金を持参する。 エンリケ4世側は枢機卿としてメンドーサの弟、イサベル側はカリーリョを候補としてあげた。 誰を枢機卿にするか、様々な思惑が渦巻く中、イサベルとフェルナンドはなんとか仲直りをする。 第13話:戴冠 今こそエンリケ4世と話し合う時だと臣下たちに言われ、イサベルはセゴビアへ娘を連れて向かう。 兄王はイサベルを歓迎するが、肝心の話し合いは数週間行われない。 そんな中、宮廷を離れていたパチェコが死亡する。 その知らせを受けたエンリケ4世は話し合いを中断してマドリードに戻り、体調を崩して急死する。 イサベルはエンリケ4世死去を確認すると、委員会の決定もフェルナンドの帰国も待たずに即位する。 第14話:女王 イサベルはカスティーリャ女王として戴冠した。 しかし貴族たちの忠誠はなかなか得られず、またイサベルの行動に難色を示すフェルナンドとの間に亀裂が生じたこともあり、不安を抱き始めていた。 一方で亡きエンリケ王の妻フアナは兄であるポルトガル王アフォンソ5世へ娘の庇護を求めた。 宮廷ではディエゴ・パチェコや敵方に寝返ったカリーリョ大司教により、カスティーリャの王位継承に関わる新たな策略が巡らされていた。 第15話:開戦 イサベルは第2子をみごもり、フェルナンドと喜びを分かち合う。 しかしアラゴンでもフェルナンドの愛人が新たに子を宿していた。 そこへフアナからカスティーリャ女王を宣言する書状が届き、ついにポルトガルとの戦争へ突入する。 フェルナルドは遺言を残すため、宮廷に新しく仕えている修道士に代筆を頼む。 一方、娘フアナと兄王アフォンソ5世の結婚を見届けたフアナ王妃は、瀕死の床にカリーリョを呼び寄せた。 第16話:選択 フェルナンドはブルゴス奪還へ向け作戦実行を急ぐが、王家の財政は危機的状況だった。 カブレラはイサベルに、叔父でユダヤ人ラビのアブラハム・セネオールに相談すると申し出る。 一方でイサベルはメンドーサ枢機卿に、ローマカトリック教会の援助を仰ぐよう指示する。 ブルゴス市内は、町を包囲され財政が困窮し、民は貧困や略奪にあえぐ。 ユダヤ人がその苦しみの元凶とみなされ、民の間で対立が起きる。 第17話:背任 王位を巡りポルトガルと対立するカスティーリャは、厳しい財政難に陥っていた。 殊にイサベルの宮殿があるセゴビアでは民の心はすさみ、相次ぐ不正やいわれなき人種差別を引き起こしていた。 そこでイサベルは、刑罰を強化し町の秩序を保とうとする。 一方、カスティーリャの王座を取り戻さんと企むフアナは、夫アフォンソ5世に対するいら立ちを隠せない。 夫を見限り、ジョアン王子とともに行動を起こそうと思い立つが・・・。 第18話:偏見 イサベルが男児妊娠を心待ちにしていたころ、カスティーリャの各地には貴族たちが私腹を肥やすかたわらで、犯罪が横行する町が残っていた。 イサベルとフェルナンドは、貴族たちの忠誠を得て治安を維持する目的で、ともにセビーリャへ向かった。 ちょうどその時、町で1人の若い女性が誘拐された。 一方、宮廷の周辺ではキリスト教徒とユダヤ教徒の対立が表面化していた。 中でもキリスト教に改宗したユダヤ人たちは葛藤を抱えていた。 第19話:嫉妬 イサベルとフェルナンドは待望の男児を授かるが、フランスとの和平と異端審問所の問題で、2人の意見が対立していた。 そこへアラゴンからフアン2世の死期が迫っているとの知らせが届く。 アフォンソ5世の不在が続くポルトガルでは、息子ジョアンが戴冠。 カスティーリャとの和平交渉に入るが、フアナの処遇を巡って難航し、イサベルの娘と息子も巻き込まれていく。 そのころグラナダでは、首長の第1夫人が陰謀を企てていた。 第20話:異端 カスティーリャに異端審問所が設置され、イサベルとフェルナンドは初代長官にトマス修道士を任命する。 ユダヤ教根絶の気運が高まる中、宮廷ではスサナが改宗を拒む父の動向に気を揉み、ベアトリスはフェルナンドとの関係を深めていく。 その頃、後継者問題に揺れるグラナダ王国ではハセンが身内による陰謀の芽を摘み、ポルトガルではイサベルに条約の実行を要求されたアフォンソ5世とジョアン皇太子が追い詰められていた。 第21話:混沌 息子フアン王子をアラゴン王国の正当なる王位継承者にするため、イサベルは夫フェルナンドの待つアラゴンへ向かった。 民の熱狂的な歓迎を受け感激するイサベルだが、その一方で彼らが抱える根深い問題を目の当たりにすることになる。 横暴な貴族に耐え兼ね、農民が反乱を起こしたのだ。 そんな中、グラナダ王ムレイの率いる軍がサアラを攻撃したという知らせが入る。 