ライオン キング コブ。 【ライオン・キング2シンバズ・プライド】あらすじ・ネタバレと感想

【ライオンキング】ムファサの両親やスカーの過去【相関図・名前の由来】

ライオン キング コブ

の紹介:1998年アメリカ ディズニーアニメ映画。 この作品は、前作「ライオン・キング」の続編で、王となったシンバの娘が主人公となります。 前作よりも、恋愛色が強く、さらにライオン同士の戦いの意味を考えさせられる作品です。 シンバとスカーによってもたらされた、ライオン同士の亀裂は、その子供達によって解決することができるのか。 家族の絆を描いた、ディズニー制作長編ビデオ作品です。 ライオンキング2 シンバズプライドのネタバレあらすじ:子供達の出会い ブライド・ランドの王となった、シンバとナラの間にできた娘キアラは、とてもやんちゃな女の子に成長していました。 お目付役として、ティモンとブンバがいつも着いてくることに辟易し、目を離した隙に逃げ出してしまいます。 ある日、チョウチョを追いかけ走っていくと、シンバに行ってはいけないと言われていた場所にたどり着いてしまいます。 そこで、自分と同じくらいの男の子のライオンに出会います。 コブと名乗った男の子とキアラはすぐに仲良くなりますが、遊んでるうちにワニの群に遭遇し、命からがら逃げ出します。 そこへ、互いの親が現れ、2人は連れ戻されてしまいます。 コブは、プライド・ランドを乗っ取ったスカーの息子でした。 シンバは、スカーに着いていたライオン達をプライド・ランドから追放しており、キアラにも二度と会ってはいけないと命令するのです。 ライオンキング2 シンバズプライドのネタバレあらすじ:成長と恋心 大人のメスライオンへと成長したキアラですが、お転婆ぶりは相変わらずです。 ある日、大きくなったコブと再会しますが、その時草原に火事が起きます。 逃げ切った2人ですが、気絶してしまったキアラを連れ、コブはシンバのもとを訪れます。 追い返そうとしたシンバですが、群を追い出されたと言われたこと、キアラを助けたことから、渋々プライド・ランドへの滞在を認めました。 キアラは、シンバの目を盗み、コブと2人で遊びに行きます。 次第に2人には、お互いへの恋心が目覚めて行くのでした。 ライオンキング2 シンバズプライドのネタバレあらすじ:罠 次第にシンバもコブを認めるようになり、2人で出かけることもしました。 しかし、ある時2人で出かけた際に、コブの母ジラ率いる群に襲われてしまいます。 実は、コブがキアラに近づいたのは、スカーを殺したシンバへ復讐をするためでした。 しかし、コブはキアラへの好意が大きくなるにつれ、シンバへの恨みが薄れていて、シンバを殺そうとしなかったのです。 そのため、ジラ達が直接現れたのでした。 コブは、母達がシンバを襲うのを見ているしかできず、姉に連れて行かれます。 命からがら戻ったプライド・ランドへ戻ったシンバのもとへ、コブが現れますが追放されてしまい、キアラも追いかけないよう見張りをつけられてしまいます。 ライオンキング2 シンバズプライドのネタバレあらすじ:決戦と和解 キアラは、洞窟の裏側から逃げ出しコブに追いつきます。 コブは、戻ることを拒みますが、キアラの説得を受け、母らを止めるため、プライド・ランドへと戻ります。 2人がたどり着くと、すでに群同士で退治していました。 そこへ割り込み、「なぜ同じライオン同士で争わなければならないのか」とキアラが叫ぶと、両者は戦いをやめました。 同じライオン同士で争う意味は、もうないと、若いライオン達が気がついたのです。 しかし、スカーの妻であるジラは、復讐心を止めることができません。 シンバへと襲いかかったところを、キアラに止められ、二人は崖から転がり落ちてしまいます。 キアラが、ジラへと手を差し伸べますが、ジラはその手を取ろうとはせず、濁流にのまれ死んでしまいました。 キアラが戻ると、コブとシンバ、追放されていた群が和解し、新たな一歩を踏み出しました。 以上が「ライオン・キング2 シンバズ・プライド」のあらすじと結末です。

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ライオン・キング 2 シンバズ・プライド|ブルーレイ・DVD・デジタル配信|ディズニー公式