イサベルは激怒し、因縁の戦いに決着をつけるべく報復を開始した。 第22話:聖戦 フェルナンドはアラーマ奪還を成功させ、いよいよレコンキスタに突入する。 グラナダ王国ではムレイ派とボアブディル派への分裂が決定的となり、ムレイはアルハンブラ宮殿を追われていた。 一方、ポルトガルに次いでフランスも王が交代し、カスティーリャ宮廷を取り巻く状況は変化していく。 そんな中、ボアブディルが自身の統率力を示そうと攻撃を仕掛けてきた。 イサベルたちは兵も資金も不足しており、ゴンサロが策を練るが・・・。 第23話:異教 グラナダ王国では王位継承権を巡り、実権を握るザガルと、カスティーリャと同盟を結んだボアブディルの思惑が交錯していた。 イサベルは新たに子を宿したが、出産には命の危険が伴うと医師から告げられ、フェルナンドに言えずにいる。 一方、アラゴンでは貴族と農民の争いが激化し、異端審問に反対する改宗者も不穏な動きを見せていた。 そのころ西回りの航海を目指すコロンブスは、援助を求めてイサベルに謁見するのだが・・・。 第24話:包囲 フェルナンドはグラナダ王国のマラガを包囲し攻撃するが、先王ハッサンの弟ザガルの抵抗に遭っていた。 ザガルはアフリカのイスラム国に援軍を要請する。 一方、イサベルのいる宮殿には、2人の王妃が訪れる。 ハッセンの第2夫人でカスティーリャのキリスト教徒だったソラーヤは、イサベルに庇護を求める。 また現王ボアブディルの母で先王の第1夫人アイサは、ザガル討伐を持ちかける一方、グラナダ王国の死守を図る。 第25話:犠牲 カスティーリャのとある町で幼い少年がこつ然と姿を消した。 これを悪質非道な誘拐事件と見た民は、怒りの矛先をユダヤ人に向け、町は迫害と暴動で大混乱に陥っていた。 女王イサベルはこの事態を重く受け止め、異端審問所に犯人捜しを命じる。 その頃、グラナダの王(ルビ:エミール)ボアブディルは、敵国カスティーリャに降伏を迫られ窮地に追い詰められていた。 しかし、困窮する民と戦争捕虜となった最愛の息子を守るため、彼はある秘策を打ち出す。 第26話:陥落 ボアブディルはアルハンブラ宮殿にとどまり、最後まで王(ルビ:エミール)で居続けようとしていた。 そんな息子を見限った母は貴族たちを巻き込んで最後の反乱を起こそうとして・・・。 イサベルたちの間では陥落後のグラナダにおける異端審問について意見が割れていた。 異端に厳しいトマス修道士と、伝道の重要性を唱えるエルナンド修道士が対立する。 一方、コロンブスはインド遠征の資金を得るために、各国の王に謁見していた。 第27話:新世界 コロンブスは航海から帰還したが、船の故障によりカスティーリャではなくポルトガルに流れ着く。 ジョアン2世はコロンブスを歓迎し、大西洋での勢力拡大に動き出す。 カスティーリャには平和が訪れていたが、アラゴンでは伯領を取り戻すためにフランスとの協定が結ばれようとしていた。 フェルナンドが調印に向けてバルセロナに到着すると、そこで正体不明の男に襲われる。 動揺するイサベルを慰めたのは、新しい修道士だった。 第28話:航海 フランスのシャルル8世の軍がローマへ迫る中、カスティーリャはローマの保護と引き換えに新たな土地の権利に対する教皇勅書を得ることに成功し、コロンブスを2回目の航海へ出発させる。 これに対し武力行使も辞さない構えのポルトガルのジョアン2世と交渉するため、イサベルとフェルナンドはトルデシーリャへ向かう。 一方、イサベルによってフランシスコ会の管区長に任命されたシスネロスは、堕落した修道院の視察を開始する。 第29話:同盟 インドからの朗報を待つイサベルの元へ意外な知らせが届く。 先住民に対してコロンブスが悪政を働いているというのだ。 彼を信じるイサベルは真相を知ろうとする。 一方、フランス王シャルル8世はナポリへ向かって進軍を続けていた。 ヨーロッパ随一の強国を相手に、いよいよ戦争に突入した。 フェルナンドはフランスを封じ込めようと画策し、カスティーリャとアラゴンの両国はヨーロッパ宮廷の中で確固たる存在感を持ち始めていた。 第30話:門出 ブルゴーニュ公国の君主フィリップ公爵へ嫁ぐことが決まったフアナ王女は、代理結婚式を行い晴れてブルゴーニュ公爵夫人となった。 だが、まだ見ぬ夫や新しい生活への不安が募りフアナの心は晴れない。 その頃、ナポリでは国王が死去し、王位継承問題が持ち上がっていた。 自らの正統性を主張し、王座を狙うフェルナンドは戴冠をかけて奔走する。 一方、フランス王シャルル8世はアラゴンとの戦いを収束させるべく・・・。 