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超実写とは何だったのか? みなさんはもう超実写版『ライオン・キング』を見たでしょうか。 私は池袋のグランドシネマサンシャインので鑑賞したのですが、迫力満点でしたよ。 特に冒頭の「サークル・オブ・ライフ」なんて圧倒されちゃいました。 その再現度の高さにね。 ショット・バイ・ショットでそっくりそのままなんじゃないかってほど。 でも、見ている途中から疑問が湧いてきたんです。 「正直、 超実写にする意味なかったんじゃない?」って。 あ、ディスっているわけではないんです、多分。 でも、 この映画の存在意義とは? 実写で表現しないといけなかった理由は? こんな疑問が頭から離れなかったわけです。 なので、いろんな疑問を ハッピー・ホーガン…じゃなくて、 ジョン・ファヴロー監督にぶつけてみましたよ。 ジョン・ファヴロー(以下、 ジョン):アニメの『ライオン・キング』は今見ても名作で、古臭さがありません。 なので、オリジナルの『ライオン・キング』に取って代わるものを作りたかったわけではないんです。 僕が面白いと感じたのは、 映画版を好きな人は、同様にミュージカル版も好きだという事実です。 ファンは違う媒体として作品を愛しているんですね。 演劇版は、映画版と比較して上映時間が長く、音楽と流れは基本的に同じでありながら異なる見せ方をしています。 僕は『ジャングル・ブック』で学んだことを使えば、第3の 自然ドキュメンタリーのような『ライオン・キング』を生むことができると考えました。 ジョン:『ライオン・キング』は変えられる部分や独自性を出せる部分が非常に少ないんですね。 「サークル・オブ・ライフ」やヌーの大移動、「ハクナ・マタタ」と、象徴的なシーンが沢山あります。 なので、掘り下げることができると思った部分には、自分のやりたいことを入れました。 俳優たちにはできるだけ自由に演じてもらい、キャラクターを拡充できる部分はアドリブも入れてもらいました。 特に ライオン社会を詳しく描きたいと思いました。 というのも、現実社会におけるライオン社会では メスのライオンの働きが欠かせません。 たてがみがあるからオスが偉いという表現は避け、 実際にその社会を支えているメスにもスポットライトを当てたいと思いました。 舞台でもそうでしたし、『ライオン・キング』に大きく影響を与えたハムレットでも同じです。 本作の中で、僕は サラビがもっと注目されるべきだと思いました。 王であった夫と次期王であった息子を同時に失い、義理の弟が王座を継いでいるんですよ。 新王となったスカーとの複雑な関係をもっと掘り下げる必要があると考えました。 サラビを多角的に見せれば、物語に深みを持たせると思ったんです。 ジョン:「ハクナ・マタタ」に関しても同様の考えでした。 プンバァとティモンははみ出し者で、「サークル・オブ・ライフ」のサークルの中に自分たちは含まれていないと感じながら生きています。 しかし、この映画のいいところは、あくまで登場人物が動物なので、人間で描くほど特定の種に対して攻撃的になることがありません。 比喩的に伝えることはできますが。 All Rights Reserved. ジョン:アニメ版をもういちど見る前に、まずは リストを作ってみました。 自分が覚えている『ライオン・キング』のすべてを書き出してみたのです。 ジョークやダイアログやシーンすべてです。 人はすべてを覚えていると思うものですが、実際、私たちの記憶は圧縮ファイルのような働きをしています。 本当は核となるものを覚えていて、あとは辻褄が合うように埋め合わせて大きな記憶として保存しているだけなんです。 たとえば、昔のことを友達とはなしていて「そういえばこういうことがあったよね」と言われても僕は覚えていないことがあります。 でも、反対に僕が覚えていることを相手が覚えていないことも多々あります。 人は自分に起こった、動作が関係していることを鮮明に覚えているものなんです。 ぼくがしたかったのは、この 「覚えている事柄すべて」を変えないことです。 そして、実際に書き出してみて驚きましたよ。 なにせ、山ほど覚えていたんですから。 『ジャングル・ブック』でも同じことをしたのですが、出てきたのは4個くらいですよ。 ジョン:僕が『ジャングル・ブック』で覚えていたのはヘビとバルーの歌う「ザ・ベア・ネセシティ」と松明を持っているモーグリくらいでしたよ。 しかし『ライオン・キング』は、崖やヌーの暴走、ジョークやライオンのパンチ、楽曲や歌詞、たくさん記憶に残っていました。 そのリストを見て、自分がどれだけ多くのものと向き合わないといけないのか気づきました。 そして、この作業を一通り終えてから、改めて映画をみて驚きました。 自分が記憶していたことと、実際の映画は 随分違ったのです。 そこで人がものと記憶をどう繋げているのかを学びました。 僕は映画とミュージカルの両方を見ましたがそこでも同じことが起こっていました。 自分としては同じストーリーだと思っていましたが、実際は違うんです。 ということで、本作を作るにあたり最初にやったことは、一言で言えば「リスト化」ですね。 All Rights Reserved. あれは『ライオン・キング』のテーマである「サークル・オブ・ライフ」を真っ向から否定するようなものでしたが、真逆の意見をあえて入れた理由はなんですか。 ジョン:オリジナルの2匹は面白キャラでした。 「世間が背中を向けたら相手にしなきゃいいのさ」と、自分を甘やかし考えることをやめれば良いと。 本作でも全く同じセリフを言っています。 実際、辛い経験をしてきたシンバにとって、気にしすぎるのをやめることは生きていく上で重要だと思います。 しかし、ナラが来たことで事態は大きく変わり、シンバはプライドランドに戻ってスカーと対峙しなくてはならなくなります。 オリジナルでもうまく表現していますが、自分の作品では サークル・オブ・ライフの全体像を伝えようと思いました。 「ライン」の話では、人生は無意味で何ひとつつながっていることはないと「サークル・オブ・ライフ」とは真逆のことを話しています。 自分のことだけ考えれば良い、自分が何をして誰にどんな影響が出ようが関係ない、と。 精神的なつながりが無いと、そういう考えに至ってしまうことは理解できます。 映画の中ではふざけた感じで話していますが、 一部の人たちにとってはそれが事実であり、その人たちの考えも理解できます。 シンバには素晴らしい父親がいて、彼は父親からいろんなことを学び、星空を見れば父親の発言を思い出すことができます。 そんな父親を持つ彼は、心の奥底では自分は今以上の存在になれると気づいているんです。 僕がこの映画の中で気に入っているのは、 シンバの心境の変化に伴って、ティモンとプンバも変わった部分です。 自分のことだけ考えれば良いと思っていた彼らも、シンバの命がけの挑戦に手を貸してくれるようになりました。 大きな目で見れば、すべては繋がることができると、悪者がいようと、トラウマがあろうと、悪いことが起きようと、コミュニティとともにあれば立ち向かっていける、向上させることができるんです。 ジョン:僕がオリジナルを好きな理由は、どんなに辛いことがあっても最後は向上させることができると伝えているからです。 ムファサの死は悲劇でしかありませんし、何度見ても心が苦しくなります。 でも、 最後にはうまくいくと伝えているから、人は何度でも見たくなるのでしょう。 All Rights Reserved. かなり大幅な変更ですが理由は? ジョン:あの楽曲のシーンはとてもコミカルですよね。 実写っぽく作った本作とは少し表現のテイストが異なります。 また、 PG指定なのでオリジナルよりもターゲットを少し上に設定しています。 そのためスカーは声を荒げることもありますし、シリアスめに見せています。 ハイエナに対しても、 彼らが嫌われている理由が単純にハイエナだからということにしたくありませんでした。 そこで、ハイエナは常に空腹が満たされず、死肉があればそれをすべて食べつくしてしまうから他の動物たちから疎まれているという最もらしい理由を与えました。 彼らを悪役にするにあたって、 ハイエナという動物だから悪い、ではなく行動が原因で悪者だと思われているとしたかったのです。 ジョン:そう、これはテーマにも沿っています。 「サークル・オブ・ライフ」のサークルの中に入るのか、そうでなく自らの意思をもって外れるのか。 ムファサも、 奪うのではなく与えろと話していますよね。 ジョン:あれは何百枚もの写真を撮って参考にしてデザインしました。 フロリダのアニマルキングダムに撮影に行って近距離から撮影したんですよ。 その画像を持ち帰って、今度はデジタルスカルプチャーを作り、そこから筋肉や毛をつけてました。 スカーはムファサやシンバとはっきり違いがわかるようなデザインにしていきました。 ジョン動物はもちろんだけど、背景も徹底的に調査しましたね。 植物も石も川も、アーティストがコンピューターの中で作るものはすべて現実にあるものと同じにしたかったんです。 