第31話:父子 フランドルのフィリップ公と結婚したフアナ王女は幸せな日々を送っていたが、従者たちはカスティーリャへ帰されてしまう。 一方、マルガレーテを妻に迎えたフアン王子について、チャコンは不吉な予感を抱いていた。 フランスのシャルル8世は、オスティアの港を塞ぎ、ローマを追い詰めた。 フェルナンドは、ローマを支援するためゴンサロの部隊を10日間だけ派遣することに決める。 第32話:野心 王位継承者を失い、悲しむイサベルとフェルナンド。 しかしさらなる悲劇が2人を襲う。 また突然の出来事がフランス王シャルル8世を襲い、ヨーロッパ全体の運命を揺るがすことに。 空席になったカスティーリャとアラゴンの後継者の座を狙い、フアナ王女の夫、フランドルのフィリップ公は策を巡らし、しだいに本性を現す。 グラナダの民の改宗のため、イサベルは新たにシスネロス大司教を任命。 シスネロスは改宗を強硬に押し進める。 第33話:母娘 カスティーリャ、アラゴン、ポルトガルを継ぐ子を宿した長女イサベルは母の期待を一身に背負っていた。 次女フアナはフランドルで女児を産んだものの、夫との溝を埋められずにいるのだった。 一方、グラナダでは大司教の暴挙に対してイスラム教徒の不満が頂点に達していた。 またフランスとローマ教皇の結束も決定的となり、外交も内政も不安定だ。 フィリップ公や枢機卿の野心に振り回される中、長女の出産が近づいた・・・。 第34話:絶望 ブルゴーニュ公国へ嫁いだフアナに待望の男児が誕生した。 夫のフィリップ公は息子をキリスト教世界最強の君主にすべく、フランス国王の娘との縁談を早々と決めてしまう。 その頃カスティーリャ王国では、イサベル女王が立て続けに愛する家族を亡くし、悲嘆に暮れる毎日を送っていた。 そんなある日、隣国ポルトガルから何やら不穏な知らせが入った。 貴族がマヌエル国王に反旗を翻し、王座を奪うべく反乱を起こしたというのだ・・・。 第35話:継承者 フアナと夫フィリップはカスティーリャへ出向く途中、フランス王ルイ12世に謁見することになった。 しかしナポリの境界線をめぐってフランスとアラゴンは一触即発の状況に。 その頃、肩書を剥奪されたコロンブスは王室を裁判にかけようとしていた。 イングランド王ヘンリ7世はアーサー皇太子とカタリーナ王女の結婚を急ぐが、フィリップが妹マルガレーテを嫁がせようと画策していた。 それを知ったフェルナンドは陰謀をめぐらす。 第36話:策略 王位継承の宣誓のためにフランドルからカスティーリャへやってきたフィリップ公を国内に引き留めるため、イサベルはフアナや側近たちに働きかけるが、敵対するフランスと裏で友好関係を結ぶフィリップ公をフェルナンドは信用できずにいた。 イングランドでは、アーサー皇太子の死によって未亡人となったカタリーナの帰国を認めようとしないヘンリー7世に対し、フエンサリーダがある解決策を提案する。 第37話:狂乱 フィリップが帰国し、カスティーリャに残されたフアナは孤独から精神を壊していく。 一方フィリップは、フェルナンドからフランスとの和平交渉を任され、自らの野望を満たそうと動き始めた。 イサベルが日々体力を失っていく傍らで、宮廷でのフアナの言動の激しさは増していくのだった。 フェルナンドは二人を引き離そうと、娘を旅へ連れ出すことに成功する。 その頃、ローマ教皇アレクサンドル6世を突然の不幸が襲った。 第38話:統治 ナポリをめぐるアラゴンとフランスの戦争は、ルイ12世が降伏しないために長引いていた。 カスティーリャではイサベルの病状が悪化し、国内外で陰謀が渦巻く。 そこへイングランドのヘンリー7世と修道女フアナが結婚するとの噂が。 イサベルとフェルナンドは孫カルロスをカスティーリャへ引き渡してもらおうと、この噂を利用してフィリップ公に働きかける。 フィリップ公は真相を探るべく、ベルモンテ領主をイングランドへ送った。 第39話:祈り 病に侵されたイサベルはもはや体力の限界を感じつつ、なおも精力的に政務をこなしていた。 その一方で、日々衰弱していく妻を見守るフェルナンドは王位継承問題を巡り、最大の危機に立たされる。 精神に異常をきたした娘のフアナが王位を継げば、実権を握るのは敵国フランスの臣下と化したフィリップ公であるのは明白だ。 カスティーリャの未来を守るため、フィリップ公の野心を打ち砕かんとあらゆる策略を巡らすが・・・。

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【スペイン統一を成し遂げた女王】「イサベル~波乱のスペイン女王~」2017年10月より日本初放送!

イサベル 波乱 の スペイン 女王 あらすじ

この節の加筆が望まれています。 戦乱ので、と2番目の王妃イサベルの子供として生まれたイサベルと弟アルフォンソは、異母兄エンリケ4世によって母と共に追放され、苦難の日々を送る。 やがて宮廷に戻されるも、王位継承をめぐる争いに巻き込まれる。 弟は反エンリケ派に担がれ「国王」と名乗るも急逝する。 国王と後妻の娘の出自が疑われ、イサベルは王位継承権を勝ち取る。 登場人物 [編集 ]• - ミシェル・ジェネール () カスティーリャ王女、のちのカスティーリャ女王。 - ロドルフォ・サンチェス () アラゴン王太子、のちのアラゴン国王。 - カスティーリャ国王、イサベルの異母兄。 - カスティーリャ王妃、エンリケ4世の2番目の妻。 - カスティーリャ王子、イサベルの同母弟。 ゴンサロ・チャコン - イサベルの家庭教師、側近。 - イサベルの母、カスティーリャ前王妃。 - イサベルの護衛兵士。 カリーニョ - 大司教。 パチェコ -• - イサベルの聴罪司祭。 - エンリケ4世とフアナ王妃の一人娘。 派生作品 [編集 ] この節の加筆が望まれています。 続編として娘、孫を主人公にした作品が制作された。 『 フアナ〜狂乱のスペイン女王〜 ()』( La corona partida)• 『 カルロス〜聖なる帝国の覇者〜 ()』( Carlos, Rey Emperador) 出典 [編集 ]• チャンネル銀河『イサベル〜波乱のスペイン女王〜』 番組紹介ページ 脚注 [編集 ]• 2019年7月25日閲覧。 イサベル〜波乱のスペイン女王〜. 2019年7月27日閲覧。 イサベル〜波乱のスペイン女王〜. 2019年7月27日閲覧。 関連項目 [編集 ]• 外部リンク [編集 ]• この項目は、に関連した 書きかけの項目です。 この項目は、に関連した 書きかけの項目です。

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イサベル1世 (カスティーリャ女王)

イサベル 波乱 の スペイン 女王 あらすじ

第1話:宮廷 イサベルの異母兄のエンリケ4世が父フアン2世の後継者として王位を継承した。 イサベルは弟アルフォンソや母(ポルトガル王女)とアレバロの城に追いやられていた。 そんな中、エンリケ4世の2人目の妻フアナ王妃が妊娠する。 イサベルたちは母と引き離され、無理やり宮廷へ連れていかれてしまう。 そこでは王妃の監視下におかれ、宮廷の陰謀や敵意を感じながらイサベルとアルフォンソは成長していく。 第2話:政争 フアン2世の臣下、フアン・パチェコと大司教カリーリョによる陰謀で、カスティーリャは分裂してしまう。 エンリケ4世は臣下たちの進言を聞かず、軍事力を用いずに話し合いで解決しようとする。 エンリケ4世はパチェコたちの要求を基本的に同意したが、王位継承者は娘のフアナである点だけは譲らず、臣下の一人が追放されてしまう。 さらにアルフォンソがエンリケ4世から離れ、セゴビアを出ることも要求される。 第3話:報復 カスティーリャ国内は反乱によって混乱し、無秩序な状態になってしまう。 反乱軍を率いるのはペドロ・ヒロンとカリーリョだ。 アルフォンソは新国王として擁立され、勇敢な王として戦場に出ようと従者と戦いの訓練をする。 争いを好まないエンリケ4世は、首謀者であるフアン・パチェコを寝返らせるため、その弟ペドロ・ヒロンとイサベルを結婚させようとする。 イサベルはこの結婚を望まず、神に奇跡を祈っていた。 第4話:姉弟 ペドロの死はエンリケ4世の仕業だと疑うフアン・パチェコは、ますますエンリケ4世との対立関係を悪化させていく。 そして、ついにはオルメドの戦いにまで発展する。 エンリケ4世は多くの人が死ぬのを目の当たりにし、王の義務である勝利宣言をせずに立ち去る。 そのためアルフォンソが勝利宣言をし、反乱軍側が勝利を収める。 敗北したエンリケ4世の妻、フアナ王妃は娘と引き離され、娘はメンドーサの屋敷で育てられることとなる。 第5話:運命 弟のアルフォンソの死後、イサベルは悲しんでいた。 カリーリョは女王として反乱軍を率いるべきだとイサベルに告げる。 そんな中、イサベルは母に弟の死を伝えるためアレバロに向かう。 