All Rights Reserved. ジョン:25年が経過して、世界はより狭くなりました。 お互いの文化や言語を以前よりも深く理解しています。 だから アフリカ文化を軽く見るような表現方法はしたくありませんでした。 オリジナルには造語がたくさんありました。 今作ではちゃんとした言葉を話させつつオリジナルの雰囲気を残しています。 ラフィキはあらゆる面で力強いキャラクターです。 ラフィキの声は南アフリカ出身のジョン・カニが演じていますが、彼なら、面白さも残しつつラフィキに威厳を持たせられると感じました。 シンバを振り回したりもしますし、 ヨーダを彷彿させるお茶目な師匠といった感じになっています。 今回のラフィキにはシャーマンの要素も強く持たせています。 だから、昆虫が集まってきたり不思議なパワーを見せているんです。 ジョン:僕は違う立場から物語を伝えることができるようになった。 つまり、どの立場からもやっていることは同じで、僕は ストーリーテラーなんです。 『アベンジャーズ』のハッピー・ホーガンを演じている時も、ハッピーの立場から物語を伝えようとしています。 マーヴェルも僕が登場するシーンの内容や順番、設定なんかを変えさせてくれることがあります。 俳優として関わっていますが、やっていることは映画やドラマの監督や脚本とそんなに変わりないんです。 やっていることは、どうやって物語を伝えるか。 観客に興味を持ってもらい、物語の中に引き込むか。 注目してもらうに値する物語を作るかを考えています。 僕は映画学校に行っていません。 僕は俳優として監督や脚本家の仕事を間近で見て学ぶことができました。 彼らは俳優にとても親切で、質問があれば丁寧に答えてくれました。 だから、僕が俳優として参加した作品すべてが、監督になるための先生だったわけです。 僕は監督としても働いていますが、俳優として他の人のセットに行くのも好きです。 僕と違うやり方を学ぶことができますからね。 学んだことを自分のやり方に反映して「改善」していくことができるじゃないですか。 全てにおいて、伸びしろがありますから、常に向上していけると信じています。 (注:監督は、料理の先生から「改善」という日本語を習い、極めるという意味で使っているそうです。 監督の料理好きは、自身が主演、監督、脚本した映画『ザ・シェフ』やNetflix『ザ・シェフ・ショー』でも見れます。 かなり本格的!) VFXにおいても同じですよね。 より現実的に、より完璧に近い状態にと押し上げることができます。 完璧には到達できなくても、より近い状態にはできますから。 本作は 製作段階でVRが使用された作品です。 VRで作り上げた世界の中に ヘッドマウントをつけたクルーが入り、その中でドリーやクレーンを使ってカメラを設定し、そうして撮影した映像をVFXアーティストに渡すろいう手法を取っています。 このやり方を聞いた時、私は「じゃあ、超実写『ライオン・キング』ではどれくらいの没入感を楽しめるのだろう」と期待していました。 その期待が大きかった分、正直言うと 没入感に関してはまぁまぁという感想を持ったのは否定できません。 監督と直接会って話して感じたのは、彼がハリウッドを背負って立つ人間として、3人の父親として、 映画というミディアムを通して世界にポジティブなメッセージを伝えたいという意思の強さです。 おそらく、今の混沌としたアメリカではこういうメッセージを伝えることはとても重要なのでしょう。 映画はその時代を強く反映します。 25年前に作られた『ライオン・キング』はその描き方でも問題なく、今も色あせることなく人々を魅了していますが、今の時代に同じことをやろうとしたらバッシングの対象になるのは目に見えています。 ただ、今の世の中を反映させた ポリコレ的演出が娯楽性を弱めてしまうのは否定しようのない事実ではありますが、ドキュメンタリーを目指したことを考慮するなら、それはそれで十分「有り」だと私は思います。 超実写版『ライオン・キング』は8月9日(金)公開。 本作を見た後にオリジナルの『ライオン・キング』を見ると、自分の記憶力のあやふやさに気づけて面白いですよ。 本当、監督の言う通り、記憶って圧縮メモリーだと痛感させられると思いますよ。 Source: ,.

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ディズニー映画「ライオンキング2」に登場したコブは「ライオンキ...

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時間時空関係性全てにおいて何でもありで行きます。 台本形式がなんぼのもんじゃい。 ただライオンキングで萌えた。 それだけだ。 腐向けで書いています。 一応ノマカプ以外に特定カプはないけれど、スカーとシンバは雄にモテる設定。 あの二匹のエロさは異常。 兄上も甥っ子も好きだよあぁ好きだよコノヤロー 「悪いかぁあ!!」 「大歓迎だぞ弟よ!」 「…ぅえぇぇ…ふくざつ…」 4…スカーとシンバを無意識にいじめておいてホッコリするムファサさん 「兄上頼むから俺様の邪魔をするのをやめてくれ!」 「父さんいい加減大人しくしてくれ!」 「はっはっはっ。 二匹とももっと肉を食え!」 「「そゆ問題じゃない」」 7…ハクナマタタトリオは聖域 「シンバは!俺たちが育てた!」 「立派になって!うわぁあん!」 「二匹のパパのお陰だよ。 ありがとう」 「…スカー、私はシンバにパパと呼ばれてないんだが」 「鏡見て出直し腐りやがれ兄上殿」 8…シンバの頑張りを台無しにしていくムファサさん 「もうね。 諦めたよ…ははっ……はぁ…」 「…どんまい」 9…サラビとジラの生ぬるい視線 「弟離れと子離れして欲しい。 切実に」 「安心しな。 そのうち孫離れも追加されるから」 10…大体悪いのはムファサ 「「そうだな!!」」 「はーっはっはっはっー!!!」 こんな妄想が捗って仕方ない。 誰か同志は居ませんか。 [newpage] (スカーと子シンバ) 「スカー叔父さんおはよう。 良い朝だね!」 「おぉ、おはよう毛糸玉……何が良い朝だ。 まだ日も昇って無いうちから起こしやがって!」 スカーのねぐらに飛び込み耳を引っ張ったり鬣を毟ったりと暴挙の限りを尽くしてスカーを叩き起したシンバの爽やかな笑顔に歯ぎしりしながらシンバを睨みつける。 だが、睨まれても何のその。 にこにこと笑ったままシンバはスカーを無視して話し始めた。 「仕方ないじゃん。 父さんに悪戯しようと思うんだけど、僕一人だと難しくって。 他のライオンたちにこんな事頼んでも絶対相手してくれないもん」 「……詳細を聞こうか」 「やったね。 僕叔父さんのそういう所大好きだよ」 にゃはっという感じでぴょこぴょこ飛び跳ねながら良い笑顔を向けてくる無邪気な甥っ子。 「とりあえず上から岩とか落としてみようと思うんだけど」 「とりあえずで実の父親を殺す気か」 訂正。 石ではなく岩をピタゴラスイッチ方式で落とそうと提案してくる悪魔だった。 だがシンバはサラッと「この前この位の石落とした時は気付きもしなかった」とそれなりに大きなサイズを提示してきた為なんとも言えない気持ちになる。 「多分岩くらい落とさないと無理だよ、父さんの場合」 スカーの中で長年練っているムファサ暗殺計画が、実はシンバのお陰でグレードアップしていくことになる…かもしれない。 「で、その悪戯に俺が加担したとして、バレたら兄上に叱られるのは俺だろうが」 「バレないようにやりたいから叔父さん選んだのに。 ほらよく言ってるじゃん。 頭脳では上だって…あれ、嘘だったの?」 「良く聞け小僧。 作戦を説明する」 ちびっこに見事煽られたスカーさん。 「とりあえずこんな感じでたな」 「わーぉ。 あ、だったらここ、ほら!こうした方が」 「…以外にやるじゃないか。 そうだな、だったらコレをこうして」 「おお!」 キラキラ目を輝かせるシンバにスカーが胸をそらす。 更に続いていく会話がどんどん盛り上がる…のを、こっそり見守っているサラビは仲の良い二匹を見て頬を弛めた。 口も態度も悪いけれど、きちんとシンバを可愛がってくれているスカーに暖かい気持ちが溢れてくるようだ。 相談内容がえげつなくなってくるのは完全に無視して。 「うふふ…楽しそうね」 その後、ピタゴラスイッチ落石を見事にやり遂げたが、肝心のゴリラはアイタタで済ましたので、やっぱり落石程度ではムファサを殺せないことを再確認したスカーがもっとインパクトをと暗躍するのであった。 おわり。 [newpage] 息子さんのご帰還 ムファサ、スカーが普通に仲良く生存設定。 辛い過去なんてなかったんや。 シンバ? 迷子になった挙句彷徨ってるうちにプライドランドから離れちゃってそのまま数年間安否分からずの行方不明。 「息子が…息子が!今日も!可愛い!」 「やめてくれないかな、それ」 ホントいい加減勘弁してくれとシンバが顔をしかめる。 だが言われているムファサは全く聞いていないのか、行方不明から帰還した愛息子とのスキンシップに余念が無い。 