母は息子の死を知り精神的に不安定になる。 イサベルは弟の従者ゴンサロとの友情に癒しを求めるが、側近のチャコンはあまりよく思わない。 エンリケ4世はイサベルに話し合いの場を設けたいと申し出、イサベルもそれを承知するのだった。 第6話:政略 エンリケ4世と反乱軍の話し合いは一向に進まなかった。 そんな状況の中、フアナ王妃はペドロ・デ・カスティーリャの子を妊娠していた事実が発覚し、エンリケ4世がフアナの父親か疑惑が増す。 イサベルはこの事実を突きつけ、王位継承者権を獲得する。 しかし、それと引き替えに、エンリケ4世がイサベルの結婚相手の決定権を持つようになってしまった。 そしてアラゴン王子フェルナンドとの結婚話が持ち上がるのだった。 第7話:決心 イサベルはアラゴンのフェルナンド王子と結婚すべきだと周りに勧められ困惑する。 側近のカルデナスに命じ、結婚相手を調べさせる。 アラゴン王はフランスとの戦争のために支援が必要であり、この結婚でカステーリャと関係を結びたいと思っていた。 イサベルはフェルナンドに関する報告を受け、彼との結婚を決める。 しかし、2人の祖父が兄弟だったため、この結婚にはローマ教皇の勅書が必要だった。 第8話:対面 フェルナンド王子はカスティーリャへイサベルに会いに行くため、険しい山を越える。 父親のアラゴン王フアン2世は、息子の結婚のためにローマ教皇の元へ出向く。 しかし、イサベルがポルトガル王と結婚する際に勅書を出しているので、また勅書を出すことは出来ないと教皇に言われる。 しかしこれはエンリケ4世が事前に教皇にお金を渡し、妨害をしていたのだった。 その夜、イサベルはついにフェルナンド王子に会う。 第9話:結婚 エンリケ4世は、教皇の勅書なしにイサベルは結婚できないと高をくくっていた。 しかし、カリーリョはイサベルが3歳の時にフェルナンド王子と婚約したときの勅書があると嘘をつく。 一方、イサベルの心をつかもうとするフェルナンド王子だが、なかなかうまくいかない。 イサベルも彼への気持ちが何なのか分からず困惑しながらもしだいに惹かれていく。 そして1469年10月、イサベルとフェルナンド王子は結婚式を挙げる。 第10話:慈母 イサベルとフェルナンド王子の結婚は民衆も貴族も祝福した。 しかし、生活は困窮し、民や臣下たちからも不満の声がでてくる。 そんな中、イサベルは妊娠する。 フェルナンド王子は男の子だったらエンリケ4世の娘と結婚させようとするが、生まれたのは女の子だった。 エンリケ4世は、イサベルがギサント協定を破ったことから、公式な王位継承者を娘のフアナにし、イサベルの継承権を無効にしたのだった。 第11話:兄妹 イサベルはエンリケ4世の勅令のことを知る。 ギサント協定を破ったのは、自分ではないとイサベルは手紙を送る。 一方アラゴンでは、ヒメネスという義賊が現れ、フェルナンドは父のフアン2世にアラゴンに呼び戻される。 イサベルは夫の貞操を信じられないでいた。 3か月後、問題を解決してフェルナンドは帰ってくるが、イサベルはアラゴンには夫の愛人と子供がいるという話を聞いてしまう。 第12話:亀裂 イサベルは夫のことを信用できないでいた。 1471年7月26日、教皇パウルス2世が亡くなり、シクトゥス四世が新しく教皇に選出される。 アラゴン王フアン2世は息子とイサベルの結婚を認める勅書を出してもらうために祝い金を持参する。 エンリケ4世側は枢機卿としてメンドーサの弟、イサベル側はカリーリョを候補としてあげた。 誰を枢機卿にするか、様々な思惑が渦巻く中、イサベルとフェルナンドはなんとか仲直りをする。 第13話:戴冠 今こそエンリケ4世と話し合う時だと臣下たちに言われ、イサベルはセゴビアへ娘を連れて向かう。 兄王はイサベルを歓迎するが、肝心の話し合いは数週間行われない。 そんな中、宮廷を離れていたパチェコが死亡する。 その知らせを受けたエンリケ4世は話し合いを中断してマドリードに戻り、体調を崩して急死する。 イサベルはエンリケ4世死去を確認すると、委員会の決定もフェルナンドの帰国も待たずに即位する。 第14話:女王 イサベルはカスティーリャ女王として戴冠した。 しかし貴族たちの忠誠はなかなか得られず、またイサベルの行動に難色を示すフェルナンドとの間に亀裂が生じたこともあり、不安を抱き始めていた。 一方で亡きエンリケ王の妻フアナは兄であるポルトガル王アフォンソ5世へ娘の庇護を求めた。 宮廷ではディエゴ・パチェコや敵方に寝返ったカリーリョ大司教により、カスティーリャの王位継承に関わる新たな策略が巡らされていた。 第15話:開戦 イサベルは第2子をみごもり、フェルナンドと喜びを分かち合う。 しかしアラゴンでもフェルナンドの愛人が新たに子を宿していた。 そこへフアナからカスティーリャ女王を宣言する書状が届き、ついにポルトガルとの戦争へ突入する。 フェルナルドは遺言を残すため、宮廷に新しく仕えている修道士に代筆を頼む。 一方、娘フアナと兄王アフォンソ5世の結婚を見届けたフアナ王妃は、瀕死の床にカリーリョを呼び寄せた。 第16話:選択 フェルナンドはブルゴス奪還へ向け作戦実行を急ぐが、王家の財政は危機的状況だった。 カブレラはイサベルに、叔父でユダヤ人ラビのアブラハム・セネオールに相談すると申し出る。 一方でイサベルはメンドーサ枢機卿に、ローマカトリック教会の援助を仰ぐよう指示する。 ブルゴス市内は、町を包囲され財政が困窮し、民は貧困や略奪にあえぐ。 ユダヤ人がその苦しみの元凶とみなされ、民の間で対立が起きる。 第17話:背任 王位を巡りポルトガルと対立するカスティーリャは、厳しい財政難に陥っていた。 殊にイサベルの宮殿があるセゴビアでは民の心はすさみ、相次ぐ不正やいわれなき人種差別を引き起こしていた。 そこでイサベルは、刑罰を強化し町の秩序を保とうとする。 一方、カスティーリャの王座を取り戻さんと企むフアナは、夫アフォンソ5世に対するいら立ちを隠せない。 夫を見限り、ジョアン王子とともに行動を起こそうと思い立つが・・・。 第18話:偏見 イサベルが男児妊娠を心待ちにしていたころ、カスティーリャの各地には貴族たちが私腹を肥やすかたわらで、犯罪が横行する町が残っていた。 イサベルとフェルナンドは、貴族たちの忠誠を得て治安を維持する目的で、ともにセビーリャへ向かった。 ちょうどその時、町で1人の若い女性が誘拐された。 一方、宮廷の周辺ではキリスト教徒とユダヤ教徒の対立が表面化していた。 中でもキリスト教に改宗したユダヤ人たちは葛藤を抱えていた。 第19話:嫉妬 イサベルとフェルナンドは待望の男児を授かるが、フランスとの和平と異端審問所の問題で、2人の意見が対立していた。 そこへアラゴンからフアン2世の死期が迫っているとの知らせが届く。 アフォンソ5世の不在が続くポルトガルでは、息子ジョアンが戴冠。 カスティーリャとの和平交渉に入るが、フアナの処遇を巡って難航し、イサベルの娘と息子も巻き込まれていく。 そのころグラナダでは、首長の第1夫人が陰謀を企てていた。 第20話:異端 カスティーリャに異端審問所が設置され、イサベルとフェルナンドは初代長官にトマス修道士を任命する。 ユダヤ教根絶の気運が高まる中、宮廷ではスサナが改宗を拒む父の動向に気を揉み、ベアトリスはフェルナンドとの関係を深めていく。 その頃、後継者問題に揺れるグラナダ王国ではハセンが身内による陰謀の芽を摘み、ポルトガルではイサベルに条約の実行を要求されたアフォンソ5世とジョアン皇太子が追い詰められていた。 第21話:混沌 息子フアン王子をアラゴン王国の正当なる王位継承者にするため、イサベルは夫フェルナンドの待つアラゴンへ向かった。 民の熱狂的な歓迎を受け感激するイサベルだが、その一方で彼らが抱える根深い問題を目の当たりにすることになる。 横暴な貴族に耐え兼ね、農民が反乱を起こしたのだ。 そんな中、グラナダ王ムレイの率いる軍がサアラを攻撃したという知らせが入る。 イサベルは激怒し、因縁の戦いに決着をつけるべく報復を開始した。 第22話:聖戦 フェルナンドはアラーマ奪還を成功させ、いよいよレコンキスタに突入する。 グラナダ王国ではムレイ派とボアブディル派への分裂が決定的となり、ムレイはアルハンブラ宮殿を追われていた。 一方、ポルトガルに次いでフランスも王が交代し、カスティーリャ宮廷を取り巻く状況は変化していく。 そんな中、ボアブディルが自身の統率力を示そうと攻撃を仕掛けてきた。 イサベルたちは兵も資金も不足しており、ゴンサロが策を練るが・・・。 