ぐるぐる喉を鳴らしながら頬を擦り寄せて来るムファサを受け止めつつ溜め息が止まらないシンバ。 まぁ長年行方不明で安否すらも分からなかったシンバが生きていて、立派に成長していたとなればこうなるのも無理はない…と、思うが。 既に成体となっているシンバからすると、嬉しいけれどかなりウザくもある。 しかも連れ帰られてからはプライドロックに半監禁状態で、今までジャングルで自由に過ごしていたシンバからすると窮屈でしかなかった。 迷子になった挙句行方不明になったのは確かなので、周りのライオンたちもシンバから目を離そうとしないしとにかく構いたがるから複雑だ。 「ねえ父さん。 そろそろ外に「ダメだ」……何時まで引きこもってろっていうの」 「また、お前が私の前から消えてしまうのは…耐え難いのだ。 シンバ、私たちの気持ちも分かってくれ」 「そうよシンバ」 「母さんまで…でも、ちょっとくらい」 「「ダメ」」 「父さんと母さんの分からずやぁ…」 ちくしょ!と岩の上でふて寝を始めたシンバにサラビが苦笑する。 ばしんばしんと尻尾を振って不満を見せつけて来るが、ムファサとサラビはそんな姿すら愛おしくてたまらない。 無くしたと思っていた息子が生きていた。 その奇跡にどれほど感謝したことか。 いじけるシンバの背をみつつ、ムファサはサラビに擦り寄ったあとちらりと外への入口に目を向けた。 サラビも視線を向けると、丁度入り口からこちらを盗み見ていた若いライオンたちがピャッ!と逃げ出していくのが見える。 「…また来ていたのか」 「懲りないわねぇ、もう」 シンバに聞こえないように外に向かいながら二人が会話する。 こちらを覗いていたライオンたちは、みんなこのプライドの雌や雄たちで…目的はシンバを見ることだ。 スカー曰く、このゴリラの息子がなんでこんな風になるんだと…思わずサラビもジラも同意してしまうほどシンバは魅力的に成長していた。 ムファサだって当然ライオン思考でいくととてつもない魅力的な雄である。 体躯も鬣も他に無いほど立派で知力も度量も備えている。 ただ、スカーが言うようにゴリラに例えられるムファサと違いシンバの体格はどちらかと言うとスマートで顔付きも精悍と言うより甘さの残る顔立ち。 鬣は立派だがムファサがひたすら雌に好かれるのに対して彼は雄雌両方から好意を寄せられるタイプのようで年頃のライオンたちがコソコソと接触しようとしている。 スカーもシンバと似たようなタイプだが、彼の方はきちんと対処法も分かっているし何より鼻で笑いながらそういう手合いを叩きのめす術を心得ている。 しかしシンバは今までジャングルで育ち同種も居なかったことから警戒心が薄く、目を離せばコロッと食われてしまう可能性があった。 勿論性的な意味で。 だから隠すように、一般常識を身に付けるまではせめてと閉じ込めるようにしているのである。 「逆効果だろうがな」 そう言ったスカーは、ライオンガードのリーダーとして活躍する中で、王と王妃が頑なに秘そうとする美しい王子が居ると既に国中に知れ渡っていることを知っている為やれやれと思うだけ。 自分も若い頃その手の輩相手に苦労していたから、同情心ももちろんある。 同時に、ムファサは言い寄られるのは雌だけだったのでスカーが雄に言い寄られているのを「肉を食ってでかくならないからだ」と宣って居たから自分の息子が雄に狙われて苦労するとはざまぁwwwwとも思っている。 甥っ子は不憫だが、これも運命。 せめて自分のように強い雌の番でも見つければ良いのだがと、一応考えては居る。 「……兄上に内密に、サラフィナの娘でも会わせてみるか。 確か同い年だった筈だが」 戻ったらジラに相談してみよう。 確か雌の連中の中でも頭角を現していた筈だとスカーが思案していた数日後。 シンバと一緒にプライドランドに連れてこられたティモンとプンバァと仲良くなっていた彼女がムファサ不在中に二匹の手引きでシンバと接触し、見事に彼を押し倒し既成事実を作り上げた。 よっしゃオラァ。 その手並みの鮮やかさにスカーが珍しく賞賛し、気付いたら息子が所帯持ちになってて愕然とするムファサが居て、そう言えば元々シンバとナラは婚約者同士だから問題ないかと納得したサラビが居たとか。 とりあえず、若いライオンたちが涙を飲んだのは言うまでもない。 こんな流れでスカーとカイオンの話とか雄ライオンに追っかけられる父親見て不貞腐れるキアラちゃんとか、強い奥さんに感謝してるスカーとシンバとか、ゴリラしてるムファサさんにげんなりしてるのとか色々妄想がっ!止まらっ!ないっ!!.

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