第23話:異教 グラナダ王国では王位継承権を巡り、実権を握るザガルと、カスティーリャと同盟を結んだボアブディルの思惑が交錯していた。 イサベルは新たに子を宿したが、出産には命の危険が伴うと医師から告げられ、フェルナンドに言えずにいる。 一方、アラゴンでは貴族と農民の争いが激化し、異端審問に反対する改宗者も不穏な動きを見せていた。 そのころ西回りの航海を目指すコロンブスは、援助を求めてイサベルに謁見するのだが・・・。 第24話:包囲 フェルナンドはグラナダ王国のマラガを包囲し攻撃するが、先王ハッサンの弟ザガルの抵抗に遭っていた。 ザガルはアフリカのイスラム国に援軍を要請する。 一方、イサベルのいる宮殿には、2人の王妃が訪れる。 ハッセンの第2夫人でカスティーリャのキリスト教徒だったソラーヤは、イサベルに庇護を求める。 また現王ボアブディルの母で先王の第1夫人アイサは、ザガル討伐を持ちかける一方、グラナダ王国の死守を図る。 第25話:犠牲 カスティーリャのとある町で幼い少年がこつ然と姿を消した。 これを悪質非道な誘拐事件と見た民は、怒りの矛先をユダヤ人に向け、町は迫害と暴動で大混乱に陥っていた。 女王イサベルはこの事態を重く受け止め、異端審問所に犯人捜しを命じる。 その頃、グラナダの王(ルビ:エミール)ボアブディルは、敵国カスティーリャに降伏を迫られ窮地に追い詰められていた。 しかし、困窮する民と戦争捕虜となった最愛の息子を守るため、彼はある秘策を打ち出す。 第26話:陥落 ボアブディルはアルハンブラ宮殿にとどまり、最後まで王(ルビ:エミール)で居続けようとしていた。 そんな息子を見限った母は貴族たちを巻き込んで最後の反乱を起こそうとして・・・。 イサベルたちの間では陥落後のグラナダにおける異端審問について意見が割れていた。 異端に厳しいトマス修道士と、伝道の重要性を唱えるエルナンド修道士が対立する。 一方、コロンブスはインド遠征の資金を得るために、各国の王に謁見していた。 第27話:新世界 コロンブスは航海から帰還したが、船の故障によりカスティーリャではなくポルトガルに流れ着く。 ジョアン2世はコロンブスを歓迎し、大西洋での勢力拡大に動き出す。 カスティーリャには平和が訪れていたが、アラゴンでは伯領を取り戻すためにフランスとの協定が結ばれようとしていた。 フェルナンドが調印に向けてバルセロナに到着すると、そこで正体不明の男に襲われる。 動揺するイサベルを慰めたのは、新しい修道士だった。 第28話:航海 フランスのシャルル8世の軍がローマへ迫る中、カスティーリャはローマの保護と引き換えに新たな土地の権利に対する教皇勅書を得ることに成功し、コロンブスを2回目の航海へ出発させる。 これに対し武力行使も辞さない構えのポルトガルのジョアン2世と交渉するため、イサベルとフェルナンドはトルデシーリャへ向かう。 一方、イサベルによってフランシスコ会の管区長に任命されたシスネロスは、堕落した修道院の視察を開始する。 第29話:同盟 インドからの朗報を待つイサベルの元へ意外な知らせが届く。 先住民に対してコロンブスが悪政を働いているというのだ。 彼を信じるイサベルは真相を知ろうとする。 一方、フランス王シャルル8世はナポリへ向かって進軍を続けていた。 ヨーロッパ随一の強国を相手に、いよいよ戦争に突入した。 フェルナンドはフランスを封じ込めようと画策し、カスティーリャとアラゴンの両国はヨーロッパ宮廷の中で確固たる存在感を持ち始めていた。 第30話:門出 ブルゴーニュ公国の君主フィリップ公爵へ嫁ぐことが決まったフアナ王女は、代理結婚式を行い晴れてブルゴーニュ公爵夫人となった。 だが、まだ見ぬ夫や新しい生活への不安が募りフアナの心は晴れない。 その頃、ナポリでは国王が死去し、王位継承問題が持ち上がっていた。 自らの正統性を主張し、王座を狙うフェルナンドは戴冠をかけて奔走する。 一方、フランス王シャルル8世はアラゴンとの戦いを収束させるべく・・・。 第31話:父子 フランドルのフィリップ公と結婚したフアナ王女は幸せな日々を送っていたが、従者たちはカスティーリャへ帰されてしまう。 一方、マルガレーテを妻に迎えたフアン王子について、チャコンは不吉な予感を抱いていた。 フランスのシャルル8世は、オスティアの港を塞ぎ、ローマを追い詰めた。 フェルナンドは、ローマを支援するためゴンサロの部隊を10日間だけ派遣することに決める。 第32話:野心 王位継承者を失い、悲しむイサベルとフェルナンド。 しかしさらなる悲劇が2人を襲う。 また突然の出来事がフランス王シャルル8世を襲い、ヨーロッパ全体の運命を揺るがすことに。 空席になったカスティーリャとアラゴンの後継者の座を狙い、フアナ王女の夫、フランドルのフィリップ公は策を巡らし、しだいに本性を現す。 グラナダの民の改宗のため、イサベルは新たにシスネロス大司教を任命。 シスネロスは改宗を強硬に押し進める。 第33話:母娘 カスティーリャ、アラゴン、ポルトガルを継ぐ子を宿した長女イサベルは母の期待を一身に背負っていた。 次女フアナはフランドルで女児を産んだものの、夫との溝を埋められずにいるのだった。 一方、グラナダでは大司教の暴挙に対してイスラム教徒の不満が頂点に達していた。 またフランスとローマ教皇の結束も決定的となり、外交も内政も不安定だ。 フィリップ公や枢機卿の野心に振り回される中、長女の出産が近づいた・・・。 第34話:絶望 ブルゴーニュ公国へ嫁いだフアナに待望の男児が誕生した。 夫のフィリップ公は息子をキリスト教世界最強の君主にすべく、フランス国王の娘との縁談を早々と決めてしまう。 その頃カスティーリャ王国では、イサベル女王が立て続けに愛する家族を亡くし、悲嘆に暮れる毎日を送っていた。 そんなある日、隣国ポルトガルから何やら不穏な知らせが入った。 貴族がマヌエル国王に反旗を翻し、王座を奪うべく反乱を起こしたというのだ・・・。 第35話:継承者 フアナと夫フィリップはカスティーリャへ出向く途中、フランス王ルイ12世に謁見することになった。 しかしナポリの境界線をめぐってフランスとアラゴンは一触即発の状況に。 その頃、肩書を剥奪されたコロンブスは王室を裁判にかけようとしていた。 イングランド王ヘンリ7世はアーサー皇太子とカタリーナ王女の結婚を急ぐが、フィリップが妹マルガレーテを嫁がせようと画策していた。 それを知ったフェルナンドは陰謀をめぐらす。 第36話:策略 王位継承の宣誓のためにフランドルからカスティーリャへやってきたフィリップ公を国内に引き留めるため、イサベルはフアナや側近たちに働きかけるが、敵対するフランスと裏で友好関係を結ぶフィリップ公をフェルナンドは信用できずにいた。 イングランドでは、アーサー皇太子の死によって未亡人となったカタリーナの帰国を認めようとしないヘンリー7世に対し、フエンサリーダがある解決策を提案する。 第37話:狂乱 フィリップが帰国し、カスティーリャに残されたフアナは孤独から精神を壊していく。 一方フィリップは、フェルナンドからフランスとの和平交渉を任され、自らの野望を満たそうと動き始めた。 イサベルが日々体力を失っていく傍らで、宮廷でのフアナの言動の激しさは増していくのだった。 フェルナンドは二人を引き離そうと、娘を旅へ連れ出すことに成功する。 その頃、ローマ教皇アレクサンドル6世を突然の不幸が襲った。 第38話:統治 ナポリをめぐるアラゴンとフランスの戦争は、ルイ12世が降伏しないために長引いていた。 カスティーリャではイサベルの病状が悪化し、国内外で陰謀が渦巻く。 そこへイングランドのヘンリー7世と修道女フアナが結婚するとの噂が。 イサベルとフェルナンドは孫カルロスをカスティーリャへ引き渡してもらおうと、この噂を利用してフィリップ公に働きかける。 フィリップ公は真相を探るべく、ベルモンテ領主をイングランドへ送った。 第39話:祈り 病に侵されたイサベルはもはや体力の限界を感じつつ、なおも精力的に政務をこなしていた。 その一方で、日々衰弱していく妻を見守るフェルナンドは王位継承問題を巡り、最大の危機に立たされる。 精神に異常をきたした娘のフアナが王位を継げば、実権を握るのは敵国フランスの臣下と化したフィリップ公であるのは明白だ。 カスティーリャの未来を守るため、フィリップ公の野心を打ち砕かんとあらゆる策略を巡らすが・・・。

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